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2008年 04月 30日
土佐鶴
土佐鶴酒造
高知県安芸郡安田町
むかしこの近くへ赤目という大きな魚を釣りに来たことがある・・

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土佐鶴酒造株式会社「土佐鶴」純米
OLYMPUS E-410


純米酒である
特別純米でも限定純米でもない
純米吟醸でも純米大吟醸でもない
普通の「純米酒」だ

スルスルと喉を通る
これがいい
クセというほどのクセはない
辛口だがコクやコシは特にない
香りが強いかというとそうでもない
ただただ米の味がして
ただただスルスルと喉を通る酒である

初めてこの酒を飲んだのは
大阪・阿倍野にある古い店構えの小さな居酒屋だった
すこし
いや
かなり時代遅れな佇まいの店だ
別に奇を衒っているわけではなく
むかしから変わりなくやっているただの居酒屋だ

この店のきずしがなかなかうまい
鯖の〆具合が絶妙なのだ
そんなわけで
ちょっと遠いけれどよくかよった
いや
いまもちょくちょくのぞいている
平日の昼間は客もまばらで
独りカウンターで静かに飲むのがよい
きずしを一皿と土佐鶴を二杯
これがボクの遅い昼めしになることもある


丸五日間
奈半利川の河口に陣取ったボクは
昼も夜もなく大きなミノープラグを投げ続けた
貧血を起こすのではないかというぐらい
ヤブ蚊に血を吸われながらも
突然ヒットし
暴れ狂うメーターオーバーの猛魚を夢見つつ
昼も夜もなく投げ続けた
しかし
アタリの「ア」の字も
アカメの「ア」の字もなかった

地元の釣り師に話を聞くと
そんなもんだという
アカメはなまなかな魚ではないという
毎夏
全国各地から
夢を追う釣り人が大挙してやってくるけれど
だれも釣らないという
十年通っていまだ釣れない釣り人も大勢いるという

ボクはその話に軽い目眩をおぼえつつ
背中にたまった大きな疲労を背負って家路についた

by ikasasikuy | 2008-04-30 23:27 | 醗酵飲料学 | Comments(2)
2008年 04月 29日
野に咲く花の名前は知らない
春の野の花と小さな生き物

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マーガレット チョウ セイヨウタンポポ
タチツボスミレ カラスノエンドウ シロツメクサ
セイヨウアブラナ トノサマガエル カタバミ
OLYMPUS E-410 with Zuiko 35mm F3.5 Macro



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ヘビイチゴ? キュウリグサ ミツバツチグリ or キンポウゲ
ムラサキサギゴケ アマガエル サクラ
タチイヌノフグリ カタバミ ウシハコベ or ノミノフスマ
OLYMPUS E-410 with Zuiko 35mm F3.5 Macro


by ikasasikuy | 2008-04-29 21:26 | 植物学 | Comments(4)
2008年 04月 28日
wander around KOBE
久しぶりに神戸を徘徊する
今月になって初めてだ
田舎町に転勤になって少し神戸が遠くなった

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 三宮夕景

三宮でケネスケ#130と待ち合わせる

なかなか現われない
ケネスケ#130
目と鼻の先で迷っていた
関東人だから無理からぬことだ

皆様食堂へ行く
この時間はいっぱいだろうなぁ・・

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 おなじみ「皆様食堂」

予想どおり混んでいたが
奇跡的に2席空いていた
狭い奥の席へ滑り込む

おでんを突つきながら
ビールを少々
芋焼酎
ケネスケ#130と「皮」のハナシをする
ナマズとネコがいいらしい

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 空グラスを持って微笑むケネスケ#130

ケネスケ#130
聞けば年はボクの息子より一つ若い
なんということだ
人生は面白い

ごるご#13退社のメール
皆様食堂の前で待ち合わせて
丸玉食堂へ向かう
今日は台湾料理ツアーだ

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 台湾料理「丸玉」の入り口(出口?)

丸玉と言っても元町の方ではない
いわゆる「東店」だ
まだ時間が早いのか割と空いていた

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 真面目な料理人が作る真面目な台湾料理

おススメは
青野菜炒め
豚バラ煮込み
それにぎょうざも欠かせない
比較のために足も注文したが
やっぱりナニだった
コブクロが意外とイケルことを発見

まだまだ食べられそうだが
今日は忙しい
東へ向かって転戦する
目標は台湾料理「天一軒」だ

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 台湾料理「天一軒」

うわっ!
なんということだ!
店内は超満員ではないか!
狭い店の
カウンターは鈴なり
テーブル席もぎゅうぎゅう詰め状態だ

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 満員の店内

ちなみに
ここのオススメは鶏モモだ
「カタイのん」と「ヤラカイのん」がある
ビールに合うのは断然カタイのんである
注文するときは「かたいのん」と言う
それともう一品
平打麺の台湾焼きそば
これはもう絶品中の絶品である

しかし
驚異的な客入りだ
少なくとも30分は待たねばならない
ダメぢゃん
待ち時間が惜しい
後ろ髪を引かれながら転戦する
(引かれる髪がないという指摘もある)

生田新道の「桃源」を目指す
それにしても今日の神戸
ひとが多い・・
そうか!
明日は祭日だったことに気付く
つまり
今日は月曜日だが
金曜の夜と同じ状態なのだ
なるほど

桃源はこの界隈でも屈指の人気店だ
混んでるだろうなぁ・・
不安が過る

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 台湾料理「桃源」

ああ・・
案の定だ!
ここもまたカウンターもテーブルもぎっしりだ
なんという繁盛ぶりだ
いや
よく見ると
カウンター席がひとつだけ空いていた
一人だけ座れる
しかし
あとの二人は立ち食いぢゃないか・・

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 桃源のオーナーシェフ、陳さん

ちなみに
桃源のイチオシは「足」だ
豚足煮込みだ
何を置いてもこれを食べなければイケナイ
味、食感とも神戸一
いや西日本一であると断言する

ああ
それにしても残念である
後ろ髪を引かれながら転戦する
(引っ張る髪の毛がないという意見もある)

中山手通まで上がって
チャーリーズへ行く

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 www.charlie-kosei.com

とりあえずジントニックで乾杯だ
と思っていたら
なんと!
「CLOSE」!
ああ
これで今年になって二回目だ
またもルパン三世は聴けなかった
(まあボクは特に聴きたくはないのだが)

今日の三宮はダメだな
ひとが多過ぎる
よし
急きょヨシアキくんに電話して彼の店へ
タクシーで水道筋へ大転戦

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 韓国だいにんぐ「味韓」

台湾料理をあきらめて韓国料理に宗旨替えだ
ここはいつも緊急避難的に来るボクの隠れ家だ
おススメは甘鯛のチヂミとダッカルビチゲ
マッコリが切れていたのが残念だが
眞露ゴールドで乾杯する

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 かをが破れているごるご#13

さあ
あとはジントニックを飲むだけだ
ヨシアキくんおススメのバーを紹介してもらう
味韓からタクシーで5分
JR六甲道近くのバーだ

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 BAR 「BLUE SWELL」

なんと
サーフィンショップぢゃないか
サーフィンショップ「K'S」に併設された
バー「BLUESWELL」だ
なかなか小洒落た店だ

Blues Well(良いブルース)かと思ったら
Blue Swell(青いうねり)だった
なるほど
そりゃそうだ

店を出ると日付が変わりかけていた
うわ
終電ギリギリぢゃないか
家にたどり着くと25時を過ぎていた
うむ
今日は
まったく予定通り行かなかったが
まあ
こういうことはよくあることだ

by ikasasikuy | 2008-04-28 10:26 | 大衆社会学 | Comments(12)
2008年 04月 27日
酒&肴
遠路遥々関東から
メバル釣り大会のために
ケネスケくんがやってきた

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限りなく生に近い干物
OLYMPUS E-410


しかも
ただやってきたのではない
自作の「生の干物」を携えて
である
干物といっても
限りなく生に近い干物なので
水分もたっぷり含んでいる
さぞ重かっただろうなぁ・・
頭が下がる思いだ


遠路遥々愛知から
ポールくんがやってきた
もちろんメバル釣り大会のためにだ

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関谷酒造「ろく」山廃純米
OLYMPUS E-410


しかも
ただやってきたのではない
「旨い酒」を携えて
である
ガラス瓶なので
空瓶でさえ重いのに
中身が酒でしかも満タンだ
早いハナシが
ぜんぶ水分なのだ
さぞ重かっただろうなぁ・・
頭が下がる思いだ

こうしてボクは
労せずして
うまい酒と
うまい肴を同時に手に入れたわけである
いいのか
こんな安易なことで・・
んー
まあいいか


さっそく
生の干物を炙ってみる
香ばしいいい匂いが立ち込める
こういう干物は火の通し加減がむずかしい
慎重かつ大胆に炙る
うむ
上出来だ

「ろく」
酒は山廃純米だ
ボクの好みのツボを押さえている
なかなかにくいぞ
冷やでやってみることにする

炙った鱚を裂くように千切って頬張る
うっ
うまい
鱚のうまみが口の中に広がる
すかさず酒を口に含む
うっ
うまい

さらに
炙った魴鮄を裂くように千切って頬張る
うっ
うまい
魴鮄のうまみが口の中に広がる
すかさず酒を口に含む
うっ
うまい

さらに
さらに
炙った・・ん?なんだろこの赤い魚?

裂くように千切って頬張る
うっ
うまい
なんだかわからない赤い魚のうまみが口の中に広がる
すかさず酒を口に含む
うっ
うまい

こうしてボクは
とてもいい気持ちになって
夜が更けるのも忘れて
うっ
うまい
うっ
うまいと
何度も
何度もつぶやいたのである

by ikasasikuy | 2008-04-27 01:11 | 醗酵飲料学 | Comments(6)
2008年 04月 26日
淡路島メバル釣り大会
一年ぶりのメバル釣り大会だ
年に一度しか開催しないので
毎年「一年ぶり」だという指摘もある

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初優勝のスズキ氏
Fuji FinePix F30


去年は西区アオシマ氏が悲願の優勝を果たしたが
今年はその友人スズキ氏だ
どちらかというと
寡黙な中年だ
大会委員長のヱンドレス森下は
「初めてみるひとやな」
というけれど
去年も参加していたし
琵琶湖や甲子園浜にもなんべんも来ているのだ
要するに目立たないのだ
男は黙って決めるときは決める
こうでなくちゃイケナイ
カッコイイゾ西区スズキ

ボクはポール61番弟子とふたり
まったりと釣り歩く
大物ポイントはすべて不発に終わり
いつものように漁港内をセコセコ釣り歩く
そして
タイムアップ寸前
ポール61番弟子がリミットメイクに成功!
なんと
初出場で
強豪を押しのけ第5位に入賞した
スゴイジャナイカ

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ポールくん、残り時間5分で2匹目ゲット!
Fuji FinePix F30


そんなわけで(どんなわけで?)
状況が悪い中
釣るひとは釣り
釣らないひとは釣らなかった
青島、小椋、森下の常勝トリオも今年は見る影もなかった
特に
ドベタのヱンドレス森下は
ボーズの上に海にはまる始末
最低だ


順位 お名前・・・ポイント
------------------------------------
優勝 スズキ・・・40.0(20.0+20.0)
2位 カチヒロ・・・37.5(19.0+18.5)
3位 ラドン奥村・・・37.0(19.5+17.5)
4位 マック・・・37.0(19.0+18.0)
5位 ぽーる六十一番弟子・・・30.0(16.0+14.0)
6位 オカモト・・・30.0(16.0+14.0)
7位 ヤリヱパパ・・・28.5(15.0+13.5)
8位 イカザス・・・28.5(17.0+11.5)
9位 ヤリヱママ・・・26.5(14.5+12.0)
10位 ゾンマサ・・・26.0(15.0+11.0)
11位 ごるご十三番弟子・・・26.0(14.0+12.0)
12位 ヒガシネ・・・25.5(13.0+12.5)
13位 ケネスケ百三十番弟子・・・24.5(14.5+10)
14位 たつみ・・・24.5(24.5+0)
15位 西区アオシマ・・・24.5(24.5+0)
16位 テープ屋小椋・・・16.0(16.0+0)
17位 タカシ・・・ボーズ(0+0)
18位 マツモト・・・ボーズ(0+0)
ドベ ヱンドレス森下・・・ボーズ(0+0)

 ポイントは2匹長寸合計
 同ポイントの場合は家が遠い者が上位


--------------------------------------------
ボクはというと
カズもカタもかいもくダメだったが
今年も定位置の第8位を獲得した
しかも
ヤリヱ夫妻にはさまれてのみごとな8位だ
今年で9回目のこの大会
ボクは第1回からすべて出場しているのだが
なんとこれが5回目の第8位だ
これでボクの8位率は5割5分5厘になった
三連覇するよりはるかにむずかしい記録である
ちなみに第1回から
1位、2位、8位、8位、8位、7位、6位、8位、8位だ
いやじつにすばらしい(自画自賛)
それに
8は「八」で末広がりで縁起がいいのだ
ぜんぜん広がってないという指摘もある・・

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ボクの「きょういち」・・17cm
Fuji FinePix F30


なんだかんだと言いながら
9年も続いたこの大会
来年は「ヤリヱカップ」と銘打って大々的にやるというウワサもある

---------------------------------------------
過去の優勝者
1 イカザスイクイ 2000.4.15 32.6
2 エンドレス森下 2001.4.14 33.5
3 エンドレス森下 2002.4.14 33.5
4 レイチュン上原 2003.4.12 44.8
5 オレンジはやま 2004.4.10 44.9
6 テープ屋小椋 2005.4.23 42.5
7 エンドレス森下 2006.4.22 50.0
8 西区アオシマ 2007.4.22 40.5
9 鈴木ング太郎 2008.4.26 40.0
---------------------------------------------

淡路は飽きたので泉南に場所を移そうという意見もある
関東で行われることはまずないと思うけれど
来年もまたやるにちがいない
きっとやるのだろうなぁ
ビニール袋が破れて惜しくも優勝を逃したひとも
健闘むなしくマルボースに終わったひとも
おまけに海にはまった情けないひとも
おつかれさん
また来年

by ikasasikuy | 2008-04-26 21:40 | 釣魚小全 | Comments(18)
2008年 04月 25日
極の黒
先月末
鹿児島へ行ったときに買って帰った芋焼酎だ

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さつま無双株式会社「極の黒」かめ壺熟成
OLYMPUS E-410


キワミノクロ
飲んだことがない芋焼酎だ
店のおばちゃんは
これは当店のイチオシだと自信たっぷりだ
この自信ぶり
にっぽんばしのあさひのオヤジを思い出す

「よく売れてます」
「おいしいの?」
「そりゃあもう、なにしろ限定品ですから」
「限定品?」
「九州限定販売です」

おばちゃんは
九州でしか買えないという
信用できないが
一本買う

家に帰って飲んでみると
なるほど
おばちゃんの言う通り
「うまい!」
ああ
こんなことなら
もう一本買っとけばよかったなぁ
う〜ん
こんど鹿児島へ行ったらいっぱい買おう

醸造元はさつま無双
なにげなくネットで検索してみたら
あ!
あった
なっ
なんだよ
楽天で通販やってんぢゃん・・

by ikasasikuy | 2008-04-25 23:24 | 醗酵飲料学 | Comments(2)
2008年 04月 24日
いつものお婆さん
いつもの川の
いつものお婆さんだ

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野良仕事をするいつものお婆さん
OLYMPUS E-410 with Zuiko 35mm F3.5 Macro


家の前の畑で
うずくまったまま
野良仕事をしている
なにをしているのだろう
のそのそと手を動かしている

「こんにちわ」

挨拶したが
例によって返事はない

すぐそばまで近寄って
もういちど挨拶する

「こんにちわ」
こんにちわ

おぉ!
返事した・・!

のっそりと頭をもたげると
消え入るような小さな声だったが
ボクを見て
しっかりと返事した

「こんにちわ」

と言ったのだ

そうか
耳が遠いのだ
なんだ
そうか
そうだったのか
なんだ・・
ははは

「こんにちわ」

と言うと
お婆さんはまた
うつむいて
黙々と野良仕事を続けた
小さなからだを
これでもかというぐらい小さくまるめて・・

by ikasasikuy | 2008-04-24 19:59 | 文化人類学 | Comments(2)
2008年 04月 23日
いつもの川 其の二十六(タナゴぼちぼち)
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by ikasasikuy | 2008-04-23 18:04 | 釣魚小全
2008年 04月 22日
あかずながむ
秋保から
春がとどいた

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二輪草
OLYMPUS E-410 with Zuiko 35mm F3.5 Macro


きれいなガラスと春の花
カシスとミルクとハニーとが
魔術師によって吹かれる
すると硝子は
手毬のように美しく
畝々と波打ちつつ
球を包み込む

遠くから
耳に馴染んだわらべうたが聞こえてくる

  てんてんてん毬てん手毬
  てんてん手毬の手が逸れて
  何処から何処まで飛んでった
  垣根を越えて屋根越えて
  表の通りへ飛んでった飛んでった

日がな
ボクはうっとりと
秋保の春を眺め暮らす


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春の玉
OLYMPUS E-410 with Zuiko 35mm F3.5 Macro


おなじ器だが
百八十度回転させると
ドキッとする斬新な玉模様が現われる
リバーシブルなのだ
春の足跡のような
玉模様だ

  表の行列なんじゃいな
  紀州の殿様お国入り
  きんもんさき箱ともぞろい
  おかごのそばにはひげやっこ
  毛槍をふりふりヤッコラサのヤッコラサ

日がな
ボクはうっとりと
秋保の春を眺め暮らす

飽かず眺む

by ikasasikuy | 2008-04-22 14:30 | 芸術総論 | Comments(2)
2008年 04月 21日
Ayrton Senna da Silva
いちどだけ
F1をナマで観たことがある
忘れもしない1994年の春(4月17日)
場所は岡山県のTI英田サーキットだった

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2008 Bahrain Grand Prix
OLYMPUS E-410 with Zuiko 35mm F3.5 Macro


その年
ニッポンでグランプリが2回開催された
ニッポン中がF1ブームに沸きたっていた頃だ
ひとつは鈴鹿サーキットで行われた日本GP
もうひとつは岡山県英田で行われたパシフィックGP
ボクが観たのは1994年の第2戦
英田のパシフィックGPだ

神戸からバスに乗って
夜を徹して岡山まで行った
セナの勇姿を見ようと駆けつけた
しかし
ポールポジションを獲ったセナは
なんと
たった一周を走っただけでリタイヤしたのだ
ボクの見えないところでハッキネンに追突され
スピンしたところを後続のラリーニに激突されたらしい

ボクは
がっくりと肩を落とした
主役のいないコース上を走り去るマシンを
虚しい気持ちで眺めているだけだった

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1994 Williams Renault FW16 Driver Senna


そのわずか二週間後の1994年5月1日
アイルトンセナはレース中の事故でこの世を去った
なんということだ

英田に続く第3戦はイタリアのイモラで行われた
サンマリノGPだ
この日もポールポジションを獲得したセナは
パシフィックGPの雪辱を期していた
深夜
ボクはテレビの前にかじりついていた
7周目だった
高速コーナーのタンブレロを
なぜかセナのマシンは直進した
国際映像は
セナの後ろを走っていたシューマッハのオンボードカメラを写していた
突然、画面からセナのマシンが消えた
そしてマシンは
そのまま時速310kmでコンクリートウォール激突しクラッシュした
アイルトンセナ・・享年34歳
あまりにもあっけない死だった


あれから14年が過ぎた
久しぶりにテレビで「エフワン」を観た

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2008 Bahrain Grand Prix
OLYMPUS E-410 with Zuiko 35mm F3.5 Macro


スクリーンは派手なテイクオーバーシーンを映し出し
スピーカーからは獣の唸りようなエンジンサウンドが響いていた
驚いたことに
中嶋悟やネルソンピケの息子が走っていた
しかし
セナのいないサーキットには
ボクの心をときめかせるものは何もなかった

アイルトン・セナ・ダ・シルバ
ボクにとって
彼こそが永遠のエフワンヒーローなのだ


 http://www.youtube.com/watch?v=FRs8xK3TBPQ&feature=related


by ikasasikuy | 2008-04-21 16:18 | スポーツ心理学 | Comments(8)