2009年 04月 02日
OLYMPUS E-410 with Zuiko 35mm F3.5 Macro 時代劇は面白い じつはここだけの話 どうか他所でお話にならんように じつは ボクは二十代の頃に 時代劇に目覚めたのである そんなに若い頃からと驚かれるであろう いやお恥ずかしい どうかここだけの話に留め置き下され ただし 面白くない時代劇も多い いや 面白くない時代劇の方がはるかに多い ボクは見ないようにしている (見ているところを見たという密告もある) つまらない時代劇というと たとえば 「水戸黄門」 「銭形平次」 「暴れん坊将軍」 「大江戸捜査網」 「長七郎江戸日記」 「遠山の金さん」 「子連れ狼」 「桃太郎侍」 「旗本退屈男」 などなど 数え上げれば切りがない ストーリーがパターン化された時代劇だ いつも正義の味方が勝つのだが 必ず現れるタイミングが遅い もう少し早く登場していたら犠牲者が出なかったのに というパターンだ しかも 必ずと言っていいぐらい お代官と悪徳商人が癒着している こういう時代劇はボクは見ない (見ているところを見たという密告もある) 面白い時代劇は少ない たとえば 「鬼平犯科帳」 「剣客商売」 「仕掛人藤枝梅安」 「よろずや平四郎活人剣」 「腕におぼえあり」 「清左衛門残日録」 「御家人斬九郎」 「御宿かわせみ」 などである これらはみなストーリーが秀逸なのだ 池波正太郎 藤沢周平 柴田錬三郎 平岩弓枝 ちゃんとしたノベリストが書いたものだからだと思う ほかに 佐藤雅美が書いた 「物書同心居眠り紋蔵」 もなかなか秀逸であると思う つまり どういうことかというと 時代劇は面白いが 面白くないものもたくさんあるという話だ あくまでも私見だ ところで 「素浪人花山大吉」はどうかと訊かれたら 少しく返答に困るのである
by ikasasikuy
| 2009-04-02 12:52
| 江戸文化
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