2017年 05月 24日
サバメンチカツ丼
c0120913_15364225.jpg
サバメンチカツ丼
LUMIX DMC-TZ70




こどものころ
わが家の主菜はサバだった
イワシやアジより目方あたりの値段が安かった
当時八人家族だったわが家の家計を守るのはサバしかなかった
すぐ近所に肉屋が一軒あったが
おかんがそこで買いんをするのを見たことがなかった
市場の中にも肉屋があったが
その肉屋も素通りしてその先の魚屋へまっしぐら
店のおばちゃんと少なくとも三十分は立ち話していた
小田鮮魚店
ここの息子は同級生だった
さんざん魚屋のおばはんとしゃべったあげく
一番安いサバを買って帰る
たいがいは塩焼きか煮鯖だったが
冬は鯖と水菜のハリハリ鍋、水炊き、スキヤキにもなった
飽きてくると鯖ハンバーグ、鯖カレー
親父の晩酌用のしめ鯖
毎日々々出刃包丁一本でサバを何匹かさばくので
サバをさばかしたら天下一品のおかんだった
「手間掛かる」
と言ってめったに作ってくれなかったが
小骨ごと叩いてつみれにしたのを
パン粉を付けて揚げたサバカツが好きだった
味は砂糖と塩だけだったと思う
おかんの鯖料理の中では断トツに美味かった

そんな鯖メンチカツでカツ丼を作ってみた
あゝ
懐かしさも

 Mai Uoo !!

by ikasasikuy | 2017-05-24 23:16 | 食文化論 | Comments(0)


<< 地味な肴      〇天うどん >>