2007年 05月 23日
アオキ
今年の初めに買ったLEVI'S 501XX
マックの店長は
「これはごっつ縮みますよって裾直しはせん方がよろしおます」
というのだ
洗えば洗うほど縮んで
36インチが33インチになるという
裾など4インチは縮むという
ところが
もう十回以上も洗ったのだが
ウエストは少し縮んだものの
裾は一向に縮まない
ジーパンより先に縮むのはボクの寿命の方だ
これでは浅野内匠頭だ
前にサルさんにもらったLEVI'S 501XX尾錠付きなど
縮むのに5年以上かかった

アオキ_c0120913_1755887.jpg


自分の寿命を考えると
とても5年も待っていられない
そこで寸法直しに出すことにした
そんなもの家でやればよいではないか、という意見もあるが
復刻版とはいえLEVI'S 501XXだけはそうはいかない
これはL.L.BeanやUNIQLOとはちがうのだ

神戸のJR高架下商店街は
元町駅を境に東西二つに別れる
鯉川筋から東は三宮高架下「ピアザKobe」で
元町駅から西は元町高架下「モトコー」だ
高架下には服の寸法直し屋が何軒か細々と営業していて
そのなかの一軒がサイズアジャストメント「AOKI」である
間口一間の狭い店舗だ
神戸に詳しいカメカメ812情報によれば
ここが一番手間賃が安いらしい

アオキ_c0120913_1754695.jpg


朝9時半
AOKIへ行くと
おばちゃんが来て店をあけているところだった

「ジーパンの裾直してほしねんけど」
「ちょっと時間かかるよ」
「どれぐらい」
「一時間半やなぁ」
「ほなその間に皆様でごはん食べてこーかな」
「そないしぃ、やっとくから」

ボクは皆様食道へ行って
かんとだきで朝酒を一杯飲んで
エビアンのカウンタで熱いコーヒーを一杯飲んで
それから、イシバシでフィンガーピックを三つ買って
AOKIに戻ると
裾直しは出来上がっていた

 アオキ_c0120913_2313169.jpg


ベルト通しの糸と
裾直しの糸が
色も太さも同じになっていた
かんぺきだ

by ikasasikuy | 2007-05-23 17:53 | 大衆社会学 | Comments(4)
Commented by Jellyfish at 2007-05-23 17:57 x
ささきさんの日記(下町徘徊編)を見てよく思うのが、
関西はお店とお客の関係が濃厚でイイなあということです。
これが関東だと
「コチラお時間1時間半ほど頂きますが宜しいでしょうか?」
と、丁寧だけど明らかに距離感のある台詞を抑揚のないトーン
で言われて終了、ということが多いです。
別にそれが気に入らないワケではないのですが、そういう店に
限って裾直しの糸の色はかなり違ってたりするわけです(笑)
なんとなくうつむき加減に家路につくJellyfishなのでした。。
Commented by angling-net at 2007-05-23 22:23
JellyFishさん
あのね
これ日記やのおて
独り言ですねん
まあ
どっちでもおんなじですけど

店と客の関係は
関東も関西もそない変わらへんと思います
ただ
ボクが飲んだり食べたり買い物したりする店は
概ねこんな店なので
そゆ印象をお持ちになったのでしょう
それと
ボクの車寅次郎的無遠慮さが
災いしているのかもしれません

アオキのおばちゃんは
まんまるの顔でちっちゃいんです
顔が豚足みたいでかいらしんです
もう60は軽く超えてるけど
女子中学生みたいで
めっちゃかいらしんです
JellyFishさんも
裾直しはぜひアジャストメントのアオキで!
Commented by at 2007-05-23 23:05 x
メンズプラザAOKIとは関係


ないか。
Commented by angling-net at 2007-05-23 23:17
pisan
ちゃうちゃう
皆様食道をまっすぐ西へ200mぐらいかな
いや180mぐらいやな
いや
やっぱり200か


<< 幸せの食卓      明石ダコ >>