2007年 03月 10日
戎金鍔
@net dictionary を紐解くと
「きんつば」の項には以下のような記述がある

  皮に刀の鍔の模様が入った焼き小豆菓子のこと
  朝霧堂の丁稚羊羹、満月堂の豊助饅頭と並ぶ兵庫県三大銘菓
  神戸元町商店街の本高砂屋のきんつばにとどめを刺す


ところが
最近
本高砂屋の地位が揺らぎ始めている
どういうことかと言うと
うまい「きんつば」が西宮にもあるということが
最近になって発覚したのである
その名を「戎金鍔」という

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作っているのは
西宮市本町にある谷矢製餡株式会社だ
創業は昭和二十年というから
明治三十年頃から製造販売をしている
本高砂屋の高砂きんつばに比べたらごく最近である
歴史が違うのである
しかも
形や皮の焼き具合など
高砂きんつばの完成度の高さには遠く及ばない
それならば
なにが本高砂屋の地位が揺らがせ始めているのか
つまり
餡が美味いのである
これはきんつばにとって最も重要なことである

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姿も形も高砂きんつばに劣る戎金鍔 (FujiFinePixF30)


今や全国どこででも買える高砂きんつば
(ただし、山形、栃木、群馬、長野、富山、福井、岐阜、鳥取、島根、香川、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄には販売店がない)
地元兵庫県に14店舗
逢坂には16店舗
なんと東京都下には20店舗もある
ここまでメジャーになると
兵庫県の銘菓というより
日本の銘菓というべきではないだろうか

@net dictionary が提唱する「兵庫県三大銘菓」は
ローカル色に重きを置いている
そういう意味でも
戎金鍔こそが「兵庫県三大銘菓」ではないかという意見が多く
@net dictionary 編集部会でも議題にあがっているところだ

さて
この戎金鍔
大家「本高砂屋」を差し置いて
兵庫県三大銘菓の地位を得ることができるであろうか
今後の動向が注目されるところである

by ikasasikuy | 2007-03-10 10:43 | 食文化論


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