<   2006年 07月 ( 31 )   > この月の画像一覧

2006年 07月 31日
hard
c0120913_16525339.jpg


空いていた席は12時を過ぎると
昼飯を食べにくる若いサラリーマンで埋まりはじめる
三十路を少しでたと思しき少し糖の立ち始めたおねえさんが一人
忙しく店の一切合切を切り盛りしている
表にはアルバイト募集・・・とある

「何かごはんもの食べはります?」
「おなか空いてへんし冷や奴でええわ」
「おかわりイモでいい?」
「氷ぎょうさん入れてね」

ボクはカウンターの隅で豆腐を肴に芋焼酎を飲んでいる
ここらあたりの居酒屋はみな
昼間はサラリーマン相手の定食屋になる
若いサラリーマンたちは
ネクタイを緩めつつ
汗を拭いつつ
安いランチをむさぼるように食べている
もちろん並びにはちょっと高級な割烹料理屋や寿司屋もあって
同じように昼は定食を売りにしている
しかし
モンダイはお値段だ
1200円でおいしい昼飯を食うか
味は兎も角700円で満腹になるか
その違いだけである
したがって
この店の客はボクを除いてみな若い

by ikasasikuy | 2006-07-31 16:51 | 大衆社会学
2006年 07月 30日
kaikouzu
c0120913_1655051.jpg
「かいこうず」薩摩いいも、米麹
鹿児島県南さつま市 吹上焼酎株式會社


栗黄金という種類のサツマイモを使っているらしい
これが栽培がむずかしく醸造もむずかしいらしい
なぜそんなむずかしいことをするのだろう
答えは「うまいから」らしい
たしかに
うまい焼酎である

酒造りも料理も
苦労して造ったから「うまい」とは限らない
手間閑かけずとも「うまいものはうまい」のである
しかし
苦労や手間閑も「うまさ」の一要素だとするなら
それはうまさも「一入」というものである
たしかに
作り手の心が「うまさ」となって伝わることがある
不思議なものである

by ikasasikuy | 2006-07-30 16:59 | 醗酵飲料学
2006年 07月 29日
いつもの川 其の九(依然シロヒレタビラ好釣)
この記事はブログのファンのみ閲覧できます


by ikasasikuy | 2006-07-29 16:57 | 釣魚小全
2006年 07月 28日
てんま
c0120913_173599.jpg
天満の「てんま」


実にわかり易い名前のうどん屋である
どこにでもあるようなこじんまりとした店構え
どこがどうということもない店内
ところが
ここのカレーうどんはただものではなかった

c0120913_1731491.jpg


まず出汁が素晴らしい
「カツオ」と「カレー」
お互いが主張し合いつつも
殺し合わず見事に融合している
カレーうどんなのだから当たり前といえば当たり前だが
これがなかなかないのである
印度と日本の異文化コミュニケーション
このことである
とろみも諄くなくさっぱりしている
見事だ



表の看板には
「大阪うどん」
とあるが
麺はしっとりとしたコシのある細麺である
つまり「さぬき風」だ
カレーうどんに讃岐のコシは不似合いというのが定説である
これは「本格」カレーうどんと呼ぶにはいささかモンダイが残る
しかし
看板に偽りありと言えどもこの歯応えは捨てがたい
細麺なので許容範囲と言えなくもない
うむ
意見の分かれるところである

それにしても
冷たい麦茶飲み放題で650円
食の町「天満」ならではだ
最後の一滴まで出汁を飲み干して
涼しい店内から一歩外に出ると35℃の炎天下
体の内部から汗が噴出するのが体感できる
空を見上げると「クラリ」とくる
それでも
暑い夏はカレーうどんだ!

by ikasasikuy | 2006-07-28 17:02 | カレーうどん改メ
2006年 07月 27日
gin tonic
暑い夏は涼しげな酒だ
だれがなんといってもジントニックだ

c0120913_1752075.jpg


ドライジンは
見た目も涼やかな水色の瓶のBombay Saphireに限る
トニックウォーターも
絶対にウィルキンソンでなければイケナイ
絶対ということは絶対にないが
絶対にウィルキンソンに限る
瓶のデザインが秀逸だ

好みのグラスに
ジンを好きなだけ「ドボドボ」と注ぎ
よく冷やしたトニックウォーターを
これまた「ドボドボ」と勢いよく注ぐだけだ
ステアはしなくてもよい
氷を浮かべて
あとはライムのスライスでもあれば言うことなしだ

by ikasasikuy | 2006-07-27 17:04 | 醗酵飲料学
2006年 07月 26日
octopus capture investigation
c0120913_1765123.jpg

夏だ
明石だ
いよいよ明石のタコ釣りだ
しかし
船頭の話では
やっぱり今年はタコが少ないらしい
しかも大潮でヱヱ釣りにはならないだろうという
困った・・・

みんながメジロを狙ってメタルジグをしゃくっているあいだ
ボクは一心不乱にタコテンヤを引きずった
ヱンドレス森下が99円ショップで買ってきた大イワシをエサに
ボクは一心不乱にタコテンヤを引きずった
しかし
タコは「ウン」とも「スン」とも言わない
もはや明石のタコは絶滅してしまったのだろうか

すぐ横で青物狙いのゾンビ正人のメタルジグに
なんと
タコがきた
しかもキロオーバーの大ダコだ
タコテンヤを無視してメタルジグを抱くとは
ああ
なんということだ!
しかし
船べりまで寄せたところで
「あ!バレた~!」
タコは笑いながら海の底に帰っていった
明石のタコは絶滅していなかった
少なくとも1匹は生き残っていた

c0120913_17703.jpg
「わはは~ バレてもた~」


ボクは一心不乱にタコテンヤを引きずった
船頭が岩屋の肉屋に電話で注文した鶏のもも肉をエサに
ボクは一心不乱にタコテンヤを引きずった
しかし
「ウン」でもなければ「スン」でもない
さっきのタコが明石のラストタコなのか・・・

そうこうしているうちに
サバが釣れ始めた
40~50cmの大サバだがゴマサバだ
みるみる船上は血に染まっていった
目の前の別の船には白衣をまとったクボコイチだ
撮影スタッフを乗せてサバ浩一のサバ釣りを撮影している
「あ~ほ~」
「あほゆうもんがあほじゃ~」
「あほゆうもんがあほじゃゆうもんがあほじゃ~」
そんな会話を交わしつつ
ボクは一心不乱にタコテンヤを引きずった
サバが釣れようが
クボが釣れようが
ボクは一心不乱にタコテンヤを引きずった
しかし
やはり「ウン」でもなければ「スン」でもない

くそ
こうなったらボクもサバ釣りだ
竿が曲がる
糸が鳴る
ボクの手はサバのぬめりと鮮血でぬるぬるだ
ボクの手はサバのウロコまみれだ
船の上はサバまみれだ
ああ
なんということだ!

c0120913_177943.jpg


そうこうしているうちに
後ろでサバを釣っていたよその兄ちゃんのメタルジグにタコが乗った
ああ
なんということだ!
小さなタコだが明石ダコだ
サバなんか釣っている場合ではない
ボクはまた一心不乱にタコテンヤを引きずった
サバが釣れようが
クボが釣れようが
ボクは一心不乱にタコテンヤを引きずった
しかし
タコは釣れなかった
最後まで明石ダコは釣れなかった
そして
ボクの短い夏が終わった

by ikasasikuy | 2006-07-26 17:05 | 釣魚小全
2006年 07月 25日
TRM-76ML/5
c0120913_17101935.jpg


北方遠征に備えてマルチピースの竿を一本買う
7フィート6インチ5本継ぎ
ちょっと硬めのトラウト竿だが
釣るのはトラウトではない
根魚だ
つまり
ガシラ、ソイ、アブラメ、ホッケ、そして大本命のカジカ
そうだ
またあのグロテスクなカジカが釣りたくなってきた
去年は台風で痛い目にあったし
今年こそは・・・

根魚を釣るにはやや胴調子で
細かいアタリが取りにくいかもしれない
しかし小物は狙わないのでこれで十分かもしれない
これだけは実際に試してみなければわからない
仕舞寸法49cm
ファイブピースならではのサイズだ
L.L.Beanの50リットルザックにすっぽり入る
ナナロクを手荷物にして飛行機に乗れるのがうれしい

by ikasasikuy | 2006-07-25 17:09 | 漁具概論
2006年 07月 24日
2006 fifa worldcup
旅の荷物を整理していたらタイの新聞が出てきた

c0120913_17113898.jpg


ダンチャンのバスターミナルの売店で買った新聞だ
タイ語はまったくわからないけれど
独伊仏葡のベスト4が出そろったことを伝えていることはわかる
ボクらは山の中にいてブラジルが負けたことさえ知らなかった

ボクのフィーゴの葡萄牙はフランスに負けて
さらに3位決定戦でドイツにも負けてしまったが
記憶に残るワールドカップだった

もし
サッカーコレクターで
ぜひともこの新聞が読みたいという方がおられれば差し上げよう

by ikasasikuy | 2006-07-24 17:11 | _f_o_o_t_
2006年 07月 23日
神戸空港のガシラ釣り
日付は7月23日になっているが
実際は7月19日だ
日記ではないので日付などどうでもよい
重要なのはタコが釣れるかどうかということだ

神戸空港の岸壁が釣り人に開放
早速、まさごタコ熟の塾長まさごさんと出かける
入場無料
空港渡橋通行無料
要るのは駐車場代だけだ
朝方まで残った前夜の大雨のせいか釣り場はガラガラ
ほぼ貸し切り状態だ
クーラーに氷をしっかり仕込んで釣り開始

c0120913_17135545.jpg
タコテンヤに絶妙のアクションを加えるまさごタコ熟塾長


釣り場として開放されてまだ数日である
ベラ、ガシラ、メバルなどの大型が釣れているらしいが
おそらくまだ誰もタコは狙っていないだろう
生まれてこのかた
まだタコテンヤやタコエギを見たこともないタコだらけに違いない
うぶなタコたちが折り重なりつつ足を広げて待っているはずだ
わははは
期待に胸が膨らむ

ヤリエ製タコエギ
たぶん着底と同時にタコが抱きつくぞ・・・と
「Zusit!」
「ん? 乗ったか?」
「ありゃ、根がかり・・・」
次のキャストも
その次のキャストも
そのまた次のキャストも
「Zusit!」
「ん? 乗ったか?」
「ありゃ、根がかり・・・」
タコが乗る気配はまったくない
「どゆこと?」
つまり
この岸壁にはタコは居ないということか
いや
それよりもっと恐れている事態・・・
今冬の大寒波で瀬戸内のタコは絶滅したか
いやいや
結論を急いではいけない
神戸空港にタコがいないからといって
瀬戸内のタコが絶滅したというのは早計だ

とりあえず
こんなこともあろうかと用意した根魚タックル
北海道のカジカ仕掛けだ
スピニングタックルに12LBライン
#2フックに4インチワーム
1/4ozビュレットシンカーのテキサスリグ
ちょい投げで底を転がすと「ゴツン」

c0120913_1714640.jpg


むむむ
すっかりガシラ釣りになってしまった
こんなはずではないはずだ
17~22cmを数匹づつ釣ってまだ明るいうちに納竿
世の中なかなかこちらの思惑通りにはいかないものである

ああ
タコ・・・つ、つらい

by ikasasikuy | 2006-07-23 17:12 | 釣魚小全
2006年 07月 22日
building
c0120913_1718991.jpg


修行帰りの道沿いにある高層マンション
元々ここには10階建てぐらいの店舗付き共同住宅が建っていたが
11年前の大地震のとき2階の店舗部分がへしゃげてしまって
倒壊は免れたものの背が低くなってしまった
建て替えられて今は二十数階建てのマンションになっている
真下に立って見上げると首が痛くなるほど高い
大阪と神戸に挟まれた小さな町だが
このごろはこんな高層ビルがにょきにょき建ち始め
味も素っ気もない街並みになりつつある
違和感なく風情に溶け込んでいた昭和の建物が
どんどんどんどん
どんどんどんどん
姿を消している
どんどんどんどん
どんどんどんどん
もっちゃり感がなくなってきている
ああ
寂しい限りだ

by ikasasikuy | 2006-07-22 17:26 | 建築学