2014年 01月 27日
LUMIX DMC-TZ30 釣りをせんとや生まれけむ 第十一話 寝ても覚めても 頭の中をブラックバスが泳いでいた それは水中を泳いでいるバスではなく 水面を破って飛び出すバスだ トップウォータープラッギング 来る日も 来る日も 水面でバスを釣った バス釣りを始めて約一年後 とうとう50cmを超えるバスに出会った 小野市万勝寺の小さな野池だった 森の墓池と呼んでいた その日 何を投げても反応がないので 小さなバスでもいいから一匹出したくて 7cmのフローティングラパラを投げた リップの付いたルアーは使わないことにしていたが ジョイントFラパラの7cmだけは別だった いわばお守りみたいなルアーなのだ ポッパーやスィッシャーでもまったく出ないとき ちょいちょい坊主逃れにラパラを投げていたのだ(みんなには内緒だ) もちろん水面下に潜らせたりはしない あたりまえだ ボクはトップウォータープラッガーだ で ラパラの背中が沈まない程度に ユルユル巻いていると 爆音と共に信じられない水柱が上がった 52cmだった それまでの最大魚が42cmだったので まったく別の次元の魚だった バスを初めて釣った日からここへたどり着くのに 一年と二週間かかった 1982年3月30日 一生忘れることのできない日と出来事である 東播の野池をスタートに 東条湖 生野ダム 池原ダム 七色ダム 西の湖 琵琶湖 一度釣りに出かけると 四、五日家に帰ってこなかった バス釣りは この世の釣りで一番面白かった 人生を狂わせてしまうぐらい面白かった もしボクがバス釣りに出会っていなかったら 今ごろはぜんぜんちがう人生を歩んでいたはずだ そのころ 高校時代の英語の女教師から 「ツリワヤメナサイ」 という手紙をもらったことがある バスに現を抜かしているボクを見るに見かねてのことだ このままではただの腑抜けになると・・・ たしかに先生の言う通り 楽しさと引き換えにいろんなものを犠牲にしてきた それは コトであったり モノであったり トキであったり 種々雑多な代償を払ったことも事実である でも トータルするとプラスだったと思う・・・と思いたい というわけで このつづきはまた明日の心だ が つづきそうにない・・ 久しくちゃんとしたバスを釣っていない・・・
by ikasasikuy
| 2014-01-27 07:24
| 釣り文化総論
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Comments(10)
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ladon
at 2014-01-27 10:50
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おはよごだます
そうです!! 何かを得ようとすると 何かを失わなければ 成り立たないのが世の常ならむういのおくやま けふこえて・・・ なのであります!! その事に気づいていない輩が 多過ぎます 何を隠そう・・・て 隠す事でもおまへんが 私目の初バス・ゲットは ラパラF7の青銀でした 泉南は稲倉池 雨の降る1976年4月(日は忘れましたが) 仕事がら日曜日のはずです 見えバスの目の前をひつこく通していると 猛ダッシュでバイトしました 何と、鈎には掛らず ラパラ本体を縦銜えし ツッカエ棒の様になって 漫画によくあるみたいな絵面で35㎝ をキャッチしましたのでありました 久しくちゃんとしたバスを釣っていません・・・ ほんま 久し振りのきんの都会へ出て 風邪に憑りつかれて帰ってきたようで 鼻の奥がむず痒く 洟水がチョチョギレテおります ボーッとした頭が輪を懸けてボーッとしてます ヘックション!!?
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ikasasikuy at 2014-01-27 11:11
ladon師匠 おはよごだます >ラパラF7の青銀 _u_m_u_m_u_ さふでありましたか・・・ ほんで76年 それがしより5年先輩であります ほんで それがしが愛用したのは ラパラJF7の赤金 でした 色といい 艶といい カタチといい F7青銀とはちょっとづつちごぉてますね それがしは JF7の赤金がタックルボックスの奥底に入っていると なんとなく保険に入っているような安心感がありました 障害物に引っかけてなくしたりすると あわてて買いに走りました かとゆうて しょっちゅう投げるわけやなく いわゆる 坊主逃れの最後の切り札 でした 生きてるミミズやシラサヱビよりよぉ釣れたと思います あは あは ほんで ルアーのタテぐわえ 滋賀の曽根沼にカヌーを出してバスをやってるとき ヘドンのダイイングフラッターにライギョが出て 見たらこれが漫画のワニのツッカエ棒状態になってますねん うっわ〜 どないしょ〜 うっわ〜 ゆうてるまに ラインが歯ぁに擦れてプッツン 逃げたライギョの行く末が今もずっと気になってます もう25年ぐらい前の話ですけどね 80〜90cmありました
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ヤス
at 2014-01-27 11:25
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ikasasikuy at 2014-01-27 12:46
ヤスさん 釣りをせんとや・・・シリーズ ご愛読 ありがとごだます ほんで なんですか 釣りをしてへんかったら・・・ ですか _u_m_u_m_u_ そうですねぇ まあ ロクデモナイ人生を送っていた確率が極めて高いです for example..... 博打に入れあげて身上つぶす とか 酒に溺れて酔ぉてドブ板踏み外して足の骨折る とか 悪い女につかまってけつの毛ぇまで抜かれる とか まあだいたいそんなとこです え? なんです? それやったら? 今とそう変わらんのんちゃうか? うっ まあ・・ そうゆわれたらそうですねぇ・・・ あはは あはは
この生粋のトップウォーター・バサーが・・・
どのようにして、八郎潟まで一匹の美しいマブナを釣る為にでかけるようになっていったのか・・・ そこのところが尻鯛わ~ (いつも無粋なコメばっかでゴメンナンショ!)
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ikasasikuy at 2014-01-27 14:28
ピケさん こんにちわん それはボクの 「熱しやすく冷めやすい」 という 厄介な性格によるものです なんでんかんでん ハマると狂ったようにそれに没頭し あるとき ふと ナニもなかったかのように 冷めて 飽きて 忘れ去ってしまうのです 釣りにかぎらず ありとあらゆることがその図式で これはもう どうしようも有馬温泉です そんなわけで 次から次へと宗旨替えして どんどんどんどん どんどんどんどん 予想もつかない方向へ突っ走ってしまうのです マブナは 子供の頃に釣り過ぎて一度飽きてます でも その頃の釣り方と今の釣りかたは 仕掛けが少しちがいます それで 再ハマリして あちこちうろうろするうちに フナを釣るなら八郎潟しかないんちゃうか・・・・ と 思い込んだら もう歯止めが効きません ま そんなわけです あは あは
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おおはし
at 2014-01-29 17:38
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81年ごろに初めてバスを釣りました。
ルアーで初めてバスを釣りました。ラパラのCDジョイント赤金7cm 小学生には超高級ルアーでロスト後は買えず、その後はダイワの バルサマックと言うルアーで釣っていました。 トップで釣れたのはその何年も後でした。 トップで釣れたらハマったのかな~ 当時は多摩川のコイ釣りとヘラの方にハマってました。 (ヘラの方は沢山釣ってましたが、下手なくせにうるさい 周りのおっさんらが「おまえの釣り方は反則だ」などと 面倒なのであまり続けず止めてしまいました)
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ikasasikuy at 2014-01-29 20:19
おおはしさん 81年ごろ 同じ頃ですね ボクはもう二十代後半でしたが・・・ ほんで 色も 艶も 長さも 形(ちょっとちがうけど)も 同じ7cmのジョイント赤金ですが FとCDのちがいは その後の人生に大きなちがいを生んだような気がします ほんで ダイワのルアー バルサマックはフローティングじゃなかったですか ボクはバスハンターという小さなフグのようなクランクベイトのリップをヤスリで削って使たことあります 青鰓魚やコバスがよく出ました シースネークのリップなしもよく釣れました ほんで へら釣り師はどこでもナニですね あは あは
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おおはし
at 2014-01-30 16:12
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バルサマックはフローティングです。
ただ良く潜る?ルアーだったので水面では釣りませんでした。 その頃の国産プラグは動きがどうしようもないのが多かったですが このルアーは今引いてみても良くできてるなーと感心してます。 へら釣り師…良い方も多かったと思います。 でもナニな人はナニですね。 (これは海釣りも渓流釣りもルアーもフライも一緒かもしれませんが) 1200円のヘラ竿に580円のウキでがんばってる小学生相手に ムキになって怒ってるのは大人げないですね。
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ikasasikuy at 2014-01-30 16:57
おおはしさん バルサマック やっぱりフローティング&ダイビングでしたね 使った記憶がほとんどないんです バルサマックとバスハンター こんど釣具屋へ行ったら買ってみます ほんで ナニなひと もちろん 海釣りも 渓流釣りも ルアー釣りも フライ釣りも みな一緒です どんなジャンルの釣りにもそゆひと います それにしても へらぶな釣りにおけるナニなひと率 めちゃくちゃ高いんです えらそにするひとや やかましいひとや やたら道具自慢するひともナニですが まだ許せます ボクがいちばんイヤなのは へらぶな以外の魚が釣れたとき 陸に放りあげて日干しにして殺したり 地面に叩きつけて殺したり 足で踏んで殺したり 凄惨極まりない殺戮をします 特にブルーギルが釣れたときの恐ろしさは とても口では言い表せません とても子供には見せられない光景です あれは 「へらぶな以外は殺せ」という不文律があるのでしょうか ヘラブナ釣りはとても奥の深い釣りなのに ヘラブナを釣るひとは浅はかで傲慢で横柄で無秩序で厚顔無知で傍若無人で荒唐無稽なひとばっかりです(一部そうでないヘラブナ釣り師をのぞく) 極力関わらないようにします |
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