2014年 07月 12日
柳の下
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青鰓魚
LUMIX DMC-TZ30




台風が通り過ぎた昼過ぎ
青鰓魚を釣りに行った
場所は
青は藍より出でて藍より青し池(通称=青池)
この池
もう35年も通っている
昔はよくバスを釣った池だ
若いころに
夕方から夜明けまで徹夜でバスを釣ったこともあった
真夜中より日没後と夜明け前がよく出ることがわかった
ああ
懐かしいなぁ・・・
トップウォータープラッギングの面白さを覚えた池の一つである


ところてん
漁も獲りすぎると魚の値が下がるだけで
獲り損ということになるが
釣りも同じだ
特に青鰓魚釣りは
面白いように釣れるからといって
面白いように釣りすぎるとかえって面白くなくなる
北海道のニシンや
秋田のハタハタみたいなことになってしまう
そこで
釣りすぎないようにする工夫が必要になる
どうすればよいか
一番手っ取り早いのは

 鉤を大きくする

ただそれだけだ
ただそれだけのことで
出る数は同じだが釣れる数を1/3以下に減らすことができる
たとえば
青は藍より出でて藍より青し池(通称=青池)で1時間半釣りをすると
ドライフライフックの#16を使うと80匹釣れる
ところが#12にすると23匹しか釣れない
次から次に
出ても出ても
ほとんど乗らない
ストレスがたまるようにも思えるが
これが案外面白い
#12と#16を比較してみると


柳の下_c0120913_17155477.jpg


これだけの違いだが
この差が大きい


柳の下_c0120913_5421510.jpg



青は藍より出でて藍より青し池(通称=青池)では滅多に出ないが
たまさかに20cmを超える大型が釣れると
#16では丸飲みされて鉤を外すのに難渋する
17〜18cmの中型青鰓魚でも飲まれることがある
下手をするとヱラを傷つけて死なせてしまうことになる
しかし
#12ならまず喉の奥まで飲まれることはない
ほとんどが口の入口辺りで掛かっている
この差は大きい


柳の下_c0120913_54316100.jpg



それから
面白くなくなる前に
早めに竿を仕舞うことも肝要だ
長時間やればやるだけ面白くなくなる
どんどんよくなるのは法華の太鼓ぐらいのものだ


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


じつは
この日は
青鰓魚釣りは余興、前座で
本当の狙いはバスだ
日が西に傾くのを待って
こないだいい目をした古道具を持ち出して
柳の下の二匹目を・・・


柳の下_c0120913_10113736.jpg
オオルドタックル




 釣れなかった

バスのバの字もなければ
バイトのバの字もなかった
あはは
少しく残念だ
少しく残念ではあるが
しかたがない
でも
青池・・
昔はよくバスが釣れたのになぁ
ここ数年はぜんぜん釣れなくなったなぁ
ブルーギルは面白くなくなるぐらい釣れるのになぁ・・・

帰ろ



【本日の釣果】
 ギル・・・23匹
   (実釣時間90分)
 バス・・・0匹
   (実釣時間60分)


by ikasasikuy | 2014-07-12 07:00 | 釣魚小全 | Comments(6)
Commented by ladon at 2014-07-12 10:02 x
おはよごだます
柳の下に埋められましたか・・・

アンギラ小父さんに新しい青鰓池
教えてもらいましたんで
近日出動予定
乞うご期待であります!!
Commented by ゾン at 2014-07-12 10:21 x
おお!
美しい色の殿様蛙ですね。
Commented by ikasasikuy at 2014-07-12 10:37
ladon師匠
おはよごだます

バスはアキマセンでしたけど
ギルは裏切りません
世界で一番釣り人に優しい魚です
サッカーと一緒で45分ハーフの90分勝負
数は20匹前後
4分30秒に1匹ぐらいのペースが理想です
春先に120分やって4匹しか釣れなんで
ウグイスに思い切り笑われたことありますけど
ほんで
あんぎらおじさんの新青鰓池
楽しみですねぇ
ちょんまいバスもおったら
ボクもさそてください
ああ"tiny torpedo"・・・
Commented by ikasasikuy at 2014-07-12 10:42
ゾンさん

>お!

青鰓魚とちごてカエルでっか〜
このカエル
捕まえたろ思て
10m以上追いかけてんけど
結局逃げられてしもてん
ごっついジャンプ力やねん
イボガヘルもぎょうさんおったわ
せやけど
冩眞うつり悪いし
触ったら手ぇにイボでけるゆうウワサやし
え?
ウワサを信じちゃイケナイヨ?
ああ
トノサマガヘル掴みたかったなぁ・・・
Commented by ヤス at 2014-07-13 19:04 x
小学校の頃にマブナ釣りをしていた頃に
針選びは気を使いました。
まだ青鰓ちゃんは少ない池でしたが
飲まれて針外しにストレスを感じたり
大きなマブナが釣りたくなったり・・・

そんな頃にアルビノのマブナでなく
色素が無い15cmほどのマブナを釣った事があります。
鰓も心臓も丸見えの透明鮒。一部銀色がありましたが。
驚いて庭を掘って親父と作った池へ金魚たちと一緒に泳がせましたが
翌日には猫に獲られてました。当時は持って帰るんじゃなかったと後悔しましたが
今は2度と出会えない可能性があるので写真撮っておけばよかったと思ってます。
Commented by ikasasikuy at 2014-07-13 20:26
ヤスさん
アルビノではない色素のない鮒は珍しいですね
アルビノではないということは
目は赤くないと言うことですね
透明鱗?
ときどき観賞魚屋でアルビノフナを高い値段で売ってますけど
目が赤いので恐いんです


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