2014年 04月 05日
めしや酒井屋
c0120913_5295789.jpg
めしや酒井屋
LUMIX DMC-TZ30




フェリー乗り場の前とはいえ
閑散とした場所にその店はあった

 めしや酒井屋

わかりやすい屋号だが
どう看てもめし屋に見えない
土佐久礼の看板ギャラリーを思い出す
表に順番待ちのベンチがあるということは
並んでまで食べようという客がいるということだ

魚のカタチの看板に
わざわざ「昭和レトロ」と書いてある
ないほうがいいと思う
ステップを上がると
鍵がかかっているのかと思うぐらい硬いドア
強引に開けて中に入る
店内は土足厳禁だ
脱いだ靴を風呂屋の鍵付き下足箱の六番に入れる
引き戸も建て付けが悪く開けにくい
中に入った
昼過ぎだが客は誰もいない
老婆が現れて

「お食事ですか」
「そうです」
「そこらへんにかけてください」

奥の一番座り心地の良さそうな席に座る
メニューはない
食事は「日替わり昼飯膳」のみだ
食後にコーヒーを飲むかどうかの選択肢があるだけだ
コーヒーにはあべかわ餅が付いている
食事だけにした

ホールの老婆が
厨房の老婆に注文を通す

 「ごはん」
 「はーい」

お婆さん二人だけでやっているようだ


c0120913_5301588.jpg
昭和な店内



それにしてもゴテゴテした店内
落ち着かないひとは落ち着かないと思う
古いホーローの看板や木の玩具類などなど
すっかり忘れ去っていた懐かしいモノであふれている
力道山のポスターも貼ってあった
意図的にレトロな雰囲気を出しているのだろう
ここまで徹底すれば何の文句もない
ただただ受け入れるのみだ

油が弾ける音と香ばしい匂いがしてきた
・・・と
「お待たせしました」
昼飯が運ばれてきた
調理時間十分強
年季の入ったお婆さん
なかなか手際が良い
おかずが木桶に入っているが
中はごくふつうのおかずだ


c0120913_5304781.jpg
日替わり定食



ご飯、豆腐と大根の味噌汁、急須付き飲み放題のお茶
ヱイの縁側の煮付け、小海老の天麩羅、キャベツの炒め物
筍の煮物、昆布の佃煮、色板、青菜の漬物、揚げと千切り大根の炊いたん、白菜の酢の物

いつ炊いたかわからないご飯にむりやり黒胡麻がちょおとだけまぶしてあってうまい
ヱイの縁側の食感は抜群だ
小ヱビの天ぷらの衣が脱げているが味は好い
筍の煮付けは恐る恐る食べてみたが大丈夫だった
白菜の酢の物は初めて食べたがうまい
味噌汁は白みそで甘過ぎた
これで700ヱン
言うことなしだ


c0120913_5303465.jpg
昔の駄菓子や小さな玩具



こんなものを眺めなら
少しくのんびりした気分が味わえた

 営業時間は11:00〜13:00
 日曜、祝日休み
 日替わり昼飯膳のみ

日ノ出町の第一亭みたいに
孤独のグルメに載らないようにしてほしいなぁ・・・

by ikasasikuy | 2014-04-05 07:29 | 食文化論 | Comments(19)
Commented by じゅんた at 2014-04-05 07:53 x
ikasasikuyさん
おはよごだます

うむむ
なんだか
佐倉の国立民族博物館のようなお店ですねー

昼飯だけですか

ところで
この店
ビールは飲めるですか?

飲めないと・・・・

あは
あは
Commented by ikasasikuy at 2014-04-05 08:09
じゅんたさん
おはよごだます

昼の二時間はめしだけで
夜は居酒屋になるようですけんど
夜は行ったことないのでよくわかりません
佐倉の国立民族博物館は行ったことないですけんど
天保山のなにわ食いしんぼ横丁はなんべんもなんべんも行きました

えへへ
えへへ
Commented by ladon at 2014-04-05 12:24 x
おはよごだます
ふ~む
めしの献立からしたら
ゴテゴテした装飾より
煤けたような壁・天上
床は三和土の素っ気ないほうがと・・・
建具の建付けの悪いんやったら
よけいにそう思いますです
朝から、きなこを連れて
山に入り、山の神様から
蕨を少し恵んで戴きました
今夜は、蕨御飯にします
今、重曹でアク抜き中であります
去年の様な失敗はしない心算ではありますが・・・
Commented by ikasasikuy at 2014-04-05 12:46

ladon師匠
おはよごだます

たしかに
こうゆうのは
落ち着かんひとは落ち着かんし
面白いと思うひとには面白いと思います
師匠は前者ですね
ボクはただ単に腹が減っていただけで
どちらでもありませんが
おおせのとおり
めしのときに
こういう古い看板や玩具小物類はちょっとうっとぉしいし
いらんと思います
ほなけんど(阿波弁)
めし以外の別の機会なら
けっこう面白いなぁと思いました
カルピスの看板
いま見てもなお秀逸ですね

ほんで
わらびご飯
いいですねぇ・・・
松茸犬というのがいてますが
ひょっとこしてキナコどのは山菜犬でっか?


Commented by ikasasikuy at 2014-04-05 14:48

ladon師匠

さんさいは年齢やのぉて・・・

あは
あは

今を去ること十数年前
豪州へ旅行に行ったとき
空港で警察の麻薬犬がきて
片っ端に乗客の旅行鞄のニオイを嗅いで回ってます
トイレに行ってるヱンさんの荷物を嗅いだ麻薬犬がワンと啼いて
底から離れません
係員が来て
これはオマヱの荷物かと聞くので
ちゃいますと英語で言うと
持ち主はどこへ行ったというので
ウンコと英語でゆうてるところに
便所から戻ってきたヱンさん
係員はヱンさんに顔を見るなり
犬を引っ張ってどっかへ行きました
ボクはヱンさんが捕まるんか思てドキドキしたのに
あほみたいでした
後で思うに
ただ単にヱンさんとヱンさんの旅行鞄が臭かっただけやと思います

Commented by ikasasikuy at 2014-04-05 14:51

まちごて
ladon師匠のコメント
消してしまいました

いいえ
きなこは六歳と五ヶ月です・・・?
さうです、メシとは別にやったら・・・
それなりの趣かと思えますです

というコメントでした
か?
Commented by ladon at 2014-04-05 15:28 x
でした!!
Commented by ikasasikuy at 2014-04-05 15:34
ありがとごだます
Commented by 猫宮とらお at 2014-04-05 16:55 x
こんにちは

某乳酸飲料の看板・・・これは懐かしいです。
堺市の某団体(親子三人でやったはるとか)のクレームで姿を
消して以来、アレが気になってました。と言いますのは大昔観た
東映の怪獣映画で、怪獣が風を巻き起こし、この看板がビューっと
飛んでいく場面が頭にコビリ付いてるからです(磨き砂でも取れません)にゃは、にゃは。
Commented by ikasasikuy at 2014-04-05 17:26

猫どの
こんにちわ

風を巻き起こすといえば
怪鳥ラドン
ラドンがカルピスの看板を飛ばす・・・んですか
うむむむむ
あちこち画像を検索するも
自衛隊の戦車がカルピスの看板を踏んでる画像しか見つかりませんでした
ところてん
堺市の某団体のクレーム
てなんですか?
しかし
磨き砂でもとれん記憶てすごい記憶ですね
ボクは子供の頃
押し売りが磨き砂を売りに来てるのを見たことあります
悪態をついてた押し売りの話をおかんが聞いてやってるうちに
可哀想になったんか
ちょっとだけ買ぉたってました
ほんでうちは防犯委員やからもうきたらあかんでゆうてました
その押し売り
それっきり来ませんでした
そんな記憶はしっかりあるんですけどね
あはは
あはは

Commented by 猫宮 at 2014-04-05 19:10 x
ラドンと言えばカルピス(の黒人看板)!
(と言ってもladon様に他意はありませんので(^^)

いやはや何とも・・・猫宮は50ン年間思い違いしてました。
検索してみたら、アレは戦車に踏み潰される運命やったんですね。

その堺の団体さんは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E4%BA%BA%E5%B7%AE%E5%88%A5%E3%82%92%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%81%99%E4%BC%9A
ここに紹介されてまして、これに論評するのは自粛しますが、
五輪大運動会水泳競技に黒人さんが殆どいないことなんかに
その団体さんが突っ込んでいない模様なのには「アレレ?」なんですわ。
(更に猫宮的に補足すれば中南米の黒人発祥のラテンアメリカン系競技ダン○
の選手にも肝心の黒人さんがいません)
何か競馬のお馬さんに付けるある種の装具を連想します。
(両手のひらを顔の横に立てる仕草)
Commented by ikasasikuy at 2014-04-05 19:39

猫どの

ラドン師匠がラドンを襲名したのは
とある釣り倶楽部の会長をされているときに
会長=快調=快釣=怪鳥=ラドン
詳しいことはわかりませんが
そんな経緯があったと思われます
ほんで
やっぱり自衛隊の戦車ですか
看板が飛んでる画像も見つけたんですが
なんの看板かわかりませんでした
ほんで
カルピスのあれ
黒人ですか
知りませんでした
ほんで「なくす会」というのも知らんかったんですが
有田親子
やってること
逆差別にしか思えませんが
もう人道的行為というよりも
趣味の世界ですね
親はええとして
なくす会の書記兼会計にされた子供がかわいそうです


Commented by ladon at 2014-04-05 20:34 x
話はブットビますが
以前、九州を経巡りされた時
九州の列車はデザインの良いのが多い
誰がデザインしたんかな・・・と
コメントしたはりましたが
さっき、久し振りにTVを見てますれば
そのデザイナーさんの話がありまして
水戸岡鋭冶という方やそうですは
外装だけやなしに、内装も中々
機能的や遊び心一杯のデザインされてます
JR九州は、ほとんど、水戸岡氏に依頼されてる様です
解った範囲迄取り急ぎ・・・です
Commented by ladon at 2014-04-05 20:48 x
へて、ラドンの名前の由来ですが
ルアーフィッシングといふ魚をだまくらかすなんぞ
といふ怪しげな釣りをする
私始めクボコイチやカチヘロ・ワタキチてな
怪しい人物が居りまする
怪しい釣りクラブ
その会長となれば
怪釣・・・怪長・・・怪鳥・・・
怪鳥といへば、ラドンやないかい
てなこってladonを名乗っておりまする
正しくは「怪釣亭主・裸鈍(はだかでどんくさい)奥村
でございます
今、は顧問であります
何故か?
腸の次は肛門へ行き着くのが道理で
何故なら、私目は糞野郎に間違いないからで
ございまする!!
Commented by ikasasikuy at 2014-04-05 21:03

ladon師匠

>誰がデザインしたんかな・・・と
>コメントしたはりましたが

とのことですが・・・
水戸岡鋭冶
知ってます
ほなけん
去年書いた記事のタイトル
"Eiji-designed"
になってますです
http://ttms.exblog.jp/20997725/
若々しいデザインなので若い人か思たら
ladon師匠と同世代のひとでした
ボクはこうゆうデザインダイスキですが
これがアカンといふ鉄道愛好家の方もいますが
愛好家と名乗るだけに
新しいものを受け入れられないとゆうか
受け入れたくないのでしょうねぇ
とても気の毒です

ほんで
怪しげな釣り・・・で「怪釣」=「怪長」=「怪鳥」=「ラドン」=ばんざ〜い!
ということですね
正しくは
怪釣亭主・裸鈍奥村
わっかりましてごだます
うちの倶楽部は怪鳥が横山のまま頓挫状態で
ほぼ崩壊したと言っても過言ではごだません
あへ
あへ
あへ

Commented by ladon at 2014-04-05 21:35 x
すんまそん
今朝喰うたメニューも
朧な脳味噌で・・・
脳がどっかへ遊びに行って・・・
鉄砲玉で・・・
忘れてしもてますは
アハハ・アハハ
失礼仕りました
Commented by ikasasikuy at 2014-04-05 21:43
ladon師匠

いんえ
いんえ
こっちこそ
いろいろお気づかいいただき
ありがとごだます
ボクなど
朝のめしどころか
昼のめしさえわすれてます
うふ
うふ
Commented by 猫宮 at 2014-04-05 22:04 x
何とかの会に関しては仰せのとおりでございます。

海潮音を聴きながら快釣しはる会長さんですね、わかりました。

ほんで、ショモナイ報告事項です。
例の元町通りの真ん中ら辺の山側、あの元祖長崎カステラさん、
昨日行ったら書き直し繰り返した小汚い・・・もとい歴史的重厚味
ある値札、一掃されてまして、新しいのに変わってました。
店番のばあさんは機嫌よく、屑カステラ一袋をオマケに呉れました。
にゃは、にゃは。
Commented by ikasasikuy at 2014-04-05 22:28
ねこどの

え〜〜〜
また元祖長崎買ぉたんですか
ほんまもんの甘党ですね
おそれいりましてごだます
ほんで
店番のお婆さんというのは
おかまのお爺さんのほうやのぉて
ほんまもんのお婆さんのほうですね
ボクはやっぱりカステラはよぉ食べませんけど
なんか楽しそうな店で
好きです
おんなじならびの
花見屋の浮世あられはちょいちょい買うんですよ
あは
あは


<< 鍋焼きうどん アサヒ      メバル釣り4 >>