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2007年 05月 31日
Insect Poison Remover
防水バッグを買いにモンベルへ行くと......あ
前から気になっていたインセクトポイズンリムーヴァを見つけた
刺された虫の毒素を即座に体内から吸い出す道具だ
DR.ヘッセルというオッサンがが発明したらしい

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東南アジアの水辺は虫の天国だ
蝿、蜂、虻、蚋、蝗、蜻蛉、百足......
中でも一番厄介なのが
蚊だ
モスキートだ
朝夕の一時だが
魚を一匹釣るあいだに
蚊に十カ所刺される
つまり十匹釣ると百カ所だ
当然、虫除けスプレーをまんべんなく噴霧して万全を期す
しかし
気温三十度以上
湿度限りなく百パーセント
吹き出す汗が虫除けスプレーの薬効を一気に流してしまう
それへさして
待ってましたとばかり蚊がたかる
東南アジアの蚊に刺されると
強烈に痒い
痒くて痒くて堪らない
気が狂いそうになるほど痒い
しかも
山間部にはマラリア原虫を持つ蚊もいるらしい

そこで
頭の先からおしりまで
すっぽりガードできるモスキートネットジャケットを着用して釣りをした
しかしそれでもやられた
ジャケットと体が接触する部分を狙って
ジャケットの上から刺しにくる
その執念深さはゾンビ級だ
ええい
こうなりゃヤケクソだ
もうどうにでも勝手にしろ
好きなだけ刺せ
好きなだけ吸え


刺されたらこいつだ
こいつで吸い返してやるからな......

どうみても100均ショップで100円で売ってそうな構造と材質
吸えるのかこれ

by ikasasikuy | 2007-05-31 14:15 | 病理学 | Comments(16)
2007年 05月 30日
LENSBABIES.JP
おお!
これは面白い
まるで昔のカメラみたいだ
・・・いや、昔のカメラだ

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OLYMPUS OM-1にLensbabyをマウントする



さっそくカシャコン、カシャコンと撮ってみるが
目が悪いのでフォーカスが合わない
絞りが固定なので難しい
ここは勘と経験の世界だが
ボクには勘もなければ経験もない
ええい出たとこ勝負だ

焦点距離55mm
撮影距離30cm~∞
フォーカス手動
絞りf2.8, f4.0 f5.6, f8.0
絞りは爪楊枝でも変えられる
これで撮るとホルガのようなヱになるらしい
慣れればn.honjyo styleも撮れるらしい

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とりあえず最初の一枚 OLYMPUS OM-1 + Lensbaby (f4.0)



うわあ
めまいがしそうなヱだ
これはちょっと違うな
曲げ過ぎた
もちとやわらかいヱを撮ろう・・・

by ikasasikuy | 2007-05-30 12:35 | 光学機器・写真学 | Comments(16)
2007年 05月 29日
とびうお醤油
ニッポンの醤油は大豆が主原料だが
古くから魚を原料とした魚醤という醤油も使っていた
秋田のしょっつる(塩汁)や
石川のいしり(魚汁)が有名だ
大豆の醤油よりはるかに「うまみ」が強い
残念ながら
今のニッポンの食卓に魚醤は根付いていない

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東南アジアでは
魚醤はごく当たり前に使われている調味料だ
ベトナムのニョクマム
タイのナムプラー
ラオスのナンパー(タイでもナンパーと発音する)
カンボジアのトゥクトレイ
ミャンマーのンガンピャーイェー
フィリピンのパティなどなど
それぞれの国で
欠くことのできない調味料として使われている
中国にも魚露(ユーロウ)という魚醤があって
臭いがこれがまた美味い

くさやは魚を発酵させた汁にムロアジを漬け込む
したがってとても臭い
しかしとても美味い
近江名物の鮒ずしもやっぱり臭いが美味い
発酵アミノ酸には
ヒトの味覚に訴えるなにかがある

大徳醤油のとびうお醤油
日本海産のトビウオを発酵させた汁が
明石のタコと絶妙のコンビネーションなのである
いや困った

by ikasasikuy | 2007-05-29 12:33 | 食文化論 | Comments(2)
2007年 05月 28日
I like small size
コンパクトなものが好きである
場所をとらず
格好よくて愛らしくて
しかもちゃんと機能する

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釣り竿にしても
ワンピースロッドよりマルチピースの方に目がいく
However, this car is too small

by ikasasikuy | 2007-05-28 23:48 | 人間工学
2007年 05月 27日
上弦の月
夕方
正中に左半分が欠けた月が出る
上弦の月だ
新月から満月へ向かう月だ

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FujiFinePixF30の光学3倍+デジタル3倍で肘を手すりに固定して撮る


夜が深まるにつれて
湾曲した弓の方を下に
つまり
弦(つる)の方を上に向けながら
西に沈んでいく


以前
ヱンドレス森下が
「月曜日を英語でどないゆうか知ってるか」
「マンデー」
「そや、マンデーやけど、憶え方知ってるか」
「憶え方? 知らん」
「月は東に沈まんでー」
「え!?」
「月は東に沈まんでー」
「な、なんて?」
「月は東に沈まんでー・・・なんべんも言わしな」

ほかにもあるんかと聞いたら
「火にみずかけたらチューずでー」とか
「水田に稲を植えんずでー」とか
「腰に木刀差すでー」とか
「金曜日のおかずはフライでー」とか
もう
めちゃくちゃやがな

by ikasasikuy | 2007-05-27 14:09 | 天文学 | Comments(10)
2007年 05月 27日
北からのいただきもの其の参
南信州の渓流釣り師パパラギケーイチローが
三十年ぶりの同窓会と言い訳をしつつやってきたのだが
実はナマズを釣るためであった
貢ぎ物の信州茅野屋謹製上用饅頭を
「此れで何卒宜しく御願いまする」

悪代官烏賊山武威乃助に差し出したものである
「なんじゃ、饅頭か」
「左様に御座りまする」
悪代官が饅頭をひとつ摘み上げると
なんと
上げ底の菓子折りの下から黄金色に輝く金筒の丸蓋がのぞいた
とたんに悪代官の頬が緩んだ
「ふふふ、これは見事な山吹色じゃのぅ」
「畏れ入りまして御座ります」
「その方、そんなに泥水本舗正規モニターになりたいのか」
「ははぁ」
「うむうむ、愛い奴よのぉ」

悪代官は袖の下を懐に仕舞込んだものである
さて
その貢ぎ物こそがこれであった

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  善光寺名物・八幡屋礒五郎七味ごま特大缶 (右は日頃愛用の七味レギュラー缶)

「熱々の白い御飯に御かけ下さりませ」
「なに、熱々の白い御飯とな」
後日、悪代官は熱々の白い御飯に七味ごま振りかけてみた
ところが
少々かけすぎたものか
口の中がヒィーヒィー隊員になった
「これはいかぬな・・・ちとかけすぎたかのぅ」
飯に七味は合わぬ・・・
それに
どうみてもこれはうどん、そばの薬味であるぞ
そこで悪代官は、こんどは熱々のすうどんに振りかけてみた
「おお! おお! これよ、これよ」
七味のピリッとした爽やかな辛味と
たっぷりの白胡麻の豊かな風味とが
見事にかつお出汁に溶け合って口の中に広がるではないか
「ふむふむ、これはなかなかに良いものじゃ」
ゑも言えぬ幸福感に酔いしれる悪代官であった

by ikasasikuy | 2007-05-27 12:41 | 食文化論 | Comments(2)
2007年 05月 26日
北からのいただきもの其の弐
屯田兵に志願して蝦夷地へ渡った和田山の蓑吉から
グリーンアスパラが届いた
こういうものが届くということは
まだ死なずに生きているという証だ
妻も妻の母も
「湯がいてマヨネーズで食べたら美味しいよ」
という
ばかなことをいってはイケナイ
マヨネーズなどトンデモナイ

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アスパラは根元の硬い部分を切り落とし
はかまをすべて取り除き
熱湯でさっと茹でる(1分未満)
茹ですぎると柔らかくなりすぎて
せっかくの食感を損なうので注意が必要だ
さて
ここからだ
グリーンアスパラ専用のドレッシングを作る
材料をあわせるだけなので簡単だ
オリーブオイル
バルサミコ
粒マスタードまたはバジルペースト

胡椒
砂糖
大蒜
これを好きな分量であわせる
できあがりだ

酒は芋焼酎ではなく白ワインであることは言うに及ばぬ

by ikasasikuy | 2007-05-26 12:29 | 食文化論 | Comments(4)
2007年 05月 25日
たこぶつ
タコ料理もいろいろあるが
たこぶつ
これが一番うまい

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まず
タコはぬめりがなくなるまで塩で揉まねばならない
大根おろしを使うとぬめりが取り易い
ゆびでタコをこすったとき
「キュッキュキュ・キュッキュキュ」
というぐらいまでぬめりを取る
大鍋にたっぷり水を入れ塩を一つまみ
これをぐらぐらと沸騰させる
鍋は大きいほどよい
それへさして
タコを投入するのだが
一気に「どっぽん」と入れてはいけない
必ず頭(本当は胴なのだが)を鷲掴みにして
足の先からゆっくりと投入する
するとどうだ
足はクルックルッと見事に外側に巻いて
グロテスクだったタコくんの姿が
気の毒なほどマンガチックになるではないか
思わず「あはははー」と笑ってしまうぞ
しかし
いつまでも笑ってばかりはいられない
30秒から2分でさっと湯からあげねばならない
茹で時間はタコの大きさによって異なる
1キロ級なら1分半ぐらいだ
「おいおい、まだナマじゃないか」
と言いたい気持ちはよく解る
しかし
タコは半ナマが一番うまい
それをぶつぶつぶつとぶつ切りにするだけだ
塩味だけでもうまいが
山葵醤油があれば完璧だ

ああ
またも食べ物ブログ化してきたtm‥‥‥

by ikasasikuy | 2007-05-25 12:28 | 食文化論 | Comments(6)
2007年 05月 24日
幸せの食卓

世界一豪華な朝ご飯を紹介しよう

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まずボッケ(ケムシカジカ)は体長34cmであることを確認する
切れ味抜群の大出刃で素早く解体する
仕事は迅速かつ的確に行わねばならない


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肝は沸騰寸前の鍋で5分火を通し
擂鉢でしっかりあたっておく
切れ味抜群の柳刃で一口大に切った上身に肝を和える
醤油は大徳醤油のとびうお醤油(魚醤)を使う
淡白な白身が肝を和えることで濃厚な味わいとなる


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刺身にしたあとのアラは吸い物にする
頭も骨もすべてぶつ切りにして鍋にぶち込みぐらっと煮立てる
胃袋、白子も食せるものはすべて加える
アクを丁寧に取って、味噌、醤油だけで味を整える


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クロマグロの赤身とトロを適当な大きさに叩いて
炊きたてご飯の上に無造作に乗せ
その上に山葵と海苔を乗せ
醤油をかけ回してふうふう言いながら頬張る


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コシアブラは天ぷらである
揚げ物は妻の担当なのでボクは口は出さない
揚げたてを抹茶塩でいただく
生まれて初めて食べる山菜だ
新鮮な山の香りがじつにすばらしい
「初めてってことは何でも感動的だね」
という、永六輔氏の言葉を思い出す


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海鞘は酒盗(鰹の塩辛)で和えた特製である
芋焼酎(薩摩の一滴)が止まらない
ただし、これは今朝ではなく昨夜の画像である
念のため申し添える

これらを
嫁の母と嫁の三人で
モノも言わず貪り食う
日頃の饒舌を押し黙らせる美味さだ
感動の食卓を提供してくれた穂高恒彦氏に感謝する
ホ・ダ・カ・?
初めて耳にする名前だ


by ikasasikuy | 2007-05-24 12:14 | 食文化論 | Comments(6)
2007年 05月 23日
アオキ
今年の初めに買ったLEVI'S 501XX
マックの店長は
「これはごっつ縮みますよって裾直しはせん方がよろしおます」
というのだ
洗えば洗うほど縮んで
36インチが33インチになるという
裾など4インチは縮むという
ところが
もう十回以上も洗ったのだが
ウエストは少し縮んだものの
裾は一向に縮まない
ジーパンより先に縮むのはボクの寿命の方だ
これでは浅野内匠頭だ
前にサルさんにもらったLEVI'S 501XX尾錠付きなど
縮むのに5年以上かかった

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自分の寿命を考えると
とても5年も待っていられない
そこで寸法直しに出すことにした
そんなもの家でやればよいではないか、という意見もあるが
復刻版とはいえLEVI'S 501XXだけはそうはいかない
これはL.L.BeanやUNIQLOとはちがうのだ

神戸のJR高架下商店街は
元町駅を境に東西二つに別れる
鯉川筋から東は三宮高架下「ピアザKobe」で
元町駅から西は元町高架下「モトコー」だ
高架下には服の寸法直し屋が何軒か細々と営業していて
そのなかの一軒がサイズアジャストメント「AOKI」である
間口一間の狭い店舗だ
神戸に詳しいカメカメ812情報によれば
ここが一番手間賃が安いらしい

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朝9時半
AOKIへ行くと
おばちゃんが来て店をあけているところだった

「ジーパンの裾直してほしねんけど」
「ちょっと時間かかるよ」
「どれぐらい」
「一時間半やなぁ」
「ほなその間に皆様でごはん食べてこーかな」
「そないしぃ、やっとくから」

ボクは皆様食道へ行って
かんとだきで朝酒を一杯飲んで
エビアンのカウンタで熱いコーヒーを一杯飲んで
それから、イシバシでフィンガーピックを三つ買って
AOKIに戻ると
裾直しは出来上がっていた

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ベルト通しの糸と
裾直しの糸が
色も太さも同じになっていた
かんぺきだ

by ikasasikuy | 2007-05-23 17:53 | 大衆社会学 | Comments(4)