2009年 11月 22日

OLYMPUS E-410



柿が好きになったのは最近のことで
それまでは
あれば食べるけれど
なけりゃないでいいというものだった

それが近頃では
秋になるのを待ちわびるように
むさぼり食う始末だ
にわかに柿好きになった
いったいこれはどういうわけだろう
柿依存症かもしれない
カキチュウ?

  老人は柿が好きだという統計もある
 
柿の種類は気が遠くなるほど多い
カタチだけみても
丸いのやら四角いのやら細長いのやら・・・
ぜんぶで1000種類ぐらいあるらしい
とても憶えられそうにないし
もちろん憶える気もない
ボクには
「甘いか」
「渋いか」
の二手でいい

それでも
ときどき腰が抜けるかと思うほどうまい柿にあたることがある
あまりのうまさに気を失いそうになる
いや
実際に気を失って病院に担ぎ込まれたことがあった

  ウソもホドホドにしろという指摘もある

せめて
腰を抜かすほどうまい柿だけでも名前を憶えようと思うのだが
そういうのに限って名前がわからない
またこの次
どこかでおなじ柿に出会えることを願うばかりだ


   瀬を早み
   岩にせかるる
   滝川の
   われても末に
   逢はむとぞ思ふ

                 崇徳院


それはそうと
けんちゃんは元気にしているだろうか


  いよいよネタ切れだなという声も聞こえる



# by ikasasikuy | 2009-11-22 07:26 | 植物学 | Comments(4)
2009年 11月 21日
蕎麦掻き
酒と蕎麦掻き
OLYMPUS E-410



江戸時代
蕎麦の主流が「そば切り」になって
以来
それまでの食べ方だった「そばがき」は衰退した
なぜなら
そば切りの方がうまいからだ
おまけに
そば切りは粋でお洒落で
とりわけ小柱のかき揚げをのせた天麩羅蕎麦などは
おおいに江戸っ子にもてはやされた

それにくらべてそばがきは
野暮ったくて貧乏臭い食べものとみなされた
器に蕎麦粉を入れ
上から熱湯を注ぎかき混ぜる
それだけのことだ
練ったものを鍋に落として加熱してもよい
火を通すと風味も良くなり少しはコシもでる
とはいえ
そば切りにくらべたら
あまりにも芸がない

ただし
蕎麦の「香り」を楽しみたいなら
これは誠に理に適った食べ方ではある
酒に合うことは言うを待たない
むしろ
酒の肴としてはこの方が上等ではないかという気もする
箸の先でちょいとつまんで山葵醤油をつけて
香りが口の中に広がったところへさして
ほどよく冷やした清酒を「きゅっ」とすべりこませる
うむむ
悪くない
悪くない・・・

おっと
すこし蕎麦を語りすぎた
十三番弟子が語るので
ついつい・・・
いや
いかぬ
いかぬ


ゆっくり飲ってくれ
わしはすこし草臥れた
先に失礼する (十時半睡風)



# by ikasasikuy | 2009-11-21 11:46 | 食文化総論 | Comments(4)
2009年 11月 20日
Ella Fitzgerald



Body and Soul
Ella Fitzgerald



西区アオシマさんはもちろんのこと
あの福光のたこ焼き屋でさえファンだという
エラ・フィッツジェラルド
(1917.4.25-1996.6.15)
アメリカが生んだ偉大なジャズシンガーだ
小さい頃に苦労を重ねた女は
年がいけばいくほどやさしなるのだろうか

それにしても
圧倒的な包容力・・・



  
  Dream a little dream of me
  ELLA & LOUIS



隣の男が小さく見える
ルイ・アームストロングだ

  タージンだというウワサもある



# by ikasasikuy | 2009-11-20 10:23 | 民族音楽 | Comments(8)
2009年 11月 19日
coffee time
お伊勢参りのときに参道で買った珈琲茶碗
OLYMPUS E-410 with Zuiko 35mm F3.5 Macro



うまい珈琲である
どれぐらいうまいかというと・・・
てっちりの後で
新潟魚沼産のコシヒカリで雑炊をしたときぐらいうまい

  たとえがおかしいという指摘もある

うまい珈琲といっても
神戸や芦屋のコーヒーマイスターのいる喫茶店のではない
我が家の珈琲だ
しかも
いつもと同じ店で買う豆で
いつもと同じ淹れ方をした珈琲なのだ

なぜこんなにうまいかというと
じつはここだけのハナシ
豆の挽き方を変えたのである
つまり
「粗挽き」である

具体的にどれぐらい粗挽きかというと
挽いた豆の上を裸足で歩くと
痛くて痛くてとてもまともに歩けないほどの粗挽きだ

  やっぱりたとえがヘンだという指摘がある

こんどうちに遊びに来たときにでも
とびきりうまい一杯を淹れてあげよう
それはもう
本当に本当にうまいんだから
なにしろ
永年研究に研究を重ね
ようやく編み出した挽き方なんだから

  豆を挽き損なって偶然みつけた味だという指摘もある

あんまりうまいので一日6~7杯飲む
おかげで胃の具合がおかしい今日この頃である



# by ikasasikuy | 2009-11-19 10:23 | 意匠 | Comments(2)
2009年 11月 18日
鶏トマト煮込み
鶏手羽元トマト煮込み
OLYMPUS E-410



鶏の手羽元をトマトで煮込んでみた
スペインのアンダルシア地方を旅したときに覚えた料理だ

 ウソをつくなという指摘もある

わはは
ウソだ
スペインは行ったことがない
記憶にある海外はほとんどアジアだ

コトコトコトコト2時間
軟骨が半透明になって解けるころが食べごろだ


【材料】
 鶏手羽元
 トマト
 オレンジジュース
 大蒜
 パセリ
 ローリエ
 紹興酒
 醤油
 酢
 塩
 胡椒


 ネタ切れだなという指摘もある


ほっといてくれ



# by ikasasikuy | 2009-11-18 11:24 | 食文化総論 | Comments(6)
2009年 11月 17日
OLYMPUS E-410
OLYMPUS E-410
μ760



オリムパスのイーヨンイチマル
カメラのことはカメラのツカモトカメラで買ってはや2年が過ぎた

その後
OLYMPUSはつぎつぎと新製品を発表し
すでに"E-410"はカタログから落ち
市場からも消え去りつつある

それでもボクは
今もこのカメラを気に入っている
ちょっとした旅行や
ちょっとした釣りに
手放せない良き相棒なのだ

魚をつかんだヌルンヌルンの手で触ったり
落としてフィルターレンズを割ったりもしたが
カメラのことはカメラのツカモトカメラがちゃんと修理してくれるので
いつも新品同様なのだ
とは言え
使用頻度が極めて高いので
かなり使用感「あり」ではあるが・・・

それにしても
こんなにちゃんと写るカメラなのに
なぜメーカーはつぎつぎに新製品を出すのだろう
それほどに技術は日進月歩向上していると言うのだろうか
それとも
他社との競争に負けないために
技術をケチケチと小出しにしているのだろうか
すこし前
新品のE-410が3万円台で売られているのをみた
こんなことで
ニッポンの経済は立ち行くのだろうか


OLYMPUS E-410
μ760



そんなわけで
発売から2年半経った今も
ボクのようなド素人レベルでは
"E-410"は十分すぎておつりがくるスペックなのである

同時期に発売されたテブレしない"E-510"や
その後継機種の"E-520"に比べたら
なんと95gも軽い375gである
つまり
EVFがないくせに335gもある"E-P1"に比べたら
ファインダー込みの"E-410"の方が軽量カメラということになる
しかもちゃんとした「イチガンレフ」だ
うむむ
旅用にパンケーキ買おうかしら・・・と
思ってみたりする秋の夕暮れ




# by ikasasikuy | 2009-11-17 12:59 | 光学機器・写真学 | Comments(4)
2009年 11月 16日
江戸八角箸
江戸八角箸と鮹の炊いたん
OLYMPUS E-410 with Zuiko 35mm F3.5 Macro



そんなわけで
前から使ってみたかった箸を買った
「江戸八角箸」
箸先まで八角形に削られている
長い八角錐だ

この箸
東京湾の佃島というところで作られている
いまの東京湾は人工島だらけだが
佃島は人口島ではない
江戸時代以前から東京湾に浮かんでいた天然島だ
ただし「天然島」ということばがあるかどうかは定かではない

佃島はもともと無名の無人島だった
徳川家康が
大阪の佃(大阪市西淀川区)の漁師を呼び寄せ
ここに移り住ませたので有人島になった
ただし「有人島」ということばがあるかどうかは知らない

漁師を呼び寄せた理由は
幕府に献上する江戸前の魚を穫らせるためだ
わざわざ大阪から呼び寄せるぐらいだから
当時の江戸の漁師は腕が悪かったと思われる
そんなわけで
大阪から無理やり連れてこられたらしい・・・奴隷じゃん

浪速の佃の漁師が住んだ島で「佃島」
佃煮の語源でもある

そこに
中島という漆職人が代々住んで居て
今の中島泰英で十一代目になるらしい
漁師しか居ない佃島で漆職人をしているということは
魚を穫るのがヘタクソだったのだろう
見ためは貧相なおっさんだが名人だそうだ
「ヒト」や「モノ」は見かけによらないのである
本業は漆塗りだが
なぜかこの十一代目の作る箸が有名である
材料は黒檀や紫檀などの硬い木
ボクが買ったのは「縞黒檀」の八角箸だ

漆塗り職人のくせに
箸にはなんの塗装も施されていない
つまり
木を削ったままである
したがって
ぬれたまま放置すると傷む
メンテナンスが必要だ
使用後は洗剤などを使わず水洗いして
綿布でしっかり水気を拭き取らねばならない
さらに
ときどき植物油を染み込ませた布で
磨くように油分を含ませねばならないらしい
面倒くさい箸だ


蒟蒻の角がつまめるというのが「ウリ」である

 それがどうしたという指摘もある

つまり
非常につまみ易いということなのだ
さっそく
鮹の炊いたんをつまんでみる
おぉ!
なんということだ!
まるで鮹が箸に吸いついているようではないか!

 大げさだという指摘もある

まあ
箸の持ち方が悪いと
どんな箸を使っても大差ないのだが・・・



# by ikasasikuy | 2009-11-16 12:09 | 伝統工芸学 | Comments(6)
2009年 11月 15日
秋の夕暮れ
夕暮れの六甲連山
OLYMPUS E-410



さて
そんなわけで
けねすけ君がなんと言おうと
大阪近辺では今月いっぱいはまだ「秋」なのである


 寂しさは その色としも なかりけり 槙立つ山の 秋の夕暮れ・・・寂蓮法師
 心なき 身にもあはれは 知られけり 鴫立つ沢の 秋の夕暮れ・・・西行法師
 見渡せば 花も紅葉も なかりけり 浦の苫屋の 秋の夕暮れ・・・藤原定家


三つとも
最後が「秋の夕暮れ」で終わる
三夕(さんせき)和歌というらしい

そこで一句

 魚釣り 釣れる釣れぬも なかりけり 侘しき阿波の 秋の夕暮れ・・・泥水法師

なんだかなぁ・・・という一句だが
まったく芸者のときな今日このごろ
日暮れ時の空の色にも寂寥感がにじんでいるのである




# by ikasasikuy | 2009-11-15 04:51 | 自然科学 | Comments(4)
2009年 11月 14日
大阪-神戸
阪急電車
OLYMPUS μ760



梅田から三宮までの距離が
約30kmだということを知っている人は意外と少ない
クルマで走るなら
阪神高速道路、国道2号線、国道43号線などがあるが
昼間はどの道も渋滞していて1時間以上かかることもよくある

 そこで電車だ

「クルマ売ったら帰りは電車や」
という
竹内力のCMを思い出す

 思い出さなくてもいいという指摘もある

大阪-神戸の電車は浜側から
阪神電車
JR西日本
阪急電車

の3線が平行して走っている

所要時間と運賃を調べると
阪神の特急は31分もかかるが運賃は310円と安い
JRの新快速で行くと21分で行けるが390円と高い
阪急は特急で27分、運賃も阪神と同じ310円だ

 こんなことを調べてどうするという指摘もある

3線とも
梅田のほぼ同じ所を出発してして
三宮のほぼ同じ所に到着するのだから
途中で下車しないなら
山の手で車窓の景色も美しい阪急がいちばんおトクである

 阪急電車の回し者かという疑惑もある

ただし
甲子園球場へ行くなら阪神電車だ
オマリーも
「甲子園球場に駐車場はありまへん」
と言っている
甲子園球場へは電車で行ってほしいものだ

宝塚方面へ行くなら阪急電車だ
西宮北口で乗り換える
ただし
西北の駅蕎麦(阪急そば)は不味いので
逆瀬川まで我慢して「三佳」へ行くべきだろう

 決して三佳の回し者ではない

ただ単に急ぐならJRに乗ろう
しかし
モンダイは80円の差額に納得がいくかどうかだ
一日一往復として
阪急や阪急より年間で58,400円高くつく
ということは
10年で58万4千円
100年で584万円である

 そんなに長生きするやつはいないという指摘もある

まあ
どれに乗るかは好みのモンダイだ

ところが
もっと早く大阪-神戸を移動する方法を発見した
それは
新幹線だ
なんとなんと
新大阪-新神戸をわずか13分で走るらしい
文庫本を開く間もなく到着する
ただし
運賃は3010円だ
一日一往復として年間200万円を軽く超える

 一般人はだれも利用しないという指摘もある

いろんな指摘を受けながら
そんなことを独りぼんやり考える秋の夕暮れ



# by ikasasikuy | 2009-11-14 07:12 | 交通学 | Comments(8)
2009年 11月 13日
向日葵の種
ヒマワリの種
E-410 with LensBaby



そんなわけで
ゴキブリの山かと思ったらヒマワリの種だ
かっこよく言うとサンフラワーシードである

 べつにかっこよくないという指摘もある

昔々
中国の田舎の貧しい村の祭りで
若者が買って食べているのを見たことがある
つまり
金のない若者でも買えるぐらい安い食べ物なのだ
このまえ
神戸南京町の恵記商行で一袋210ヱンで買った
とても安いけれど中国ではさらにその何十分の一だと思う

口の中へ
「ぽい」
と入れるや否や
「ふっ」
と殻を吐き出す
つまり
入れるや否や出す

 アズスーンアズだ

早い話が
瞬時にして
前歯で軽く殻を噛んで
割って
開いたかと思うと
舌先を上手に回して
中の種子だけをかすめ取るように掬って
食べ
次の瞬間には
殻だけを吐き出すのである

 ぜんぜん話が早くないという指摘もある

これが
慣れると
猛烈な勢いで食べることができるらしい
機関銃のように次から次へと殻を吐き出す

「ぽい」「ふっ」
「ぽい」「ふっ」
「ぽい」「ふっ」

練習してみたがうまくいかない
どうしても殻が口の中に残ってしまう

味は別にどうということもない
南京豆や大豆のような香りやコクもない
言わばピスタチオの小型版といったところか

「ぽい」「ふっ」
「ぽい」「ふっ」
「ぽい」「ふっ」

70ヱン分ぐらい食べてイヤになった
おかげで
部屋中がゴミだらけだ

 家の中で吐き出すなという意見もある

とまあ
そういうことだ



# by ikasasikuy | 2009-11-13 20:20 | 植物学 | Comments(2)


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