2016年 10月 22日
週刊アクアリウムニウス10月号
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上から落ちてくるタナゴの餌に反応するザリガニ君
LUMIX DMC-TZ70



いつもの川で釣ったザリガニだ
あんまり可愛いので家に連れて帰ってきた
慣れてきたのか
水槽のなかを自由に泳ぎ歩き回っている

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三号水槽に来て一週間
普段は石と石の隙間や
藻の中に隠れていて姿を見せないが
ヱサの時間になると
臭いを嗅ぎつけて出てくる
細い短い爪を振りかざして他の魚を威嚇しながら
二番目のつまようじより細い脚(腕)の先の小さい鋏で餌を挟んで
左右交互に口に運んでいる
食欲旺盛だ
ためしに大羽鰯の煮干しをちぎって入れてやると
目ざとく見つけて爪でがっちりキープして
長い時間かけて食べてしまった

 ザリーと呼ぶことにした(べたやなぁ・・・)


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三日間で大羽鰮の煮干しを丸一匹食べたザリー



こうみえてボクは
いままでにザリガニを何百何千と釣ってきたザリ釣り名人だ
十年ほど前に三田のざりが池で一日に八十六匹釣った記録もある
釣り方は
3インチぐらいのワームを目の前に落として誘う
爪で挟ませたら離されないようにジワーッと抜き上げる方法だ
しかし
今回はタナゴ鉤にグルテンヱサで
唐辛子浮子が

 ツツ〜〜〜

と妙な動きをしたのでアワセたら
テナガヱビみたいに口に食っていた
鉤を口にかけてザリガニを釣ったのは初めてだ

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 きのう
 ザリーが玄関の三号水槽を脱走して
 家中を歩き回っていた
 発見したのは玄関から廊下を数メートル進んだ先のリビングルーム
 ザリーにしてはけっこう長距離を移動してきている
 なにかが足元で動いたような気がして・・・
 ザリーだった
 掴まえるとき激しく抵抗して
 指をなんべんも挟まれた

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 思い出した

 何年か前にもザリガニを水槽で飼ったことがあって
 脱走されたことがあった
 その時は発見が遅れて・・・★
 二度と脱走されないように
 水槽の硝子豚の隙間をぜんぶ塞いだ

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 もうひとつ思い出した

 高校のころ
 ザ・リガニーズというバンドがあった
 ワセダかどっかのカレッジフォークバンドだ
 ザリガニを見てバンド名を思いついたらしい
 「海は恋してる」
 というキモチワルイ歌を唄っていた
 ヨシダタクローとおなじでキライだった
 ぼくらはぜったいに歌わなかった

 ・・・と
 こんなことを書いていると
 またなにか思い出しそうなので
 このへんにしておく





 

by ikasasikuy | 2016-10-22 04:57 | アクアリウム | Comments(2)
Commented by おおはし at 2016-10-25 19:20 x
基本、今年は「見つけたらとりあえず釣ってしまう」
と言うスタンスだったのですが、ザリガニはやっぱ
ハサミの大きい赤いのがいいなーとスルーしていたら
田んぼの終わった焼津近辺のザリガニ達は絶滅したか
と思うほどどこにも姿が見えなくなっていました。
一体どこに行ってしまったんだろう。
こんなことならポツポツ姿が見れた先月までに
釣ってしまうべきでした。トホ。
Commented by ikasasikuy at 2016-10-25 21:20
ザリガニもそろそろ越冬準備です
田んぼに穴を掘って中で春まで寝てるヤツを
春先に麦わら突き刺して挟ませて何匹も取った経験があります
小学校の頃です
あのころは
水のない水田にザリガニが寝てることが不思議でした
ほんで
3号水槽のザリー
きのうイトモロコを挟んで殺しました
小さいはさみや思てたかをくくってたら
とんでもありまおんせんでした
いま
別荘(5号水槽)で独居生活です


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