<   2009年 05月 ( 31 )   > この月の画像一覧

2009年 05月 31日
ショットグラス
c0120913_14194764.jpg
ナベタガラス製 Shot Glass
OLYMPUS E-410 with Zuiko 35mm F3.5 Macro



ショットグラス

ふだん使いのグラスだが
勿体ないので普段は使わないのである
言動に矛盾があるという指摘もある

つまり
「明日は休みだ」という日の夜に
独り静かに酒を嗜むためのグラスなのだ

ボクはホンモノの酒飲みではないので
ウヰスキーをストレートで飲むことはない
アルコール度数が高いのできつすぎるからだ
ザ・グレンリベットのように
加水すると味わいが稀薄になるものはロックで飲むことはある
それでも
氷が少し融けはじめたころがうまいと思う
ウヰスキーを水や炭酸で割るのを「邪道」のように言うひとがいる
まあ
言わせておこう
飲むのはボクだキミじゃない

加水せずに飲むのは度数の低い酒で
おおむね20%未満のものはストレートで飲む
ビール、ワイン、清酒などだ
このグラス
ビールを注ぐには小さすぎる
ワインはやっぱりワイングラスで飲むのがうまい
となれば
やっぱり清酒(日本酒という言い方も一部にある)だ
したがって
ショットグラスよりも
「ぐいのみ」と呼ぶべきかもしれない
「ぐいっ」と飲むからぐいのみだそうだ
わかり易すぎて面白くないネーミングである
ボクならもっとちがう名前をつける
たとえば「ぐびのみ」
あるいは「がぶのみ」
どんなもんだ
ぐいのみのほうがいいという意見が断然多い

このグラスで
グイグイグイと3杯飲めばちょうど一合になる
ということは
グイグイグイグイグイグイと飲れば二合の計算だ
3合飲むには
グイグイグイグイグイグイグイグイグイと飲まねばならない
4合なら
グイグイグイグイグイグイグイグイグイグイグイグイだ
わはははは
かけ算ができるといくらでも飲めるのだ
できなくても飲めるという指摘もある



 「土佐鶴」純米
 冷蔵庫で気が遠くなるほど冷やして飲むのがうまい
 決して常温で飲んではならない
 ましてや熱燗などもってのほかである
 理由は言わない
 飲めばわかる


by ikasasikuy | 2009-05-31 11:43 | 意匠 | Comments(6)
2009年 05月 30日
あざみ
c0120913_18494867.jpg
ノアザミ
OLYMPUS μ760



あざみ
薊と書く
草冠に「魚」と「リ」である
魚リ?
どういう意味だ
キク科の多年草らしい

色といい
艶といい
形といい
なまめかしくてあだっぽい花だ
女優に譬えるなら
ブリジット・バルドーだ
だれだそれはという声もある

Brigitte Bardot
 本名: ブリジット・アン・マリー・バルドー
 職業: 俳優
 生年: 1934年9月28日
 出身国: フランス
 出身地:パリ
 没年:まだ生きている
 代表作:素直な悪女 (56) 私生活 (61) 軽蔑 (63)

by ikasasikuy | 2009-05-30 14:26 | 植物学 | Comments(2)
2009年 05月 29日
一澤帆布製 集金袋
c0120913_19324886.jpg
一澤帆布製「集金袋」
OLYMPUS E-410 with Zuiko 35mm F3.5 Macro



なんの変哲もない
地味な集金袋にみえる
しかし
じつはこれ
世界にもう数個しか残ってないという貴重な集金袋なのだ
元々は世界に20個あったといわれている
どういうことかというと
つまり
こういうことだ

今を去ること二十数年前
橋詰酒店の大将が
「世界一シンプルで丈夫な集金袋を作ろう」

京都東山知恩院前の「一澤帆布」という袋物屋に
別誂えで作らせたのがこの集金袋なのだ
(今も同じ場所に一澤帆布はあるが
  今の一澤帆布は当時の一澤帆布とは趣を異にする)

なにしろ
酒屋にとって集金袋は必要不可欠のアイテムだ
一年三百六十五日
朝から晩まで腰から下げている

日に何十ぺんも何百ぺんもジッパーを開け閉めする
お札を出したり入れたり
小銭を出したり入れたり
納品書を出したり入れたり
請求書を出したり入れたり
領収書を出したり入れたり
酷使に酷使を重ねる
酒屋ほど集金袋を酷使する業種もないと言ってよい

橋詰の二代目によると
丈夫がウリのこの集金袋が
わずか二年ですり切れてしまうという
酒屋の酷使ぶりがどれほどのものか知れようというものだ
したがって
二十数年前に20個作らせたた集金袋も
あと数個しか残っていないのである

二十数年前と言えば
勿論まだ先代の社長が健在で
息子たちが醜い相続争いをする以前のことだ
橋詰酒店の大将は
「丈夫がウリの一澤帆布」と聞いて
おおいに気に入り
先代一澤社長に直に交渉して作らせたのだという
ジッパーを開けると中は三層構造になっていて
中央がお札入れ
両側は請求書や領収書などを収納するようになっている
このデザインは橋詰の大将が考案したものだ

橋詰の二代目は
 「もし在庫がなくなったらどないしよか思てるんです」
と言う
 「これ持っていっておんなじもん作ってくれゆうたらええやん」
 「どっちに注文したらええんですかね」
 「そんなもん弟の方に決まってるがな」
 「やっぱり」
 「職人も生地屋も弟の信三郎帆布についてんねんし」
 「そうですよねえ」
 「それにドーシシャも弟派やで」
 「ドーシシャて、あの同志社大学ですか」
 「同志社小学校や」
 「へえ、そうなんですか」
 「そらそうと、ひとつたのみがあんねんけどな」
 「なんです」
 「残ってるやつ、ひとつわけもらうわけにいかへんかな」
 「い、いや、それは無理です・・・」
 「そこをなんとか、っちゅうハナシやがな」
 「これ、びっくりするぐらい高いですよ」
 「わかってるがな、ゆうたら悪いけど、わてもイチザワハンプ愛好家やねんで」
と言いながら
奥から一澤の古いショルダーバッグを出してきて見せびらかす
 「うっわー、しっぶいですねぇこれ」
 「せやろ、高かってんでこれ」
 「そうですかぁ・・・いっぺん親父に相談してみますわ」
 「ほんまに相談してや」
 「夕方また来ます」


夕刻
玄関のチャイムが鳴った

 「まいっどぉ、はしづめでぃーす」


桂小枝のような声

おお!
来よった
来よった


c0120913_19331656.jpg
   中はシンプルな三層構造


むふふ

by ikasasikuy | 2009-05-29 19:32 | 意匠 | Comments(4)
2009年 05月 28日
艶っぽい水辺のこと
c0120913_16445640.jpg
花のある水辺
OLYMPUS μ760



ずいぶんと
 艶っぽい水辺である
  これで蛙でも出たなら・・・




     ふる池や蛙飛込水のおと
 
                      ばせを


そういえば
CLでバルセロナが優勝した
「ばせを」から「ばるさ」を連想するのは少し無理があるという意見もある

by ikasasikuy | 2009-05-28 09:51 | 植物学 | Comments(2)
2009年 05月 27日
かやぶき
c0120913_1659935.jpg
茅葺き
OLYMPUS μ760



西宮市の山間部にはまだ
茅葺き屋根の現住家屋が何軒かある
茅とはススキのことだ
通気性に優れる
多湿な日本の環境に合う
そのぶん
雨が降ると漏る
屋根が急勾配なのはそのためだ
素材が軽く乾燥すると燃え易い
つまり
大風や火事に弱い
瓦に比べて老朽化が早く
葺き替えの手間がかかる
こうしてみると
意匠的に優れているが
良いところは少ないように思われる

by ikasasikuy | 2009-05-27 14:39 | 歴史・考古学 | Comments(2)
2009年 05月 26日
せんだいのうまい
c0120913_143198.jpg
せんだいのうまい
OLYMPUS E-410 with Zuiko 35mm F3.5 Macro



コシアブラ
だれがそう言ったかは知らないが
「山菜の女王」である
おまえが言ったのだろうという指摘もある


ほろ苦さに気品がある
パスタに佳し
もちろん
てんぷらに好し
山の香りが鼻腔にひろがる

たまらぬ


ほやめし
大ぶりに刻まれた海鞘がゴロゴロ入っている
強い磯の香りが食欲を刺激する
モノも言わずかっこむ
決して上品な食べ方ではない
しかし
それが似合う
そんなほやめしである


ホヤは動物である
その証拠に
子供のころはオタマジャクシのような姿で海を泳ぐらしい
大人になると岩などに固着して植物のようになる
海のパイナップルと呼ばれている
独特の味わいで
嫌いな人はとことん嫌いだという
ボクは大好きなので嫌いな人の気持ちがわからない
しかし
みながみな大好きだったら
ホヤは遠の昔に絶滅していたかもしれない

by ikasasikuy | 2009-05-26 17:21 | 食文化論 | Comments(8)
2009年 05月 25日
こぶな釣りし彼の川
H県のS市にあるH川のSダムの少し上流に
I市のスポーツ施設があって
今はS市が借り受けてS市Rグビースクールが使っている
その前のH川にMブナは居るらしい
ただしこれは十年前の情報であるという注釈が付く


c0120913_17595646.jpg
上段左から (1)〜(16)
OLYMPUS μ760



さて
カナダ藻&水深1mのトロ場がみつからない
K月橋の上からながめてみると
この辺りの水深はどこも概ねひざ下で・・・(3)
子供が入って遊べるように
ご丁寧に階段まで付けられた親水公園になっていた・・・(1)
マスのつかみ取りには最適だが

K月橋の上にコモチマンネングサが咲いていた・・・(2)

下流へ行くと川幅は狭まり渓流の様相を呈してくる・・・(4)
どう見ても「こぶな釣りし彼の川」の雰囲気ではない
流れも複雑ではやい
事実
ボクは昔ここでアマゴを釣ったことがある
K柿あたりから逃げ延びたものだろう

そこから数百メートル上流に堰堤があり
堰堤の上の水深は2m近い・・・(5)
堰堤のすぐ下流にはボロボロに錆びた看板が立っていて
目を凝らして読むと「有料釣り場」とある
むかしここに管理釣り場があったのだろうか・・・
堰堤の上は両岸ともコンクリ貼りでカナダ藻もない
釣れそうな雰囲気はないが
とりあえずここで竿を出してみる
田んぼの畦で蚯蚓を掘るが痩せたのが一匹捕れただけ
しかたなくグルテンで釣ることにする
小雨が降り出す
気温も低く寒い
おまけに魚の気配もない
竿をたたむ

H川の土手はシロツメグサで覆われていた・・・(6)

H川を諦めてすこし下流にあるY川をやってみる
水がほとんど流れていない細流だが
T本橋の上流の堰堤に溜まりがあってマツモが茂っている
初めてタナゴを釣った滋賀県の長浜の水路に似ている・・・(7)
ときどき何かがライズする
釣れそうな予感がする

釣れない
しばらくするとマックが来て
「オタマジャクシが呼吸しに出てるで」
なるほど
魚ではないのか
竿をたたむ

Y川の土手にヘビイチゴがいっぱい生っていた・・・(8)

マックの畑のあるT倉へ移動する
ここは巨大カワムツがいるとうわさがあり
先々月毛鉤で調査したが不発に終わっている
フライで釣るにはあまりにも川が細い・・・(9)(10)
飛んで渡れるほどだ
この時点でMブナは諦めている

去年の秋の忘れ物・・・(11)

グルテンを付けてゆるい流れに流すと
いきなり唐辛子浮子が消し込む
目の中に入れてもいたくないぐらい小さなカワムツが釣れる・・・(12)
マックも巨大ではないが少しマシな型のカワムツを釣る・・・(13)

大きな柿の木?・・・(14)
川べりに咲くノアザミ・・・(15)
ヘビイチゴの花・・・(16)


c0120913_17134614.jpg
川の生き物たち
OLYMPUS μ760



他にもサワガニ(1匹は竿で、一匹は手づかみ)
イモリ(拾った虫取り網ですくう)
トノサマガエル(手づかみ)
などをとって遊ぶ



【本日の成果】
 カワムツ・・・5
 サワガニ・・・2
 イモリ・・・2
 トノサマガエル・・・1
 シマヘビ・・・2(見ただけ)


by ikasasikuy | 2009-05-25 17:15 | 釣魚小全 | Comments(16)
2009年 05月 24日
涙そうそう
c0120913_12224466.jpg
大城美佐子
OLYMPUS E-410 with Zuiko 35mm F3.5 Macro



「涙そうそう」を観た


悲しくて
悲しくて
涙が止めどなく流れる
心地よいストーリーだった

あの
大城美佐子が
市場で前掛けをしたまま
三線を爪弾き歌うシーンが印象的だった

by ikasasikuy | 2009-05-24 13:00 | 大衆芸能総論 | Comments(2)
2009年 05月 23日
シャガ
c0120913_1239852.jpg
シャガ
OLYMPUS μ760



修行明け
こないだみつけたシャガを撮りにいく
竹薮の日当りの悪い場所に
シャガは咲いていた
アヤメの仲間らしい
白い花弁なのに清々しさを感じないのは
紫と橙色の斑点のせいだろうか
とちらかというと
淫靡な雰囲気が漂う
いんび・・・節度がなく、みだらでくずれた感じのする・こと(さま)


c0120913_12391883.jpg
シャガの近くで咲いていた花
OLYMPUS μ760


上段左から
ツルニチニチソウと思う
ヒナゲシかなぁ
なんじゃろこれ(花弁4枚、ヤマブキソウぽいけどちょっとちがう)

下段左から
なんじゃろこれ(カタバミに似ているけれど花弁の先端尖っている)
ハルジオンでまちがいない
なんじゃろこれ(花弁3枚、アヤメの仲間か?)

by ikasasikuy | 2009-05-23 12:43 | 植物学 | Comments(2)
2009年 05月 22日
らんめん
c0120913_10173061.jpg
らんめん(大盛り)820円也
OLYMPUS μ760
ちょっとピンが甘いのではないかという意見もある



すでに何度も紹介している小野の「らんめん」である
食べ続けてはや28年
光陰矢の如しとはこのことだ

数年前
味が激変した
なぜかというと
代変わりしたからだ
よくあることだ
28年前と変わらないのは
いまも昼時は行列ができる人気店だということだ
味が激変したとき
昔の「らんめん」を知る人はずいぶん嘆いたことだろう

しかし
最近はまた昔の味が戻ってきている
28年間食べ続けたボクが言うのだから間違いない
もちろん
火の通っていないもやしと
ぱさぱさの硬い焼き豚は昔のままだ

ただし
スープが昔より少し濃いと感じる
油も若干多い気がする
それはオマヱが歳をとったせいだという指摘もある

by ikasasikuy | 2009-05-22 10:16 | めん類学 | Comments(7)