2009年 11月 03日
パンチェッタ通信
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パンチェッタ1号
OLYMPUS E-410 with Zuiko 35mm F3.5 Macro



仕込んでから2週間と5日
苦労に苦労を重ね
ようやくパンチェッタ1号が完成した

 ほとんど冷蔵庫さんの仕事じゃないかという指摘もある

たしかに
ボクは二日おきにピチットさんでくるんだだけだ
冷蔵庫さんはえらいなぁ・・・

さっそく切ってみる
硬い
切れ味抜群のボクの中華包丁が負けそうだ
うむむ
こんな感じでいいのだろうか
熟成が足りないのではないだろうか

薄くスライスして
そのまま食べてみる

 「か、かたい」
 「か、からい」

フライパンで軽く片面を炙ってみる
じゅわっと脂が溶けはじめたところを

 「う、うまい」
 「あ、甘味も感じる」

しかし
やっぱり塩っからい

うむむ
こんな感じでいいのだろうか
とりあえず
明日こいつでパスタをやってみよう
そうしよう



ところで
西班牙のイベリコ豚を使った
ハモン・イベリコと呼ばれる生ハム
その中でも
アンダルシア地方で作られる「ハモン・デ・ウエルバ」は
ヨーロッパ最高級の生ハムとして知られる
なんと
仕込んでから丸2年間熟成させるらしい
19日でできるパンチェッタ1号とは比較にならない

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Jamon de Huelva
OLYMPUS E-410


この黒豚
樫やコルクの木のドングリを腹一杯食べて丸々と太っている
1頭あたり1ヘクタール以上の放牧地が義務づけられていてるそうだ
飼育するには広大な土地が必要になる
ボクのパンチェッタ1号はどこの馬の骨だかわからない豚だ
まったく比べ物にならないのである
 
 比べてはイケナイという指摘もある

ハモン・デ・ウエルバを出すレストランには
ハムスライス専門のプロがいて
4種類の細いナイフを使って削ぎ切りにする
如何に薄く美しく削ぐかがプロの腕の見せ所だそうだ
熟成中は爪先を上に吊るすので
ももの付根に近いほど塩が下りて味が濃いらしい
薄味を好む人は豚足に近い部分を
濃い味が好みの人はお尻に近い部分を注文する
削いだハムには白い斑点があって
これはアミノ酸らしい
ボクのパンチェッタ1号には斑点がない

 だから比べるなというお叱りの声もある

いつか西班牙を旅することがあれば
ハモン・デ・ウエルバの「生ハムメロン」で
91年のアヴァディアPVをいただきたい

 旅することはないだろうというのがもっぱらのウワサである

by ikasasikuy | 2009-11-03 02:41 | 食文化論 | Comments(6)
Commented by まさご at 2009-11-03 21:15 x
試食して
美味しかったら
是非、ご馳走してください。ネ!
Commented by at 2009-11-03 21:34 x
うちのも明日切ってみようっと!
Commented by ikasasikuy at 2009-11-03 22:19
まさごさん

ごちそう・・・て

どうすればいいのですか?
Commented by ikasasikuy at 2009-11-03 22:22
ぴちゃん
切ってみて美味しかったら
是非ごちそうしてくださいね

ゆわれても
こまるよなぁ・・・
Commented by at 2009-11-03 23:06 x
だいじょうぶですよ、おいしかったら、
一枚切って(え?一枚だけ?)封筒に入れておくります。
いや、なんなら、そのまま切手貼って送ってみます。
まさごさんの場合は、おっちゃんちの明日のばんごはんに呼んであげて下さい。
Commented by ikasasikuy at 2009-11-03 23:29
ぴちゃん
なるほど
郵送と言う手があったなぁ
ほんで
まさごさんの場合やけど
明日はボクは家に帰ってけえへんし
ばんごはんによぶて・・・
こまったなぁ


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