2011年 09月 30日
イナホゴールド
イナホゴールド_c0120913_155866.jpg
秋のトリコロール
OLYMPUS E-410



空の青
山の緑
稲穂の金
この三色が秋の純全三色だ

 純全てなんだろうというギモンもある

純全は「ジュンチャン」と読むが
気にしなくていい
なにしろ
もう少し季節が進んだら
空は雪雲が広がり鉛色になり
山の木は枯れて赤茶色に染まり
稲は刈られ焦げ茶色の土が露出する
この美しい純全三色はいまの季節限定なのだ


たんぼのあぜ道には
名前の知らない花がいっぱい咲いていた
知っているのはカタバミとツユクサとヒガンバナぐらいだ


イナホゴールド_c0120913_21294327.jpg
秋の野でみつけた花
OLYMPUS E-410

「カタバミ」「コヒルガオ?」「???」「マルバルコウソウ?」
ユウゲショウ」「ニオイタデ?」「ハギ??」「タカサブロウ
「ツユクサ」「エノコログサ」「ヒガンバナ」「メヒシバ??」


上段左端は「カタバミ」だ
色といい
艶といい
形といい
どこをとっても大好きな花だ

その右隣はヒルガオ科の「コヒルガオ」かもしれない
(かもしれないて・・・)

さらにその右隣の薄いピンクのくちゅくちゅとした小さな花はなんだろう???

右端の赤い花はヒルガオ科の「マルバルコウソウ」ではないかと思う
(思うだけだ)

中段左端は・・・なんだろう???
(othum2bad氏により「ユウゲショウ」と判明)

その右隣のつぶつぶした花はタデ科の「ニオイタデ」ではないかと思う
(もちろん思うだけだ)

さらに右隣は花札の「萩」に似ているので「ハギ」ではないかという気がする
(気がするだけだ)

右端の白い小さなくちゃくちゃとした丸い花はなんだろう???
(othum2bad氏により「タカサブロウ」と判明)

下段左端の鮮やかな青い花はツユクサ科の「ツユクサ」だ
(写真もいいし古今和歌集も付いている)

右隣がエノコログサと思う(キンエノコロかもしれない)
「猫じゃらし」とも言う
というより猫じゃらしとしか言わなかった

その右隣の赤いのは「ヒガンバナ」だ
好きな花ではない
原産国は中国らしい
稲作と一緒に日本に伝わったらしい
マンジュシャゲとも言うらしい
田畑の畦に自生しているが
人為的に植えられたものではないと言う説もある
有毒植物で田畑を荒らす鼠や土竜を忌避するために植えたらしい
墓場にもよく自生しているのを見るが
これも墓石の周囲に虫がわかないように人為的に植えられたらしい
花期には葉がなく花が枯れると葉が出るらしい
(なんでも「らしい」と言っておけば少しは責任逃れになる)

下段右端はイネ科の「メヒシバ」ではないかとにらんでいる
(にらんでいるだけだが)
子供の頃は「スモウグサ」と呼んでいたはずだ
(はずって・・・)


そんなわけで
名前のわからない花が多い
そこで
花の名前がわからないときは
この歌を歌うとよい

 野に咲く花の名前は知らない
 だけども野に咲く花が好き
 帽子に一杯摘み行けば
 何故か涙が涙が出るの

 「戦争は知らない」

寺山修司だ
寺山修司がこの世を去ってもう28年になる

by ikasasikuy | 2011-09-30 09:40 | 植物学 | Comments(18)
Commented by othum2bad at 2011-09-30 10:42 x
中段左端は
ユウゲショウかも
です

名前は知らなくとも
花を愛でる心が大事ですよね
特に
野の花は
スター性(?)が無いとこが
気に入ってます・・・
Commented by ikasasikuy at 2011-09-30 11:24
othum2badさん

これ
まちがいなくユウゲショウです
「ユウゲショウ」で画像検索したら
山盛りてんこ盛り出てきました
ご教授痛み入りますです
それにしても
「夕化粧」

水商売の方でしょうか
艶っぽい名前で憶えやすいです
(真っ昼間に咲いてたんですが)
たぶん
死ぬまでこの名前は忘れないと思います
(ゆうてるしりからわすれたりして・・・)
たしかに
スター性のない花ばっかりですが
そこが惹かれるところです
Commented by ladon at 2011-09-30 12:00 x
彼岸花は、〔葉で花なし、花で葉なし〕とも言われるそうです
死んだ爺さんが、四天王寺境内の彼露天で
これは、夜来香(イエライシャンではなく、ヤライコウ)ちゅう
珍しい花や、高かったんやてと言って買うてきたんですが
蕾がでたら、即、オカンが,おじいちゃんこれ彼岸花
やんか、騙されたんやと突っ込みましたが
ほんまに人の好いじいさんは
そうか、騙されたんかハハハ・ハハハと笑ってました。
その血受け継いでないな~、努力しよ。
Commented by ikasasikuy at 2011-09-30 12:22
ラドン師匠
そうですか
なかなかご立派なおじいさまですね
ボクのおかんは常々
ひとを騙したらあかん
騙されるようにならなあかん
ゆうてゆうてました
ほんで
ご先祖の血は正しく受け継がねばなりません
秋が深まったら
黄金色に輝く四天王寺さんの大銀杏観に行こうと思います
Commented by ladon at 2011-09-30 12:31 x
四天王寺の亀の池ででも落ち合監督りゅうちゃんずしまひょか
来る時ゆうてちゃぶだい引っくり返すんは
星 一徹じゃ、りゅうちゃんずはオズマじゃ
Commented by ikasasikuy at 2011-09-30 13:01
ラドン師匠

オチアイ監督は今季限りで退団です
次はタカギモリミチて
ボクはめっきり
いや
てっきりタツナミや思てたんですけど
やっぱり女癖が悪いのがフロントにバレてるからあかんのでしょうか

ほな
秋が深まるころ
四天王寺でオチアイ監督
Commented by ladon at 2011-09-30 14:35 x
支店王子の銀杏もえええですが、千早赤阪村の鱒釣り場へ
行くまでの道中に見事な銀杏があります
よく、好事家が写真を撮りにきてます
一見の価値あり
偶には鱒掻きついでにどうですか
自転車屋さんやテープ屋さんもお忍びできたはります。
Commented by ikasasikuy at 2011-09-30 15:31
ラドン師匠
千早赤坂村の鱒掻き場
いちにへん行ったことあります
なんでいちにへんかというと
いっぺんやったのか
にへんやったのかを憶えてへんのです
せやけど
さんべんはいってません
ラドン師匠やら
嶋ちゃんがおったのは憶えてますが
それいがいのことはなにも憶えてません

そうそう
これも
もう二十年ぐらい前のハナシですが
瀬田川の支流の大戸川ゆうとこでJLAが忘年会したことあったでしょ
管理鱒掻き場で遊んだんですが
ボクはフライやらちんこいルアー投げてにさんびきしかよう釣らんかったのに
久保浩一は見てる間に20匹ぐらい釣りました
こいつめちゃくちゃうまいなぁ思てみてたら
生イクラを隠し持ってて
毛鉤にイクラ付けて釣ってますねん
こんなやつ生かしといてええのかと思いました
それから間もなくして
釣り堀の釣りは引退しました
そやから
銀杏は四天王寺さんです
帰りに一心寺もお詣りせんなんし
Commented by othum2bad at 2011-09-30 20:38 x
夕食後
ちょっとヒマだったもので
中段右端の花も探してみました
例によって↑クリックで移動しますが
タカサブロウじゃないでしょうか
別名はボクトソウ
墨斗草らしいです

ここらでは
あまり見ないような気がします
Commented by ikasasikuy at 2011-09-30 21:38
othum2badさん

まさしく
タカサブロウです
撮ってきた画像と
細長い葉っぱの形も同じでした
いや
畏れ入りましてございます
墨斗草ともいうんですか
白いんですけどね
ハクボク?
そうそう
子供の頃は黒板虹を書くのはチョークではなくハクボクゆうてましたね
ゆうげしょうにつづきたかさぶろう
たびたびありがとうございます
またよろしくおねがいいたします
Commented by othum2bad at 2011-09-30 21:52 x
そうそう
ハクボク!言うてました!
しっかしまあ
タカサブロウて
変な名前ですよねえ
しかも由来、わからん、て・・・

あ、上段右から二つ目
画像が小さくてさだかじゃないですが
拙ブログ(↑クリックでトビます)の
イヌゴマの花に似てますでしょうか?
おヒマなおりなどに
見ていただけましたら
さいわいです
(違うかもしれませんが)
Commented by ikasasikuy at 2011-09-30 22:28
othum2badさん
ハクボク
やっぱりゆうてましたね
あはは
ほんでイヌゴマ
見せてもらいました
_u_m_u_m_u_
花の色は似てるんですが
カタチがちがうような気がします
いや
もしかしたら
ボクが見たのは
まだ
花弁が開ききってないのかも知れません
それと
葉っぱのカタチもすこしちがうように思います
この件については
今後も続行して調査しますです
ご協力ありがとうございます
Commented by ゾン at 2011-10-01 00:58 x
イカさん。

四天王寺さんいくんやったら
琵琶湖で言うてた
キングエモンの大阪ブラック食べはったら
四天王寺に支店おますえ
Commented by ikasasikuy at 2011-10-01 01:41
ゾンさん
大阪ブラックもヱヱねんけど
いっしょに行く人がラドン師匠やねんで
そんな脂っこいもん食わはらへんと思うよ
素饂飩とか
心太とか
蕨餅とか
湯豆腐みたいな
あっさりしたもん食わはる思います
ゾンさんと行くときは
キングエモンの大阪ブラックかあさひのカレーうどん
ほんで
かどやのとんそくかぜにやの串カツで
こてこてで行こ思てます
こんどヱンさんも誘うから(ヱンさん脂っこいもん好きや)来てや
Commented by ladon at 2011-10-01 10:09 x
口に入るもんやったら
按摩の笛でもええで!!
量は喰えんと思う!!
多品種少ロットの中小企業
ちゅうよりも零細企業・家内工業・内職でおます。
Commented by ikasasikuy at 2011-10-01 10:38
ラドン師匠
按摩の笛は硬ぉて食えんでしょう
量は食えん
品数で勝負
ちゅうことはもう
串カツしかおまへん
一本一本は極めて少量で
種類は三十種類ぐらいあります
ヱンさんゾンさん
ごるごにアオシマさんも誘てみます
この人らけっこう量もいきますです
とくにヱンさんは割り勘に強いです

Commented by ladon at 2011-10-01 10:55 x
按摩の笛・・・は
内のオカンがようゆうた比喩で
腹減ったメシちゅうたら
按摩の笛でも咥えとき
口に入るもんやったら見境なしに
食べるワシやオトト見て
お前ら口に入るもんやったら
按摩の笛でも喰うてまうやろ
こちらは、こちらで、何か喰うもんないか?
按摩の笛でもええで
と使いおりました。
四天王寺楽しみにしてます。
Commented by ikasasikuy at 2011-10-01 12:39
ラドン師匠
あんまのふえ
気になるからあちこち調べたら
けっこうメジャーな言い回し(ことわざ)なんですねぇ
ボクはこの歳になるまでいっぺんも使たことなかったです
「口に入るものなら按摩の笛でも」=「意地汚く何でも食べること」
せやけど
按摩という言い方が準差別用語やゆうて死語化しつつある昨今
「Tんぼ桟敷」やら「Mくら蓋」同様
なかなか使うシーンが見当たりません
しかし
言葉と言うのは
使わずに知識として知っていても意味がないと思いますので
そういうシーンに出くわしたときは極力使うように心がけますです

 え?
 なんです?
 そない無理して使わんでもええ?

いやいや
知ったからにわ使わにゃなりません
ほんで
四天王寺参詣ツアー
平日はあきまへんか




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