2008年 05月 24日
春茄子
阪急神崎川に母の姉(伯母=故人)が住んでいた
ボクは「大阪のおばちゃん」と呼んでいた

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大阪のおばちゃんが遊びにくるときは
かならず梅田の阪神百貨店で
阪神電鉄の社章(菱形稲妻にレールの断面のヱ)の入った太鼓饅頭と
パルナスのピロシキを買ってきてくれた

パルナスのピロシキ
会社は2000年に営業を停止したらしい
揚げパンの中に肉と野菜のたいたんが入っていて
カレーの味のしないカレーパンみたいなものだったが
具体的にどんな味だったのかと聞かれると
すっかり忘れてしまっているのである
なにしろ半世紀近く食べていない
憶えているのは
「もっと食べぃや」
とおばちゃんやさしく言われて
「もうお腹いっぱいや」
と言いながら
口いっぱいにほおばったことぐらいだ
美味しかったのかというと
そうでもなかったような気がする
阪神の地下のイカ焼きや
551の豚まんの方がはるかにうまかった

パルナスのCMソング
40歳以上の関西人ならだれでもくちずさめるほど
有名なCMソングだ
仲村メイコが歌っていた

 パルナスの歌

 作詞・作曲:津島秀雄
 歌:中村メイコ、ボニージャックス

 ぐっとかみしめてごらん
 ママのあたたかいこころが
 おくちのなかにしみとおるよ
 パルナス
 あまいおかしのおくにのたより
 おとぎのくにのロシアの
 ゆめのおそりがはこんでくれた
 パルナス
 パルナス
 モスクワのあじ
 パルナス
 パルナス
 パルナス

この歌を聴いて
ロシアという国の
モスクワという町にあこがれた
なんとステキなところだろうと思ったものだ
ボクが小学生の頃は
ロシアという国は地図になかった
まさか
それがあのソ連だとは
夢にも思わなかった‥‥

by ikasasikuy | 2008-05-24 12:47 | 食文化論 | Comments(20)
Commented by 皮腹 at 2008-05-25 01:06 x
こんばんは。
密かに毎日拝見しております。

僕もその唄、大好きです。
サビしか歌えませんが...

影絵みたいなテレビCMだった気がするのですが、子供心に切ない気持ちになったことを覚えています。「モスクワのあじ」だからこそ遠い異国をイメージできますが、「オオサカのあじ」とかだったら身近過ぎて何ですね。
Commented by bukka-bukka-blog at 2008-05-25 03:31
皮腹さん
ごぶさたしております
毎日みていただいておおきにべりまっちです
パルナスの歌は
たしかに物悲しいですねえ
ほんで
サビと言うのは

 パルナス
 パルナス
 モスクワのあじ
 パルナス
 パルナス
 パルナス

の部分でしょうか?
5回パルナスてゆうてるんですけど
ボクは最後の「パルナス」に哀愁を感じます
Commented by のら羊 at 2008-05-25 04:23 x
パルナス
ピロシキ
パルナス
ピロシキ
パルピロ~
というバージョンもあったような気がします
(気がするだけかも)
ピロシキは具を調理してから包んで焼いたり
油で揚げたりするらしいです
面倒くさいといって嫁はなかなか作ってくれません
そのかわり
よく似たビラッシュというのを作ってくれます
これは具を調理せずにパン皮で包んでフライパンで焼くだけです
おいしいのでいつも食べ過ぎます
ところで、ピロシキの具はいろんなバージョンがあるそうです
早い話、ロシア版の「おやき」ですわ
Commented by angling_net at 2008-05-25 04:39
のら羊大兄
パルピロ〜ゆうのも
まちがいなくありました
ほんで
面倒くさいんですか
阪神尼崎のモンパルナスに行けば
パルナスとほぼ同じピロシキあるらしいです
テイクアウト専門かも
それと
三宮のバラライカ
ここはロシアンレストランです
ほんで
「おやき」ゆういいかたは
いっぺんもしたことありません
大阪でもゆうんでせうか

Commented by at 2008-05-25 10:04 x
パルナスもパルピロも知らないニセ関西人ですが
ピロシキ食べたくなりました。。。
三ノ宮のそごうの地下にもピロシキ売ってますけど
味違いそうですね。。。


(↓後半にパルピロ)
http://jp.youtube.com/watch?v=YKw4T_10sfQ
Commented by ささき at 2008-05-25 10:28 x
ぴさん
あのCMが全国放送で流れていたかどうかは知らんのですが
概ね40歳ぐらいのひとはみな歌えます
ぴさんはまだお若いので知らなくて当然でしょう
ほんで
故パルナスの味を偲ぶには
阪神尼崎の駅ビル内にあるモンパルナスに限ります
元パルナスの従業員が暖簾分け的に開業した店と聞いてます
つまり
本物を作ってやった人がやってる店やし

Commented by わて。 at 2008-05-25 10:41 x
パルナスのピロシキ おいしいや~ん!!
でも、もしかしたら もっと後年の別の店のんを
思っているワテかもしれませんが・・。

あの歌は
土曜の昼から 聴いたような気がする・・。
なんでかって、私は平日はあんまりテレビ見いひんかってん。

土曜の午後から
一時間番組で 歌番組あってん。
(多分 アメリカの ベストテンみたいなん。)

あんまり売れてない グループサウンズが
サム&デイヴの曲なんか やってた。

ズー・ニー・ヴーとか ハプニングスフォーとか
たまに ゴールデンカップスとか 出てたで。

あ、ピロシキの話やった・・。

Commented by ちっち at 2008-05-25 11:31 x
昨夜、寝る前にこのブログみてしもて
眠りにつくまで
ずっとこの歌が
頭の中を流れていました…

前奏の「ン、ちゃっちゃぁ、ン、ちゃっちゃぁ…」から
「パルナァーース」まで
ぐるぐるしてました
Commented by angling_net at 2008-05-25 12:57
わて。さん
>ズー・ニー・ヴーとか ハプニングスフォーとか
>たまに ゴールデンカップスとか
うむむ
な〜つかし〜な〜
http://happeningsfour.teee.jp/index2.html
Commented by angling_net at 2008-05-25 12:59
ちっちさん
さすがは妙齢の女性です
オーバ−40のツボ
けっこう押さえてるでしょ
ほなけんど
ボクがいまドツボにはまってるのは
http://bukkawhite.exblog.jp/
ですねん
食べ放〜題〜
ここ数日
声が裏返ってしゃあないんです

Commented by zung at 2008-05-25 13:41 x
高速神戸から新開地へ
地下道をぶらぶら歩いて
謎の卓球場で真剣勝負するおっさんたちに戦慄し
古本屋でエロ本の山を掻き分けて宝を発掘し
最後はピロシキとビール片手に地上へ

20年前のお話にございます
鮮やかに蘇るあの味は
しかし実のところ
20年分の涙や鼻水で
すっかり別の味付けになっているはずです
Commented by ikasasikuy at 2008-05-25 14:17
zungさん
つい先日も
高田屋で朝酒を飲って
新開地劇場で大衆演劇をみた後
地下道をぶらぶら神戸駅まで歩きました
もちろん
地下卓球場も
その前に並ぶ古本屋も健在で
妙齢の女性が十名ばかり
たるんだ太ももをむき出しにしたピンポンウエアで
熱戦を繰り広げておられました
古本屋も
仰せのとおり
二度と回転されることはないと思しきVHSのヱロテープとともに
ヱロ本が山のようにうずたかく積み上げられ
鼻の穴を広げて立ち読みするおじいさんと
居眠りをする店番のおじいさんの姿に
そこはかとない哀愁を感じました

なくなったのはパルピロだけで
ほかは二十年前も今も
なんの変わりもないのでございます
Commented by のら羊 at 2008-05-25 17:34 x
ささきさん
信州人が大阪のたこ焼きのことを「たこ焼き」と言うやうに、大阪の人間でも信州人が誇りを持って愛してやまないおやきのことを「おやき」いうべきであると思ひます
まちごても「つけもんまんじゅう」とは言わないやうにしませう
(わたしゃあんまり好きやないですけろね)
Commented by ikasasikuy at 2008-05-25 18:13
のら羊大兄
おやきとは
漬けもん饅頭のことでしたか
知りませなんだ
てっきりお好み焼きのようなものを想像していました
信州と言えば野沢菜?
野沢菜の漬物だけでごはん三杯食べられます
できたら
三杯目はうめぼしがいいですけど
信州へはなんどか行ったですが
ついぞおやきには出あいませなんだ
今度行くときは注意を払っておきます

Commented by わて。 at 2008-05-25 18:43 x

何回もすまんの。

ピロシキのことだけ考えてて、
太鼓饅頭を見落としていた。
太鼓饅頭って 四角い箱に12個くらい入ってるヤツじゃあ・・??
なっつかし~~!!
あれ、阪神で売ってるのんかいな~!!
初めて知ったワ~!!

叔父のお嫁さんに来た叔母は
京都に里帰りすると、その帰りには いつも
太鼓饅頭おみやげに買うてきてくれた。

あれ、あっさりして おいしいねんんしー。

叔父は亡くなったけど、叔母は吹田に健在です。
たまには 定婆観測しに行かなアカンなあ・・。

Commented by ikasasikuy at 2008-05-25 19:39
わて。さん
阪神百貨店の太鼓饅頭は
阪神電鉄の社章が真ん中に焼き印が押してあって
6個入りとか12個入りとか20個入りとか
白い化粧箱に入ってて
阪神の包装紙で包んでありました
ほんで
そこらへんの回転焼きみたいに
大きさが不揃いやったり
合わせ目に「バリ」があったりせず
焼き具合も均一で
カステラのような肌理の細かい生地でした
中は白あんでした
社章の菱形稲妻にレールの断面のヱは
http://f3.aaa.livedoor.jp/~nakama/hansin/Images/pnfvol1-4.jpg
こんなんでした
大阪のおばちゃんは
だいたいふたつきにいっぺんは遊びにきてました
ピロシキ忘れても
太鼓饅頭を忘れることはなかったです
ああ
な〜つかし〜な〜
もう売ってへんのかなぁ‥‥


ねよ

Commented by わて。 at 2008-05-25 19:46 x
そやねん、しろあんやねん。
やっぱり、あれや。大きさもちょうどええねん。

私は つい今まで あれは京都の名物と思てましたわ。
そ~か~・・。
ほんで、現在の阪神デパには売ってないワケ?
わて、一回 暇なとき (が、ないんじゃ。)
探しに行くわー。

ざざぎざん、また 昔の話 しまひょな。

Commented by at 2008-05-25 20:07 x
太鼓まんじゅうて御座候とか今川焼のこと?
しろあんの見たことない〜。
みんなおいしいもん知っててずるい〜。
Commented by ikasasikuy at 2008-05-25 21:56
わて。さん
>大きさもちょうどええねん
そーそー
ふつうの太鼓饅頭より
ちょっとだけ小振りでしたわ
8割ぐらいかなぁ大きさ
白あんやから
大福豆とか白大豆やね
どっちかゆうたら
小豆が好きやねんけどね
Commented by ikasasikuy at 2008-05-25 22:13
ぴさん
太鼓饅頭は
今川焼ともゆうし
回転焼きともゆうねん
このへんのくだりは
桂枝雀の「代書」を聞けばわかります
姫路では
「御座候」ゆうね
西宮の今津に「今津焼き」ゆう回転焼きがあって
高校のときがっこの帰りによく食いました
西宮戎神社の近くには
いまでも「ゑびす焼き」があります
味はまあ
どこでもいっしょですわ


もしもし

シャカやんでっか
いまきはりましたで
声は大きいし
けったいなひとでんな
ほな
そっち行ってもらいまひょか

だいじょぶだいじょぶ

ナニの方は
またナニしまさかい
はいはい
ほなまた

「ほなヱンさん、シャカやんとこまで行てもらえまっか」
「あ、さよか、どこでっかシャカやんさんとこは」
「いま説明します」
「わかりやすいようにたのんまっせ、わたいここら初めてでっさかい」
「たいがいのひとがここらは初めてやと思います」
「まあそうですね」

   ‥‥‥つづく




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