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2009年 09月 30日
茅ヶ崎ビーグル
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香川屋のメンチカツを食べながら歩く
E-410


晩年を
茅ヶ崎に暮らした開高さんである
晩年と言っても
亡くなられたのが58歳と11ヶ月だから
ほぼ
今のボクの年齢だ

  高田渡 56歳3ヶ月
  忌野清志郎 58歳1ヶ月
  ジョージハリスン 58歳9ヶ月
  桂枝雀 59歳8ヶ月

面白い人はみんなこのあたりだ
赤いちゃんちゃんこを纏わずして逝ってしまう
ボクも急がねば


開高さんは『国境の南から』の中で

  ふつう私は小説家として暮している。
  ここ五年ほどは湘南海岸の茅ヶ崎市である。
  海岸から三百メートルか四百メートルほどのところでひっそり起居している。
  月曜日と木曜日の夕方になると
  二キロ離れたところにある水泳教室へ行くために外出するが、
  それ以外はほとんど家にたれこめたきりである。

と記しておられる

ちなみに
その水泳教室の名前は「林水泳教室」といって
もちろん今もある

家から水泳教室に至る道中は
ラチヱン通りという狭い道を通るのだが
途中に
「香川屋」という肉屋と
「江戸久」という蕎麦屋がある

開高さんはいつも
肉屋でメンチカツを買い
それを蕎麦屋へ持って行って
そこで食べたらしい

いったい
どんなメンチカツなのか
どんな蕎麦なのか
大いなるギモンである

そこで
ボクらは逆順にたどることにした

まず
江戸久で蕎麦を食べ
つぎに
開高さんのお家におじゃまして
そして
香川屋でメンチカツを買って歩きながら食べた

精肉店の香川屋は
どこにでもある町の肉屋で
店の片隅でコロッケなどを揚げて売っている

 「いま食べるの? だったら揚げたてがいいね」


親切な香川屋のおばちゃんは
手で持てないぐらい熱いメンチカツを紙の袋に入れてくれた

ボクらは手とクチビルを火傷しながら
必死でメンチカツを頬張った

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香川屋のメンチカツは
衣がサクッとしていて
肉汁がたっぷりで
うまい
とてもうまい

それにしても
これがたったの70ヱンとは・・・
信じられない
コロッケはひとつ100ヱンなのになぁ
ボクは不思議に思った

あとでわかったことだが
香川屋では
土曜日はサービスデーで
メンチカツだけ半額で売るらしいのだ
それで土曜日は行列ができる
そういえば
今日は土曜日だ

いい日に茅ケ崎へ来たものだ



茅ヶ崎には
お洒落でチープな店が多い
たとえば
「昼カレー550ヱン」
そんな看板を掲げたカレー屋があった
カウンターだけの小さな店で
暖簾の隙間から漂うエキゾチックな香りに惹かれたが
ついいましがた
蕎麦といっしょに天丼を食べたところだ
おなかがいっぱいだ
DOZオチアイは蕎麦とカレー丼だったし

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波乗り屋/生演奏屋/昼カレー屋
籐籠屋/標識/喫茶店兼手芸教室
蕎麦屋/肉屋/魚屋


茅ヶ崎というところは
人口の8割がサーファーで
9割が自転車乗りではないかと思う
特に
茅ヶ崎の自転車乗りは運転が乱暴だ
30分ほど道を歩くあいだに五回轢かれた


さて
開高さんも書いておられる通り
海岸まで三百メートルか四百メートルほどだ
ここまで来たついでに
湘南の海を見にいくことにしよう

そんなわけで海へとつづく・・・

by ikasasikuy | 2009-09-30 13:54 | 食文化論 | Comments(17)
2009年 09月 29日
開高健記念館
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開高健記念館
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最終日の朝
ちょっと遠出をして
DOZオチアイと開高健記念館へ行く

開高さんが晩年を過ごした茅ヶ崎の住家を
記念館として開放しているらしい

茅ヶ崎駅から
ラチヱン通りを南へ南へ
歩くこと数十分
潮の香りが漂いはじめたあたりに
記念館はあった

ラチヱン通りのラチヱンというのは
この地に所縁のあるドイツ人の名前らしいが
詳しいことはぜんぜん知らない

開高健記念館は
もともと氏の住家なのでそんなに広くはない
各部屋が展示室になっていて
開高さんが愛した道具や
飲み残した酒
直筆の原稿などなどが整然と展示されている

書斎だけは当時のままに保存されていて
ガラス越しにだが
のぞき見ることができる

主の居なくなった書斎は
物悲しげであった

作家はここで
痛んだ身体を騙しつつ文学と格闘したのだろう
晩年の名作の数々がここから生まれたのかと思うと
机の上に並んだの一つひとつ道具にも
感慨深いものがあった

by ikasasikuy | 2009-09-29 12:46 | 文学 | Comments(8)
2009年 09月 28日
東京ビーグル
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月島もんじゃ「さんぼ」の明太子チーズ
(焼くと美しくないので焼く前の画像)
OLYMPUS E-410



そのあとボクらは
妙典から電車に乗って月島へ向かった

そのあととは
つまり
江戸川のハゼ釣りのあとだ

東西線の門前仲町で大江戸線に乗り換える
次の駅が「月島」だ

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東京の人はわざわざ月島でもんじゃを食べないという
広島の人がお好み村へいかないのと同じ理由だろうと推察する

値段が高いとか
美味しくないとか
観光客だらけだとか
たぶんそんなところなのだろう

しかし
遠来のボクにとって
月島はやっぱり「もんじゃのメッカ」だ
神聖な土地なのだ
そこで無理を言って案内してもらう

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メトロの穴からはい出すと
そこは月島だった

もんじゃストリートの入り口で
ボクは愕然とした
イメージとちがうのだ

じつは
もっともっとディープな場所だと思っていた
ところが
えらくすっきりとした商店街だった

まあ
こういうことはよくあることだ
時代は平成だということを忘れてはイケナイ


DOZオチアイが
前に食べて美味かったという店を探す

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店はすぐにみつかった
暖簾の文字も美しい
「さんぼ」

何の変哲もないお好み焼き屋(もんじゃ屋)に見える

あとでわかったことだが
この店のもんじゃはダントツに美味い

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明太子チーズは
もんじゃの定番のひとつだそうだ
明太子の薄皮を裂き
卵の一粒々々を生地に混ぜ込んでいく

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料理人の血を引くDOZオチアイが
慣れた手つきで素早くもんじゃをさばく
明太子のつぶつぶがみごとに散らばっていく

残しておいた出汁をかけてさらに混ぜる
表現が悪いが
いっけん
繁華街の駅の階段でよく見かける光景に似ている

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焼くときは大きなテコだが
食べるときは小さなテコを使う
お好み焼きの「小テコ」よりさらに小さい「極小テコ」だ
これを
もんじゃの世界では「かえし」とか「はがし」と呼ぶ

どちらが正しい呼び方なのかは知らない
とりあえずここでは「かえし」と呼ぶことにする

かえしで食べる分だけ千切り取って灼けた鉄板に押さえつける
するともんじゃが少し焦げてかえしにへばりつく
さっと鉄板から剥がしすかさず口へ運ぶ

こんな具合だ

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もんじゃは
焦げる直前が美味い

「あつつあつつ」
と言いながら飲むビールがうまい
ハイボールがうまい
あっというまに平らげる
あっというまに飲み干す

さて
二枚目は「ベビースターラーメン」だ

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これが
チキンラーメンではイケナイらしい
あくまでもベビースターラーメンなのだ

明太子もそうだが
ベビースターラーメンは塩分が強い
その塩分と元々出汁に含まれる塩分のバランスが大事だとDOZオチアイは言う

DOZオチアイが焼く
ボクとMUNイナガキが食べて飲む
DOZオチアイが焼く
ボクとMUNイナガキが食べて飲む

ああ
なんという幸せな味わいだ
もんじゃを知らない関西人は不幸だ

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すっかり夜も更けたもんじゃストリートをハシゴする

二軒目は
表通りから少し入ったところにある
路地裏もんじゃ「もん吉」だ
やっぱりもんじゃは路地裏が似合う
表通りは平成だが
路地裏はまだまだ昭和なのだ
うむ
なかなかいい雰囲気

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ところが
店は満員だった
すると店のおねえさんが

「こちらへどうぞ」

どこへいくのだろう?

連れて行かれたところは
結局表通りの支店?だった
「路地裏もんじゃ」
意味ないぢゃん

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人気店なのか
次から次へと客が来る
空いていた支店?も満員になる

ここで
生まれて初めて
納豆もんじゃを食べる
焼いているときの香りが素晴らしい

しかし
ここのもんじゃ
ボクには少しナニだった
最初の「さんぼ」に比べての話だが
まあ
ナニだった
ちなみにD氏もM氏も同意見だ

ここでは軽く一枚だけにして
三軒目へ突入

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「お!」

この看板を見て
ドキッとしたら関西人だ
大阪で
もんじゃといえば「おかもと」だからだ
説明するまでもないが
あの日本一のTシャツデザイナーを知らなければモグリと言われるゾ

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三軒目でもテンションの落ちないDOZオチナイ

ここで
生まれて初めて
カレーもんじゃを食べる

カレーと言えばうどんなのだが
もんじゃもアリだナ

お好み焼きが好みの具材を入れるのと同じく
もんじゃもまた好きなものを入れる
しかも
そのバリエーションたるや
お好み焼きの比ではない

それでもやっぱり
「さんぼ」がうまいなぁ・・・

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よーく見たら
「おかもと」ではなく
「さかもと」ぢゃん

それにしても
恐るべしもんじゃ
いくらでも食べられる
しかも安くてヘルシーだ
ビーグル中のビーグルと言っても過言ではない

こうして
香ばしい匂いに包まれながら
月島の夜は更けてゆくのであった

by ikasasikuy | 2009-09-28 10:44 | 食文化論 | Comments(24)
2009年 09月 27日
江戸前のハゼを釣ること
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初めて釣った江戸前のハゼ
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9月25日金曜日午前10時
東西線の妙典駅に集合したボクらは
線路に沿って歩きだした

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日差しはまだ夏のなごりをたっぷり残していた
とても暑かった
じわっと汗がにじんでくるほどだ
ボクは汗を拭きながら歩いた

しばらく行くと
道は壁に突き当たった
土手だ

川のにおいがする

土手を駆け上がると
そこには大きな川がゆったりと広がっていた

江戸川だ

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東西線に沿って土手を駆け上がると・・・


ボクは土手の上でひとつ深呼吸をした
夏草のにおいが鼻腔をくすぐった
空の青が川面に輝いていた

川岸には
伊藤遊船という釣宿があって
笑顔のステキなおねえさんが店番をしていた

細身だが
和服が似合いそうなキレイなおねえさんだった

ステキな笑顔に
ついつい
ハゼ釣りにきたことを忘れそうになる・・・

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キレイなおねえさんからエサと仕掛けを買って桟橋へ出ると
そこには若い船頭さんが待機していた
日焼けしたたくましい青年だった

「どうぞこちらへお乗りください」

意外にも
言葉づかいがとても丁寧だ
和歌山の船頭とはぜんぜんちがう
洗練された感じがする
さすがは東京だ

 千葉だという指摘もある


ボクらが乗り込むと
船はすぐに桟橋を離れ釣り場へと向かった

釣り場は下流だ
東西線の鉄橋をくぐる
爽やかな秋風が頬をなでる

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東西線鉄橋


明るい日差しに目を細めながら川風を吸い込むと
ボクの胸は期待で大きく膨らんでいった

ハゼは子供の頃から
何千、何万と釣っているけれど
江戸前のハゼは特別、別格なのだ
ハゼ釣りのメッカ江戸川のハゼを釣らずして
ハゼを語ることなどできない
この数年来
そんな思いが膨らんでいたのだった

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エンジンボートでポイントの近くまで川を下ると
ボクらは手漕ぎボートに乗り移った

4人乗りの手漕ぎボートは細い船体で
3人で乗っても窮屈だった
しかも
ここからはオールで漕がなければならない

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久しぶりにボートを漕いだ
ぜんぜん進まない
細くて長い船体は小回りが利かない
ほかの釣り船にぶつかりそうになる

「遠くまで行かなくても、どこでも釣れるんじゃないの」

ということで
20メートルばかり漕いだところでアンカーをおろした

深かった
九尺の延べ竿でも
仕掛けが底まで届かない
だめだ

しかたがないので
アンカーをあげ
さらに10メートル漕いだ
水深2メートルちょい
底が取れた
よし
ここならだいじょうぶ
再びアンカーをおろした

さあ
釣るぞ!

おろしたての振り出し竿に仕掛けを結び
エサのアオイソメをちぎって付けて
さて
第一投・・・
小さな錘が底に着くと同時に

「ぶるぶるぶる」

ときた
小気味のいいアタリだ

竿を立てた
少し曲がった
小さなハゼが釣れた

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こうして
あこがれの江戸前のハゼは
あっけなく釣れてしまった


Dオチアイにも
Mイナガキにもハゼがきた

次から次へとアタリがきて
次から次へとハゼが釣れた

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ボクらは
笑いながらハゼを釣った
面白かった
のんびりした釣りだった
ボクはここでこういうユルイ釣りをしたかったのだ
念願が叶った

釣っては
逃がし
逃がしては
釣りしつつ
まったりと秋の一日を楽しんだ

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突然
向かいの6号艇から黄色い歓声が上がった

どうやら一人が「フルセ」を釣りあげたらしい
遠目に見ても25cmぐらいありそうだ
いいなぁ・・・

6号艇は若い女の子がいっぱい乗った船だ
いいなぁ・・・

ボクらの4号艇は男ばかりで
いかにも男臭かった


こんどは
Dオチアイにデカイのがきた

竿が満月にしなって
糸が鳴った

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江戸前の大シャコ


水しぶきをたてながら
あがってきたのはハゼではなく大きなシャコだった

この日
Dオチアイはハゼもたくさん釣った
ボクらの数倍釣った
ボクとMイナガキが二人で70匹ぐらい釣るあいだに
Dオチアイは一人で200匹ぐらい釣った
天才ハゼ釣り師だ

Dオチアイは上手だ

そういう言い方でいうと
ボクとMイナガキはヘタクソだ
しかし
釣れた釣れないは芸者のときにいうことだ

釣りは楽しくなければイケナイ
ボクらはそれぞれがそれぞれにとても楽しかった
これでいいのだ

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午後3時30分
日が大きく西に傾きかけた頃合いに
ボクらは帰り舟に乗った

帰り舟とは
釣れた人も釣れなかった人も
大勢の釣り人を乗せて帰る船のことだ
中国では呉越同舟という

 少し意味がちがうという指摘もある

要するに
船中は悲喜交々ということだ


桟橋に戻ると

 「釣れましたかー」

キレイなおねえさんが
朝とおなじ笑顔で出迎えてくれた

 「あ、はい、た、た、た、楽しかったです」

ボクはしどろもどろになりながら
そう答えた

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猫がいた
きっと釣り客からハゼをもらうのだろう
帰り舟の客を待っていた
ボクの指を甘噛みしてじゃれついた
とても可愛い猫だった



ハゼも釣ったし
気分上々
さあ
次はもんじゃだ

ボクらは電車に乗って月島へ向かった




【本日の釣果】
 江戸前ハゼ・・・30〜40匹ぐらい

  Mイナガキ・・・同上
  Dオチアイ・・・約200匹



      釣り人が 竿を上げたり 下ろしたり
          飴色眩し 江戸前の鯊
                           
                           どろ


by ikasasikuy | 2009-09-27 15:06 | 釣魚小全 | Comments(14)
2009年 09月 24日
围棋在东京风格虾虎鱼

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我要去东京今后虾虎鱼
Voy a Tokio poco siguiente






by ikasasikuy | 2009-09-24 00:29 | 釣り文化総論 | Comments(2)
2009年 09月 23日
猫蜷缩在被炉
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うちのねこ
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  ゆきやこんこ
  あられやこんこ
  ふってもふってもまだふりやまぬ
  いぬはよろこびにわかけまわり
  ねこはこたつでまるくなる

残念ながら
わが家には炬燵がない
したがって
うちのねこは炬燵で丸くなれないのである
そのせいか
夏が過ぎて涼しい風が吹き始めると
バルコニーから差し込む日差しを求めるようになった

  ねことあひるが
  ちからをあわせて
  みんなのしあわせを
  まねきねこだっく

ネコもかわいいが
アヒルもかわいい
そこで
アヒルを飼いたいと思う今日この頃なのだ
妻に相談すると言下に却下された

だいいちその前に
池のある庭付きの家を買わねばならぬような気がする
ああ
困った・・・

by ikasasikuy | 2009-09-23 10:31 | 動物心理学 | Comments(4)
2009年 09月 22日
富山ビーグル
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五箇山一うまい豆腐を造る豆腐屋
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五箇山豆腐
いわゆる田舎豆腐、硬豆腐だ
持ち運ぶときは荒縄で縛るらしい
硬いので崩れないのである

福福釣り大会の前夜祭のとき
いつも地元の面々が
コールマンのツーバーナーで焼いてくれたのだが
このところ
ない

宿が「まいだ」から「なかや」に変わったからだろう
残念だが
まあ
しかたがないといえばしかたがない

そこで
五箇山で一番うまい豆腐を造る豆腐屋で豆腐を買って帰る
この豆腐屋
なかなかクセモノだ
見つけにくい場所にあるのだ
国道156号から狭い路地を入った少し先である
こんなところに店があるのか?
というところに
「とうふ」
と書かれた小さな看板がある
屋号もなにもない

国道沿いに店を出すとか
もっとわかり易い大きな看板を揚げるとかすればいいのに・・・
と思うのは素人だ
地元の人も観光客も
うまいものはよく知っていて
宣伝などせずとも作った豆腐はすべて売れるのだ
したがって
早く行かないと売り切れ必至である


買って帰った豆腐で
五箇山名物「豆腐ステーキ」を作ってみる
作るといっても
薄く切った豆腐を鉄板で焦げ目がつくまで焼くだけだ
Easy and Delicious
なお
この料理法は
「豆腐百珍」にも載っていない


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五箇山豆腐のステーキ生姜醤油
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おろしたての生姜をのせて
醤油につけて食べるのがうまい
醤油はもちろん地元「亀甲城」のこいくち
これでなければイケナイ


これがボクの朝飯だ
ダイエットを心がけているのだ

酒も地元五箇山の
「三笑楽純米」といきたいところだが
これがマズイと評判だ
そこで
良太くんにもらった福光屋の名酒
「加賀鳶山廃純米超辛口」
これだ
キレがちがう
コクがちがう

 え?
 朝から飲むのか?

もちろんだ
なにか?


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 写真左上:路地の先に見える目印の看板
 右上:「とぅんまてーん」と5回呼ぶと「とぅんまてん、とぅんまてん」とおばあちゃんが
 左下:「まけてぇな」と値切り交渉中のマック、「まかりまへーん」とおばあちゃん
 右下:一丁800円、上に見える正方形(立方体)のが半丁で400円・・・でかい

by ikasasikuy | 2009-09-22 12:20 | 食文化論 | Comments(4)
2009年 09月 21日
広島ビーグル
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安くて美味いと評判の「大福」のお好み焼き
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広島といえば「お好み焼き」だ
関西では広島のお好み焼きを「広島焼き」と呼ぶことがあるが
もちろん地元広島ではそんな言い方はない
お好み焼きはお好み焼きであって
それ以外の言い方などないのである

広島のお好み焼きの作り方を見ていると
生地をほとんど使っていない
最初に鉄板の上に
おたまに軽く一杯分の生地を薄く丸く広げベースを作るだけだ
その上に野菜や具をどっさり積み上げ
ころあいを見計らってひっくり返し
生卵を鉄板の上で割って薄く丸く広げた上に乗せる
それだけだ

大阪のお好み焼きは
生地に野菜や具を混ぜ込んでから焼く
言わばメリケン粉のハンバーグステーキなのだ
その分生地がたくさんいる

つまり
「粉モン」という観点からいうと
大阪のお好み焼きの方が
はるかにコナコナしていると言えるのである

それがどうしたと言われても
困るのだが・・・


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広島のお好み焼き屋さん
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広島に着いてすぐに1枚
その日の夜遅くに1枚
次の日の昼に1枚
帰る間際に1枚
つごう4枚食べた
広島のお好み焼きはサイズがでかいので
すぐに満腹になってしまう
少しく食傷気味だ
舌の先に口内炎ができた
もう
ボクは一生お好み焼きはいらない

  ウソをつくなという指摘もある


新天地というところに「お好み村」というのがある
ビルの2階から4階にかけて
20~30軒のお好み焼き屋が一堂に会している
お好み焼きのメッカだと言われている
メッカと言ってもサウジアラビアにあるイスラム教の聖地ではない

  いちいち言わなくてもわかっているという指摘もある  


有名なお好み村だが
地元の人は誰も行かないという
理由は高くて不味いからだそうだ
したがって
客は観光客ばかりだ
観光客は一見さんなのでテキトーにあしらっても大丈夫なのだ

ボクは観光客なので
儀礼上一軒ぐらいはのぞいておかねばならない

帰り間際に
お好み村の中でも「美味い」とウワサの店を選んでいってみた
案の定
無愛想で客扱いは極悪だった
しかも値段が高い
しかし
それだけではなかった
「美味い」とウワサのはずが
とても「不味い」のだ

ウワサを信じちゃいけないのだ
山本リンダの言うとおりだ

  山本リンダを知らない日本人のほうが多いと言う意見もある


そう言えば
七年前に来たときも
別の店だったがお好み村で食べたことがあった
そのときもやっぱり不味かった
歴史は繰り返されるのだ

  学習能力が低いだけだという指摘もある

by ikasasikuy | 2009-09-21 22:13 | 食文化論 | Comments(8)
2009年 09月 20日
越中富山の秋
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越中五箇山庄川
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富山の庄川へ行ってきた
恒例の「福福釣り大会」だ
結果は
なぁーんにも釣れなかった
つまり
ノーフィッシュだ
換言すると
マルボーズだ

 換言しなくていいという指摘もある


そのうえ
気に入っていた竿を折った
去年買ってまだ3〜4回しか使ってない
6ピースのアキスコだ
チップの真ん中らへんから折れた
それにしても
最近の竿はよく折れるようにできている

ああ
ついてない人生だったなぁ・・・


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岩魚
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友よ
これが庄川の岩魚だ
尺三寸級の見事な魚体だ
だれが釣ったかは知らないが
ボクでないことだけはまちがいない
早い話が
ひとが釣った魚だ
言い換えると・・・

 言い換えなくていいという意見が圧倒的だ


そんなわけで
山本義雄の墓参りをして帰ることにした

 もう帰るのかという指摘もある

用事が済んだら
とっとと帰るのだ


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山本家の墓
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真正面に立山連峰を臨む山裾に義雄の墓はある
ボクも近い将来
こんなところで眠りたいと思った
それにしても
いい天気だ


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山本家の墓から臨む秋の砺波平野と立山連峰
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さあ
とっとと帰ろう



   釣り大会 なにも釣れずに 墓まいり
          釣れた釣れぬは 芸者のときよ
                          どろ


by ikasasikuy | 2009-09-20 19:52 | 釣り文化総論 | Comments(10)
2009年 09月 19日
MAZDA ZOOM-ZOOM スタジアム広島
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MAZDA ZOOM-ZOOM スタジアム広島
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今年できたばかりの野球場
MAZDA ZOOM-ZOOM スタジアム広島だ
名前が長い
いままでの広島市民球場とちがって
とても広い
簡単にホームランが出ないようになっている
スタンドは左右比対称で
まるでメジャーリーグのスタジアムのようだ
とても美しい

広島こいさんず vs 中日りゅうちゃんず
ちょうどこの3連戦あたりが
リーグ優勝を左右するゲームになると読んで
第2戦と第3戦のチケットを予約した
失敗だった

チケットを予約したときは
首位の讀賣新聞野球部と
わが中日りゅうちゃんずのゲーム差は
わずか「1.5」ゲームだった
ところがその後
イバタが打てなくなり
イワセが打たれるようになって
あっというまにゲーム差は「6」に開いてしまった

ああ
つまらぬ


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スタンドの一番上から撮ってみる(広角レンズが要るなぁ)
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広くて美しい新球場でのゲームは
予想どおり
アサクラで負けて
ヨシミで勝った
3連戦は
初戦を勝ったので
これまた予想どおり2勝1敗だった


昼間
去年まで使われていた
旧広島市民球場へ行ってみた
まだあった
当然中には入れてもらえなかったが
外周をぐるっと歩いてみた
甲子園球場に比べたら
ずいぶん小さい


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旧広島市民球場
E-410



詳しいことはわからないが
今はなにかの催事に利用されているようだ

ヤマモトコージが打ち
キヌガササチオが打ち
タカハシヨシヒコが走り
ソトコバヨシローが投げまくった広島市民球場

来月
解体されることになっているらしい



   夏草や兵どもが夢の跡

              芭蕉


by ikasasikuy | 2009-09-19 07:37 | スポーツ心理学