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2009年 06月 30日
Beautiful smile
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東北一の笑顔
OLYMPUS E-410



笑顔の美しいひと
たとえばじねんぼうの親方だ
美しいというと
少し語弊があるかもしれないが・・・

  かなり語弊があるという意見もある

それにしても
この笑顔はどうだ
じつに男らしい
知己に満ちた笑顔だ

  稚気ではないのかという指摘もある

そうだ
少年の心がなければこの笑顔は生まれない
絵になる顔とはこういう顔だ
こちらまでついついつられて笑顔になる
美男子が何人束になってかかっても敵わない
役者がちがうのだ

しかし
ふだんはけっこう強面なのだ
特に包丁を握っているときの顔は恐い

  押し込み強盗かというウワサもある

気軽に話しかけたりしたら
いきなり空手チョップが飛んで来そうなのだ

  力道山かという指摘もある

いまどき
力道山を知る人も少ないが
時代のヒーローだったことはまちがいない

プロレスラーを志したほどの剛力を
包丁に持ち替えた親方の料理には
力がある
いやしん坊のボクが言うのだからまちがいない

また
仙台へ行こう
この笑顔に会いに




仙台の顔、顔、顔
    ↓
various clippings
  Portrait Sendai


by ikasasikuy | 2009-06-30 18:33 | 文化人類学 | Comments(4)
2009年 06月 29日
ガラス工房「尚」
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ガラス工房「尚」
OLYMPUS E-410



ガラス工房「尚」

なんどか秋保へ行ったけれど
実際に製作するところを見たことがなかった
どんな風にしたら
あんな風になるのだろう
大いなる疑問だった

今日は実演して見せてくれるらしい
それもわざわざボクらのために
楽しみだ

工房には
大きな炉や冷却器
道具や材料が整然と並んでいる
すごい設備だ
工房というより
ちょっとした工場といった感じだ

炉に火が入ると
工房は俄に熱気に包まれ
緊張感が漂う


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ガラスが火の玉のように真っ赤っかになっている
大西ユカリは
「真っ赤っか」は英語で「レッドッド」だと言った
名言だ

火の玉をつかむなべちゃんの横で
羽子板(名称不詳)で熱気をガードするナベクミさん
絶妙のコンビネーションだ

回したり
吹いたり
引っ張ったり
押さえたり
じょじょにガラスは形を変えていく

いや
いや
実に真剣勝負だった
出来上がった作品だけを見ていると美しく涼しげだが
それを生み出す労力は並大抵ではないことがわかった
パワーアンドスエットだ

 なんだそれはという指摘もある

つまり
思いのほか力仕事だということだ
手首は腱鞘炎になり
背中や肩はパンパンに凝り固まり
スズキムネオに揉んでもらわないとどうにもならないぐらいだ

 だれだそれはという疑問もある

つまり
整体師のスズキムネオだ

おまけに
手は火傷をし
顔面から汗が吹き出す
特に夏は大変だ
そしたら冬は楽かというとそうではない
温度差に弱いガラスに気を使わなくてはいけない
つまり
年がら年中大変なのだ

こうやって出来上がったガラス器はさらに磨きがかけられ
ようやく一個の作品になる
こういうところを見てしまうと
ますますナベタガラスに愛着がわくのである
一枚の皿がこれほど愛おしく思えたことはなかった・・・





この日ギャラリーに展示されていた作品の切り抜き
      ↓
various clippings
  Cedar gallery 2





夏の仙台の切り抜き
      ↓
various clippings
  Sendai 2009 Summer




「ナベタガラス」 
      ↓
  MAIX 2

by ikasasikuy | 2009-06-29 10:28 | 美術工芸 | Comments(2)
2009年 06月 28日
白石うーめん
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白石うーめん
OLYMPUS E-410



大ちゃんに白石温麺をいっぱいもらった
白石というのは仙台の少し南にある小さな町で
そこの名物がこの白石温麺だ
温麺は「うーめん」あるいは「ううめん」と仮名表記する
大雑把に言えば素麺の一種だが
素麺とは決定的にちがう点がある
製麺するときに油を一切使わないらしい
したがって胃にやさしい

うーめんは温い麺と書くが
冷たくして食べても良いらしい
「冷やし温麺」
ややこしいけれど
夏はどっちかというとこっちだ

しかしボクは
温麺という名を尊重して温かい麺にしてみた
関西でも
素麺を温かくして食べることがある
「にうめん」あるいは「にゅうめん」と呼ぶ
暑い夏はうどんより食が進む


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海老、笹蒲鉾、ブラウン榎茸をのせてみる
薬味は浅葱と茗荷
それに忘れてはイケナイのが七味だ
八幡屋礒五郎謹製七味唐辛子
暑い夏を乗り切る必須アイテムだ


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それにしても
よくもまあ
飽きもせず食い物ネタが続くなぁ
という声も聞こえてくる

とりあえず
聞こえないふりでいこう
夏はまだ始まったばかりだ




various clippings
Sendai 2009 Summer


by ikasasikuy | 2009-06-28 13:36 | めん類学 | Comments(4)
2009年 06月 27日
タンカレーでタンカレー
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タンカレー&タンカレー
OLYMPUS E-410



なべちゃんにカレーソースをいっぱいもらった
仙台牛タンの老舗「きすけ」で出しているカレーらしい
つまり
タンシチュー・カレーソースだ
簡単に言えば「タンカレー」
タンはじっくり5時間煮込んだ喜助のタン
トロトロに軟らかい
たまらぬ美味さだ

バゲットをカリッと焼いてカレーにつけて食べる
「パンネル」というパン屋のバゲットだ
これが美味い
このパン屋
うちからは歩いてすぐのところにある
宝塚ではかなりの人気店で
わざわざ遠くから買いにくるひともいるらしい

タンカレーで口の中が辛くなってきたら
緩和しなくてはイケナイ
そこで
タンカレー(Tanqueray)のジンライムだ
朝から飲むのかという指摘もあるが
語呂合わせなので仕方ない

ああ
今日は釣りに行けない


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よし
こうなりゃ
今日はなにもせず
ぼんやりと
HDRに録り貯めた時代劇でも見て暮らそう
そうしよう
そうしよう

「ああ、@ngling net はもうダメだ」という声が聞こえる

ボクもそう思う

by ikasasikuy | 2009-06-27 11:24 | 食文化論 | Comments(6)
2009年 06月 26日
仙台といえば牛タン
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利休の牛タン「極」定食
OLYMPUS E-410



仙台といえば牛タンだ
仙台へ行ったことのないひとでも知っている
いわゆる「定番」というやつなのだ

ボクもまだ仙台初心者のころは
町中にあふれる牛タンの看板に踊らされたものだ
いちどの滞在で3軒食べ歩いたこともあった
帰りの空港での時間待ちにも食べたりした
美味い店もあったが
なんだこりゃという不味い店(店名はあえて非公表)もあった
そんなこんなで
少し食傷気味だった
ここ数回はまったく食べていない


久しぶりの牛タン
以前大ちゃんに連れてってもらって美味かった店へ行く
利休本町店(ほんちょうと読むらしい)
チェーン店だが評判の店だ
12時過ぎに行くと
お城勤めの下級武士や
旅姿の町人風で超満員だった
すぐに奥の方の席が空いたので案内される
おお
前に大ちゃんと座った席の隣だ
「極」定食プラスとろろ玉子抜きを注文する
待つこと10分弱
出てきた牛タンの厚みは半端ではなかった
それでも軟らかくてジューシーだ
テールスープがまた絶妙だ
うむ
美味い

というわけで
牛の舌と尾を堪能したという話だ

 「つまらん」

という声もある
あたりまえだ
他人が美味いと喜んでいる話など聞きたくないに決まっている
特に空腹時には腹立たしさを憶えるにちがいない
大滝秀二でなくとも激怒するだろう
それに
魚釣りのブログのクセに
いつまで食い物ネタを続ける気だという苦情もある

お怒りはごもっともである
もうしばらくの辛抱だとおこたえしておく

by ikasasikuy | 2009-06-26 10:38 | 食文化論 | Comments(4)
2009年 06月 24日
仙台のうまい その2
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名取川の山女
OLYMPUS E-410



朝早く
親方となべちゃんがヤマメを釣ってきてくれた
ボクらに食わせるためだ
いや
ありがたい
ありがたい
ボクらがホテルのベッドで惰眠を貪っている間に
しっかりと太ったヤマメを二匹
名取の清冽な流れから引き抜いてきてくれたのだ

いや
それだけではない
今朝のメインメニューは別にある
ホヤめしだ
ゆうべ
わざわざホヤめしを外して献立てくれた理由が
ここにある
心憎いばかりの親方の演出だ


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益子焼の茶釜で炊き上げたホヤめし
OLYMPUS E-410



どうだ
このいろ
このつや
このかおり
ホテルの朝食をソデにしてきた甲斐があったと言うものだ
ボクはこのとき
早く食いたくて食いたくて
涎を垂らしながら
餓鬼のようにホヤめしをにらみつけていたにちがいない


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豊かで豪華な朝ごはん
OLYMPUS E-410



食った
食った
うまかった
うまかった
ボクらは焼きたての山女にかぶりつき
ホヤめしを二杯おかわりしたのだ
ああ
満腹だ
満腹だ

これ以上の贅沢がこの世にあろうはずはない


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朝ごはん会場の鍋田家裏庭
OLYMPUS E-410



じねん親方&女将さん
なべちゃん&ナベクミさん
ありがとう
ありがとう

by ikasasikuy | 2009-06-24 21:17 | 食文化論 | Comments(10)
2009年 06月 24日
仙台のうまい
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大阪9:55発仙台行きANA733便
OLYMPUS E-410



ホヤを食いに仙台へ行く
前日大阪は土砂降りの雨が降った
梅雨だ

しばらくすると
雲の切れ間から富士山が見えた

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静岡県だ
いや
山梨県かもしれない

ふと眼下を見ると
海が見えた
名取川の河口だ

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大阪を発って1時間15分
もう宮城県だ
宝塚から電車で天王寺まで行くのと同じだ

あっというまにホヤにたどり着く
日本一のホヤ職人に会える


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日本一のホヤ職人が造るホヤ
OLYMPUS E-410


目の前にホヤ職人の太い腕をながめつつ食うホヤは
刺身に良し
焼き物も好し
塩辛がまた佳しである
ことばでは言い表せないうまさだ

開高健は
うまいものを前にして
「ことばにならない」だとか
「息をのんだ」だとか
「筆舌に尽くしがたい」などと
物書きなら決してほざいてはイケナイと言った
しかし
ボクは物書きではないので
何も言えないのである
無駄口を叩かず
ただただ
日本一うまいホヤを食うのである

申し訳ないが
ガゼウニさんも
イワガキくんも
かのイカキモルイベちゃんさえも
すっかり霞んでしまうホヤのうまさなのである

酒は
じねん女将さんのオススメ
いづみ橋の「夏ヤゴ」の赤だ
山廃雄町
初めて飲む酒だ
なんどか飲んだことのある「青」と飲み比べて見る
青には若々しい力強さがあるが
「赤」は深く熟したおだやかな強さがある
清廉さを捨てた代わりにと言うように
重厚さを前面に押し立てて掴みかかってくる

 梵天丸が伊達政宗になったようだ
 (一生懸命考えた喩えだ)

食材の強いクセに一歩も引けを取っていない
見事だ


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日付が変わるまで
ボクの酒に付き合ってくれた大ちゃんは
残念ながらホヤがダメらしい
まったく残念だ
しかし
こういうひとがいるおかげで
ボクの口にもホヤがまわってくるのだ
申し訳なく有り難いことである

by ikasasikuy | 2009-06-24 20:01 | 食文化論 | Comments(2)
2009年 06月 22日
なつのそば2
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冷やし蕎麦&ナベタガラス
OLYMPUS E-410



暑い夏は冷たいそばだ
素麺もいいけれど
今日はそばだ

またかという声も聞こえる

聞こえないふりをする


さて
気を取り直して書き進める
まず
茹であがったそばは
しつこいぐらい手でもみ洗いをしてぬめりを除く
氷でしっかりしめたら冷蔵庫で冷めたくしたガラス器に盛り
白髪葱、茗荷、千切り胡瓜、炒り胡麻、浅葱をのせたうえから
よく冷やした蕎麦つゆをかけ回してがさがさと食う
のどごしがたまらない
ぴりりとした白葱の辛味と
はんなりとした茗荷の香りと
しゃくしゃくとした胡瓜の歯ざわりが絶妙のハーモニーだ

ニッポン人ならきっと
「ニッポン人に生まれてよかった」と思うと思う

勝手に思ってろという声も聞こえる

聞こえないふりをする

by ikasasikuy | 2009-06-22 13:32 | めん類学 | Comments(2)
2009年 06月 21日
なつのそば
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おろしなめたけそば
OLYMPUS E-410



夏だ
暑くなると食欲が減退する
ごはんがのどを通らなくなる
そんなときは
とりあえず冷たい麺類で凌ぐ
素麺もいいけれど
今日は冷たいそばだ

大根をおろして
瓶入りのなめたけ(えのき茸の甘煮)をあえる
氷でしっかりしめたそばのうえに乗せ
よく冷やした蕎麦つゆをかけて回してがさがさと食う
のどごしがたまらない
ぴりりとした大根の辛味と
とろりとしたえのき茸の甘味が絶妙のハーモニーだ

zungさんのパクリだというウワサもある


うどんもそうだが
そばは噛まなくてもいい
いわば
飲み物である

素麺
スイカ
ざるそば
スイカ
ひやしうどん
スイカ

夏は三食麺類と西瓜なので
歯がいらないと言う意見もある


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音威子府蕎麦
OLYMPUS E-410



そばは音威子府の黒蕎麦だ
氷でしっかりしめるので茹で加減がむずかしい
茹であがったそばは
しつこいぐらい丁寧にもみ洗いしてぬめりを落とす
しっかり茹でて
しっかりしめて
しつこくもんで
しっかりぬめりを取る
経験を積めば絶妙ののどごしになる
うそじゃありゃせんほんまじゃ
なにごとも経験じゃ


やっぱり食い物ネタできたかという声もきこえるが
聞こえないふりをする

by ikasasikuy | 2009-06-21 09:48 | めん類学 | Comments(17)
2009年 06月 20日
ウヰスキー
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うヰsky
OLYMPUS E-410 with Zuiko 35mm F3.5 Macro



断っておくが
密造酒ではない

ウヰスキーのラベルがはずれたのだ
四隅の糊がぜんぜんきいてないじゃないか
瓶詰め工場の手抜きかもしれない
いいかげんな酒造会社だ
ラベルがないと消毒薬のビンに見える
間違えるひとがいるとイケナイので手書きしておいた

だれも間違えないという指摘もある

しかし考えてみたら
アルコールなので消毒薬にはちがいない
昔からウヰスキーは胃腸の消毒に効果があると言われているのだ

だれも言ってないという指摘もある

それに
しばらく休んだ方がいいという意見も圧倒的に多い

by ikasasikuy | 2009-06-20 10:50 | 醗酵飲料学 | Comments(6)