2013年 06月 27日
LUMIX DMC-TZ30 日間賀島(ひまかじま)へ行った タコ釣りだ ヒマかという声もある たしかに・・・ヒマだが 日間賀島はニッポンで唯一「タコの島」を名乗る島である 明石浦のタコ釣師のボクは 一度はここを訪れてタコを釣らねばイケナイ それが宿世というものである で 日間賀島へ行くきっかけになったのは 五年前に読んだマザーフードマガジンだ 「旬がまるごと」の七月号 この本で初めて日間賀島のことを知った 日間賀島でタコを釣ろうと思ってから既に五年が過ぎていた なぜ五年も過ぎてしまったかというと じつは日間賀島へ行こうと思ったことをすっかり忘れていたのだ なにしろ昨日のことさえしっかり憶えていないぐらいだから 五年経つといろんなことを忘れるのだ ところが 過日、笑福亭鶴瓶が日間賀島を訪ねているテレビを見て 急に思い出した で イツイクノ・・・イマデショ 今行かないときっとまたすぐに忘れてしまうと思った そんなわけで 2013年6月24日 豊橋から電車とバスを乗り継いで伊良湖岬まで行き さらに連絡船に乗って日間賀島へ渡った・・・ 朝8時前に豊橋を出発して日間賀島に着いたのは昼だった 4時間以上かかった 大阪から香港へ行くのと同じぐらいだ 豊橋を出たときは鉛色の梅雨空だったが 日間賀島に着くと真夏の青空が広がっていた さて タコ釣りだ 夕方には知多半島の河和(こうわ)へ向かう船に乗るので 実釣時間は4時間余りだ あまりのんびりしていられない さっそく釣り始める ところが 港の外向きは思いのほか根が荒く ヤマシタのビニールガニを乗せたテンヤを次々とロストした 六つ持っていったテンヤを 開始一時間半で四つなくしてしまった しかも ビニールガニはもう品切れだ 投げてずる引きすると100%根がかりする 足下に真っすぐ落としてリフト&フォールを繰り返す 場所を変えるときは巻き上げて落とし直す 決して歩きながら引きずってはイケナイ すぐに根にかかってしまう とりあえず ビニールガニの代わりのヱサを調達だ ワームを投げて小魚を狙う おっ! きた! 1匹目はヘンなカタチのカワハギだ 帰ってから図鑑で見るとアミメハギというのに似ている しかし 自信がないのでまたおおはしさんに見てもらおう とりあえず 小さすぎてテンヤに乗せられないので リリース おっ! またきた! 2匹目は タケノコメバル・・・と思ったら ソイだ ムラソイかクロソイか・・・ クロソイ特有の涙骨の突起がない ムラソイだ 17〜18cmぐらいの唐揚げサイズ アタマを落とせばテンヤに乗せられないこともないが やっぱりヱサには少し大きすぎる リリース おっ! またまたきた! 3匹目はアナハゼだ 14〜5cmぐらい テンヤにぴったりのサイズだ よしっ 気の毒だがタコのいけにえになってもらう ごめんね ごめんね〜 (by U字工事) 波止の外は根がかりがひどいので 漁港の中をやる 狙うのは足下のみ 投げて引くと港内でもすぐ根がかりする で テンヤを 持ち上げる・・・持ち上がる 持ち上げる・・・持ち上がる 持ち上げる・・・持ち上がる 持ち上げる・・・持ち上がらない きた! タコだ! プライムゲート(5本継ぎバス用パックロッド)で渾身のアワセ! 乗った! 重い! キロいったか・・・ いや そうでもないか しかしとりあえずタコだ まちがいなく日間賀島のタコだ 上がってきたのは600g前後の中ダコだった それにしても この竿、胴が軟らかすぎる これでは本当にキロオーバーがきたらやられてしまうかもしれない こんど丘ダコ専用のストロングバットパックロッドを作ろう このサイズなら 足を薄切りにして刺身といきたいところだが リリース タコをリリースするのは生まれて初めてだ なんという気持ちのいいリリースだろう タコはゆっくりと海中に消えていった まだ時間はたっぷりある よし もう1パイ釣るぞ と テンヤを 持ち上げる・・・持ち上がる 持ち上げる・・・持ち上がる 持ち上げる・・・持ち上がる 持ち上げる・・・持ち上がらない またきた! タコだ! 思い切りアワセをくれる 乗った! 重い! めちゃくちゃ重い! こどは本当に2キロ級だ! ん? あら? あららら・・・ 根だ 根がかりだ テンヤをロストする 残るテンヤはひとつだけになってしまった しかし ぜんぜん焦りはない すでに 日間賀ダコを1パイ釣りあげているのだ 気持ちにゆとりがある 余裕のよっちゃんだ ふたたび ワームでテンヤに乗せるヱサを釣る おっ! きた! 今度はメバルだ 15cm・・・ テンヤにちょうどいいサイズだ 気の毒だがタコのいけにえになってもらう ごめんね ごめんね〜 (by U字工事) 頭と尻尾を逆に付けてみる で テンヤを 持ち上げる・・・持ち上がる 持ち上げる・・・持ち上がる 持ち上げる・・・持ち上がる 持ち上げる・・・持ち上がらない きた! タコだ! まちがいない! 大きくアワセを入れる 乗った! やった! こんどは少し小ぶりだ 400g前後か 脚をぶつ切りにしてたこ焼きにいいサイズだが もちろん気持ちよくリリース 時計を見るとまだあと1時間以上あったが もうじゅうぶんだ 竿を畳む 土産物屋でたこせんべいを買って 港の食堂でトンカツでビールを飲みながら 河和行きの船を待った 海を渡る風が心地よい ああ 面白い島だった もう来ることはないけれど また来たいと思った 意味がわからないという指摘もある オマケ・・・ 日間賀島のタコハウス
by ikasasikuy
| 2013-06-27 07:14
| 釣魚小全
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Comments(12)
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じゅんた
at 2013-06-27 08:07
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ikasasikuyさん
おはよーごだます おー タコつれましたねー おめでとーごだます ぱちぱち ぱちぱち しかし 豊橋から行くのに4時間ですか・・・・ ikasasikuyさんなら 豊川あたりから 泳いでもいけそーな時間ですねー そんなことあらへんやろ (C) by 大木こだま あはは あはは
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ikasasikuy at 2013-06-27 10:09
じゅんたさん
おはよごだます あはは〜 日間賀島のタコ 釣れました 釣れました うれしかるかる (C)by 笑福亭仁鶴 豊橋から豊橋鉄道で三河田原へ行って そこからバスに乗ります 10分ぐらい待つとバスが来ます 終点が伊良湖岬です 乗客は5〜6人で 終点まで行ったのはボクだけでした 路線バスで1000円以上払ったのは初めてでした 伊良湖岬から船に乗るのですが 船がなかなかきません 待ち時間が1時間以上あります そこで パックロッドを出して釣りをしました ワームを投げると20cmぐらいのメバルが一匹だけ釣れました 清蒸魚にすると美味しそうなサイズでしたがリリースしました 船は高速艇と書いてある船で で30分ぐらいで日間賀島に着きました 途中篠島という島で5分ぐらいトランジットがあります 豊橋から豊川まで戻らなければなりませんが 豊川から泳ぐとボクの泳力なら2時間半ぐらいだと思います あは あは
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ゾン
at 2013-06-27 12:36
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こんにちは、イカさん。
今朝、ボキも岸タコ釣りいきました。 が、水が悪く鯊や子カレイが水面下で確認できました。タコボーズ しかし地元のおいやんがバケツ一杯にカニ掬っていたのでボキも味噌汁ように10杯くらい掬って帰ってきました。 焼きたこたべたかったんやけどなあ~
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ikasasikuy at 2013-06-27 12:47
ゾンさん
泉州では「岸ダコ」ゆうんですか こっちでは「オカダコ」です 漢字で書くと「丘蛸」ですけど 「丘ダコ」とだいたい書きます ほんで カニはワタリガニですか? 大きいの? ほんで 「焼きやこ」てなんです? 「たこ焼き」とはちがうんかな あ あした7時やで〜 わすれたらあきまへんで〜
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ゾン
at 2013-06-27 14:44
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ikasasikuy at 2013-06-27 14:50
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ladon
at 2013-06-27 15:26
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おはよごだます
たこ~たこ~あ~がれ~ テンヤであが^れ~♪ 釣れてよかたです 実は、きんにょの夜から 萱間と一緒に北原君とこの ウォルトン誌の取材で 琵琶湖は石田川河口ちゅうても 河口から100m以内で釣りをしたら 怒られます(現に注意されました) そこを外した湖岸でオールド・タックル 中華使い古しを 使ってのケタコ釣りに行ってました アブのスエシアや503リールで 久し振りに二桁(数覚えてないアハハ・アハハ) 釣りを堪能してきました 愉快愉快眠たいの今であります ケタコ全て♂で尺上ばっかりでした ノビーちゃんのミノー(鮎カラー) 馬鹿当たりでしたが写真撮影時に 持ってたラインが切れてミノーごと 持ち去られました 富山のメバルキングになった時貰った賞品で あ~もったいなやです
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ikasasikuy at 2013-06-27 17:30
ladon師匠
おはよごだます ありがとごだます 念願の日間賀島のタコ 釣れましてございます ほんで 石田川ですか うむむ そこまで行ったらいつも知内まで行きますから 石田はいっぺんもやったこと有馬温泉 ぼちぼち コアユを仕入れに行かんといかんし ついでに毛のはえたタコ釣って 帰りの駄賃にタナゴもナニしよか思てます 夜中に家でル→夜明けに琵琶湖着ク→ケタコ釣ル→タナゴ釣ル ほんで昼過ぎには釣りをやめて 今津の魚友か安曇川の魚岩でコアユ買ぉて 夕方道が混む前に名神走って 帰ってきてすぐに「天ぷらささ木」開店です いつも1キロ買ぉて持て余すので500グラムにしよ いやいや やっぱり500では足らんかもしれませんね やっぱり1キロにしよ・・・ ladon師匠はコアユ買わはらへんかったんですか? そうそう ついでに大きな♂のケタコも2〜3匹キープして 薄衣でカリカリに揚げて甘酢あんかけ これがなかなかうまかったです 野比のび太さんのミノー ばか当たりでしたか それは それは ほなボキもこんど ノビーちゃんを脅して一個作ってもらいましょ
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ヤス
at 2013-06-27 20:39
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お疲れ様です(^^)
渥美半島は長いので伊良湖岬までかなり時間掛かりますよね! 伊良湖岬はウミガメも上陸してくる浜もありますし 青物やピカピカのシーバス、キス釣っていて釣ったキスにマゴチが喰いついたりと 何気に色々釣れる愛知で唯一外洋に面している場所です^^ 伊良湖と日間賀、師崎を繋いだ間の海は伊良湖水道と言いまして 水深が浅い海でジギングも60gでOK タチウオやらタイやら遊漁船が多く シーバス船のコトを地方名のマダカ船と言ったりします。
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ikasasikuy at 2013-06-27 20:54
ヤスさん
こんわんわん 伊良湖岬がある半島が渥美半島やということを 行くまでぜんぜん知りませんでした それに 伊良湖岬を「いらこみさき」とゆうてました 道路標識を見ると IRAGO MISAKI になってました 「いらご」やったんですね ほなけんど 伊良湖岬の道の駅に 松尾芭蕉の 鷹ひとつ見付けてうれし伊良古崎 という俳句があって ふりがなは (たかひとつ みつけてうれし いらこざき) でした 江戸時代は伊良湖岬ではなく伊良古崎とゆうたみたいです ほんで 伊良湖岬と師崎の間の湾が三河湾やということも 行くまでぜんぜん知りませんでした ほんで 知多半島側の港が「河和」というところで 高速艇のチケット売り場で「カワワまで〜」と大きい声でゆうと 係のおばちゃんに「コウワとよむんですよ」と言われて ちょっと恥ずかしかったです いや ニッポンはむずかしいです あは あは
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なべ
at 2013-06-27 23:49
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ドキドキしながら読ませて頂きました〜
今年は、まめに川に入ってます
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ikasasikuy at 2013-06-28 00:01
なべちゃん
こんわんわん 読んでくれてありがとう でも そんなにドキドキするようなないようではないような気がします ないようではないような・・・ (ここ、笑うところです) グッドサイズのタコをリリースするのは勇気がいりますが 気持ちいいです そらそうと 明石海峡ではなかなかヱヱタコが釣れません 数もさっぱりですが 型がもうめちゃくちゃさっぱりなので なかなか仙台へ送れません もうちょっと待ってね 七月になったら凹凹釣れそうな気がします 気がするだけやけど あした例の牛タン大阪店行こうと思います はたして 仙台と同じ味か否か 期待と不安が交錯する・・・ こっちの方がドキドキするよ あは あは |
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