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2006年 08月 31日
kouzou
つぎからつぎへとやってくる
飲んでも飲んでもやってくる
もちろん
酒屋に注文するからやってくるのだが
まるで
酒屋並みの在庫だ
まったく
困ったものである

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幸蔵である
最近何を飲んでも旨いと思ったのだが
これはイケナイ
芋くささが鼻につく
プロの芋焼酎飲みならこれだろうが
ボクはアマチュアだ
まだまだ嘴が黄色い
まだまだ尻が青い

by ikasasikuy | 2006-08-31 17:02 | 醗酵飲料学
2006年 08月 30日
こーれーぐす
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こーれーぐす
島唐辛子の泡盛漬けである
沖縄そばや島らっきょうにふりかけると
七味唐辛子とはまったく異なる
さわやかな辛味が得られる
琉球では
島豆腐や刺身のほかいろんな料理に使うらしい
使いきったら上からまた泡盛を注ぎ足す
一瓶でなんどか繰り返し使える

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さっそく「うちなーすば(大盛り)」を作ってふりかけてみる
「ツン」とした酸味と辛味が鼻腔をくすぐる
日本最南端の香辛料
これだけでボクは沖縄を体験出来る
沖縄へ旅行した気分に浸れるのである
そう思うと
とても安い一瓶である

by ikasasikuy | 2006-08-30 17:04 | 食文化論
2006年 08月 29日
エデン
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新開地が生まれたのは1905年(明治38年)
旧湊川が付け替え工事のため埋め立てられたことによる

モノの本にある
その後
その南北に細く長い埋め立て地は
24劇場、200店舗を擁する大歓楽街として急速に発展し
東の浅草
西の新開地
とうたわれた時代が到来する
当時新開地は紛れもなく神戸の中心地であった
いまの三宮界隈以上の賑わいをみせていた

「えーとこえーとこしゅーらっかん」
と唄にもなった聚楽館が演劇場から映画館に転向し
新開地は西日本一の映画の街となる
映画が国民最大の娯楽といわれたころ
正月三日間の集客数40万人を超えた
近隣の西宮市や尼崎市の総人口が一度に新開地に集まったことになる
ルミナリエどころの騒ぎではない

喫茶エデンは1948年(昭和23年)から新開地で営業を始めた
太平洋戦争終戦直後である
進駐していたアメリカ軍が撤退すると
新開地は昔の栄華を取り戻した
しかしそれも束の間
市役所の移転
娯楽の多様化による映画ファンの減少
新開地南部の大工場の移転閉鎖などによる集客数の減少などにより
その後
新開地は周知の通り衰退の一途をたどる
つまり
喫茶エデンは
新開地の「栄華と衰退の歴史」を知る数少ない店なのである

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店の扉を「ギィ」と開けると
カビくさいにおいが漂う
床は「ギシギシ」ときしむ
テーブルは「ガタガタ」と揺れる
客はいずれも当時の紳士、淑女
昔を偲ぶように静かに一杯の珈琲を楽しんでいる

聚楽館と向き合いつつ
街に溢れる人々に何杯の珈琲を提供してきたことか
いまはその聚楽館もなく
エデンは目立たぬように街角にひっそりと佇んでいる

by ikasasikuy | 2006-08-29 17:06 | 大衆社会学
2006年 08月 28日
大衆演劇
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新開地劇場である
恋川純弥劇団である
十日前の金曜日
観損ねたあの恋川純弥劇団を観に
ボクはまた新開地へ行った

前日
劇場に電話をして
「明日はちゃんと演るのだろうな」
「普段通り開演いたします」
「今度だましたらただではおかないぞ」
「だいじょうぶでございます」
念には念を押してボクは出かけたのである

12時ジャスト
場内は満員御礼
おばはん臭が充満する新開地劇場で
臭過ぎるほど臭い芝居は始まった

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女のために盗みを働きお縄になり島送りになった男が
刑期を終えて帰ってくると女は他の男と出来ていたという
オーソドックスにもほどがあるというストーリーだが
芝居の内容はさておき
重要なのはこの独特のムードだ
これぞ昭和の哀愁ではないか
チープな舞台セットがほどよい寂寥感を醸し出している
若い役者が台詞をかむと
「がんばってー!」

おばはんたちの茶色いきょう声が飛び交う

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歌謡ショウがが始まると
前の席のおばはんたちは一斉にレインボウペンライトを振り始める
なんという一体感だ
不気味としか言いようがない
スピーカーのヴォリュームはマックス
ボクはもう
すっかりヘトヘトである

一ヶ月連続昼夜2回公演
ほとんど皆勤で観にきているおばはんも多いらしい
舞台の下ではこれみよがしに一万円札を振りかざすおばはんたち
役者の帯は祝儀の束でみるみる力士の化粧まわしのようになる

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たっぷり3時間半の公演が終わると
おばはんたちは我れ先に出口へ殺到する
役者と握手をするためだ
自分の孫より若い役者の手を握りしめ
指先から若いエキスを吸い取ろうとしているのである
あな恐ろしや

by ikasasikuy | 2006-08-28 17:08 | 大衆芸能総論
2006年 08月 27日
我は海の子
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真っ青なビンが
夏らしくてさわやかである
焼酎版ボンベイサファイヤだ
だいぶ前に飲んだことのある芋だが
その時はたいした印象はなかった
たしか
「うまい」という感想はなかった
にもかかわらず
久しぶりに飲むと
これがなかなか「うまい」のである
まったく
困ったものである

by ikasasikuy | 2006-08-27 17:11 | 醗酵飲料学
2006年 08月 26日
steak house kodachi
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家の前に小さなステーキ屋がある
玄関を出て徒歩30秒もかからない目と鼻の先だ
(左の白いアパートがわが家)
オープンしてもう二十年以上になるが
ボクはまだ一度も食べに入ったことがない
行ったひとに聞くとうまいらしい
お値段もそこそこナニらしい
完全予約制という
一日に何組か限定で客を受ける
宝塚にはこんな感じの店が多い
数年前にリニューアルして綺麗な建物になって
そのうちと思いつつ今に至る

電車を何回も乗り継いで通う遠い店もあれば
近くにあってもぜんぜん行かない店もある
だいたい
外飯というのはそういうものかもしれない
「お出かけ感」も大きな要素であって
近すぎるのもナニなのかもしれない
というよりも
ボクには高級ステーキより
ホルモン焼きのほうが似合うような気もする

by ikasasikuy | 2006-08-26 17:13 | 大衆社会学
2006年 08月 25日
タコ釣り
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今年3回目のタコ釣り船である
1回目東田丸・・・まるぼーず
2回目西海丸・・・小ダコ6パイ
そして今回は「きもと丸」だ
行くたびごとに釣り船が変わるのは船宿の定休日のせいである

ヱンドレス森下と二人で行く予定だったが
「タコ」と聞けば
どこからともなく人が集まる
マスター、モリモト先輩、キムチしんじ、トラやん
結局つごう6人の釣行となる
(エンドレスが強引に誘い込んだといううわさも)
みんな明石のタコが食いたいのだろう
わかるぞ・・・その気持ち

スタートフィッシングからガンガン釣る

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タコ釣り初めてのモリモト先輩が先陣を切って竿を曲げる
おお
悪くないサイズだ
今日のタコは初心者でも楽勝だ

シンちゃんが釣る
トラやんが釣る
エンドレスもマスターも
釣る釣る
そして
ボクは驚異的に釣る

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自己新記録の1750g

1750gを筆頭に19ハイだ
この日のボクは完全にタコマスターだ
タコテンヤ釣り改メ方長谷川平蔵である
気がついたらクーラーは満タン
当然
きもと丸の竿頭である
いやじつに素晴らしい(自画自賛)
3キロ級をばらしたことを除けば完璧なタコ釣りだった

家に帰ってタコをゆでる
家でいちばん大きななべでゆでる

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おお!ぐろてすく!

いつもは5~6パイ乗せる大笊に1パイしか乗らない
わはは
世界で一番うまいタコだ
わはは
わはは

by ikasasikuy | 2006-08-25 17:15 | 釣魚小全
2006年 08月 24日
あさひ
夕べはひんやりと秋風が吹いたりして
流石に盆を過ぎると・・・と思わされたのも束の間
なんのことはない今日はまた朝から残暑が厳しいのである
汗を拭いつつ地下鉄を乗り継ぎ大阪の中心部へと向かう

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「絶対の自信 カレー天ぷらうどん」

日本橋1丁目「黒門市場」門外に
噂に聞くカレーうどんの名店「あさひ」はある
表の看板には「絶対の自信」と書かれている
なにを生意気な
絶対ということなど絶対にないはずだ
自惚れるにもホドがあるぞ
憤然としつつ店に入る

午前11時
店は開店したばかりで客は皆無
長いL字型のカウンターの中には
しょぼくれた中年過ぎの親父がポツンとひとり
どこにでもあるようなこの店構えの
どこからその「絶対の自信」とやらが湧いてくるのか
不思議を通り越して唖然とする

とりあえず
「カレー天ぷらうどん」を注文
注文を聞いてから大振りの海老を二本揚げ始める
突如として天ぷらの香ばしい香りが漂い
別の鍋からはカレー出汁のこれまた良い香りが漂う

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見よこのエビ天!

食べる前から「これはうまい」と思わせられる香りにノックダウンだ
出汁はあんかけ風のとろみだが決してしつこくはない
むしろサラリとしている

まず
湯気を立てる出汁をすくいにくいレンゲですくい口に運ぶ
「うっ・・・」
言葉が出ない
次に火傷覚悟でエビ天にかぶりつく
「うっ・・・」
これまた言葉が出ない
うどんをふたすじみすじすすり込む
「うっ・・・」
困った
困った
駒沢大学付属苫小牧高校野球部
これはもう筆にも舌にも尽くせぬうまさだ
左脳で言葉を選びつつ
右脳が過去の味覚体験をまさぐるものの

出てこない
これはまったく今までにないカレーうどんだ

取り憑かれたように出汁の最後の一滴までを胃袋にすす込んだ
カウンター越しに親父の「してやったり」顔がのぞく
うむむ
「絶対の自信」・・・恐るべし

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クーラーのよく効いた店内で汗をかきつつ陶酔の時を堪能する

聞くと
親父の親父の代からの店で
この場所で46年前からうどん屋をやっているらしい
カレーうどんを始めてちょうど25年目だという
なるほど
一朝一夕にはこの味は出せないことがよくわかる
これでお値段900円
世界一のコストパフォーマンスだと言っても決して過言ではない

ボクが
カレーうどん改メ方長官・長谷川平蔵であることを告げると
店の親父は
「やはりさようでございましたか」
「わかるか」
「なんとはなく立ち居振る舞いで」
「この味ほめてつかわす」
「恐れ入りましてございます」
「苦しゅうない、また来るぞ」
「何卒ご贔屓戴きますよう」
「うむ」

by ikasasikuy | 2006-08-24 17:19 | カレーうどん改メ
2006年 08月 23日
ikko itteki
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左:小牧醸造「一刻者」、右:白露酒造「薩摩の一滴」

酒屋に
「さつま芋を持ってきてんか」
とたのむと
だいたいこのあたりを持ってくる
どちらもなんべんも飲んだ薩摩の国の芋で
じゅうぶん平均点をクリアしている

一刻者(いっこもん=頑固者)は芋らしい芋で
その名のとおり頑固な芋焼酎である
しっかりとしたクセがあってとても爽やかである
醸造元のHPをみると
「こだわること」にこだわっていると書いてある
決して悪くはないのだが
どうもそのあたり
もすこし肩の力を抜けないものか

薩摩の一滴はまるい
コク(クセ)はあるがとても円やかである
妙なこだわりがないからであろうか
強いて言えば
ボクはこっちのほうが好きである
あくまでも強いて言えばのハナシだ
なにしろ
このごろはなにを飲んでもうまいので困る

琉球のことを思うと
鹿児島県は「賊」である
極悪非道の「賊」である
しかし
知人友人に鹿児島出身者はたくさんいるが
「賊」は一人もいない
みないい人なのだ
たぶん
島津の悪い血を受け継がなかったのだろう

by ikasasikuy | 2006-08-23 17:21 | 醗酵飲料学
2006年 08月 22日
いつもの川 其の十(アブラボテ好釣)
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by ikasasikuy | 2006-08-22 17:26 | 釣魚小全