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2006年 09月 30日
みんな漁師のもの
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北海道に限らず
ニッポンの海では
かってに高価な魚介類を捕ってはいけないらしい
みんな漁師のものらしい
ウニもコンブもサケもマスも
みんな漁師のものらしい

ただしカジカは安いので
捕ってもかまわないらしい

by ikasasikuy | 2006-09-30 17:27 | 倫理社会学
2006年 09月 29日
リトルオキナワ
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風邪は81%まで回復した
修行明け
今日はちょっと沖縄まで
シーサーとハイビスカスと青い空だ
わはは

沖縄に着いたら
まずこれだ
わはは

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オリオンビール
沖縄オリジナルビール
このビール
沖縄で飲むからこそうまいビールだ
タイで飲むビアチャンと同じだ
風邪でガラガラになったのどを冷えたビールでうるおす
いや
うまい!
ゴーヤーチャンプルー
島らきょう
じーまーみー豆腐
石垣すばの大盛りで超満腹だ
わはは

三線屋と陶器屋をゆっくり冷やかしてから
あわせそば(細麺)を買い込む
てびちとみみがーも
あそうそう
たんかんのど飴も忘れてはイケナイ

滞在時間約1時間半
ボクのリトル沖縄は楽々日帰りコース
JR新長田駅下車徒歩6分だ
わはは


もぉ帰ろ

by ikasasikuy | 2006-09-29 17:28 | 文化人類学
2006年 09月 28日
red pepper
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とんがらしである
これから乾かされて
カラカラに干涸びようとしている
とんがらしである

サビが浮いてくすんだルアーを
どこよりも高い値段で売っているトニーの店先で
トニーのお父さん同様に
カラカラに干涸びようとしている
とんがらしである

秋だ


五箇山でひいた風邪が治り切らない
あまりにも遅い回復力・・・
このまま冬になってしまいそうな気がする
バス釣りに行く日までに治さねば

by ikasasikuy | 2006-09-28 17:31 | 植物学
2006年 09月 27日
茂凡
心斎橋
大阪で最も人の集まる土地である
この辺りから千日前にかけての賑わいは、
名古屋の栄、京の京極を凌ぐ華やかさがある
赤い提灯、青い提灯が道頓堀川の川面に揺れる様は
江戸時代から今日に至るまでいささかも変わるところがない
また
このように人の集まるところには
うまいカレーうどんの店が人知れずあるものである
また
盗賊どもにとっても格好の隠れ蓑になる
人ごみに紛れて返って見分けにくくなるからである

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先日
大江山で捕らえたなめ役青島の光造を吐かせたところ
大繁盛している大店の建物間取図や情報を
ミナミ界隈を荒らしまくっている盗賊・天下茶屋一味に売っていたことが判った
心斎橋の大丸呉服店(下村彦右衛門正啓)
十合呉服店 (十合伊兵衛)などの大店だが
大丸とそごうの間の道を東に入ったところの
屋号を「茂凡」といううどん屋もそのひとつであった

(なめ役=自らは盗めはせず盗賊に情報を売って生計を立てる者)


今日の平蔵は
自らがカレーうどん改方であることを隠さねばならぬ
したがって
念を入れて托鉢僧の姿に変装していた
店に入っても笠を取らず
笠の下から店内に目を光らせていたのである

「水うどん」の大きな看板が揚がっている
ごちゃごちゃとした繁華な町中にある店にしては
店内はゆったりとした造りで落ち着きがある
昼時を外していたので客はまばらだが
それでも評判の店らしく客足は途切れない
平蔵は
「初めて入る店にしては居心地の良い・・・」と
思ったものである

小女が茶を供しつつ
「何にいたしましょう」
「このポパイカレーうどんとはいかなるものですかな?」
「ほうれん草入りカレーうどんでございます」
「ほお、つまり、精進カレーうどんということですかな」
「さようでございます」
「それは拙僧向きじゃ、よし、それをいただこう」
「かしこまりました」
平蔵は声の調子も僧侶らしく慎ましやかにポパイカレーうどんを注文した

待つこと十分弱
出てきたカレーうどんは
握りしめたようなほうれん草のおしたしがぽつねんと乗っていた
しかも卵とじになっている
「むむむ、玉子か・・・これはいかぬ」
一度はがっくりと肩を落とした平蔵だが
卵はしっかりととじられていて生臭さはまったくない

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とりあえず出汁をひとすすり
「おぉ」
平蔵は出汁のうまさに瞠目した
蕩けるようなカレールゥに
かつお出汁がびしっと決まっている
とろみも適度でくどさはまったくない
麺をひとすすり
「おぉ」
平蔵はまたも瞠目した
なんという素晴らしい歯応えだ
「これがうわさの水うどんか・・・」
讃岐のような強い弾力はない
それでいて筆舌に尽くしがたい独特のコシがある
この食感は
「カレーうどんにジャストなタイミングでフィットしている」

思わず平蔵がつぶやいたものである

どうやら茶を運んできた小女が引き込みに入っているように思えたが、いまの平蔵にはもうそんなことはどうでもよかった
ただただうまいカレーうどんに陶酔しきっていたのである
平蔵はあまりのうまさに
探索のことも忘れて一気に食べきった
もちろん出汁の最後の一滴まで飲み干した

(引き込み=あらかじめ狙いをつけた店に従業員として潜入させた者)

by ikasasikuy | 2006-09-27 17:32 | カレーうどん改メ
2006年 09月 26日
大阪城
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大阪城
Fuji FinePix F30


大阪城で太閤秀吉と一戦交えるが
相変らずヒデは将棋が弱い
連戦連勝
今日の戦利品は黄金の千成瓢箪だ

大阪市の公園法(条例?)第3条によると
公園内の池や堀で魚を釣ってはイケナイことになっている
あちこちに看板が立っている
大阪城のお堀で釣りなんかするやつはいないだろう

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と思っていたら
なんたることか
おるわおるわ竿を手にしたおっさんに若者
それも一人や二人ではない
何十人もの老若にゃんにょが竿を振っているのだ

大阪城公園内に住むホームレスと思しきおっさんたちは
一等ヱヱ場所に陣取って釣っている
道具も仕掛けも本格的で
真剣そのものといった様相で釣りに専念しているのだ
もちろん食料確保が大原則のフィッシングであることは言うを待たない

外堀では若者がワームを投げまくっている
学生だろうか
平日の昼間にこんなことをしていてよいのか
見ている間に30cm級のバスを釣り上げた
なかなかやるではないか

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30cm級のバスをキャッチした釣り少年
FinePixF30(3×5倍ズーム)



一匹のネコが目の前を横切った
大阪城公園に住み暮らす野良ネコだ
公園のベンチに人が座ると
どこからともなくハトが飛んでくる
ハトはエサをもらえることを知っているのだ
そしてネコはそのハトを狙っている
姿勢を低くしてハトに飛びかからんとしている
彼(彼女?)もホームレスのおっちゃんたち同様
食料確保が大原則のハンティングなのであろう

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カメラを3倍ズームにセットして「ベガ」と呼ぶと
なんと振り向いた

by ikasasikuy | 2006-09-26 17:35 | 建築学
2006年 09月 25日
黄金屋
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釜戸屋井之吉一味の一件以来
平穏であったカレーうどん改方であるが
このようなときこそ探索の手を緩めてはならぬのである
大阪城下を見回っていた平蔵は
土佐堀通を片町一丁目にさしかかったところで足を止めた
「む、これが噂の黄金屋か」
中に入るとL字型のカウンターに十数名が座れるのみの小さな店である
「これはこれは、長谷川様、いらっしゃいませ」
「存じておるのか」
「それはもう」
「ふむ、ここはカレーうどん専門店だそうだな」
「さようにございます」
「何か珍しいものでもあるのか」
「近頃は温泉たまごカレーうどんが評判をいただいております」
「温泉たまごか・・・ほかにはないのか」
「味付けたまごカレーうどんもよく出ますでございます」
「無礼者!カレーうどんにたまごは無用じゃ!」
「こ、これは申しわけもございません」
一喝された店の主は恐れ戦いてその場にひれ伏した
「普通のカレーうどんをたのむ」
「か、かしこまりましてございます」
平蔵は
最近のカレーうどん業界が
なにかとトッピングにこだわりすぎていることを芳しく思ってはいない
見た目ばかりが派手になり
出汁や麺が疎かになることを恐れているのである

待つこと十分弱
現われたカレーうどんは刻んだ揚げと葱だけのシンプルなものであった

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まず出汁をひとすすり
「うむ・・・」
平蔵は出汁のうま味ととろみの絶妙さに瞠目した
これぞ印度と邪馬台国の異文化コミュニケーションだ
「あるじ」
「ははあっ」
「これが610円か」
「も、もうしわけもございません」
店の主は首をはねられるのではないかと恐々としている
「そうではない、そうではない」
「は?」
「610円では安すぎると申しておるのじゃ」
「ははぁ」
「なかなかよくできたカレーうどんじゃ、褒めてつかわす」
「あ、ありがとうさまにございます」
ほっとした亭主はその場にへなへなと座り込んでしまった
「またくるぞ」
「ありがとうさまにございます」

秋風が吹き抜ける寝屋川にかかる京橋を渡った平蔵は
大阪城へと歩みを進めた
「久しぶりに太閤はんと将棋でもさすか」

by ikasasikuy | 2006-09-25 17:40 | カレーうどん改メ
2006年 09月 24日
degital camera
まだ夏風邪が癒えぬ今日この頃
1年9ヶ月愛用したFinePix F455にヒマを出した

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理由は液晶が逝かれたからだ
水没させたこともないのに逝かれてしまったのである
どーゆーふーに逝かれたかというと
画面下半分がくしゃくしゃになるのである
さらにときどき画面全体がしゃばしゃばになって
なんのこっちゃ抹茶に紅茶になるのだ
それでもちゃんとシャッターが切れて
ちゃんと写っているのだから
フィルムカメラのように
ファインダーでのぞいて使う分には何の支障もない
しかし
「いまのんちゃんと撮れとるかいな?」

確認しようとしても
下半分がくしゃくしゃなので
ちゃんと撮れているのか
ちゃんと撮れていないのか
よくわからないのである

こんなこと
フィルムカメラのように現像が出来上がるまで
写っているか写っていないかさえわからないことに比べたら
どうってこないことなのだが
便利さに飼い馴らされたヤスモンのストリートフォトグラッファは
もう液晶なしでは暮らせなくなっているのである

それならば
修理に出せばいいではないかと思うのが一般的だが
保証期間は切れている上に
デジタルカメラの液晶交換の相場は
本体価格の2分の1が当たり前なのである
それなら新品を買うほうが賢いのではないかというのが
賢くない選択ではあるが
ほかに妙案も浮かばないので賢くない選択をする
薄型で申し分のないデザインだっただけに誠に残念である

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そこで
最新のFinePix F30であるが
F455のような美しいデザインでもなく
色といい艶といい精悍さのなさといい
まったくだっさいことこの上ないのである
それに
分厚くなって重くなっている
まるでぶっさいくな弁当箱のようなカメラなのだ
それに
性懲りもなくまたフジのカメラを買ってしまうあたり
まったく学習能力がないというか
経験が生かされていないというしかないのだ
こんどこのカメラの液晶が壊れたりしたら
ボクは中村主水に頼んで
富士の社長を葬ってもらうことにしよう

by ikasasikuy | 2006-09-24 17:42 | 光学機器・写真学
2006年 09月 23日
catch cold in the summer
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夏風邪だ
もう秋だが
これは明らかに夏風邪だ

熱はさほどなく
悪寒もない
しかし
咳が出る
喉が痛い
鼻水が止まらない
全身がだるい

熱い風呂に入って
冷たいワルシャミュールと
熱い生姜湯を飲んで
腰が痛くなるほどたっぷり睡眠をとったが
まだ治らない

こうなったら最後の手段だ
葛根湯だ

by ikasasikuy | 2006-09-23 17:50 | 病理学
2006年 09月 22日
bretton
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竿菊謹製"Stream Stick" と Ray Tune "Stream Armor"
Stream Armor 左シンキング、右フローティング 飛距離に差が出る


庄川の虹鱒や岩魚は簡単に釣れる
投げて巻くだけなのでだれにでも釣れる
ただし
高性能ミノープラグをトゥィッチングしたりすると
とたんに釣れなくなる
何故かはわからないけれど
かいもく釣れなくなる

二十年前
いやもっと前から
この川のチャンピオンルアーはブレットンだった

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ブレットン(BRETTON)

つまり
フランス製の安いスピナーである
ブレットンさえあればこの川を征することができた
凄腕の餌釣り師も
フライの名手も
ブレットンには敵わないという

ボクも昔はこの川でたくさん鱒を釣ったものである
しかし
近頃はちっとも釣れなくなってしまった
思い当たるフシがないでもない
それは
最近のボクは
ブレットンをまったく使わなくなったからだと思う
これだけ釣れないとそう思わざるを得ない

今年の福福釣り大会
猪谷の曲がりでいっしょに釣った横山会長は
ボクがガイドにラインを通している間に
35cmの虹鱒を釣って銅メダルに輝いた
ルアーは何かときくとブレットンだという
大会優勝魚である52cmの大虹鱒もブレットンで釣られたらしい

かの有名なレイチューンキャスターのK氏は
「ここの魚、ヒラ打ったら逃げまんにゃで」
と大いに嘆いておられた
さて
これはいったいどういうことなのだろう

上原さんにもらったストリームアーマーと
久しぶりに振った竿菊謹製ストリームスティックで
ボクはウグイ一匹釣ることさえできなかった
実に寂しい
実に悲しい

by ikasasikuy | 2006-09-22 17:46 | 漁具概論
2006年 09月 21日
どんたく
越中砺波福光村旭郷に
古くから「斗二位」という南蛮茶を供する店がある
耳の遠い老爺と肉置きの良い老婆が営む小さな店だが
田舎にしては小洒落ていて平蔵も馴染み客の一人であった
さて
その「斗二位」の向かいに新しくうどん屋ができていると聞いて
平蔵はいつもの浪人姿でぶらりと探索に出た
「ここがそのうどん屋にございます」
案内に立った奥村明右衛門が押し殺した声で言った
店の屋号を「どんたく」という
「ほぉ、なかなか立派な店構えじゃのぅ」

この日の平蔵は
与力・奥村明右衛門、同心・横山雅之進
そしてカレーうどん改方密偵・堺の加知造を従えている
いずれも浪人姿に変装しての微行である

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ちょうど昼時とあって店は大混雑であった
次から次へと客が入ってくる
それほど大きな宿場でもない福光で
この繁盛ぶりは尋常ではないと看てとれる
平蔵は茶を運んできた小女に

「カツカレーうどんとやらを頼む」
「へえ」
「すまぬが卵抜きにしてくれ」
「かしこまりました」

店の入り口にある見本に
カレーうどんの上に生たまごが乗っていたのを平蔵は見逃さなかった
堺の加知造も同じものを頼んだが
奥村与力と横山同心はけつねうどんを注文した
四人ともがカレーうどんを注文しては
此方がカレーうどん改方であることを気取られるやも知れぬからである

待つこと十分弱
大きなトンカツが乗ったカレーうどんが現われた

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しかし
「むむ、西洋白菜が乗っておるではないか」
刻みキャベツがトッピングされているのを見て平蔵は首を傾げた
とりあえず出汁をすすってみる
「むむ、これはいかぬ」
平蔵はうめくように呟いた
案の定これはカレーうどんと呼べる代物ではなかった
つまりカレー出汁がまったくなっていないのである
カレーライスのカレールゥをうどんにぶっかけただけである
和風の「わ」の字もないのである
ニッポンとインドの異文化コミュニケーションが
根底から覆ってしまっている

食べる気力を失った平蔵は
大きく肩を落とし店をあとにした
そもそも
福光くんだりでカレーうどんは無理があるのだ

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店を出た平蔵は歩みつつ奥村与力に

「今の店、なにか臭わぬか」
「はっ、なにやら怪しげな店に思われます」
「わしはな、あの板前が臭いと看た」

こうしたときの平蔵の勘働きの鋭さを奥村与力は知り尽くしている
いつであったか普請の現場で働く左官の中から
「この者は盗賊である」と平蔵が言い当てたこともある
したがって奥村与力の手配りに抜かりはない

「横山」
「はっ」
「加知造と二人で向かいの南蛮茶屋からこの店を見張れ」
「かしこまりました」
「長谷川様、加勢はいかがいたしましょう」
「任せる。存分にやるがよい」
「はっ」

奥村与力はすぐさま役宅に取って返し
同心十名を見張り所近くの木菟念寺に待機させると同時に
密偵「ち」につなぎ役を命じた

数日後
南蛮茶屋の「斗二位」の二階では
横山同心と密偵堺の加知造が交代で寝ずの見張りを続けていた

「横山さま」
「どうした」
「いまどんたくに怪しい坊主が入りやした」
「どのような坊主だ」
「妙にアゴの鋭い坊主でごぜえやした」

後日
横山同心と密偵加知造の粘り強い見張りによって
このうどん屋「どんたく」が
越前から越後にかけての北陸筋を荒し回っている盗賊
釜戸屋井之吉一味の盗人宿であることが判明した

各地に散らばっていた盗賊どもがどんたくに集まってきたところを
木菟念寺に待機していたカレーうどん改方が一斉に踏み込み
井之吉一味を一網打尽にしたことは言うを待たない

残念ながら首領・釜戸屋井之吉を捕らえることはかなわなかったが
坊主になりすましていた井之吉の右腕である山岸の安屯を筆頭に
十二名の盗賊どもをお縄にすることに成功した
平蔵が「怪しいやつ」と看破した板前は
加賀鳶の良太というこれも井之吉一味の盗賊であった

by ikasasikuy | 2006-09-21 17:58 | カレーうどん改メ