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2006年 11月 29日
rockfish fishing
根魚を釣りに淡路島へ行く

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ときどき
根魚を釣りたい願望が頭をもたげる
この数日来
ボクは根魚が釣りたくてどうしょうもなかった
釣りたい
釣りたい
釣りたい

なぜこんなことになるのか
自分でもわからない
特に寒くなり始めた時期によく起こる症状である

ガシラでもソイでもアブラメでもなんでもいい
海底にへばりついている魚が釣りたい
釣ってしまえば気が晴れる
海底からの魚信が聴けたらそれで満足するはずだ

第一落目

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「ブルブルブルン」
オリジナルブラクリ仕掛けが底に着くと同時に魚信だ
細い竿が満月を描いて大きく震える
真っ赤なガシラが上がってきた

続けて
第二落目

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これまた着底と同時にブルブルブル
わはは~
こんどはややグリーンがかったガシラだ
サイズアップだ

立て続けに5匹釣ったところで
ボクはようやく満足感に包まれた
いつもそうだが
欲望の暗雲が消え去り
霧が晴れたように爽やかな青空が広がった
そして
いつものように
釣りそのものがどうでもよくなっていた

さらに25cm近いのも釣れたが
もうじゅうぶんだった
釣りに対する欲望が希薄になっていた
帰ろう
帰ろう
うちに帰ろう

by ikasasikuy | 2006-11-29 12:12 | 釣魚小全
2006年 11月 28日
no eyes
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TopWaterJunky  "A GO GO 2001"


「あれっ?」と思ったヒトはするどい
このプラグ
ボクが少し手を加えている
もともとノーアイ仕様だったものに
目玉をはめ込んだのだ

トップウォータージャンキーのフォトコンテスト
「JUNKY A GO GO」2001年の参加賞が
このフロントダブルスィッシャー
ただ巻きよりも
ロッドアクションで動かすのが面白いと思う
ペラで水を受ける感じが強くて
手元に伝わる感触がいい
このタイプはやはり長めのボディだ
身もだえしたり
首振りさせたりするとき
視覚的な充実感がある

けど「目玉がない」ということで
なかなか愛着を持つことが出来なかった
達磨に目を入れるみたいに
一匹魚を釣ったらこいつに目玉をつけようと思っていた
(結局バラシ1のノーフィッシュだが)

いざそうするときは特に迷わなかった
なぜなら
北海道の友人のマネをすればいいのだ
マップピンを使うことは決めていたけど(プラスチック製!)
色、位置、大きさ・・・すべてマネだ
ボデーの色に対して控え「目」な同系色の目を付けるのもマネてみた
さらに
「目が奥に入ってたらもっとかっこいいはず!」
と思うのは最初からわかっていたので
ハンドドリルではなく
ルーターで楽をしてボディに穴を空け
球状のアイを1/3ほど埋め込んだ

ジャンキーらしいかどうかはともかく
仕上がりもキレイで我ながらなかなかの出来栄えだ

しかしそれにしても
道具としての機能はないクセに
ボクらはどーしてこうもプラグの目玉にこだわるんだろう

北海道の友人は言うけれど
答えは簡単だ
「目は口ほどにモノを言う」からなのだよ



北海道の友人へ
この文章に関してのクレームは一切受け付けません

by ikasasikuy | 2006-11-28 12:14 | 漁具概論
2006年 11月 27日
かいこうず
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「かいこうず」という芋焼酎がある
前にここで書いたかもしれないが
すでに記憶から消えている
芋は芋でも栗黄金という芋で造るらしい

かいこうずは「海紅豆」と書く
つまりマメ科の植物のことである
芋とは関係がない

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かいこうず(アメリカ デイゴ)


南米原産で Erythrina crista-galli(鶏のとさか)と呼ばれる
なるほどニワトリのとさかに似ている
理由は知らないが
なぜかこの外国産のマメ科の木が
鹿児島県の県木になっている


鹿児島のほとんどのメーカーが
栽培しやすい「黄金千貫」を使うなか
吹上焼酎という醸造元だけが
栽培が難しい「栗黄金」で造っている
香りが高くまろやかな酒になるからだという
なるほど
ひと味ちがう(気がする)芋である

寒くなると鍋だ
なにがなんでも鍋だ
鍋の具材にはこだわらない
牛、豚、猪、鶏、魚、蟹、牡蛎,,,
どの食材にも芋焼酎がジャストフィットする

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うまい酒なので
飲み過ぎには注意が必要だ

by ikasasikuy | 2006-11-27 12:16 | 醗酵飲料学
2006年 11月 26日
moon light
なぜか
根魚が釣りたくなっている
ガシラでもソイでもアブラメでも
なんでもいい
深く暗い海底からの魚信を感じたくなっている
いまごろ
仙台の大ちゃんはケムシカジカを釣っているのだろうか

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ボクの6メガピクルスのファインピクルスでは
月はうまく撮れないことがわかったので
わかわりに電球をとってみた
うむ
ちゃんと写ってる

by ikasasikuy | 2006-11-26 12:19 | 大衆社会学
2006年 11月 25日
金時食堂
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ヱビアンの隣が
大衆食堂「金時」である
食堂だが
昼間っから赤い顔をしたおっさんで満員だ
安くて品数豊富な惣菜が所狭しと積みあげられ
絶妙の酒の肴になっている

修行明け
エビアンか金時か
どっちに先に入るかはボクの自由だ

by ikasasikuy | 2006-11-25 12:21 | 食文化論
2006年 11月 24日
EVIAN
修行明け
神戸の町を徘徊する
深まり行く秋
セーター一枚では少し肌寒い

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JR元町駅東出口を南へすぐ
もう40年近く通っている老舗珈琲店「EVIAN」がある
冷えた体を温める一杯のコーヒーは格別だ
ボクはコーヒーはネルドリップ派だが
ここのはサイフォン式だ

客筋は大方が地元のオールドボーイズ&ガールズ
小さなテーブル席がぎっしりある店だが
ボクはカウンター席以外は座らない
表からのぞいて
カウンターがいっぱいのときはそのまま通り過ぎる

古い店である
聞けば昭和二十七年創業という・・・
つまりボクと同級生だ
とにかく古い Coffee Bar である

若干強面のエビアンのマダムは貫禄十分
コーヒー一杯で粘る若い客を追い払うなど屁でもない
ボクも一度
「タバコ吸い過ぎやで」
と怒られたことがある

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たしかに
タバコで痺れた舌ではうまいコーヒーの味はわからないのだ
いつも緊張しながら一杯のコーヒーをすするボクである

by ikasasikuy | 2006-11-24 12:22 | 大衆社会学
2006年 11月 23日
川福
2006/11/23

「kawafuku」  
心斎橋の十合と大丸の間の通りを東へ三辻
少し南へ下ったところにその店はあるという
大阪では知らぬ者なしという老舗のうどん屋である

今日も市中を見回る浪人姿の平蔵を見ることができる
平蔵はすぐ近くの「茂凡」に思いを馳せつつ
またベトナムフロッグのランチメニューが気になりつつ
その老舗うどん屋「川福」へ入った

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さすがに老舗と言われるだけあって店はかなり古ぼけている
カウンターだけの一階と、二階にも客席があって
店の中は狭い上に薄暗く垢染みている
つまり
小汚く清潔感など微塵もない
しかし
えてしてこういう店はうまいうどんを出すものである

平蔵は期待に胸を膨らませつつ
「カレーうどんをたのむ」
と注文すると
器量の悪い中年の女中が
「へーい」
と生気のない返事である
「これはいかぬな・・・上海なみの接客態度だ」
平蔵の期待は不安へと変わっていった

待つこと十分弱
出てきたカレーうどんは
見るからにコテコテの濃い出汁である
出汁というよりカレールウそのものと言ったほうが的を射ている

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箸を割って入箸
「む、重い・・・」
出汁の重さでうどんが持ち上がらない
無理すると割り箸がたわんで折れそうになる
さらに持ち上げようとするとブチブチとうどんが切れる
「むむ、これはいかぬ・・・」
千切れたうどんを口に運ぶと意外にも麺は腰が強く硬い
いかに出汁がネトネトコテコテであるかがわかる
丼を45°傾けても出汁がこぼれないほどである

出汁をレンゲにとって無理矢理すすってみる
たしかにカツオ出汁は香ってくるが
「か、辛い!」
カレーの香辛料が勝ちすぎている
舌がピリピリと痺れ
喉がヒリヒリと痛む
「むむむ、困った困った・・・」
これはもはやカレーうどんと呼べる代物ではない
平蔵は食べるのを断念し店を出た
これで税込み1029円には驚くしかない
夕闇迫る心斎橋筋を歩みつつ
深い落胆に暮れる平蔵であった

by ikasasikuy | 2006-11-23 12:24 | カレーうどん改メ
2006年 11月 22日
いつもの川 其の十三(アンツ中山タナゴ釣る)
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by ikasasikuy | 2006-11-22 12:26 | 釣魚小全
2006年 11月 21日
Last 651
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武庫川一文字渡し 西野渡船

船頭は高校の同級生の西野一三だ
イチゾーではなくカズミだ
幼稚園も小学校もおなじだ
高校時代は水泳部で苦楽をともにした仲だ
「おお,元気か」
「ああ,元気や」
「忙しんか」
「ヒマや」
「ええな」
「まあな」
いつも会話はそれだけだ

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今日はいつにもまして釣り人が少ない
ガラガラだ
651の骨せんべいを独り占めにできる
わはは~
期待に胸が膨らむ
しかも
今日のボクはちょっとちがう
いつものバイブレーションプラグ一辺倒ではない
ワームだ
ジグヘッドだ
今日のボクはワインドだ
ホッソン推奨のワインド釣法だ
▲アタマのジグヘッドにピンクの5.5インチワーム
ワームのテールはブーツレッグだ
ワームの中に極細のケミホタルを一本仕込んで
投げてはシャクリ
シャクッては投げする
リールのリトリーブはひとシャクリ1回転
リズミカルに「ビシッ!バシッ!」とシャクるのだ
これでガンガン釣れてしまうらしい
わはは~
キミナゴやドジョウで釣ってるおじさんたちには申し訳ないが
ガンガン釣るぞ

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晩秋の夕日が悲しいほど美しい (FinePix F30=夕焼け撮影モード)

時合がきた
しかし
釣れない
日が暮れて辺りが薄暗くなっても
アタリの「ア」の字も
タチウオの「タ」の字もない
骨せんべいは釣れない
ああ
こりゃだめだ
あきらめムードがただよう

突然
「ガツン」
ときた
「ほほほー,やった、やった,骨せんべいだ!」

思う間もなく
「ふ」
とテンションが消えた

バレた
それが最初で最後のアタリだった
結局
骨せんべいは釣れなかった
あはは・・・

by ikasasikuy | 2006-11-21 12:35 | 釣魚小全
2006年 11月 20日
松葉家
南船場3丁目の狭い南北筋を
いつもの浪人姿の平蔵が悠然と歩いている
目指すは元祖きつねうどんの店「松葉家」である
「きつねうどん」はこの店で生まれたという
老舗中の老舗である
店の中は薄暗く全体に薄汚れており
さすがに老舗らしい雰囲気を醸し出している

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カタカナでマツバヤと書かれた真新しい看板にはいわくがある
(Casio G'z One)


開店間なしの店にぶらりと入った平蔵を
それと知ってか
店の女将は奥の席へ座るようにすすめた
入り口近くはほかの客で立て込んでいたのである
平蔵が奥の席へ行こうとすると
面白い顔の小女が現われて
「こちらへどうぞ」
と入り口ちかくの席へ案内する
「いや,女将が奥へと申したぞ」
「いえ,こちらへどうぞ」
「それがしは奥がいいのだがな」
「いえ,こちらへ」
どうも頑固で頭の弱そうな小女である
それを見ていた客の女が
「いま,女将さんが奥へてゆわはったわよ」
と笑いながら言っても
「いえ,こちらへどうぞ」
と頑としてゆずらない
「わかった,わかった」
平蔵は事を荒げぬよう言われるまま入り口横の席に着いた
「なににいたしましょう」
「肉カレーうどんをたのむ」
「かしこまりました」
素直そうに見えて頑固な小女である

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頑固で頭の弱そうな小女と店の女将


待つこと十分弱
小女が運んできた肉カレーうどんは
思いのほか小さなうどん鉢に入っていて
見た目にもうまそうな色つやである

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箸を割っておもむろに入箸
とろみ具合も適度で平蔵の好みである
まず出汁をひとすすり
「うむ・・・」
名代のうどん屋にしてはおおざっぱな味である
カレーの風味が効いているわけでもなければ
鰹出汁が決まっているというわけでもない
「これはいかぬな・・・」
次にうどんをひとくちすすってみる
「おお,これはなかなか良いうどんである」
水うどんの茂凡
あるいは元祖カレーうどん野原の麺を彷彿とさせる
なかなか見事な打ち加減である
たしかに
きつねうどんにするなら絶妙の逢坂うどんになるであろう
しかし
「このカレー出汁ではなぁ・・・」
であった
麺だけをすすった平蔵は
出汁を全部飲み残して店を出た

ところでこの松葉家
店の主人の話によると
「松葉家」という屋号のことでほかの店から訴訟を起こされたらしい
もちろん訴訟を起こした店よりもこっちの方が古いのだが
向こうは先に屋号を登録したそうな
それで仕方なく「うさみ亭マツバヤ」という覚えにくい名前に改めたと言う
常連客は
「逆に訴訟を起こしたらどうか」
と後押しするが
主人は一向に意に介さず
「うちは名前より味ですから」
と潔く言ったものである

のれんをかき分けつつ
「その味がこれではのう・・・」
と舌打ちをする平蔵であった

by ikasasikuy | 2006-11-20 12:38 | カレーうどん改メ