2007年 05月 07日
basilico
ボクは漁業なら兎も角
農業は苦手なので
畑で野菜や香草を栽培するなど考えも及ばない
ただしバジルは欲しい

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そこで
手っ取り早いのは乾燥バジルだ
小さなビンに粉末状になって売られている
ただし
香りは大方飛んでしまっている
味もイマイチだ
無味乾燥とはまさにこのことだ

ボクはビン入りのバジルペーストを愛用している
九州のとある養蜂場で作っているものだ
オリーブオル、塩、ハチミツ、玉葱、大蒜といっしょにペースト状になっている
そのまま使えるのだが
オリーブオイルと塩だけにしておいてくれたらもっといい
あとは松の実とチーズがあればよい

バジルはシソ科の一年草だ
桜の散る頃に種をまき、夏に収穫する
摘みたてのバジルの葉の香りはまだ嗅いだことがない
きっといい香りに違いない

仙台の割烹「じねんぼう」は自家栽培だ
もちろんお店で出すためである
(一部親方が食べたいからという説もある)
じねんぼうは和食屋だがイタリアンもやる
ちょっと変わっているが
「うまいもんはうまい」
という信念を曲げない親方の心意気だ
親方は水産業はもとより
農業、林業、手工業と、なんでもこなす
地球が滅びる直前まで生き延びられる人物だ

こんど仙台へ行ったときは
なにがなんでも
親方のパスタ・ジェノベーゼを食べよう
そうしよう
そうしよう


ボクは相当の麺食いだと思う
スパゲッチもかなりの頻度で食べる
一番好きなスパゲッチはペペロンチーノだ
オリーブ油と大蒜と鷹の爪だけでできる
麺を茹でる
大蒜と鷹の爪の刻んだものを
たっぷりのオリーブ油で麺に絡める
できあがり!
簡単だ
しかもうまい
シンプルイズベストだ
ペペロンチーノに合う酒は
ワインではなくジントニックだ

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ひからひからに干涸びた鷹の爪
包丁で刻むまでもなく
指で軽く揉むだけでバラバラになる
ただし
その指で目をこすったりしてはイケナイ
大変なことになるぞ


去年の暮れだったか
沖縄の島らっきょうの種を買った
島らっきょうはうまい
独特の苦味と辛味が酒の肴に申し分なしだ
ところが
手に入りにくい上に値段も高い
それなら自分で作ってみようと思ったのだ
しかしまだ種をまいていない
あとの世話のことを考えると億劫になる
ああ
やっぱりボクには農業は無理だ
地球が滅びるとき
真っ先に死ぬにちがいない
まちがいない

by ikasasikuy | 2007-05-07 19:46 | 食文化論


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