2013年 05月 27日
LUMIX DMC-TZ30 タコとりの翁が 仕掛けておいた蛸壺を回収している 30個ぐらい引き上げたが タコが入っていた様子はない どう看ても七十をはるかに過ぎた爺様だが 巧みに小舟を操りつつ 次々と重い仕掛けを引き上げている 動きに無駄が一切ない 熟練の技だ 入っていなければそのまま沈める 痛んだタコ壺は新しいのと取り替える 港の内と外 全部で100個ぐらいの蛸壺を上げては下ろししている 楽しそうではないが 楽しくなさそうでもない 干物のような爺様の細い體には まだ必要最小限の筋肉が残っている ああ この筋肉で爺様は飯を食っているのだなぁ・・・
by ikasasikuy
| 2013-05-27 07:37
| 漁具概論
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Comments(10)
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じゅんた
at 2013-05-27 08:55
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ikasasikuy さん
おはようごだます いつもながらの趣き深きえんとりーなので はせを(芭蕉)の一句を・・・ 蛸壺や はかなき夢を 夏の月 解釈は: 夏の短夜の月がまだ中空にある やがて明けてゆく夜とともに 蛸壺の蛸ははかない夢から覚めて 捕えられることであろう というそうですが ほんとかな? 蛸が入っているといいなあ という 蛸取り爺さんの願望は はかない夢であったのだよ というほうが この写真にはあってます(か?) あはは あはは
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ladon
at 2013-05-27 10:26
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おはよごだます
爺様ちゅうても わてらと、オッツカッツの年回り・・・ 御本人は楽しくもあり楽しくもなし と見えるは 糊口を凌ぐ営みの日常ゆえ 然も、永年の生業・・・ そこに、表れる風情・・・ そこを、行き過ぎる傍観者 何を見、何を感じるか 心の深さの持ち合わせによるのであります な・・・ 顔が麦藁帽子で見えませぬが 風貌が判るような絵です
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ikasasikuy at 2013-05-27 10:51
じゅんたさん
おはよごだます 蛸壺や はかなき夢を 夏の月 まつおバナナの句ですね たしかに タコが捕らえられことを知らないで アホな夢を見て眠っているというよりも はかない夢を見ているのはタコとり爺さんの方だというほうが よりシニカルでコミカルです でも そうなると お爺さんおまんまのくいあげで 困るんじゃないかなぁ と 少し気の毒になります ところで タコ壺は壺の入口が下を向いた状態で引き上げられるのです したがって 水面を切って船の上に上げるときは 中の水はドッバーッと抜けるのです 素人のボクは そんなことしたらタコもいっしょに海に戻ってしまうのではないかと思うのですが でもダイジョウブ タコは タコ壺の内部にしっかりしがみついているので絶対に落ちません 絶対ということは絶対にないけど絶対に落ちないそうです もし タコ壺の壺の入口が上を向いていたら 重くてお爺さん持ち上げられないと思います うふふ うふふ
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ikasasikuy at 2013-05-27 11:06
ladon師匠
おはよごだます この爺さん 風貌はヱンドレス森下と同じで 真っ黒でしわしわで 干からびたスルメのようでした 歳はおそらく八十近いと見えますが 毎日々々潮風に当たっているので皮膚年齢だけが高いのかも知れません でもまあ 七十は楽に超えてますでしょう 港の奥の方から順ぐりにタコ壺を引き上げてきて ちょうどボクの前まで来たので 「とれますか」 と声をかけたら ちょっとびっくりしたみたいで 「え、あ、いや・・・うっ」 と しどろもどろの声を立てていました その声もしわくちゃでした 画面の右下にボクの昼遊びロッドが写っています 同じ港にもうひとり 少し若くみえる蛸取りの翁がいて そのひとはヒゲ面で強面でしたので 声をかけませんでした 帰るとき見たら 二船ならべて休憩してはりました
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ladon
at 2013-05-27 12:35
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矢張り
貴公の抜き身で御座ったか 綱にも見へ、・・・(ん)・・・と思いましたが この爺様にしろ強面の蛸捕りの翁にしろ いや、エンさんですら 塩辛い人生歩いてきたんやろな・・・? て、しおらしい事言うてもいましたが 当の本人、チャランポランの甘々ですは あはは あはは
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猫宮トラオ
at 2013-05-27 12:48
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こんにゃちは
蛸取りの翁・・・あのロマンチックな「かぐや姫」を連想しますね。 ひときわ輝く蛸壺から玉のような綺麗な赤ちゃんが・・・ しかし、よう考えたら「かぐや姫」こいつサイテーな女です。 言い寄る男に無理難題押し付け、一人の男は高所から落ちて死んでます。 この鼻持ちならぬタカピーさ以上に悪質なのは、育ててもらった 老夫婦から、時期が来たからといって老夫婦悲しむのを無視して サッサと月に引き上げる薄情さ。 そして最後に現れる「月人」ども、 もうまるで育てさせるだけ育てさせて、後は知らん顔の托卵を タクランでる狡猾な鳥みたいな連中ですね(と、最後は寒い親爺 ギャグでした)
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ikasasikuy at 2013-05-27 14:03
ladon師匠
これ 阿波路島の「O崎」です ちょっと抹香臭い臭いがしますが 静かできれいな港です ほんで ここ じつは蛸がよぉ釣れるんです 何年か前に マサゴ式オカダコ漁法でなんばいが釣りました 波止から足下狙いです こんどメバルいくとき タコテンヤかタコジグ持っていってやってみてください え? タコみたいなもんいらん? あ そですか あは あは
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ikasasikuy at 2013-05-27 14:04
ねこどの
「竹取物語」 ニッポン最古の作り話やそうであります 好きでもない男の気を引いて 無理難題を押し付けては袖にする たしかにサイテーな女ですが 考えてみたら カグヤヒメは美人ですが 宇宙人ですからね 地球人の女とはもともと性根がちがいます この話 いかに男が見た目に弱いかということを如実に表しております しかし 托卵を企んで・・・て こんな駄洒落 年季を積まんとなかなか言えませんですよ あは あは
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猫宮トラオ
at 2013-05-27 20:42
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こんばんは
確かに豊田なんとか、或は筒井誰やら・・・だか誰か忘れましたが 日本最古の「SF」やそうです。 まァ、かぐや姫も宇宙に戻ればどんな特典が有るのか知りませんが それらを享受する権利をアッサリと捨て去り、翁夫婦とハイミス (死語) になろうがイカズゴケ(これも死語)になろうが 「末永く平和に暮らしましたとさ」とでもなれば、それはそれで 美談だったでしょうが、最後の最後で値打ち下げました。 それと、男の女を見る目のなさ・・・ですね、外見に惑わされ。 アレです「美人は三日で飽きる、B***は三日で慣れる」 まさに蜂に刺された毒が数十年効きぱなしの猫宮家山ノ神(以下自粛) にゃはは・・・
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ikasasikuy at 2013-05-28 02:06
ねこどの
こんばんわ ザ行不自由圏である三田の ずっと山奥の皮へ魚釣りに行ったおり 釣り場の近くに知人が住み暮らしているのを思いだし 訪ねてみたら留守で 帰ろうとしたら 知人の老父母に 「まあまあ」 と引き止められ 飲めや食えやの大歓待 知人の父親が竹取の翁で 取った竹で笊や篭などを作るのですが その見事な熟練の技に暫し見惚れてしまいました 以後 その方面へ釣りに行くおりには 必ず知人の留守を狙って立ち寄り 熟練の技を拝見しては 飲めや食えやの大歓待を受け続けてきましたが 数年前 竹取の翁に続き媼も他界されたことを聞き知り その方面へ足が向かなくなりました あはは あはは さて 夜が明けたらそれがし 蛸取の翁になって明石の海に浮くことでしょう |
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