<   2011年 09月 ( 30 )   > この月の画像一覧

2011年 09月 30日
イナホゴールド
c0120913_155866.jpg
秋のトリコロール
OLYMPUS E-410



空の青
山の緑
稲穂の金
この三色が秋の純全三色だ

 純全てなんだろうというギモンもある

純全は「ジュンチャン」と読むが
気にしなくていい
なにしろ
もう少し季節が進んだら
空は雪雲が広がり鉛色になり
山の木は枯れて赤茶色に染まり
稲は刈られ焦げ茶色の土が露出する
この美しい純全三色はいまの季節限定なのだ


たんぼのあぜ道には
名前の知らない花がいっぱい咲いていた
知っているのはカタバミとツユクサとヒガンバナぐらいだ


c0120913_21294327.jpg
秋の野でみつけた花
OLYMPUS E-410

「カタバミ」「コヒルガオ?」「???」「マルバルコウソウ?」
ユウゲショウ」「ニオイタデ?」「ハギ??」「タカサブロウ
「ツユクサ」「エノコログサ」「ヒガンバナ」「メヒシバ??」


上段左端は「カタバミ」だ
色といい
艶といい
形といい
どこをとっても大好きな花だ

その右隣はヒルガオ科の「コヒルガオ」かもしれない
(かもしれないて・・・)

さらにその右隣の薄いピンクのくちゅくちゅとした小さな花はなんだろう???

右端の赤い花はヒルガオ科の「マルバルコウソウ」ではないかと思う
(思うだけだ)

中段左端は・・・なんだろう???
(othum2bad氏により「ユウゲショウ」と判明)

その右隣のつぶつぶした花はタデ科の「ニオイタデ」ではないかと思う
(もちろん思うだけだ)

さらに右隣は花札の「萩」に似ているので「ハギ」ではないかという気がする
(気がするだけだ)

右端の白い小さなくちゃくちゃとした丸い花はなんだろう???
(othum2bad氏により「タカサブロウ」と判明)

下段左端の鮮やかな青い花はツユクサ科の「ツユクサ」だ
(写真もいいし古今和歌集も付いている)

右隣がエノコログサと思う(キンエノコロかもしれない)
「猫じゃらし」とも言う
というより猫じゃらしとしか言わなかった

その右隣の赤いのは「ヒガンバナ」だ
好きな花ではない
原産国は中国らしい
稲作と一緒に日本に伝わったらしい
マンジュシャゲとも言うらしい
田畑の畦に自生しているが
人為的に植えられたものではないと言う説もある
有毒植物で田畑を荒らす鼠や土竜を忌避するために植えたらしい
墓場にもよく自生しているのを見るが
これも墓石の周囲に虫がわかないように人為的に植えられたらしい
花期には葉がなく花が枯れると葉が出るらしい
(なんでも「らしい」と言っておけば少しは責任逃れになる)

下段右端はイネ科の「メヒシバ」ではないかとにらんでいる
(にらんでいるだけだが)
子供の頃は「スモウグサ」と呼んでいたはずだ
(はずって・・・)


そんなわけで
名前のわからない花が多い
そこで
花の名前がわからないときは
この歌を歌うとよい

 野に咲く花の名前は知らない
 だけども野に咲く花が好き
 帽子に一杯摘み行けば
 何故か涙が涙が出るの

 「戦争は知らない」

寺山修司だ
寺山修司がこの世を去ってもう28年になる

by ikasasikuy | 2011-09-30 09:40 | 植物学 | Comments(18)
2011年 09月 29日
トップウォータープラッギング
c0120913_2192310.jpg
Antz Mini-Patch "Ching Dong Bug"(29mm, 1.8g)& Menkoi Bass
OLYMPUS E-410



あんまり天気がいいので東播へバス釣りに行く
東播のバスと言えば昔懐かし「南池」だ
しかし
行ってみたら大元帥・・・いや大減水
わずかに残った水面には菱藻がビッシリだが
よく見ると一箇所だけポケットがあって
小さな水面が光っているのが見える

その小さなポケットに波紋・・・
なんと
ルアー投げてる少年がいた
_u_m_u_m_u_
なかなかやるなぁ・・・
バス釣りのメッカ東播健在なり

南池をあきらめて
らんめんに寄り道したあと
少し北へ行ったところにあるやや小さめの池へ
ここも大減水で菱藻がビッシリだが
三分の一ぐらいはオープンウォーター

c0120913_036151.jpg

よし
ここでやってみよう
と思ったら
ぽーるくんからメール

 「岡崎から船に乗ったら神戸に着きました」

_u_m_u_m_u_
そうなのか
長崎からじゃなかったのか・・・

 「いまからちいこいトップ投げるねん」

と変身
いや返信する

岸際
菱藻のエッジ
水中の障害物まわり
バスが居そうなところをめがけて
ユルユルポトン
ポーズ
チョコマカチョコマカ
ポーズ
ペコポコペコポコペコポコ

 「チュボッ」

お!
出た!
_u_m_u_m_u_
やっぱり青鰓魚クン・・・


c0120913_21212563.jpg
Antz Mini-Patch "Ching Dong Bug"(29mm, 1.8g)& Good condition Blue Gill



管理釣り場用のトラウトロッド(7フィート9インチ)
へら竿みたいにゆったり曲がって気持ちがいい
しかし
エリアフィッシングロッドて
エリアて地域ぢゃん
つまり
「地域釣り竿」か


それにしてもアンツのミニパッチは精度が高いなぁ
チンドンバグなんか
こんなに小さいのにチンドンバグそのままのアクション
いや、ホンモノのチンドンバグよりいい泳ぎだ
バナナの首振りも申し分なし
バナナよりずっとバナナらしい

ユルユルポトン
ポーズ
チョコマカチョコマカ
ポーズ
ペコポコペコポコペコポコ

 「ポコッ」

お!
出た!
_u_m_u_m_u_
こんどはちっこいバスくん・・・


c0120913_315725.jpg
Antz Mini-patch "Banana"(30mm, 1.3g) & Chikkoi Bass



 竿:ウルトラライト
 糸:4ポンド
 餌:ミニパッチ
 魚:ミニバス

タックルバランスがとれているので
小物釣りといってもなかなかゲーム性は高い

池の住人が
かわりべんたん
かわりべんたんに釣れる
小さな住人相手に
ついつい大人気なく没頭してしまう

 いつも没頭してるじゃないかという指摘もある

こんなしょぼい釣りをしながら
こんなしょぼい釣りはいいなぁと
つくづく思う


c0120913_21363423.jpg
Antz Mini-patch "Banana"(32mm, 1.5g)& Lanker Blue Gill



なにしろ
おひさんカンカン照りでも
凹凹出てくれる
ただし
大きいのは出ない
まず出ない

タカをくくっていたら

 「ガボッ!」

出た!
でかい!

池を三分の一周して
最後のポイントだった
少しでも大きいのを釣ってやろうと
ミニパッチの中でもひときわボリュームのあるピクニックに換えた途端
水柱が上がって水面が炸裂した

ロッドを立てた瞬間
一気に伸された
危うくロッドを落としそうになった
なんという強かなやつだ
体勢を立て直して応戦

 竿が撓る
 糸が鳴る
 魚が跳ねる
 胸が躍る
 足がガクガクする
 腰がヨロヨロする

二度、三度とジャンプした
重い・・・
しかし
勝負は見えていた
いかに百戦錬磨のランカーバスとは言え
キャリアがちがうのである
こっちは釣歴五十猶予年の老獪釣師だ

 ただの小物釣師じゃないかという指摘もある

最後はゆうゆうとランディング

写真を撮ろうとしたときだった

 「ドタンバタン」

バスくんが暴れだした
慌てて掴もうとしたら手が滑った
バスくんはなおも暴れてピクニックを吹き飛ばした
それが手に刺さった

 「イタタタタタ」

と言ってる間に
バスくんは池にお戻りになった
ありゃりゃ
写真撮りたかったのになぁ
まあいいか
_u_m_u_m_u_
50cmはあったなぁ・・・

 25cmぐらいだったという証言もある

逃がした魚は大きくなるのだ
世界中どこのどんな釣りでもそれは同じだ
釣り人が釣りのハナシをはじめたら
両手を縛っておけというぐらいだ

しかたがないので
プラグの写真でも載せておくことにする

c0120913_21545245.jpg
Antz Mini-Patch "Picnic" Aboriginal Art(30mm, 3.6g)



c0120913_21592070.jpg
Antz Mini-Patch "Picnic" Aboriginal Art



アンツ中山が作った疑似餌だ
もう十年以上前に作られた疑似餌である
じつに手の込んだ塗装を施している
しかも
信じられないことに
この小さなポッパーが奏でるポッピングサウンドは
ホンモノのピクニックより大きい

ウソじゃありゃせん
ホンマじゃで



 【本日の釣果】
   大口黒鱒・・・4
   青鰓魚・・・3


by ikasasikuy | 2011-09-29 09:20 | 釣魚小全 | Comments(6)
2011年 09月 28日
鯊の天婦羅
c0120913_2150381.jpg
鯊の天婦羅
OLYMPUS E-410



ほんの少し前

 魚介の天ぷらの王様は
 誰が何と言おうと湖産の小鮎である
 ついでに言うと
 二位が鯊で
 三位が鱚だ
 その次あたりに公魚が来る


と言った
たしかにそう言ったのをはっきり憶えている
その舌の根も乾かぬうちに

 「1位は鯊じゃないかな」

と言いたげな顔つきになっている
まったく困ったものだ
一貫性と言うものがない
そんなに簡単に順位を入れ替えられたのでは
信頼性にモンダイが生じるではないか
優柔不断にもホドがあるぞ

いや
仰せの通りである
まったくもってお恥ずかしい次第である

しかし
それでも
この鯊の天婦羅を食べてみれば
気持ちが揺らぐことは必至だ
衣がさくさくで
身がほくほくなのだ

ウソじゃありゃせん
ホンマじゃで

材料は釣りたて新鮮な鯊だけだ
松葉におろすのに包丁を入れようとしたらまだ生きていた

c0120913_1241972.jpg

あとは美しく盛りつける器があれば申し分なし
いい器は料理をおいしく見せてくれるだけではなく
料理をおいしくしてくれる

ウソじゃありゃせん
ホンマじゃで

いつか
じねんぼうで修行して
納得のいく天婦羅を揚げられるようになってから召されたい








「わたしの夢は天婦羅職人になることだ」

              6年3組 ささきゆきえ

大きな声では言えないけれど
小さな声では聞こえないので
これぐらいのフォントサイズで如何だろう
知ってるか知らないかは知らないけれど
いま
地下鉄「泉中央」からさらに線路が延びて駅が四つ増えた
「針山」「血乃池」「三途川」ときて終点が「黄泉中央」になってる
「きいずみちゅうおう」かと思ったら
「黄泉」の読みは「よみ」らしい
つまり
「よみのよみはよみ」と憶えてほしい
ついこないまでここらは山林だった
狸や狐や猪しか棲んでなかったのだが
それがいまは高層ビルが建ち並び仙台駅前とそう変らない
駅前の冥土記念公園の横に新しい飲食ビルができて
たしか名前は「幽食館2」だったか
そこの1階が一軒空いてるのだが
家賃が高いのかなかなか借り手がつかない
じつはそこを借りて天婦羅屋を始めるつもりだ
店の名前はありきたりだが
「天ぷら さゝき」にしようと思う
店で出す食材は全てわたしが仕入れる
仕入れられない場合は釣ったり採ったりして絶対に他人任せにしない
魚介はまず
琵琶湖産小鮎を筆頭に


公魚
目光
銀宝

穴子
鱈菊
車海老
小柱
真蛸
鯣烏賊の下足
以上だ
これ以外の魚介は一切使わない
野菜は京野菜中心だが
筍と茄子は出さない
アレルギーなのだ
ただし里芋だけは宮城の伊場野産を使う
「ばんつぁんの作るさどいもはぬっぽんえづうめぇべ」
山菜や茸は山形県まで採りにいく
新庄の花板の親方に聞けば極秘ポイントを教えてくれる
腰脂と舞茸は必須だ
店では
「これは塩でどうぞ」とか
「天つゆでお召し上がりください」などと
客の自由を束縛したり
自尊心を傷つけるようななことは一切言わない
客の好きなように食べてもらうのが天ぷらの本来の姿だ
したがって
天つゆ、塩のほかに
ウースターソース、ポンズ醤油、マヨネーズ、柚胡椒
ナンプラー、ヌックマム、秋田のしょっつるも置いている
もちろん「旭ポンズ」と「ヒシウメタマリソース」は常備している
酒は塩竈の「浦霞」と相模原の「いづみ橋」しか置かない
それ以外の酒類はビールも焼酎も置かない
酒々(ささ)飲めないばかりか
酒々をポン酒などと品のないことをいうゾンさんは出入り禁止だ
もちろんソフトドリンクなどもってのほかだ
サルさんが来てもコーラは出さない
もういちど言うがドリンクは清酒2種類と六甲のおいしい水だけだ
こんな店

 ぜったい客が来ないという指摘もある

そうかも・・・


by ikasasikuy | 2011-09-28 07:25 | 食文化論 | Comments(15)
2011年 09月 27日
いつもの川尻
c0120913_19152560.jpg
いつもの川尻のいつもの鯊(今季第1号)
fuji finepix z33wp



いつもの川の最下流部へ
いつもの鯊を釣りに行った
鯊釣りは

 秋の風物詩

である
これを釣らなければ秋が始まらないというような
そんな魚である


鯊は
子供の頃から一番親しんだ魚だ
竹の延べ竿にナイロンテグスを結びつけて
1〜2号の中通し錘と5〜6号の袖鈎だけという
至って簡素な仕掛けだった
中通し錘に糸を通してもういちど同じ方向から糸を通す
こうすると錘がズレにくくなり
錘と鈎の間隔を調整できた
釣り方はズボ釣り
振り込んで仕掛けが底に着いたら糸を張った状態を保つ


 「ぶるぶるぶる」

鯊独特の小気味良いアタリが来る
すかさず合わせる
柔らかい延べ竿を伸しながら
飴色の小さな魚が水面を割って飛び出してくる
初秋の日差しを浴びてキラキラと輝く
長閑で穏やかな釣り風景だ
小物釣師に生まれてよかったと思う

ヱサは蚯蚓(ミミズ)だった
食いが立つとヱサの垂らしを短くする
腸の汁が流れ出てしまったらすぐにヱサを換える
蚯蚓は牛小屋の裏を掘った
栄養満点の真っ赤に太った蚯蚓だ
それを小さな木箱に土といっしょに入れて釣りに行く
空き缶や瓶に蚯蚓を入れるとすぐに弱って食いが悪くなる

根がかりをして
鈎や錘あるいは糸を失うと
道具をたくさん持っていそうなおじさんのそばへ行って強請った
こういうときは下手に出て猫撫で声を出したり
子供らしく可愛らしく強請る必要があった
それでも
三度目は断られるので違うおじさんを探して強請った
おじさんが子供好きかそうでないか
あるいは気前がいいかケチかに左右されるが
釣り具屋で鈎や錘や糸を買った記憶はない


c0120913_19163290.jpg
いつもの川尻
見えてる橋の向こうは海(大阪湾)だ
fuji finepix z33wp



さて
いつもの川尻のいつものハゼ釣りである
例によってボクは最上流釣師だ
今年はまだ釣れていないのか
西野釣具店の前の人だかりは小さかった
せいぜい十人ほどが竿を出している程度だ
もうひと月もしたら
銀座かアメ横みたいになるはずだ

 道頓堀か心斎橋じゃないのかという指摘もある

干底の潮止まりから釣りはじめたので
最初のアタリが出るまで45分かかってしまった
そのあとは
ポツリポツリと釣れ続いて
三時間あまりで13匹
小物釣師の釣果としてはまずまずである

 DOZオチアイなら50匹以上釣るという指摘もある

まあ
どずさんは別格だ


c0120913_19155364.jpg



これから十月にかけて最盛期となる
十一月の半ばぐらいまで釣れる
秋が深まれば
数はぐんと減るが形が揃う
形が揃うと言ってもまあ二十糎ぐらいなのだが・・・




 【本日の釣果】
   ハゼ・・・13




天婦羅だ
(ツビコンチニウ)

by ikasasikuy | 2011-09-27 08:39 | 釣魚小全 | Comments(20)
2011年 09月 26日
北へ帰る人の群れは誰も無口で
c0120913_1492495.jpg
つい先日ぽーる61番弟子が北海道で釣ったイトウ




魚偏に鬼と書いて「イトウ」と読む
ボクはいちども釣ったことがない

疑似餌釣りを始めた頃
ボクはバスばっかり釣っていた
楽しかった
面白かった
でも
もっと巨大で
もっと楽しくて
もっと面白い魚がいるはずだ
と思った
釣り人は欲深い生き物だ
図々しくて往生際の悪い人種だ

調べてみると
ニッポンの川には
ルアーで釣れる巨大な魚が四種類いることが分った
つまり

 ビワコオオナマズ
 サクラマス
 アカメ
 イトウ

である
いずれもマンサイズの巨大魚だ

そのうち
琵琶湖大鯰はイヤというほど釣った
湖の流出河川に二十年通って五百ぐらい釣った
そのほとんどを最初の十年で釣った

桜鱒も何匹か釣った
近所の川では釣れないけれど
春になると日本海側に注ぐ河川に溯上してきた
釣った数は片手で足りるが
釣りに行った数は数え切れない

赤目は高知だった
赤目を狙って何度か高知まで行ったが
結局一匹も釣れなかった
高知は遠かった

イトウはもっと遠かった
北海道だ
北海道へは何度も釣りに行ったが
サケやカジカを釣るためでイトウは狙わなかった
あの広い北海道のどこをどう釣ればいいのかわからなかったのだ


c0120913_96448.jpg

それから何年かが過ぎて
イトウに対する憧憬は薄れていった
見果てぬ白昼夢のように霧散してしまった

その頃北海道に
バス用トップウォータープラグでイトウを釣る少年たちが現われた
彼らは世界中の誰もがやったことのない釣り方でイトウを釣っていた
ボクもなんべんか彼らに誘われた

 「来れば釣れますよ」

その言葉は魅力的だった
しかし
ボクの頭の中で既にイトウは泳がなくなっていた
どうしても「釣りたい」という気持ちが起こらなくなっていた
つまり時機を逸していたのだ
それよりも
北海道の「ギスカジカ」や東北の「ケムシカジカ」
タイの「レッドスネークヘッド」に気持ちが傾いていた
かっこいいイトウやアカメやサクラマスより
グロテスクなカジカやライギョを釣りくなっていたのだ
それに
お膳立てが調いすぎると気持ちが萎えるという
ボクのへそ曲がりな性格も災いしていた


c0120913_8441193.jpg
ヒットルアー:泥水本舗疑似餌製作所北海道出張所 ホソミ所長作「バナナ」



それからさらに何年かが過ぎて
当時
バス用トップウォータープラグでイトウを釣っていた少年たちは
みな社会人になって世の中の歯車の一つになっていた
立派なオトナのオトコになっていた
結婚して家庭を持つ者もいた

そんな中の一人が
また北の大地に出かけてゆく
なにかそこに忘れ物でもあるかのように

 いそいそと
 うきうきと

いろんなものを犠牲にして
イトウを釣りに出かける
そして
大きなイトウを釣って「安心」して帰ってくる

ボクにはそれが
釣り人特有の「人生の確認」に思える
「生きることを見直す作業」と言ってもいい
ボクもそうやって魚を釣って「安心」してきた
もちろん初めてその魚を釣ったときの感動など微塵もない
しかし
それとは違う深い感慨がそこにはある



 釣りはゲームだ
 人生を彩るゲームだ
 いろんなコトやモノを犠牲にしても
 やってみる価値のあるゲームだ
 そして
 このゲームは
 決して完結することはない

by ikasasikuy | 2011-09-26 08:48 | 釣り文化総論 | Comments(28)
2011年 09月 25日
セリヱA
c0120913_15292663.jpg
インテルゴール前でのモリモトとラノッキア(イタリア代表)のマッチアップ
OLYMPUS E-410

この直後モリモトを抑えきれずに倒したラノッキア一発レッドカード退場
そのPKをモリモトが「オレニケラセロ」とチームメイトと一悶着



ノヴァーラというチーム
55年ぶりにセリヱAに復帰したらしい
ぜんぜん聞いたこともないチームだ
なにしろ一昨年は3部リーグにいたチームだそうな
そのノヴァーラが
セリヱAで5年連続優勝した(去年は2位だったが)インテルと戦って
なんと3−1で勝ってしまった
そればかりか
ノヴァーラに今季からあのモリモトタカユキが移籍して
いきなり大活躍しているのである

 モリモトタカユキにあのもこのもないという指摘もある

まあそうだが
それにしても
サッカーというのはわからないものだ
もちろん
負けた方のインテルには今をときめくあのナガトモがいる

 ナガトモにあのもこのもないという意見もある

まあそうだが
なんだかナガトモがかすんで見えた






セントラルリーグ

c0120913_20544583.jpg
中日りゅうちゃんずサヨナラ勝ち
OLYMPUS E-410

九回裏二死走者一二塁打者五番谷繁左翼前適時安打
二塁走者荒木好走本塁生還中日竜軍逆転勝利三連勝



オチアイ監督が
「もうやめる」と言ったその日から
難敵、宿敵ヤクルトツバメーズに3連勝だ
10ゲームぐらい離されていたゲーム差が1.5に急接近だ
_u_m_u_m_u_
ほんの先月末までは借金生活で
Bクラス転落間違いなしだったりゅうちゃんずだが
9月に入ると同時に破竹の勢いで勝ち続けこれで貯金二ケタ

ボクは7月にいちど
そして8月にもういちど
今季のリーグ制覇は諦めたのだが
ここにきて急きょ様相が変わってきた
ヤスさんどうしよう
日本シリーズ急きょ観に行くことになりそうな気がしてきた

それにしても
野球というのはわからないものだ

by ikasasikuy | 2011-09-25 07:26 | _f_o_o_t_ | Comments(2)
2011年 09月 24日
やきそばサミット
c0120913_14434890.jpg
ザ・焼きそば
OLYMPUS E-410




黄金のレシピに基づいて

 「ザ・焼きそば」

を焼いてみた
うちでは焼きそばは中華鍋を使っている
短時間で全体に火を通すのに中華鍋は最適な道具だと思う

材料は
蒸し麺、豚バラ肉
キャベツ、もやし
削り節、青海苔、紅生姜
それにコーミ焼きそばソース
それだけだ

思うに
コーミ焼きそばソースで
なんべんか焼きそばを焼いたが
なにかが足りない気がする
それに
なにかが強すぎる気がする
お試しサイズの195ml瓶を使い切って
やっとそのなにかがわかった
それは

 ないしょだ

残念だがここで発表するわけにはいかない
こんど名古屋へ行ったときに
コーミの社長に直に話すことにしよう
よし
そうしよう


c0120913_15231100.jpg
試しているうちに使い切るちょうどいいサイズ



windpost+で知ったのだが
来月の第二週に
青森県の黒石市でとあるイベントが開催される
「全国やきそばサミットin黒石」だ
被災地復興支援が目的である
もちろん
その土地の美味いものはその土地へ行って食え
というのが食べ物に対する理念ではあるが
心を動かされるイベントではある

地元「黒石つゆやきそば」をはじめ
静岡の「富士宮やきそば」や
福島の「なみえ焼きそば」や
宮城の「石巻焼きそば」などなど
全国の11のご当地焼きそばが集結するらしい

その中でも
気になるのが
「男鹿しょっつるやきそば」
しょっつるとは
ハタハタと塩だけで作る魚醤のことだ
つまりソースというより醤油に近い
どんな味なのか
食べてみたい

サミット会場が
たとえば
広島県の尾道市とか
愛知県の瀬戸市とか
福井県の越前市とか
直線距離で片道150kmぐらいだったらなぁ
なにしろ
青森県の黒石市だからなぁ
うちから片道800kmあるからなぁ
ちょっと遠いなぁ・・・


   「全国やきそばサミットin黒石」

by ikasasikuy | 2011-09-24 07:37 | 日本地ソース学会 | Comments(16)
2011年 09月 23日
ロンドン五輪アジア最終予選
c0120913_19115859.jpg
Jack Tower
OLYMPUS E-410




ロンドン五輪アジア最終予選
初戦のマレーシア戦を観た
ゲームは2−0でニッポンの完勝だったが

 「モノタリナカッタ」

そう感じたサッカーファンは多いと思う
なにがどうもの足りなかったのかというと
ゴールの数はもちろんだが
ハングリー精神の欠如だ
「必死さ」が伝わってこなかった
特に
先発でワントップだった選手や
1点目を取ったあと何もしなかった選手に
「必死さ」を感じなかった
(途中交代させられていたのでセキヅカくんも見抜いていたと思う)

五輪代表になりたいサッカー選手は山ほどいるし
まだまだ未発掘のまま埋もれている選手も大勢いる

 「ドンドンカエタライイ」

と思う
なぜなら
五輪は最終目標ではないからだ
U-22のうちにオッサンみたいなプレーをして
そのままA代表に昇格してもらっては困るからだ

せっかく完勝したけれど
こんなに面白くないゲームはもう二度と観たくない



それと
もうひとつ
SジオE後とM木Y太郎の解説はなんとかならぬものだろうか・・・
Sジオさんのブラジル弁は聞きづらいし
M木くんは興奮してかいもく解説していない

 それでもT並よりはマシだという意見もある

たしかにアレよりマシだが・・・

このゲーム
テレビの視聴率が16%を超えたらしい
日本サッカー協会のO倉のじいさんは大喜びだ
でも喜ぶ前に
「もっとちゃんとしたゲームをさせろ」と言いたい
「死ぬ気で闘っていないやつは二度と出すな」と言いたい
この点についてはSジオE後氏も同意見である

by ikasasikuy | 2011-09-23 07:26 | _f_o_o_t_ | Comments(14)
2011年 09月 22日
捨てられないモノ
c0120913_11135014.jpg
t35
OLYMPUS E-410



使わなくなって随分になる
使わなくなったらすぐに捨ててしまうくせに
まだ捨てていない
この先使う見込みもないのに
なぜだろう
なかなか捨てられない
たぶん
「美しい」からじゃないか
美しいものは
なかなか捨てられないからなぁ
道具として使わないのに
手に取って
眺めたり
弄ったり
合理的じゃないなぁ
ああ
そういうモノが身の周りに増えてくると
ぼちぼち人生も終盤なんだろうなぁ











c0120913_1534920.jpg

人口わずか10万人のトンガに
1億2千8百万人のニッポンが完敗だ
外国人を7人も入れても完敗だ
スピードも
テクニックも
気迫も
全てにおいて10万人のトンガに劣っていた
33歳のオノザワがいくらがんばっても勝てない

20年前に
ワールドカップでニッポンは1勝したことがある
これがニッポンのラグビー史上唯一の勝利だ
あの
不世出のスクラムハーフ宿澤広朗が日本代表監督をしたときだ
相手はナミビアかどっかだった
(そんなことはどうでもいい)
以来ニッポンはワールドカップで勝っていない

そうそう
宿沢さんがワセダを卒業後
住友銀行に入社した二年目のことだが
同じく住友銀行入社四年目の和田山の蓑吉とボクが銀座を歩いていたところ
偶然
宿沢さんに会った
当時住友銀行ラグビー部は同好会程度の実力だったが
すでにワセダ時代から日本代表だった宿沢さんは
なぜかラグビー部がないに等しい住友銀行に就職した
そのせいで
高校時代に報徳学園に100ー0で負けた学校のフランカーだった和田山の蓑吉が
宿沢さんの二年も先輩になることになったのである
二人の会話はおおむねこんな感じだった

 「あ、シュクザワさん」
 「あ、ワダちゃん」
 「おでかけですか」
 「うん、ちょっと買物にね、ワダちゃんは」
 「友だちとメシ食いにきたんですけど高い店ばっかりで」
 「銀座だからね」
 「いまから新橋へ行こ思てますねん」
 「そう、じゃあまた」
 「あ、明日練習来はるんですか」
 「ああ、行くよ」

とまあ
貫禄がちがうというか
格がちがうというか
しかし
ボクはワセダ時代の宿沢はテレビで見て知っていたが
スーツ姿を見たことがなかったのでぜんぜん気付かなかった

 「いまのちっこいオッサンだれや?」
 「宿沢さんやんか」
 「シュクザワ?」
 「日本代表のスクラムハーフや」
 「えーっ!あの宿沢さんか」
 「宿沢さんにあのもこのもあるかい」
 「うそー」
 「ウソじゃありゃせんホンマじゃ」
 「せやけど、なんでオマヱが宿沢さん知ってんねん」
 「おんなじラグビー部や」
 「そうゆうたら宿沢さん住友銀行やったな」
 「そやで、オレの二年後輩や」
 「ほなオマヱ日本代表といっしょに練習やってるんか」
 「そやで」
 「しもたなー、サインしてもらうんやった」
 「明日もろといたるわ」

その
宿沢監督率いるニッポン代表が1勝を挙げて
今年で二十年になる
その宿沢さんが死んで5年になる
たしか
あのときも
トンガ人とサモア人の助っ人が一人ずつ入ってたけど
残りの13人はニッポン人だった
ロックはハヤシ、オオヤギの同志社コンビだった
SHはワセダのホリコシだった
SOがマツオの弟で
センターがヒラオとクチキだった
ウイングはヨシダとマスホ
フルバックがホソカワ
同志社が5人も入ってたなぁ・・・
あの頃のラグビーも弱かったけど
めちゃくちゃ面白かったなぁ
もうぼちぼち外国人入れて負けるのはやめにしてもらいたいなぁ
たのむからニッポン人だけで負けてほしいなぁ


by ikasasikuy | 2011-09-22 07:07 | 意匠 | Comments(4)
2011年 09月 21日
黒地白骨模様
c0120913_1353224.jpg
Muddy Waters "HONE"
OLYMPUS E-410



4.5cm〜5.0cmのマイクロプラグ
桐材のカービングからコーティングまで
制作日数たったの三日
_u_m_u_m_u_
さすがは泥水本舗だ
仕事がはやい

 チンドンスティックはどうなってるのだという指摘もある

まあ
そうなのだが・・・

右手前のポッパーのようなカタチの二個がポッパーで
左奥のペンシルのようなカタチの二個がペンシルだ

 ポッパーは茅渟用
 ペンシルは鍍金用

黒地白骨模様・・・
about 'Black Ground White Bone Pattern"

表層を回遊するイワシなどのベイトフィッシュは
みな背が黒く腹が白い
これは保護色なのだ
暗い海底から見上げると
海面は明るくて白いものが見えにくい
つまり
白い腹は魚食魚に見つけられにくい
そして黒い背は
空からカモメやアジサシなどの海鳥に見つけられにくくなっている
もし
これが逆に背が白くて腹が黒かったら
上からも下からもすぐ見つかってしまい
イワシは絶滅しているかもしれない

そこで
小さなルアーを黒く塗って
大きな魚食魚に見つけてもらおうという作戦だ
そして
背中を白く骨模様に塗った
鳥を釣るためではなく
釣り人が自分のルアーを見失わないようにするためだ
むふふ
なんというグッドなアイデアだ
天才じゃないのか

 そんなことだれでも思いつくという意見もある

でも
市販のフローティングミノープラグで
腹が黒いものを見たことがない
なぜだろう
釣れるのになぁ・・・黒腹&白背疑似餌

by ikasasikuy | 2011-09-21 06:17 | 漁具概論 | Comments(6)