2006年 07月 11日
it eats thailand vol.1
タイを食う(その1)

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高級レストランも悪くはないが
ホンモノのタイを味わうには屋台に止めを刺す
現地仕様、現地価格
つまり安くてうまいということだ
ただし
屋台は清潔かというとそうではない
潔癖症の人には向かない

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日がなひたすら豚足を刻み茹でそして炒める


火鍋の上で油と脂がぶつかり合い
熱気を帯びた煙と香辛料の強烈な匂いが周囲を包む
テーブルはでこぼこ
椅子はがたがた
それでも誰一人文句も言わず
ひたすら
「食」
に没頭する
「うまいもんはうまい」
これである

タイ料理の基本は
辛い、甘い、酸っぱいの三拍子だ
ニッポンの食文化にはない組み合わせだ

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テーブルには必ず4個セットの調味料入れが置かれている


つまり
「唐辛子」「砂糖」「酢」そして「ナンプラー」
この4つを自分の好みに合わせて調合するのである
それは他人任せではなく
必ず自らの責任において調合する
現地の人はみな
神妙な顔つきで味を確かめつつ調味料を加え
味が決まったところで
「うむ」
と小さく頷き
納得顔で食べ始めるのである

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田舎のどんな小さな町にも
かならずオープンエアの大衆食堂があって
一日中客でにぎわっている
東南アジアの外食文化
ベトナムでも台湾でも香港でもそれは同じだ
彼らはあまり家庭で料理を作らないらしい
光熱費や手間を考えると
そのほうが安上がりなのかもしれない

by ikasasikuy | 2006-07-11 17:45 | 食文化論


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