2006年 11月 17日
JR福知山線
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JR福知山線の車窓から中山寺辺りを撮る


平蔵の逢坂市中見回りは電動式早駕篭(今でいう電車)である
逢坂から宝塚への帰り道はいろいろある・・・阪急,阪神、JR

阪急で帰ろうと思えばまず「梅田」まで行かねばならない
地下鉄御堂筋線の「梅田」や四ツ橋線の「西梅田」ならまだましだが
谷町線や堺筋線の場合は「東梅田」である
東梅田から阪急まで
これがいささか遠い
しかも阪急の早駕篭に乗ると
神戸線、宝塚線、京都線のいずれにしても十三を通らねばならぬのである
「じゅうそー、じゅうそー」の車内アナウンスを聞くと
ついつい途中下車をしてしまうのだ
これではなかなか役宅までたどり着かぬのである

地下鉄千日前線に乗ったときはそのまま「野田」まで行き
野田阪神から阪神の遅駕篭に乗換え「今津」ま行く
そこから阪急今津線に乗換え
「西宮北口」でまた宝塚行きに乗換える
平蔵は幼少の頃
阪神沿線沿いに住み暮らしており
懐かしい風景に目を細めるのである
しかしこれも乗換えが多く
なかなかに面倒なコースではある

そこで
最近は地下鉄谷町線か堺筋線の「南森町」で降り
JR東西線の「逢坂天満宮」から一気に宝塚まで戻る方法が多い
若干駕篭賃は高くつくが
これなら十三にも寄らずに済むし
乗換えなしで宝塚まで行ける
尼崎を過ぎると福知山線と入り
百名以上の犠牲者を出したあの大脱線事故の現場を通る
平蔵はそのつど車窓から合掌し黙祷する
川西能勢口を過ぎたあたりからは
車内はガラガラになる
一車両に2~3人しか乗っていないのだ
やおらカメラを取り出して
あたり憚ることなく車窓の風景をパチパチ撮影できるのである

by ikasasikuy | 2006-11-17 12:45 | 鉄道学


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