2007年 05月 24日
幸せの食卓

世界一豪華な朝ご飯を紹介しよう

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まずボッケ(ケムシカジカ)は体長34cmであることを確認する
切れ味抜群の大出刃で素早く解体する
仕事は迅速かつ的確に行わねばならない


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肝は沸騰寸前の鍋で5分火を通し
擂鉢でしっかりあたっておく
切れ味抜群の柳刃で一口大に切った上身に肝を和える
醤油は大徳醤油のとびうお醤油(魚醤)を使う
淡白な白身が肝を和えることで濃厚な味わいとなる


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刺身にしたあとのアラは吸い物にする
頭も骨もすべてぶつ切りにして鍋にぶち込みぐらっと煮立てる
胃袋、白子も食せるものはすべて加える
アクを丁寧に取って、味噌、醤油だけで味を整える


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クロマグロの赤身とトロを適当な大きさに叩いて
炊きたてご飯の上に無造作に乗せ
その上に山葵と海苔を乗せ
醤油をかけ回してふうふう言いながら頬張る


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コシアブラは天ぷらである
揚げ物は妻の担当なのでボクは口は出さない
揚げたてを抹茶塩でいただく
生まれて初めて食べる山菜だ
新鮮な山の香りがじつにすばらしい
「初めてってことは何でも感動的だね」
という、永六輔氏の言葉を思い出す


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海鞘は酒盗(鰹の塩辛)で和えた特製である
芋焼酎(薩摩の一滴)が止まらない
ただし、これは今朝ではなく昨夜の画像である
念のため申し添える

これらを
嫁の母と嫁の三人で
モノも言わず貪り食う
日頃の饒舌を押し黙らせる美味さだ
感動の食卓を提供してくれた穂高恒彦氏に感謝する
ホ・ダ・カ・?
初めて耳にする名前だ


by ikasasikuy | 2007-05-24 12:14 | 食文化論 | Comments(6)
Commented by hotaka at 2007-05-24 14:53 x


すこしばかりですんませんでした...
昨年、お縄になるところを
平蔵さまの
  そやつ、何かの役に立つかもしれん。捨ておけ...
の、一言で放たれた者にございます

その時以来、おつとめはいたしておりませなんだが
また、悪い虫が疼きだしたら勝負いたしやしょう

Commented by よっこ at 2007-05-24 16:31 x
おじさまの臨場感溢れるお写真で、腹がなりました。
この時間は、毎日、空腹との戦いです。
Commented by ゾンマサ at 2007-05-24 17:43 x
ケムシカジカどんなさかなですか。おいしかったですか。かっこよかったですか。ビールにもあいそうですか。
Commented by ささき at 2007-05-24 19:02 x
hotakaさん
あまりの名前のかっこよさに
しばらくのあいだ人定ができませなんだ
映画俳優かと思いました
それにしても
すばらしいボッケでした
胃袋まで食い尽くしました
さすがは「ナベコワシ」の異名をとるだけのことはあります
骨の髄から沁み出た出汁は絶品でありました
刺身はやや淡白すぎるきらいがありますが
肝和えにすることで見事な輝きを放ちました
実に豊かな魚であります
コシアブラは全部天ぷらにせず
少しく残してあります
パスタ・アズッロ・コシアブラーノにします
Commented by ささき at 2007-05-24 19:03 x
よっさん
ごきげんいかが?
カメラのことはカメラのツカモトのツカモトカメラのツカモちんも
お元気ですか?
それはそうと
若い婦女子が
「腹がなりました」
などとのたもうてはいけませぬよ
三十路を過ぎたらゆうてもかまいませんけどね
空腹に耐えてばんがってください
おじさまも電信柱の影から応援しています
Commented by ささき at 2007-05-24 19:03 x
ゾンマサさん
ケムシカジカがどんな魚かということですが
まだいっぴきも釣ったことがないので
具体的なことはいえませんが
なにしろ
オコゼのアタマを踏んだような顔で
アンコウのようなぼってりとしたお腹で
尾に向かうほど急激に実が細い魚です
少しゾンさんに似ています
ビールより焼酎でしょう
なんでしたら
秋に一緒につりに行きましょう
釣れへんかっても
牛タンぐらいご馳走しますから


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