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2010年 02月 28日
阪急バス
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阪急バス
PENTAX Optio W80



修行場へ通うのに
ふだんはタイカブだが
公共交通機関を使うとなると
阪急バスは不可欠である

家から逆瀬川駅まで
阪急宝塚駅から修行場までは
いずれも阪急バスに乗らねばならない

一番後ろの席はよくゆれるのできらいだ
乗り物酔いの世界チャンピョンのボクにはつらい
立っていると酔わないが
山道に入るととても疲れる
自慢じゃないが足腰が弱っているのだ

一番前の左側の席が空いていると嬉しい
景色がよく見えるからだ
カメラを出してきてパチパチやったりする
プレミアムシートだ

今日はラッキーだ
プレミアムが空いていた
やったー!

 子供かという指摘もある

写真を撮っていると
斜め後ろのおばさんが

 「こいつ田舎モンか」

というような
冷ややかな目でボクを見ていた
まあいいぢゃん

by ikasasikuy | 2010-02-28 13:16 | のりもの学 | Comments(10)
2010年 02月 27日
Y.C.C.U.
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大和のカツカレーうどん
PENTAX Optio W80



修行の帰り
遅い朝飯にカレーうどんを食べた
大和のカツカレーうどん
略して "Y.C.C.U." だ
ここは
朝の七時からやっている
らしい

 そんなに早く行ったことがないのだ

今日の "Y.C.C.U."
じつはボクの好みの "Y.C.C.U." ではない
出汁のとろみが強すぎるのだ
味は悪くないけれど
ノドゴシが悪い

どういうことかというと
別のおじさんが作っているのだ

この店は営業時間が長い
朝7時から夜中の12時過ぎまでやっている
駅前なので
電車が動いている時間はほとんど開いているのだ
したがって
どういうシフトかは知らないが
メンバーチェンジがある

カウンターだけの小さな店なので従業員は二名

(1)元気なにいちゃんと上沼恵美子をもっとウルサそうにしたおばちゃんの組み合わせ
(2)くたびれたおじさんと名探偵エルキュールポワロにでてくるミスレモンの組み合わせ
(3)やる気のないおじさんと鬼平犯科帳にでてくる茶店「笹屋」のお熊ばあさんの組み合わせ

ボクは(3)の組み合わせが好きだ
つまり
やる気のないおじさんのとろみのつけ方が上手いのである
お熊ばあさんはトンカツを揚げるだけで
上沼恵美子やミスレモンと比べてどっちがどうということはない
(見た目はミスレモンの方が若干よい)

そんなわけで
今日は残念だった
くたびれたおじさんだったのだ
それでもボクはここの "C.C.U." が好きだ
760円が820円に値上がりしても
ずっと通っているのである

by ikasasikuy | 2010-02-27 16:12 | カレーうどん改メ | Comments(4)
2010年 02月 26日
異常気象
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大木
PENTAX Optio W80



このところ
異様に温い日が続いて
とても喜んでいたのだが
また来週から寒くなるらしい

案の定
ぬか喜びだった

まあ
まだ二月だし
しかたがないことだが



  糠(ぬか)は
  小さい、細かい、はかない、たよんない
  などの意味で使われる



  "tayon-nai" はおかしいやろ
  "tayori-nai" とちゃうのんか




この大きな木は銀杏の木らしい
つまり
大相撲の十両以上の関取に許される髪型だ


by ikasasikuy | 2010-02-26 11:22 | 気象学 | Comments(2)
2010年 02月 25日
清荒神
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清荒神
OLYMPUS E-410



さて
マッコーロード第三番目は清荒神(きよしこうじん)だ
清荒神清澄寺は由緒ある真言三宝宗の寺院
ということである
詳しいことは知らないが大日如来が祀られているそうな
ボクは仏像には何の興味もないけれど
宗教建造物には興味がある
寺社の屋根とか壁とか柱を直に見るのは面白い


売布神社でおみくじを引けなかったので
清荒神で引く

 「おみくじ引きます」
 「その箱に100円入れて自分で勝手に引いてください」
 「あ、やっぱり」
 「なにがやっぱりですか」
 「いや、こっちのことです、100ヱン入れます」
 「さっさと入れて一本引いてください」
 「はいはい」
 「ゆうときますけど、穴を下に向けないと出ませんよ」
 「あ、わかりますか」
 「だいたいあなたの言いそうなことはわかってきました」
 「いや、つらいなー」
 「なにがつらいんです」
 「あ、出ました」
 「ゆうときますけど、子とか寅とかはありませんよ」
 「あ、わかりますか」
 「手口はだいたい読めてますよ」
 「いや、つらいなー」
 「なにがつらいんです」
 「えーと、十七番です」
 「その横手に番号の書いた棚があるでしょ」
 「これですね」
 「十七番の引き出しから勝手に一枚とってください、人を頼ってはイケマセン」
 「あ、やっぱり」
 「なにがやっぱりですか」
 「う、うっわーーー!」
 「どうしたんですか?」
 「え、えらいことです!」
 「なんです?」
 「き、凶です!」
 「仕方がないです、それがあなたの運勢です、ゆうときますけど大吉と交換はしませんよ」
 「あ、やっぱり」
 「なにがやっぱりですか」
 「いや、こっちのことです」


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OLYMPUS E-410



ああ
とうとう運も尽き果てた
ついに地に落ちてしまった
人生山あれば谷もあるということだ
あとは這い上がるだけだ


さて
阪急清荒神駅を降りて
「荒神さん」でお馴染みの清荒神・清澄寺へつづく参道は
全長2キロ余りのだらだらの登り坂だ
この登り坂こそが
お婆ちゃんたちの原宿表参道なのである
ただの登り坂なら疲れるが
参道の両側に建ち並ぶ商店を見ながら歩くと
長い道のりも楽しくてあっという間だ

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線香、香炉、蠟燭、燭台など
神具仏具を売る店はもちろんのこと
美術品
骨董品
掛け軸
荒神松
飾り物
陶磁器
竹細工
人形
下駄
玩具
刀剣
墓石
造花
ガーデニング
輸入雑貨
金物屋
荒物屋
珍品
ぱちもん
ばったもん

土産物屋なら
堅焼き煎餅
炭酸煎餅
おかき
あられ
最中
饅頭
きんつば
よもぎ餅
みたらし団子
五色豆
甘納豆
丹波黒豆菓子
粟粔籹
生姜板
白雪羹
コンペー糖

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食料品なら
野菜
果物
自然食品
惣菜
乾物
漬物


味噌
パン
駄菓子
洋菓子まである

飲食店も多い
そば屋
うどん屋
寿司屋
大衆食堂
喫茶店
たこ焼き屋
明石焼きの店まである

ほかにも
朝鮮人参
ハブ酒・まむし酒
占屋
家相鑑定
美容室
漢方薬局などなど
静山荘という旅館までなんでもある

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 「あんたゆうてたんここちゃうのん」
 「あ、この店、この店、ここの饅頭がおいしいねんわ」
 「お仏ったんの蠟燭買ぉてかえらんなんで」
 「ほんまや、わすれとったわ、わても買ぉとこ」
 「あとで久松でおすし食べよか」
 「そないしょうか」

お婆ちゃんたちは
荒神さんのお参りよりも
こっちが目当てなのではないかと思うぐらい
嬉々として買い物をしている

この参道のおかげで
足腰は鍛えられて丈夫になるし
ストレスの解消にもなるし
言うことなしの参道なのである


かく言うボクも
ついつい参道で衝動買いしてしまった


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金魚鉢
OLYMPUS E-410



金魚鉢だ

自分でもよくわからない買い物だ
しかも
参道の途中に金魚屋があって
そこで丹頂を・・・

 バカじゃないかというウワサもある

いや
ウワサは時として真実を言い当てる

by ikasasikuy | 2010-02-25 15:08 | 宗教民俗学 | Comments(14)
2010年 02月 24日
賣布神社
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阪急売布神社
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中山観音の梅林を楽しんだあと
ボクは売布神社へ向かった
売布と書いて「めふ」と読む
地元以外の人には読みにくい地名だ
め・ふ・じん・じゃ
マッコーロードの第二番目である

阪急中山から売布神社まで一駅だけ電車に乗った
あとで地図を見たら1キロちょいの距離だった
歩いた方が早かったかなぁ


売布神社へ行こうと思った理由は特にない
あえて言うなら
今までいちども売布神社へ行ったことがない
ということか
つまり
30年も宝塚に住み暮らしながら
地元の神社へ行ったことがないというのも寂しい話ではないか
しかも
阪急電鉄の駅名にもなっている神社である
鬼籍に入る前に
いちどはこの目で見ておこうと思ったのだ



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菰池
OLYMPUS E-410



駅のすぐ北側に池がある
菰池(こもいけ)だ
ここで釣りをしたことはないが
ヘラブナ釣りで有名だったと記憶している
ただし
いまは釣りをしてはイケナイ
宝塚の市街地にある池はどこも釣り禁止だ
なぜイケナイのかは知らないが
まあ
そういうご時世なのである

それにしても
「魚釣り禁止」と「ゴミ捨て禁止」を同列にするとは
なんという文化水準の低さだ
味噌もクソもいっしょにするとはまさにこういうことだ
高い市民税を納める市民として
情けない限りである

池を横手に見ながらしばらく坂道を上っていくと
売布神社の参道に出る


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参道
OLYMPUS E-410



参道には何もない
なんと寂しい参道だ
茶店もなければ土産物屋もない
だいいち
ひっとこ一人いない
まったくひと気がないのだ
と思ったら
お参りを終えたお婆さんが階段を下りてきた

 「こんにちわ」
 「こんにちわ」
 「おまいりですか」
 「はいそうです」
 「きょうはあたたかいですね」
 「そうですね」
 「ほなおさきに」
 「おきをつけて」
 「へえおおきに」

毎日お参りに来ているのだろう
少し腰が曲がり加減だが
しっかりした足取りで帰っていかれた


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階段
OLYMPUS E-410



さて
階段の下まで来た
そびえ立つような長い階段だ
ああ
これを上らねばならぬのか・・・
さて
上がれるだろうか

 腰の曲がったお婆さんでも上っているじゃないかという指摘もある

中山寺なら
エレベータとエスカレータで本殿までいける
足腰の弱った老人にやさしいお寺だ
ベビーカーを押してくる親子連れも楽勝だ

しかしまあ
しかたがない
そもそも社寺のスケールが違う
中山寺を100としたら
清荒神は95で
その中間にあるこの売布神社は0.03ぐらいだ
それぐらい規模が違う
なにしろ中山寺には国指定の重要文化財が四つもある
他にも県や市指定の文化財が数え切れないほどある
清荒神にも国の重要文化財が三つもある
それにひきかえ
売布神社には宝塚市指定の文化財が二つあるだけだ
(賣布社の標石と、4,100m²の社叢)


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本殿
OLYMPUS E-410



階段を一気に駆け上る
軽快なフットワークで駆け上がる
途中からはうさぎ跳びだ

 ウソをつくなという指摘もある

ウソだ
途中で一回休憩をした
思い切り息が切れたのだ
環状線の新今宮駅よりきつい階段だ

階段を上がると真正面に本殿がある
小さな本殿だ

 _u_m_u_m_u_

これが駅名にもなっている売布神社なのか・・・
あまりの貧相さに愕然とする

それに
本殿も無人ではないか
「おみくじ」
と書かれた小いさな小屋があるが
窓も扉も閉まっている
だれもいない

 「御用のある方は階段の下の家まで」

と手書きの札が立ててある

 _u_m_u_m_u_

おみくじを引くのに
わざわざ下の家まで呼びにいかねばならないのか・・・
おみくじはあきらよう


売布神社の由来が書いてあった

今から千三百八十余年前の推古天皇十八年の御創建で御祭神は下照姫神(大国主神の姫君)とその夫君の天推彦神・・・


要するに
下照姫神という神様が
飢え苦しむ民に
稲を植え、麻を績ぎ、布を織ることを教えたそうな
するとその後
民は豊かに暮らせるようになった
ということらしい
早い話が
「布を織って売って儲けた」
のである
布を売ったので売布というらしい
なるほど
なるほど
かしこくなった


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「賣布社」の社号標石
OLYMPUS E-410



売布は本来「賣布」と書くらしい
だれが書いた字なのか
ヘタクソな字の標石がある
これが宝塚市指定の文化財なのか・・・

それにしても
もしここまでこなければ
「売布」の由来は一生わからなかったわけだ
息を切らしながら階段を上がった甲斐があったというものだ

売布神社は阪急宝塚線売布神社駅から徒歩5分と書いてある
ボクは本殿まで15分かかった


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狛犬
OLYMPUS E-410



ほかになにもないので狛犬を紹介しておこう
売布神社の狛犬「太郎と次郎」の太郎だ
どことなく気品のある顔をしている
これが歴史の重みというものだ
持ち上げてみたが
案の定重かった
・・・ウソだ

しばらくすると
痩せた貧相なおじさんが階段を上がってきた
どこか体の具合が悪そうなおじさんだ
神妙な顔つきで手を合わせていた
お賽銭はなかった

さらにしばらくすると
中年の太ったおばさんがいい勢いで階段を上がってきた
とても健康そうなおばさんだ
パンパンと拍手を打ってなにやらお祈りをしていた
お賽銭はなかった

こうして
ぽつりぽつりと参拝者は来るようだ
しかし
だれもお賽銭をあげない
しかたがないので
財布から十六円賽銭箱に投入した

 たった16円かという指摘もある

小銭がなかったのだ


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階段を勢いよく下りる太ったおばさん
OLYMPUS E-410



さて
ボクも階段を下りて
次の巡礼地「清荒神」へ向かうことにした

こんどは電車に乗らず
徒歩にて清荒神を目指す
歩いていると汗ばむ陽気だ


道中
こんな神社を見つけた


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八坂神社?



清荒神にしては小さいな・・・と
よく見れば八坂神社だ
いや
もっとよく見れば
八阪神社だ
さかが「こざとへん」になっている

小さな神社だ
売布神社よりさらに小さい


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よく見れば八阪神社



プレハブのような本殿には
金属シャッターが下りていた
中になにやらご神体が祀られているようだ
賽銭箱もシャッターの中だ
せっかくお賽銭をあげようと思ったのに・・・

 そんな気もないクセにという指摘もある

鋭い
たしかに
そんな気はなかった

 賽銭泥棒にあうよりマシだという意見もある


たしかに・・・

売布神社が0.03とするなら
この八阪神社は0.001だ
いや
0.0001かもしれない

しかも
狛犬が間抜けだ

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間の抜けた狛犬「ポチとシロ」のポチ


売布神社の凛々しい狛犬に比べると
なんとも情けない表情だ

狛犬界のイシュマンブレーシーだといウワサもある

シロくんもポチくんも
そんな面構えでだいじょうぶか


どんどん
どんどん
清荒神へ向かって歩く
ところがここにきて
大きな失敗が発覚する
最短コースを歩いているつもりが
どこでどう間違えたものか
気がつくと清荒神の駅前へ出てきてしまった
曲がるところを間違えたのだ

あとで地図を見たら
かなり遠回りをしていることがわかった


さてさて
なんとか清荒神の参道へたどり着いたところで
少し眠くなってきたので寝る
このつづきはまた後日だ


 まだ続くのか
 話が長いぞ
 それに面白くないぞ
 などなど
 多くの指摘が当局に寄せられている


う~ん
つびこんちぬ~

by ikasasikuy | 2010-02-24 18:31 | 宗教民俗学
2010年 02月 23日
うめはさいたか
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白梅
OLYMPUS E-410



天気がいいので
梅を見に中山寺へ行ってきた
梅はまだ二分咲きといったところだった
おかげで人出もまばらである


 中山の
 観音さんの
 早い春
 梅が二分なら
 人三分かな

        どろ


蕾を膨らませた白梅が美しかった
ボクはどちらかというと
紅梅より白梅が好きだ
清楚で
凛として
なおかつ艶やかである


前を歩く三人連れの妙齢の御婦人たち
さっきから喋りっぱなしだ

 「なんや、ぜんぜんやん」
 「ほんまや、いっこも咲いてへん」
 「田中はんもういけるやろゆうさかい来たのになぁ」
 「あかんあかん、あのひとのゆうことあてになるかいな」
 「せやけどよう知ったようなことゆわはるで」
 「見てきたようなことゆうやろ」
 「せやせや」
 「ころっとだまされるわ」
 「これやったら来週か」
 「来週でもはやいで」
 「三月入ってちぃとませんとあかんのんちゃうか」
 「せやな」
 「くんにゃなかったな、どないする」
 「いのか」
 「いの」
 「いの」
 「荒神さん寄っていかへん?」
 「そないしょうか」
 「あんた足だいじょうぶか」
 「だいじょうぶやて」
 「あこでおうどん食べるやろ」
 「食べる」
 「食べる」

女三人寄ったら
姦しい(かしましい)とはよく言ったものだ
見れば三人とも黴も生えないほど枯れ切った婆さまたちだが
口だけは女子高生並みに早口で達者なのだ
三月に入ってちぃとましたらまた来るのだろうなぁ
そして
「こんなぎょうさん人おったら梅もゆっくり見てられへんわ」

またひとしきりボヤくのだろうなぁ


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中山寺山門
OLYMPUS E-410



とりあえず運試しにおみくじを引く

 「おみくじ引きます」
 「その箱に100円入れて自分で勝手に引いてください」
 「昨日と同じですね」
 「昨日も来られたんですか」
 「いや、昨日は来てないんですけどね」
 「どうゆうことです?」
 「いやこっちのことです、100ヱン入れます」
 「入れてください、入れたら一本引いてください」
 「出ませんけど」
 「向きが反対です、穴の開いた方を下にしてください」
 「はははー、昨日と同じですね」
 「どうゆうことです?」
 「いやこっちのことです、一本出ました」
 「出るでしょ」
 「えーと、子の千三百六十五番」
 「子とか寅とかそんなんありません」
 「昨日もそうでした」
 「なんですか?」
 「ほんまは四十八番ですゆうたら最初から正直に言いなさいゆうんでしょ」
 「言いません」
 「いや、ここはゆうとこですよ、どうかゆうてください」
 「けったいなひとですね、ほな、最初から正直に言いなさい」
 「えらいすんまへん」
 「なんですねんそれ、その横に番号書いた棚があるでしょ」
 「これですね」
 「四十八番の引き出しから自分で勝手に一枚とってください」
 「ぜんぶ自分でやるんですね」
 「そうです、きょうび人に頼っていてはイケマセン」
 「昨日もそう言われました」
 「昨日は来てないんでしょ?」
 「うわっ!」
 「どうしたんですか?」
 「うわっ!えらいこっちゃ!」
 「な、なんです?」
 「小吉ですわ、えらいこっちゃ、どないしょ」
 「何をゆうてるんですか、小吉なら普通ですよ」
 「いや、困った」
 「そんなに困らんでも」
 「すんまへんけど、これ大吉と取りかえてもらえませんか」
 「そんなもんとり変えてどないしますねん」
 「あきませんか」
 「あきませんよ、それがあなたの運勢です」
 「ああ、ついてない人生でした」
 「ほんまにけったいなひとですね」


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小吉
OLYMPUS E-410



これで
昨日からの運も尽き果てた


 中山の
 観音さんで
 くじはずれ
 泣いて梅見る
 春の夕暮れ
 
       どろ



しかし
今日は温かかった
歩いていると汗ばむぐらいだ
このままずーっとこの調子でいってほしいものだ


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中山観音
OLYMPUS E-410





 中山観音で梅を愛でたあと
 電車で一駅戻って「売布神社」へ向かった
 が
 今日は歩き疲れたので
 この続きは後日また

 つびこんちぬー!


by ikasasikuy | 2010-02-23 18:51 | 植物学 | Comments(4)
2010年 02月 22日
梅田からナンバまで
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DAHON metro
PENTAX Optio W80



「梅田からナンバまで」

有山じゅんじが
サウストゥサウスでこの歌を歌ぉて何年になるやろ
あれはたしか1975年やったから
35年前か・・・

 散歩しましょう
 御堂筋でも
 梅田からナンバまで

欧陽菲菲が
逃げた男追いかけたんも御堂筋やった
あれはいつやったやろ
1971年か
うわ
おおかた40年前や

ああ
時の経つのは早いなぁ
時は無常に過ぎてゆくけど
決して無駄に過ぎてゆくわけやない

思いたい


今日は朝からええ天気
よっしゃ
自転車で梅田からナンバまで散歩や


家を9時半に出て阪急逆瀬川まで
ボクはいっぺんもペダルを踏まへんかった
ちゅうことはなに?
家から駅まで行くのにペダルはいらんちゅうことか?
そうか
ペダルいらんのか・・・

そして
自転車畳んで輪行バッグに詰め込んで電車に乗る

 梅田まで自転車で行くのじゃないのかという指摘もある

そんなことしたら
死んでまうがな
とりあえず
阪急で梅田まで行って
茶屋町の改札出たとこで自転車を組み立てる

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パンパンと車体を広げて
ギュインとハンドル立てて
キュキュッとサドルの高さを調整して
カチャカチャとペダルを取り付けて
準備OK
組立作業2分弱!
はやい!

まずはお初天神で
無事にナンバまでたどり着けるようお祈りする


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お初天神
PENTAX Optio W80



この石柱
なんて書いてあるんやろ

 ジン・ん?・モウ?・オン・ライ

あかん
読まれへん

しかし
こうやって
自転車入れて写真撮ったら
なんか
まさごさんの「昭和な日々」みたいやなぁ・・・

 完全にパクリだという指摘もある

ついでに
北サンボアをのぞいてみたら
やっと基礎工事が終わったとこやった
ゴールデンウイークに間に合うんやろか

さて
御堂筋をミナミへ
あこがれの北新地を右手に見ながら
堂島川は大江橋
土佐堀川は淀屋橋と
大きな橋をふたつ渡る

おぉ
淀屋橋の欄干の灯籠が美しいなぁ


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淀屋橋
PENTAX Optio W80



それにしても走りにくい
車道を走ったら車にひかれそうになるし
歩道を走ったら人をひきそうになる
それに
歩道は人だけやなく
自転車も多い
若いサラリーマンやOLのおねえさんが
ママチャリで暴走してる
一方通行も赤信号も無視やがな
交通道徳まったくなしや
まあ
大阪市内はクルマは多いし
駐車場は少ないし
仕事は自転車が一番なんやろなぁ

ボクは仕事ちゃうし
信号はちゃんと守ってるで

北浜
今橋
高麗橋
伏見町
道修町

あ!
自転車のおばちゃんコケよった
だいじょぶか
ケガしてへんか
自分で起きられるか
あらー
ベル割れてしもてるやん

平野町
淡路町
瓦町
備後町
本町

ほんまに信号多いわ
さらに

船場
久太郎町
北久宝寺町
南久宝寺町

ここでちょっと休憩

難波神社(なんばじんじゃ)
大阪の神社はどこも境内が狭いなぁ
そうそう
お初天神でおみくじ引くのん忘れてたから
ここで引いとこ

 「おみくじ引きます」
 「そこの箱に100ヱン入れて勝手に引いてください」
 「自分でやるんですか」
 「自分でやるんです」
 「そうですか」
 「そうですよ」
 「出ませんけどね」
 「アータそれ反対です、穴の開いてる方を下にしてください」
 「あ、出ました」
 「出るでしょ」
 「子の千三百六十五番」
 「子とか寅とか、そんな番号はありません」
 「ほんまは十三番です」
 「はじめから正直に言いなさい」
 「えらいすんません」
 「横の棚に番号が書いてるでしょ」
 「あ、これですね」
 「十三番の引き出しから勝手に一枚取ってください」
 「ぜんぶ自分でやるんですね」
 「きょうび人に頼っていてはイケマセン」
 「そうですか」
 「そうですよ」
 「あ!大吉です!当った!当った!」
 「おみくじにアタリとかハズレとかありません」
 「なんかもらえるんですか」
 「富クジやないんです。なにももらえません」
 「そうですか」
 「そうですよ」


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大吉
PENTAX Optio W80



さらにミナミへ

博労町
南船場北
南船場
新橋北
新橋
鰻谷
大丸前
清水町
周防町
八幡町
三津寺町

道頓堀橋北詰の信号を渡ると
道頓堀や
やったー
安井道頓が掘った道頓堀やー


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道頓堀
PENTAX Optio W80



さらに
道頓堀橋南詰
難波
新歌舞伎座前
と過ぎて
ようやくナンバの高島屋が見えてくる


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難波高島屋
PENTAX Optio W80



ナンバまできたら
のど乾いたし
ここはやっぱり
日本一冷たいビンビールの
「かどや」
といきたいとこやけど
こないだ行ったとこやし
まだ自転車漕ぎたらんのでもう少しミナミへ下る

サウストゥサウスや


道具屋筋を横手に見ながら
ニッポンバシ

ここは
電気の町「でんでんタウン」やけど
ヨドバシカメラやら
ヤマダ電気に客取られてしもて
人通りは往時の半分もない

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ここら昔は
道路も二重駐車が当たり前で
そらもうものすごい賑わいやってんけど
まあ
栄枯盛衰は世の常ちゅうことか
この頃は来るたびに寂びれていってるなぁ
ヘンな店が増えたし
活気がない
昔ながらのラーメン屋やらうどん屋もあるけど
なんか
寂しいなぁ

でんでんタウンを突き抜けて
浪速ケーサツを横手に見ながら新世界本通商店街
真正面に通天閣が見える

通天閣の下を抜け
づぼらやの河豚提灯を左に折れて
ジャンジャン街へ
平日やのに観光客多いな
だるまもてんぐも八重勝も超満員やがな


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ぜにや
PENTAX Optio W80



ボクがめざす店は「ぜにや」
なんと
お昼のゴールデンタイムに客ボクだけて・・・
しばらくして単品のおじさん
さらに思い切り老けたカップル

なまちゅう2はい
どて焼き
串カツは黄金の6本
 ハモ
 豚
 イカ
 ぎんなん
 ねぎま
 れんこん
しめて2030ヱン

さて
気合いが入ってきたところで
天王寺まで
そや
阿倍野の「明治屋」へ行こ

時計を見るとまだ12時半
まだ開いてへんなぁ
よし
動物園前商店街へ突入や
商店街抜けて
今船のロータリー跡まで来てしもた
これ以上ミナミへ行かれへん
道がないねん
それに
さっきのビールが効いてきたか
ハンドルがふらつく
よし
天王寺はあきらめて
前かたごるごに教えてもろたマルフクへ行こ

堺筋を北上する


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ホルモン「マルフク」
PENTAX Optio W80



真っ昼間から
酔っぱらいが数人
ここは朝から開いてるらしい
椅子がないので
狭い店でもなんぼでも客入れる

一番奥でケバいオッサンが
真っ赤っかの顔して焼酎飲んでる

 真っ赤っかは英語でレッドッドや

ちらっと見ると
思い切り化粧してる
背は180cmぐらいある
でかい
ホンマモンの歳とったオカマや
おねえ言葉でしゃべってる
顔は厳ついが声は優しい
店を出る時
ボクに軽く会釈して行った
歩き方は女より女らしい
すごいものを見た

さらに
酒乱のばばぁが500円玉一枚もって登場する
歳の頃は65ぐらい
喋りまくりの関東弁やがな
しかもガラガラ声
なんでこんなんがここらにいてるんやろ

 「じゃんけんで500ヱン勝っちゃった、ほら」

店主は黙って焼酎をコップに注ぐ

 「ほれ、もっともっとぉ、あきらちゃん上すいてんぢゃんよー」
 「これ以上入れたらこぼれます」
 「こぼれたっていいぢゃんよー、カウンターなめちゃうよ」

なんじゃこのばばぁは
かなり強烈やな
赤いちゃんちゃんこ着て下はジーパン
こんどはボクの方を指差して

 「あなたビールこぼしちゃってるわよ勿体ない」
 「コップにヒビはいってるんです」
 「あきらちゃん、ダメぢゃんこのコップ」
 「あ、すんませんコップかえますわ」
 「いや、ゆびで押さえながら飲んでるからだいじょうぶです」
 「そうですか、すんませんねぇ」
 「あら、あなたピースなんか吸ってんの」
 「そうです」
 「いい香りだわ、あたしこの香り好きよ」
 「そうですか、一服どうです」
 「あたしタバコやめちゃったのよ、ね、あきらちゃん」

はよ帰ろ

大ビンビールに
ホルモン2人前で620円
安い
ここのホルモンがなかなかイケル
うまい
焼いているのは
あきらちゃんと呼ばれていた
60がらみの強面のシブいおにいさんだ


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ポタリング大阪
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あかん
だいぶ回ってきた
ハンドルがグラグラや
ペダル踏む足も力はいらへん
ぜんぜんまっすぐ進まへん

ありゃりゃ
新今宮
エレベータないがな
困ったなぁ・・・

輪行バッグかついで上まであがったら
カンゼンに息切れてしもた
横見たら
なんや
あるやんエレベータ


新今宮から環状線に乗って大阪経由で宝塚へ
宝塚からはもちろんタクシー
家に着いたらまだ昼の2時やった

よし
こんどは大和川こえて
堺か岸和田あたりまで行ったろか

by ikasasikuy | 2010-02-22 21:28 | 大衆社会学 | Comments(12)
2010年 02月 21日
come spring!
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apia sakasegawa
pentax optio w80



今週から
春めくらしいと
天気予報が伝えていた
ありがたい
それがし
もう少しのところで
凍え死ぬところであった

梅でも愛でにいくかな

by ikasasikuy | 2010-02-21 11:41 | 気象学 | Comments(2)
2010年 02月 20日
電車は止まらない
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阪急夙川駅
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神戸で
朝から飲んで
三宮から阪急電車の特急に乗ると
なぜか西宮北口に止まらず十三まで行ってしまうのだ
それも
一度や二度ではない
しょっちゅうだ
いったい阪急はどうなっているのだ

 オマヱが寝てるからだという指摘もある

そうだ
そうだった
電車に乗って座るとすぐ寝るクセがある
悪いクセだ
ぐっすり眠りこけて
ついつい乗り過ごしてしまう
身ぐるみ剥がれても気付かないのだ

 まだ身ぐるみ剥がれたことはないけれど・・・

まあナニだ
せっかく十三まで来たのだから
しょんべん横丁でちょっと一杯やって・・・と
やっぱり十三屋かなぁ・・・と

また電車に乗って座席に座ると
やっぱり西宮北口には止まらず三宮まで行ってしまう
それも
一度や二度ではない
しょっちゅうだ
いったい阪急はどうなっているのだ

 指摘をされる前に白状しよう・・・「寝てるからだ」

そんなわけで
なかなか家に帰れないのである
いや
困ったものだ

 ところでこういう場合
 運賃はいくらになるのだろう

実は今日も三宮から特急に乗った
昼間なので空いてた
空席だらけだ
座った
寝た

「にしのみやきたぐちー」

どこからか天の声が聞こえた
おぉ!
西宮北口だ
飛び起きた
そして
ドアが閉まる寸前に飛び降りた
セーフだ
やった!

ん?
あれ?
どこだ?
あらら夙川じゃないか・・・

そうか
天の声のアタマの部分がよく聞こえなかったのだ

「つぎはーにしのみやきたぐちーにしのみやきたぐちにとまりますー」

阪急電車は
駅に着くたびに次の駅を教えてくれるからなぁ
いい電車なんだがなぁ

by ikasasikuy | 2010-02-20 10:13 | 鉄道学 | Comments(4)
2010年 02月 19日
繁華街の半端男
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もういい歳なので
賑やかな所がしんどくなっている

最近は
いわゆる繁華街よりも
町はずれが好きになっている

 もともとそういう傾向があったかもしれない

大通りから何本か脇道にそれて
路地裏のそのまた奥の
こんなところにこんな店があったのか
というような

たよりない赤提灯が
ぼんやりとひとつ下がっているような

小さなカウンターだけの
五、六人も座ればもう満員になってしまうような

うす汚れた暖簾をくぐると
オヤジの
「いらっしゃい」
という愛想のいいしわがれ声がするような




  本日は小徘徊

  皆様食堂
   ↓
  東急ハンズ
   ↓
  Fishing Max
   ↓
  一貫楼
   ↓
  Miel


by ikasasikuy | 2010-02-19 15:30 | 大衆社会学