2010年 06月 23日
あさめし紀行・・・しぶとく
しぶとく・一汁五菜朝膳
c0120913_116474.jpg
上段左から焼き海苔、梅干し、冷や奴、カレイの一夜干し
下段左から白米のご飯、豆腐の味噌汁、ほうれん草のお浸し
fuji finepix z33wp



海苔は食べる前に必ず軽く炙る
風味が佳くなり食感もぐっと良くなる

 そんなこと言われなくてもわかっているという指摘もある

関西は「味付け海苔」が主流である
海苔の表面に醤油や砂糖が塗ってある
ベタベタしてどうにもいただけない
焼き海苔として質の悪いものを
味付け海苔として有効利用(誤摩化し)する場合が多く
そんなものを有り難がっていては
いつまでたっても関西人は馬鹿にされるのである
関西人が「味覚音痴」といわれる所以は
まさに味付け海苔にあると言っても過言ではない
まったく残念なことである
韓国土産でお馴染みの韓国海苔も
右に同じく却下する

米、味噌、海苔、梅、大豆、鰈、ホウレン草、昆布、鰹、生姜

ほうれん草は
茎の部分がシャキッとする食感を残してさっと茹で冷水に取る
水気をよくしぼり
昆布出汁、薄口醤油、酒、塩で作った汁に浸して味を含ませる
しっかり味が含んだら適当な長さに切りそろえる
白胡麻、削り鰹をまぶして出来上がり
よく冷やした清酒に合う

 なんだまた酒の肴かよという諦め気味な声もある

いやいや
酒の肴とは言え
ご飯もススムくんである
ウソじゃありゃせんホンマじゃで


真夏
日本海の竹野町
海水浴へ行く楽しみは
なんといってもカレイの一夜干しだ
小さなエテガレイは一夜干しにすることで味に深みが出る

さて
いつもの民宿
着いて荷を解く間もなく

 「おばちゃん、二三枚焼いて」
 「はいはい」

何も言わなくても
ギンギンに冷えたビールに添えて
焼きたての香ばしいカレイの干物が出る
このカレイ
ほろほろとした薄い身に
そこはかとない滋味があるのだ

 「暑かったー、ビールがうまいわ」
 「あんまり飲んだら海に入れんよになるよー」
 「はははー、入らへん、入らへん」

海水浴といってもまず泳ぐことなどない
ビーチパラソルの下に寝転がって
青い海を眺めながら
潮風を浴びるだけでじゅうぶんボクは海水浴なのだ

 「夕方は釣り?」
 「イカでも釣ろかな」
 「お刺身やね」
 「釣れたらね」

宿のおばちゃんはボクのウデを見越してか
釣れなくてもちゃんとイカ刺しを造って待ってくれている
この時期に穫れる白イカ(ブドウイカ)
これがたまらなく旨い
身の柔らかさ
噛めば噛むほど口の中で広がる甘味・・・
ほかにシマアジ、マダイ、ヒラメ、サザエ、アマエビなどなど
日本海ならではの夏の味覚満載だ

ああ
久しく海水浴に行ってないなぁ
また夏の日本海へ海水浴に行きたいなぁ・・・

 勝手に行けばという意見もある







特別付録
ジュールリメの心
 仏蘭西
 グループリーグ0勝2敗1分け(4位=最下位)
 誰も予想せえへんかった最低の結果に終わったなぁ
 それにしても南米は強いなぁ
 ウルグアイ2勝0敗1分け
 アルゼンチン3勝0敗
 ブラジル2勝0敗
 パラグアイ1勝1分け
 チリ2勝0敗
 全部たしたら10勝0敗2分け
 まだひとつも負けてへん
 さて
 いよいよ明日はニッポンvs伝幕
 なんとか韓国に続いてほしいと願うばかりである
 たのむで棟梁!


by ikasasikuy | 2010-06-23 10:40 | 食文化論 | Comments(2)
Commented by MUN! at 2010-06-24 17:35 x
伝幕て。丁抹ですっ。
って、正しく書くと読めないのが困りもの。

それにしても。
ほうれん草と干物、美味しそうですぅ。
Commented by ikasasikuy at 2010-06-24 20:21
MUN!さん

え〜〜〜っ!
デンマークにも漢字のあてじがあるんですか
知りませんでした
ボクが小学校のときの世界地図には
日本、中国、大韓民国、北朝鮮民主主義共和国のほかで
フル漢字で表記されていたのは象牙海岸ぐらいでした
しかし
ボクの母(明治43年生まれ)が尋常高等小学校で使っていた地図帳には
亜米利加とか印度とか書いてあったそうです
丁抹てチョーマツとしか読めんねぇ
ほんで
カレイの一夜干しを上手く焼くコツは
魚焼き網にうすく油を塗ることです
でないと皮がぜんぶめくれてしまいまする



<< サボテン      富山の巨匠 >>