2004年 05月 19日
float tube bassin' in 西播
19 may 2004 float tube bassin'

昼過ぎ
ヱンドレス森下、マッケンヂ松下と
西播の瀬沢湖へバス釣りに行く
平均年齢49.67歳‥‥‥
もう
とても信じられない年齢なのである
それでも「デッカイバスガツリタイ」のである

鉛色の空からは小止みなく梅雨の走りの雨が降っている
台風2号が接近中‥‥‥らしい

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ひんやりとした水に浮いてみる
おお!これは冷たい
平野部の野池とはずいぶん違う
用意のいいマックはネオプレーン
エンドレスは穴の空いたナイロンウエーダーだ
上流へ向かって
チンドンバグ
ミルヘッドターキー
ピクニック
ヴァンガード‥‥‥と
取っ替え引っ替え投げ続けるが反応がない

投げ初めて1時間
突然
「凹ッ!」と
黄色いヴァンガードにそれほど大きくなさそうなバスが出た
乗らない‥‥‥

さらに30分経過
対岸で
「で、で、でたぁ~」
とアホまるだしの叫び声‥‥‥エンドレスだ
遠目にも竿が曲がっているのが分かる
ややあって
「あぁ~~~~」
バラシたようだ

float tube bassin\' in 西播_c0120913_1702916.jpg

雨は時折小降りになるが止む気配はまったくない
雲が山裾をつたって目の前まで降りてきている

オーバーハングの下に黒のミルヘッドターキーを滑り込ませる
暗くて黒いプラグは視界から消える
「凹ッ!」
ラインを通じて小さなショックが伝わる
ロッドを立てる‥‥‥乗ってない
どうやらバスが小さすぎるようだ

でかいのが釣りたい
という願望が
とりあえず一匹釣りたい
という欲望に変わる
相変わらずまだまだ生臭いボクである

夕刻6時前
ラインの先にパラノイヤを結ぶ‥‥‥ナッド2
サイズといいアクションといい
反則かもしれない‥‥‥
岩盤がせり出したポイント
「当たって割れたらゴメンやで」‥‥‥とフルキャスト
キレイに岩の割れ目に吸い込まれる
ロッドチップを震わせつつ小さく首を振らせる‥‥‥と
「凹ッ!」
「出た!」
「乗った!」
けど竿曲がらない‥‥‥
けど何かついてる‥‥‥
パシャッと小さい魚が水面を割って出た
「うわっ!バスや!」
対岸のマックから声がかかる
「なんやそれ?ウグイ釣ったんかぁ?」
「いや、シシャモやぁ」

float tube bassin\' in 西播_c0120913_170377.jpg
往復4時間半、実釣3時間
結局
釣れたバスは3人合わせてこの1匹だけだった

「こんなショボいバス釣りも珍しいなぁ」
「ズブぬれになっただけやがなもぉ」
「こんなんやったら家におったらよかったわ」
「あほくさ~」
「あほくさ~」
悪態をつきつつ道具を片づける
まるで小学生か中学生のレベルである
五十面をさげたオッサンの会話とは
到底思えないのである

はて
ボクは
いつまでこんな遊びを続けているのだろう
いつになったら
この遊びが面白くなくなるのだろう
まったく
先が見えない‥‥‥のである

by ikasasikuy | 2004-05-19 08:07 | 釣魚小全


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