2014年 06月 25日
World Foot Vol.11
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balotelli
LUMIX DMC-TZ30



"uruguay" vs "italiana"
を見た
コスタリカに負けた両者だが
イングランドが2戦2敗なので
どちらか勝った方がグループリーグ突破である
(得失点差で有利なイタリアは引き分けでもよい)
この両チーム
サッカー選手としては抜群だが
ニンゲンとしてはどうだろう?という選手が
それぞれひとりづついる
背番号はどっちも「9」だ

イタリアのバロテッリ
倒れてる選手をわざと蹴ったり踏んだり
倒れてない選手には跳び蹴りを見舞ったり
上のヱはウルグアイのDFペレイラに跳び蹴りを食らわしたところだ
ペレイラの首が折れたかと思った

昔むかし
昭和四十年代のはじめごろ
ニッポンでキックボクシングというのが流行ったことがあった
沢村忠という無敵の人気選手がいて
得意技は「真空跳び膝蹴り」だ
試合の後半になると
テレビの放送時間にあわせるようにこの技を出す
相手もわかっているのに避けたりせず自分から蹴られにいく
ゆるいスピードでよろよろと飛び上がって
膝がわずかにかすっただけなのに
相手はもんどりうって倒れる
実況アナウンサーが
「出た〜!サワムラ真空跳び膝蹴り〜!」と絶叫する
まるで
力道山の空手チョップや
G馬場の十六文キックと同じだ


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suarez



乱暴者はウルグアイにもいる
ご存知スアレスだ
いままでに二度
試合中に相手選手に噛みついている
そして
バロテッリが真空跳び膝蹴りを披露したこのゲームでも
前科者スアレスも得意技の噛みつきを見せた
噛まれたのはイタリアDFキエッリーニ
イタリアチームの中でいちばん不味そうな選手だ
試合は

 1-0

でウルグアイが勝って決勝T進出を決めたが
スアレスは出場停止になる可能性がある
プレミアリーグで噛みついたときは10試合出場停止だったので
もしかしたら
もうブラジルでスアレスの勇姿は見られないかもしれない

昔むかし
昭和三十年代のおわりごろ
ニッポンはプロレスの全盛期だった
アメリカから来た人気レスラーのフレッドブラッシーが
力道山、グレート東郷を噛みまくって
アメリカに戦争で負けた記憶が新しいニッポン人に衝撃を与えた
当時はまだカラーテレビが出始めで
ほとんどのニッポン人が黒い血を見ていたわけだが
たまたまカラーテレビで観戦した老人が
ブラッシーに噛まれたG東郷のでぼちんから
真っ赤な鮮血が噴き出しているのを見て四人ショック死した


そんなわけで
ボクらのアオザムライは
すでに決勝トーナメント進出が決定しているコロンビアに

 1-4

で負けた
コロンビアは1、2戦に出ていない控え選手中心のスタメンだったが
強かった
力の差は歴然だった
初戦と2戦目は勝つチャンスがじゅうぶんあったのが残念だ
でもまあ
しかたがない
こうなったうえからは
来年の女子ワールドカップカナダ大会のなでしこじゃぱんに期待しよう

by ikasasikuy | 2014-06-25 23:59 | _f_o_o_t_ | Comments(0)


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