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2017年 03月 31日
イヨテツトラム旧型 よく揺れる
https://www.youtube.com/watch?v=6pch8hXYKqw

by ikasasikuy | 2017-03-31 20:27 | トラム総論 | Comments(0)
2017年 03月 31日
イヨテツトラム
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坊ちゃん列車
Xperia XZ SOV34




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坊ちゃん列車運転しにくいから運転士の給料倍にしたって




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坊ちゃん列車から降りてきた近隣外国人観光客




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イヨテツトラムの新色





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イヨテツトラムの旧色





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珈琲屋のラッピング車両


by ikasasikuy | 2017-03-31 20:26 | トラム総論 | Comments(0)
2014年 12月 14日
京都市電
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映画「炎上」の市川雷蔵と京都市電
LUMIX DMC-TZ30




八代目市川雷蔵の映画「炎上」(1958年制作)を観た
つまらない映画だった
原作は三島由紀夫の小説「金閣寺」だが
いっぺんも読んだことはない
金閣寺とは鹿苑寺舎利殿のことで

 1397年(応永四年)に建てられ
 1467年(応仁元年)の応仁の乱でボロボロになり
 1649年(慶安二年)に大修復され
 1870年(明治三年)大教宣布による廃仏毀釈運動で破壊されかけ
 1897年(明治三十年)に特別保護建造物に指定され
 1904年(明治三十七年)に再び解体修理され
 1929年(昭和四年)に国宝に指定され
 1950年(昭和二十五年)に21歳の学僧に放火され焼失し
 1955年(昭和三十年)に再建され
 1956年(昭和三十一年)に放火事件を三島が小説にし
 1958年(昭和三十三年)にそれを映画化し
 1986年(昭和六十一年)に再び大修復され
 1994年(平成六年)に世界遺産となった

国を挙げて仏教を廃するために壊しにかかったかと思うと
てのひらを返したように特別保護建造物に指定したり
明治時代の荒唐無稽さと蒙昧無知さがよく分かる金閣寺の経歴だが
それよりも
トラミストのボクが注目したのは 
京都の市電が全面廃止されたのが1978年
つまり
この映画はその二十年前に作られているという点だ
まだ路面電車が町中を縦横無尽に走りまわっていたころである
そして市電は映画の1シーンに出てきた
上の画像だ

じつは市川雷蔵の「炎上」を見る前に
1976年にリメイクされた篠田三郎主演の映画「金閣寺」も観た
勿論こっちもつまらない映画だった
金閣寺前電停のある西大路線は市電廃止最後の日まで走っていたが
映画「金閣寺」の中で市電が走るシーンがでてきたかどうかの記憶は定かでない
機会があればもういちどこの映画(篠田三郎版)を観て確かめてみたい
なお
放火する学僧の演技は
市川雷蔵より篠田三郎のほうがはるかに上手かった



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京都市電模型



二条城の前の
東堀川通のショウウインドウに
当時の市電の復元模型が展示されている
手作りの模型はとても丁寧な作りだが
道行くひとはだれひとり目もくれない
勿論国宝にも指定されていない



昭和三十年代の京都市電路線図
路線は市街のほぼ全域を網羅していた
伏見、中書島まで走っていたことがわかる

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京都は国際観光都市として
世界中から注目され観光客を集めているが
愚かにも路面電車を廃止してしまった
(嵐電が一部併用軌道を走っているが)
モータリゼーション最優先が廃止の理由だ
ところが今はバスとタクシーが道に溢れ
かえっての道路交通の円滑化に支障を来している

ヨーロッパの観光都市には今も当然のようにトラムがある
ミラノ、ローマ、ナポリ、プラハ、ザグレブ、ソフィア、ブリュッセル、ウィーン、ブダペスト
ロンドン、ダブリン、アムステルダム、オスロ、パリ、バルセロナ、マドリード、リスボン
ちゃんとした町にはちゃんとしたトラムが不可欠だということだ
それに
ギリシャのアテネをはじめ
欧州の多くの都市はいったん廃止した路面電車を復活させている
なくしてみて初めて良さに気付いたというわけだ



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市電模型




2000年代になって盛り上がりかけた「京都市LRT構想」
2007年には今出川通で中央車線を規制をしてバスをトラムに見立てた実験まで行われたが
なさけないことに
今はLRT推進団体は解散
すっかり頓挫、立ち消えとなっている
これんなことでは京都は永遠にちゃんとした町には戻れない
京都市長は動物園の象の数を増やす前に市電を復活させるべきだ・・・
と思った師走の夕暮れであった









     あかん、ぶんめんながいゆうてまたヱンさんにおこられる


by ikasasikuy | 2014-12-14 07:28 | トラム総論 | Comments(12)
2014年 10月 26日
とさでん交通
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市民の足「とでん」
LUMIX DMC-TZ30




高知のひとは
路面電車のことを「とでん」呼ぶ
「とでん」というと「都電」と思ってしまうが
高知の「とでん」は「土電」である

 土佐電氣鐵道株式会社

じつはこの会社
今月から会社名がとさでん交通(株)に変わった
理由はよく知らないが統合か合併か吸収かそんなことらしい

明治時代にできた路面電車で
平成の今もなお走り続けている
高知県警がどんな隠蔽工作やでっちあげをしようと
とでんがあるかぎり高知はいいところだ


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のんびりした車内



しかし
思うに高知には
カツオと生姜と路面電車以外に
誇れるものがあるのだろうか
坂本龍馬をボクは英雄とは思わないし
偉人だとも思わない
自由人として尊敬するだけだ
その立像がある桂浜も観光名所には見えないし
はりまや橋など陳腐で滑稽で貧弱すぎて涙もでない


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はりまや橋



ここでぼんさんがかんざしを買ったという作り話がもてはやされて
一躍ニッポンを代表する橋になったらしいけれど・・・

そんななにもない高知だが
やっぱり高知は幸せだ
とでんがあるだけで幸せな町でいられるのだ


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高知駅前



1990年代に
リスボンの市電を導入したらしい
詳しいことは知らないが
画像があるのでPKR

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色が赤でコカコーラだ
試運転の看板が面白い
それに
ポルトガルと書いておかないとだれも気付かないんだろうな・・・
十年以上定期運行していたらしいが
いまはもう走っていない
残念だ


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宝塚トラミスト倶楽部所有リスボン市電500形(海月珈琲店寄贈)


やっぱりリスボン市電は黄色に限る
色といい
艶といい
カタチといい
非の打ち所がない


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突然の雨



後免町から大橋通まで乗った
途中の電停は34ヶ所
電停から次の電停が見える
運賃は480ヱンだった
さらに伊野まで乗っても480ヱンらしい


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100形ハートラム



今月の1日から運用開始した100形
愛称はハートラムらしい
色といい
艶といい
カタチといい
ネーミングといい
高知の町に似合わない気がする
これからは
どんどんどんどん
どんどんどんどん
こういうカタチになっていくのだろうなぁ・・・
でもトラムはスピードを競うんじゃないだけどなぁ・・・


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やっぱり
こういう色、艶、カタチがボクは好きだ

by ikasasikuy | 2014-10-26 07:33 | トラム総論 | Comments(11)
2013年 12月 09日
阪堺電気軌道 チン電宴会
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阪堺電気軌道貸切り宴会電車(モ161形)
LUMIX DMC-TZ30




阪堺電気軌道(はんかいでんききどう)の路面電車
周辺住民は愛情込めて「チン電」と呼ぶ
特に堺市の住民にとって
チン電は南海よりはるかに重要な線路である

今回の貸切り宴会電車のモ161形(昭和3年製)は
現役で路面を走る電車では日本最古の車両らしい
長椅子の座り心地はたしかに昭和初期だ
阪堺電気軌道の宴会電車は
予約時にリクエストすると好きな車両を手配してもらえる
幹事のカチヒロ、なかなかの演出だ

さて
チン電に乗る前にへのこ島でサカナヘンを見た一行総勢約6名は
そのあと地下鉄に乗って新世界へと向かった


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宵闇迫る通天閣本通り商店街



通天閣のねきを通り抜け


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づぼらや



フグ提灯の下を左に曲がり


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ぜにや支店



お馴染「ぜにや」でちょっといっぱい
軽く(ヱンさんだけしっかり)飲んで恵美須町へ


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ヱンさんミンさん



宴会電車に乗る前から
すでに千鳥足状態のヱンさん
メーターはレッドゾーンの手前まであがっている


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宴会電車内風景



ろうにゃくにゃんにょが集い
ツリネタではなくシモネタが飛び交う宴会電車


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宴会電車内風景



甲子園浜湾岸戦争のときより上等な寿司


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宴会電車内風景



モ161形は座席が小さいのでクーラーに座るドレー会員


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御陵前電停



御陵前に着くと
カチヒロの両親が蕎麦の出前サービス
おとんの手打ち蕎麦
角の立ったなかなかの出来


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ladon師匠



そんなわけで
2013釣人の忘年会は二次会へとなだれ込むのであった



つづかない


 なお、9月に運用を開始した堺トラムだが
 宴会電車の運転手に聞くと
 先日接触事故を起こして現在運休しているとのことだ
 浜寺駅前駅のヤードの奥に止められているのを見た



by ikasasikuy | 2013-12-09 07:57 | トラム総論 | Comments(18)
2013年 09月 25日
Okaden Tram
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おかでん「城下」電停
Panasonic DMC-TZ30




あまりにも近すぎて
最後の方になってしまった「岡山電鉄路面電車」
通称「おかでん」である

「岡山駅前」から「城下」まで
さらに「城下」から「東山」まで乗った
終点の「東山」に着くまでに直角カーブが四つもある
(少しうれしい)

それにしても
車内はガラガラだ
採算とれてるのかなぁこれ・・・


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終点まで行ったあと歩いて戻った
写真を撮りながら旭川を渡り
「西大寺町」からまた「城下」まで乗った

「城下」に戻って城まで徒歩10分
知っているとは思うが
城下の城とは岡山城のことだ

岡山城へ行くと
時間切れで閉店していた
いや
城だから閉城か
しかたがないので
橋を渡って日本三大名園のひとつ「後楽園」まで行った
後楽園はまだ開いていたが入園はできないという
ラストオーダーが終わったらしいのだ
いや
レストランじゃないのでラストエントリーか
しかたがないので
長〜いアーケードの商店街を散歩した
まだ夕方の6時前だというのに
どんどん店じまいを始めている
岡山はなんでも早いなぁ・・・
昼間からシャッターを下ろしている店も多いようだ
採算とれてないんだろうなぁ・・・

アーケードは「城下」電停前から始まって
清輝橋線の「新西大寺町筋」電停前までL字型に続いていた
天神橋筋商店街並みの長さだ

「新西大寺町筋」からまた路面電車に乗った
「柳川」で一旦降りて
乗り換えて「城下」へ
上りの清輝橋線は右折しないし
福井鉄道みたいにスイッチバックしてくれないのだ
ちょっと面倒くさい

五回乗って(乗り換え含む)運賃はぜんぶで520ヱンだった
一日乗車券を買えば400ヱンなので120ヱンゾンだ
でも安いなぁ・・・おかでん
採算とれてるのかなぁ・・・


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そうそう
「新西大寺町筋」から「柳川」は新型の低床式トラムだった
車内はとてもゴージャスだが
座れるひとの人数が少ない気がする

そんなことより横に座ったおねえさんが美人だった
乗り換えのしかたをていねいに教えてくれた
美人の上に親切だ

今朝は「城下」から「岡山駅前」まで乗って
そのあとさらに西へ向かう予定だ


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東山



終点はちょっと寂しいとこだった


TQ=225

by ikasasikuy | 2013-09-25 07:31 | トラム総論 | Comments(12)
2013年 09月 24日
路面電車が行く
 
去年のクリスマスに
くらげさんにもらったクリスマスプレゼントである
リスボンのエレクトリコツブツブチウイングガム
ごっつ甘い・・・


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ニッポンには
路面電車が走っているところがぜんぶで十九ヶ所ある
これは”@ngling net”が独自に路面電車と認定したもので
ニッポンの法律(軌道法等)の定めるところとは何の関係もない
ここでは
路面を走る電車を
単に「路面電車」と呼んでいるだけだ
一般道路と軌道が併用であれればなんでもかまわぬ
のである

そんなわけで
十九ヶ所のうち十七ヶ所の路面電車に乗った


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青い丸印はすでに乗った路線
残るは二ヶ所(赤丸)だ
そして本日
その二ヶ所のうちの一ヶ所に乗る予定だ
今から胸がドキドキする

 ウソをつくなという指摘もある

これで全国制覇が見えてきた
路面電車全国乗破だ
早くぜんぶ乗り尽くしたい

しかし
ぜんぶ乗ってしまうと
あとの楽しみがなくなってしまうなぁ・・・
またも「知恵の悲しみ」に打ち拉がれることになるのか
うむむ
もしかしたら
人間は
知らないことや
やったことがないことが
たくさんある方が幸せなのかもしれない


路面電車が走る町と営業母体
青色の都市名をクリックすると貴重な釣り情報が入手できるかもしれない

 札幌・・・札幌市交通局
 函館・・・函館市企業局交通部
 東京・・・東京都交通局
 鎌倉、藤沢・・・江ノ島電鉄株式会社
 豊橋・・・豊橋電鉄株式会社
 富山 !・・・富山地方鉄道株式会社
 富山 2・・・富山ライトレール株式会社
 高岡、射水・・・万葉線株式会社
 福井、鯖江、武生・・・福井鉄道株式会社
 大津・・・京阪電気鉄道株式会社
 京都・・・京福電気鉄道株式会社
 大阪、堺・・・阪堺電気軌道株式会社
 岡山・・・岡山電気軌道株式会社
 広島・・・広島電鉄株式会社
 松山・・・伊予鉄道株式会社
 高知・・・土佐電気鐵道株式会社
 長崎・・・長崎電気軌道株式会社
 熊本・・・熊本市交通局
 鹿児島・・・鹿児島市交通局


岡山は隣県なので
いつでも乗れると思っていたけれど
気がつくと最後の2つのひとつになっていた
札幌へはもう何度も魚釣りなどで行ったけれど
一度も路面電車に乗ったことはなかった

いつからボクは路面電車が好きになったのだろう
時代で言うと昭和ではないと思う
たぶん平成になってからだと思うが・・・
定かでない
札幌へ行かなくなったあとであることだけは間違いない
筋金入りの鉄道ファンから見れば


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ニッポン路面電車紀行

タイトルがいいので買いかけたがやめた
江ノ電や富山LRTを路面電車に含めていないからだ
なにを路面電車と言おうと自由だが
この本
併用軌道がぜんぜんない京急世田谷線を路面電車に含めている
路面を走らない路面電車なんてまったくおハナシにならない
看板に偽りありだ

 この本の付録のDVDをYouTubeで発見した



by ikasasikuy | 2013-09-24 07:48 | トラム総論 | Comments(11)
2013年 09月 12日
トラミストの秋
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大和川を渡る阪堺電車
Panasonic DMC-TZ30



阪堺電気軌道(チン電)に乗った

 住吉鳥居前から大和川まで
 そして大和川から恵美須町まで

全線
どこからどこまで乗っても一回200ヱンである

この路面電車
周辺住民から「チン電」の愛称で親しまれている
特に堺市民は南海よりチン電が好いという
たぶん200ヱンだからだと思う
100ヱンにしたらもっと好きになるはずだ
堺市民は

 「天王寺行くねやったらあんた、ゼーアールよりチン電の方が安いし早いで」

と言う
ジェーアールが言いにくそうだ
それに
「早いし安い」ではなく
「安いし早い」・・・である

 「ナンバへ行きたいんですけど」
 「それやったらあんた、南海乗らなしゃあないわなぁ」

と残念そうに言う


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住吉大社前/上町線が阪堺線と交差するところ
上町線住吉電停/住吉鳥居電停付近



塚西から東玉出の間は
上り線は民家の軒先スレスレを走る
その狭いすき間をバイクや自転車や歩行者が通る
なんとなく江ノ電の江ノ島〜腰越に似ている


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これでよく轢かれずにすんでるなぁ・・・と思うぐらい線路と家の幅が狭い
東玉出から北側(恵比寿町方面)は専用軌道になるが
ちょいちょいクルマが勘違いして線路に進入してくる
二年前の忘年会のとき
赤帽の軽四が侵入して電車が止ったことがあった



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路線図をクリックすると大きくなりますか?




住吉で阪堺線と上町線が交差する
つまり
上町線は天王寺から住吉公園まで
阪堺線は恵美須町から浜寺公園前までのはずだが
上のWikipediaに付いていた路線図を見ると上町線が浜寺駅前までとなっている
念のため阪堺電気軌道のHPに掲載されている路線図をみると
Wikipediaがまちがっていることがわかる
無料インターネット百科事典の記述を鵜呑みにしてはイケナイということだ


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大和川を渡るチン電/同左
我孫子道電停を出て北へ向かうチン電/我孫子道発恵美須町行き354号



先月末から
低床式の新型車両が一編成(三両連結)だけ走っている
走っているのは我孫子道から終点の浜寺駅前までだ
なんで天王寺まで走らせないのか・・・
理由はたぶん
この新型車両導入にあたって
国と堺市は金を出したが
ケチな大阪市は一銭も出さなかったからだと思う
車両の愛称も
ズバリ

 「堺トラム」

である
したがって
住吉神社の前でいくら待っても新型車両は来ない

大和川まで行った
河原へ下りてみたら鯊がたくさん見えた
ああ、竿を持ってくればよかった
セル瓶で魚を採っているひとがいた

土手の上でカメラを構えた
何本か橋の上を行き来したが堺トラムはこなかった
あきらめて
大和川から電車に乗ったらひとつ隣の我孫子道止まりだった
我孫子道にはヤードがあって
運行車両を入れ替えたりしている

乗り継ぎ切符をもらって恵比寿町行きを待っていると
反対側車線のホームに停まっていた電車が大和川方向へ走り出した
見たことのないカラーリング・・・

 あっ!
 堺トラムだ!

あまりにも地味なカラーリングだったので新型車両と気付くのが遅れた
あわててカメラを構えたが・・・
間に合わなかった
そんなわけで堺トラムの後ろ姿だ


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低床式新型車両「堺トラム」



もう一本待てば
大和川を渡る堺トラムが撮れたわけだが・・・
残念至極である
釣り道具があれば二、三時間は待てるけれど・・・

堺トラム
来年の春ごろには天王寺まで走るらしい
そのときはちゃんとカメラに収めよう
でも
新型車両より
ボクはやっぱりこっちの方が好きだ



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旧型高床式車両



我孫子道から恵美須町までこの354号で帰ってきた
これから折り返し浜寺駅前まで行くようだ

 色といい
 艶といい
 カタチといい

申し分なしである
昔懐かし大阪市電の色に塗り替えたらしい
いつの日かまた
この色の電車が御堂筋を走ることを希望する

ただし
これに乗るとき
ステップの段差が50cmぐらいあるので
年寄りの94%がよろけあえぐように乗り込んでくる
さらに87%の年寄りが乗るときに「よっこらしょ」と言う
降りるときもまた同様である
ころげおちそうになりながら降りている
ひとつまちがえば・・・★
である
旧き佳き時代の味わいは残してほしいけれど
このステップだけはなんとかならないものかなぁ・・・・
などと
しみじみ思う

 まだ夏の匂いが色濃く残る初秋の一日であった

by ikasasikuy | 2013-09-12 07:02 | トラム総論 | Comments(12)
2013年 06月 29日
TRAM TOYOHASHI
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豊橋鉄道東田本線(札木〜市役所前の直角カーブ)
LUMIX DMC-TZ30




豊橋でトラムに乗った
豊橋へ行ったついでにトラムに乗ったのではなく
トラムに乗るためにわざわざ豊橋へ立ち寄ったのである

タコイストは
ときにオミクジストであり
またあるときはトラミストでもあるのだ
いつか
「蛸と御神籤と路面電車」
というタイトルの小説を書こうと思う
直木賞ぐらいなら取れるんじゃないか・・・

 はったおっそという声もある

それなら
芥川賞でもかまわない

かつて全国各地にあった路面電車は
クルマ社会が到来し都市交通が過密になると
交通妨害だという声に追いやられて次々と姿を消していった


 過去に存在した路面電車の運営事業者(開業〜廃止)

  旭川市 - 旭川電気軌道(1920〜1973)
  札幌市 - 札幌温泉電気軌道(1928〜1933)▲
  登別市 - 登別温泉軌道(1915〜1933)▲
  七飯町 - 大沼電鉄(1924〜1952)▲
  花巻市 - 花巻電鉄(1915〜1972)
  松島町 - 松島電車(1922〜1944)▲
  秋田市 - 秋田市交通局(1889〜1966)
  仙台市 - 仙台市交通局(1926〜1976)
  仙台市 - 仙南交通秋保電鉄線(1925〜1961)
  福島市、伊達市 - 福島交通(1908〜1971)
  那須塩原市 - 塩原電車(1912〜1936)▲
  前橋市、高崎市、渋川市、伊香保町 - 東武鉄道(1910〜1968)
  渋川市、中之条町 - 東京電燈吾妻軌道線(1912〜1934)▲
  本庄市 - 本庄電気軌道(1915〜1933)▲
  日光市 - 東武鉄道(1910〜1068)
  水戸市 - 茨城交通(1922〜1966)
  土浦市 - 常南電気鉄道(1926〜1938)▲
  大宮市、川越市 - 西武鉄道(1904〜1941)
  成田市 - 成宗電気軌道(1910〜1944)
  東京都 - 東京急行電鉄玉川線(1907〜1969)
  東京都 - 西武鉄道杉並線(1921〜1963)
  八王子市 - 武蔵中央電気鉄道(1929〜1939)▲
  川崎市 - 川崎市交通局(1944〜1969)▲
  川崎市、横浜市 - 海岸電気軌道(1925〜1937)▲
  横浜市 - 横浜市交通局(1904〜1946)
  小田原市 - 箱根登山鉄道(1888〜1956)
  新潟市 - 新潟交通(1933〜1999)
  甲府市 - 山梨交通(1930〜1962)
  松本市 - 松本電気鉄道(1924〜1964)
  上田市、青木村 - 上田温泉電軌(1921〜1941)▲
  三島市、沼津市 - 伊豆箱根鉄道(1906〜1963)
  静岡市 - 静岡鉄道(1922〜1962)
  袋井市、森町 - 静岡鉄道(1902〜1962)
  豊川市 - 名古屋鉄道(1945〜?)
  岡崎市 - 名古屋鉄道(1912〜1962)
  名古屋市 - 名古屋市交通局(1898〜1974)
  一宮市 - 名古屋鉄道(1910〜1965)
  岐阜市、関市、美濃市 - 名古屋鉄道(1911〜2005)
  恵那市 - 岩村電気軌道(1906〜1935)▲
  金沢市 - 北陸鉄道(1919〜1967)
  桑名市 - 桑名電軌(1927〜1944)▲
  伊勢市 - 三重交通(1906〜1962)
  京都市 - 京都市交通局(1895〜1978)
  大阪市、堺市、守口市 - 大阪市交通局(1903〜1969)
  大阪市 - 阪急電鉄(1910〜1949)
  大阪市・堺市 - 南海電気鉄道(1914〜1980)
  和歌山市、海南市 - 南海電気鉄道(1914〜1980)
  大阪市、尼崎市、西宮市、芦屋市、神戸市 - 阪神電気鉄道(1926〜1975)
  神戸市 - 神戸市交通局(1910〜1971)
  姫路市、たつの市 - 播電鉄道(1909〜1934)▲
  米子市 - 米子電車軌道(1923〜1938)▲
  呉市 - 呉市交通局(1909〜1967)
  岩国市 - 岩国電気軌道(1909〜1929)▲
  下関市 - 山陽電気軌道(1923〜1971)
  高松市 - 高松琴平電気鉄道(1917〜1957)
  坂出市、丸亀市、善通寺市、琴平町 - 琴平参宮電鉄(1911〜1963)
  北九州市 - 西日本鉄道(1906〜2000)
  北九州市 - 門司築港(1920〜1960)
  北九州市 - 北九州市交通局(1936〜1975)
  福岡市 - 西日本鉄道(1910〜1979)
  大牟田市 - 西日本鉄道(1922〜1954)
  久留米市 - 西日本鉄道福島線(1913〜1958)
  久留米市 - 筑後軌道(1904〜1929)▲
  佐賀市 - 佐賀電気軌道(1913〜1937)▲
  嬉野市 - 肥前電気鉄道(1904〜1931)▲
  別府市、大分市 - 大分交通(1900〜1972)
  那覇市 - 沖縄電気(1914〜1933)▲

なんと
これだけの路線が消えていったのである
少し前まではあなたの町にも路面電車が走っていたのだ

しかし
開業から廃線に至るまでの期間の短いことに驚く
せっかく線路を敷設して電車を走らせても
開業後わずか30年以内に廃線になった路線が実に多い(▲印)
鉄道事業者の時代予見能力の欠如としか思えない早いつぶれ方だ
当時、路面電車を計画した人はアホが多かったのだろうなぁ・・・

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豊橋鉄道株式会社(これは賢い鉄道事業者だ)
東田本線
東田は「あずまだ」と読む

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豊橋駅前を出るとすぐに緩やかに左折する
終点の運動公園前に着くまでに3回直角に曲がった
電停の数は全部で14
井原で運動公園行きと赤岩口行きに別れるので
正しくは2路線ということになる
営業距離約5km
小さな町のちょうどいいサイズのトラムだ
まさに「市民の足」と言える
こういう路面電車がどこの町にも走っていたらいいなと思う

冒頭写真の赤いトラム
運転しているのは若くて美しい女性だった
さらに
運動公園まで行った帰りに豊橋公園まで乗ったが
その車両の運転士も別の若くて美しい女性だった
絶対ということは絶対にないけれど
絶対に豊鉄はいい会社だと思う

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豊橋公園前電停で降りたあと
安久美神戸神明社(あくみかんべしんめいしゃ)へ参拝した


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安久美神戸神明社本殿



 お賽銭を拾萬円も奮発し
 「日間賀島で蛸が釣れますように」
 と祈願した
 で
 おみくじである
 前回は酒田で大吉を引き当て
 おかげで八郎潟のフナを釣ることができた
 さて
 今回は・・・

 おみくじを引こうとすると
 水色の袴をはいた禰宜さんが
 お札やおみくじの箱を片づけている

 「おみくじ引きたいんですけど」
 「すみません、閉店です」
 「そこをなんとか」
 「もう売り上げ集計にかかってますので」
 「そんなこと言わずに一本だけ」
 「無理です」
 「遠くからきたんです、宝塚です、おねがいします」
 「宝塚ですか・・・」
 「宝塚です」
 「仕方ないですねぇ、じゃあ一本だけですよ」
 「すびばせんね」

ということで
なんとかおみくじを引くことができた

おぉぉ!
 
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第四番 大吉だ!
大当たりだ!
二回連続大吉だ!
今年三回目の大吉だ
これで日間賀島のタコはまちがいなし・・・
(結果は日間賀ダコ2ハイキャッチ)
あはは
あはは
大吉率も久しぶりに二割を超えて
.204
・・・と、振り返ると
社務所の窓には既にカーテンが引かれていた
店じまい早いなぁ・・・
 
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今また
路面電車復活の兆しがある
LRTを検討している都市が増えてきているらしい
新しい町造りだそうだ
一度見捨てたモノの良さを見直したのか
市民は排気ガスに塗れた町にうんざりしているのかもしれない

オランダにはグローニンゲンという自転車以外は立ち入れない町がある
ある若者がそのことを公約にして市長選挙に出馬し当選して実現したらしい
オランダはえらい国だ
サッカーも強いしいい国だ
そういうことを実行できる町はニッポンにはない
地方の中小都市では財政的に無理だ
その前にまずそんな勇気のある市町村長がいない

まず大阪と京都が手本を示さねばならない
大阪の地下鉄は
地中を縦横無尽に走らせたものだから
あとからできた路線はものすごく深い
しまいに地球の裏側に出てしまいそうな勢いだ
地下鉄はすべて地上に引き上げなければイケナイ
でも
今の大阪市の長では100%不可能である
どうしてあんなアタマとセイカクが悪くてクチとシリの軽い
厚顔無恥かつ軽薄短小な男が
弁護士や政治家になれたのだろう
不思議だ
京都の町から排気ガスを出す乗り物を排除して
路面電車と三輪車と乳母車と祇園祭の山鉾だけを通行可とすれば
京都は昔のように美しい町になると思う
(自転車は暴走するやつがいるので乗り入れ禁止)
もちろんフランスのLRTのように架線なしのトラムなので山鉾もスイスイだ
でも
和服を着て気取っているようなおっさんが市長では100%実現不可能だ

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2013年現在
存在するのは19路線(鉄道法や軌道法に関係なく)のみとなっている
そのうちの17路線に乗った
さて
いよいよ
トラム全国制覇まであと2路線である

 札幌(札幌市交通局)
 函館(函館市企業局交通部)2004年3月
 東京(東京都交通局)2012年3月
 鎌倉、藤沢(江ノ島電鉄)2012年12月
 豊橋(豊橋鉄道)2013年6月
 富山(富山地方鉄道)2012年6月
 富山(富山ライトレール)2012年6月
 高岡(万葉線高岡軌道線)2012年6月
 福井(福井鉄道・福武線)2012年6月
 大津(京阪電気鉄道)2012年6月
 京都(京福電気鉄道)2005年12月
 大阪、堺(阪堺電気軌道)2006年2月
 岡山(岡山電気軌道)
 広島(広島電鉄)2009年9月
 松山(伊予鉄道)2013年4月
 高知(土佐電気鉄道)2012年10月
 長崎(長崎電気軌道)2009年9月
 熊本(熊本市交通局)2010年11月
 鹿児島(鹿児島市交通局)2008年3月

  赤字は未乗車路線
  岡山はいつでもいけそうだが
  モンダイは札幌だ・・・


    なお
    ここでいうトラムとは
    鉄道法や軌道法等とは関係なく
    一般道路をクルマやヒトといっしょに走る路線を有する電車(列車)のことである

  

by ikasasikuy | 2013-06-29 07:25 | トラム総論 | Comments(10)
2013年 05月 03日
坊ちゃん・草枕
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坊ちゃん列車(道後温泉駅前に展示中)
LUMIX DMC-TZ30



中学の頃
「ぼっちゃん草枕」という小説を読んだ
夏目漱石だ
「坊ちゃん」と「草枕」が別々の話だと知ったのは
坊っちゃんを読み終えて
草枕を半分ぐらい読んだときだった
短い小説なので二篇で一冊だったのだ
いわゆるセット販売か・・・
中学生のボクには「坊ちゃん」のほうが面白かった

その坊ちゃんの名を冠したトラムが
松山の町を走っている

 「坊ちゃん列車」

今は観光用で
市内を歩いているとときどき目にすることがある
しかし
カメラを構えると
もう遥か彼方に行ってしまっている
ホンモノはもちろん蒸気機関車だったが
いまの復刻版はディーゼルエンジンで走っているらしい


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道後温泉本館



道後温泉
なんどか松山にきたが
いちども道後温泉本館の湯に浸かったことがない
理由はいつも混んでいるからだ
温泉は好きだが
芋の子を洗うような状況では
風情もなにもあったもんじゃないと思うのである

重要文化財に指定されているらしいが
老朽化が著しく
近く大改修が行われるらしい
改修工事に11年かかるそうだ
今のうちに湯に浸かっておかないと一生浸かれないと思うが
それでも芋の子にされるのはごめんである


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湯築城内堀



「道後温泉」のひとつ手前に
「道後公園」という停留所がある
降りてみた
目の前に小高い丘がある
トラムを降りて初めて気がついたが
丘は二重の堀で囲まれていて
湯築城(ゆづきじょう)という城の城跡を公園にしたものらしい
丘の頂上には展望台があるので登ってみた
距離は短いが
耳成山無酸素単独登頂よりきつかった


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松山市内



展望台の上から市内を見下ろす
右上奥に見える山は湯築城の丘よりずっと高い
その頂上にあるのが松山城だ

カメラの望遠を最大にしてみる・・・

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大きな城ではないが
今治城よりはずっとずっと城らしい
そういえば四年ほど前に
スキー場にあるようなリフトで上ったことを思い出した
あのときは
天守閣のすぐ下まで上ったのに
入場時間が過ぎていて天守に登れなかった

眼下には
いよてつトラムが走っている
ここから見るとさらにステキだ

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湯築城の丘の上にまで
トラムの走る音が轟々と響いている
路面電車が走る音は意外と大きいのだ

道後公園電停で電車を待っていると
うわっ
突然反対方向から坊ちゃん列車がきた


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坊ちゃん列車



慌ててバッグからカメラをとり出して撮ったが
道後公園には停まらないらしい
通り過ぎてしまった
間に合わなかった
完全に後ろ姿だ
残念だ


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大街道電停付近



大街道電停で降りて
珈琲を一杯
サンマルクカフェの「ブラック」が美味しいことに気がつく
そば吉の親子丼が思いの外美味しいことにも気がつく
大街道から次の電停(県庁前)まで歩く


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愛媛県庁



愛媛県庁
1929年(昭和4年)の建築らしい
老朽化のため20年ぐらい前に大改修をしたそうだ
旧庁舎が老朽化したとき

 (1)すぐに取り壊して新しく建て替える都道府県もあれば
 (2)取り壊さず保存して庁舎を別の場所に移転する都道府県もある
 (3)また、取り壊さず修理をしながら大切に使い続ける都道府県もある

欧州の場合は
ほぼすべて(3)である
そして必ずと言っていいほど
そういう都市にはトラムが走っている
ということは
つまり
松山はヨーロッパの都市と肩を並べるステキな町だということだ

by ikasasikuy | 2013-05-03 07:41 | トラム総論 | Comments(8)