2011年 10月 28日
Balsa, 90mm, 8.0g, Hooks#6 チンドンスティックを作ったついでに バルサでバナナを一本だけ作った モナカ式に左右対称のボデーを作ってから ステンレス線でアイを作ってウエイトといっしょに挟む ボデーの接着は瞬間接着剤だ 昔流行ったハンドメイドミノー「HMKL」の手法だ 「餌より釣りたい」 「餌でいいぢゃん」 塗装は 黒のうるしを4回塗ったあと メキシコアワビを貼ってからウレタンに4回漬けただけが とても上品な仕上がりだ 自分で言うなという指摘もある 貝を貼る細工を「インレイ」という 古い日本語では「螺鈿」だ 「螺鈿」は「らでん」と読む 「らどん」はボクが尊敬している釣りの師匠だ さてこのバナナ 何釣りに使うかは決めていない ひとに訊かれたら 「魚釣り」 と答えることにしよう 好きにしろという声もある まあ 小バスとか 小スズキとかにいいかもしれない ブリやシイラはむずかしいような気がする ホンマグロやシロナガスクジラは無理だと思う ほかにもたとえば・・・ もういいという声もある 8グラムなのであまり飛ばないところが奥ゆかしくていい なにしろ 小物釣師は「奥ゆかしさ」が命だ 慌てず、騒がず、欲張らず いつも平然と、淡々と、粛々と かつ やや遠慮がちに釣りをする これだ 結局チンドンスティックはすべて失敗し これだけが残った これだけ残ってもなぁ・・・ ああ 夕べも飲み過ぎた 今朝はお粥にしよう
by ikasasikuy
| 2011-10-28 06:23
| 漁具概論
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Comments(6)
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ladon
at 2011-10-28 08:51
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バナ~ナちゅうよりキューカンバーに見えます。
黒といふことですが 背景の緑が干渉してグリーンぽく見えるし やや細身やから・・・。
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ikasasikuy at 2011-10-28 09:38
ラドン師匠
たしかにそうですね ところてん おいしいキューカンバーの見分け方 知ってますか それは できるだけ 下膨れのやつを選ぶことです 上から下までおんなじ太さのはおいしないんです 上か少々細ぅても 下が太いやつ 切りそろえにくいので 料理には使いにくいけど うまいもんはうまいのでしゃあないです 遠野にある河童淵で河童を釣るのにキューカンバーを用います カッパ捕獲許可証の裏面の注意書きには 「新鮮な野菜を用いること」とありますが やっぱりキューカンバーが一番です ハゼは水ゴカイ イシダイはサザエ カッパはキューカンバーです ↓ http://tonojikan.shop-pro.jp/?pid=11485471
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おおはし
at 2011-10-28 18:01
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螺鈿のルアーって美しくていいですね。
(アボリジニカラーも良いですが) キューカンバーってキュウリ!?今度下膨れ選んでみます。 去年遠野の渓流に行きましたが、そういえばあそこには 河童が居るんですね
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ikasasikuy at 2011-10-28 19:24
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ゾン
at 2011-10-29 00:24
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ikasasikuy at 2011-10-29 00:50
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