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2011年 11月 30日
_b_o_n_d_o_u_g_u_
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"Deep Diving Minnow"
OLYMPUS E-410




部屋を掃除したら
こんなルアーが出てきた
"bondougu"だ
まだ残っているとは思わなかった

長さは10〜13cm
リップの先まで計ると13〜16cmぐらいある
当時は20LBナイロンラインで投げていた
ああ
懐かしいなぁ
もう二度とラインを結ぶことはないと思う


当時
"_b_o_n_"に狙いを定めていたポイントは
上流にある南郷洗堰の放水量に応じて狙い方を変える必要があった
写真のディープダイビングミノープラグは
夏場の渇水期など本湖の水位が下がって放水量が制限されたために
ポイントが急深になった場合に使うルアーだ

 「水位が下がって急深になる」

どういうことかというと
つまり
下の「図A」の場合だ
(言うまでもないがこれは川の断面図である)


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「図A」のときに写真のフローティングディープダイビングミノーを使い
「図B」のときはふつうのフローティングミノーまたはトップウォータープラグを使う

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流芯が対岸寄りにあるこのポイントでの二つのパターンを示している
(水位の変動でヒットゾーンが変わるということを言おうとしているのである)

なお
「図A」も「図B」もまったく同じポイントであることは言うを待たない

南郷洗堰はいまは改修されて少し位置が変わり別の名前になっている


 図の絵がヘタクソで文字が読みにくいという指摘は特になかった






_A_B_O_U_T_B_O_N_F_I_S_H_I_N_G_

1980年代から約二十年やった
最初はスプーンやスピナーで釣っていた
そこそこ釣れていた
釣った直後小魚を吐くので
ミノープラグを使ってみたら驚異的に釣れた
釣りの時間帯は
日没を挟んで4〜5時間
その間の移動距離は1km未満
ほぼ同じポイントを二十年やったことになる
前半十年はボーズで帰ることは滅多になかったが
後半十年はボーズの方がはるかに多かった
平均すると
「ボーズの日」と
「一匹だけ釣れる日」と
「二匹以上釣れる日」の比率が

 1:1:1

ぐらいだった
しかし
年々歳々状況が厳しくなって
後半は
限りなく

 3:0:0

に近いブルーな釣りだった
釣れなくなった原因は色々あるが
書いても仕方のないことなので
ここでは書かない

釣りに行かなくなって十年になる
もう一度_B_O_N_を釣ってみたいか?
というと
正直なところ
釣ってみたい気持ちが半分で
どうでもいいというのが半分である

by ikasasikuy | 2011-11-30 07:40 | 漁具概論 | Comments(4)
2011年 11月 29日
Rock Stock Magazine
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Rock Stock Magazine
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夜遅く次男が来た
なんだと訊くと
国民年金の払い方がわからないと言う
いままで母親が肩代わりして払っていたらしい
知らなかった
これからは自分で払うと言う
あたりまえだ

CDをくれた
まだやっているのかと訊くと
まだやっていると言う
前にきたときにもらったやつがあるからいらないと言うと
これは新しいやつだという
なるほど
前のと見比べるとすこしちがう
まえのはまだ聴いていない

アルバイトをやめて
別のアルバイトをするつもりだと言う
好きにすればいい
ざる蕎麦と葱焼きと柿を食べて
珈琲を二杯飲んで夜遅く帰っていった

by ikasasikuy | 2011-11-29 07:49 | 民族音楽 | Comments(2)
2011年 11月 28日
Banana an-pon-tan
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Muddy Waters "Banana An-pon-tan"
Weight:60.6g, Length:100mm, Hooks:#1/0



これも
バナナだ

 さつま芋じゃないのかという指摘もある

トップウォータージャンキーの "Fat Boy" のような
木の塊みたいなプラグが欲しかった
じゃんけんの「グー」みたいな
ゴツいやつが欲しかった
名付けて

 「バナナ・アンポンタン」

キュウヨシへ持っていくと
内藤賢二がこれであっさりバスを釣ってしまった

 「つ、つれるんや・・・」

ボクも何度か投げてみたが
肩、肘、手首がもたなかった
関節という関節がギシギシ鳴った
なにしろ2オンス以上ある
ふつうの竿では投げられない
そこで
古いグラスの投げ釣り竿を改造して
これを投げるためだけのロッドを作ったが
結局一匹も釣れなかった
ただしこの竿
その後「船蛸竿」として大活躍する

結局
世間の失笑を買っただけで
生産終了

by ikasasikuy | 2011-11-28 07:11 | 漁具概論 | Comments(6)
2011年 11月 27日
Banana
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Muddy Waters "Banana 222" Red Head Granite
OLYMPUS E-410



泥水本舗の看板ルアー「バナナ」だ
昭和56年の夏から
大小あわせてもう何百本も削ってきた
いや
もっとかもしれない
千本ぐらいは削った気がする
義経千本桜だ

 意味がわからないという指摘もある

気に入って使いすぎてボロボロになった一本
ウレタンに浸け直したら重くなって動きが悪くなってしまった
「おはらいばこ」
と書かれた箱から出てきた

アタマを真紅に
ボデーを御影石(墓石)に塗った
"Red Head Granite"
赤頭墓石である


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「バナナ赤頭墓石」とその「ミニパッチ」

同じバナナでも
アンツが作ったミニパッチはいい仕事をするけどなぁ

ところで

 チンドンスティックはいつ作るのだという声もある

いま
それを考えていたところだ

by ikasasikuy | 2011-11-27 06:34 | 漁具概論 | Comments(4)
2011年 11月 26日
姫路B−1グランプリ
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B−1グランプリ
今年で6回目だそうである

ひとがたくさん集まる場所はきらいだが
どうしても食べてみたいものがあって
でかけることにした

姫路駅に着くと
姫路城に向かって長い行列ができている
なんだこれは

 参勤交代か
 はたまた討ち入りか・・・

ただし
姫路城は天守閣の改修工事で
インチキ宗教のサティアン状態になっている

ぞろぞろぞろぞろぞろぞろぞろぞろ
ぞろぞろぞろぞろぞろぞろぞろぞろ

ろうにゃくにゃんにょ
ろうにゃくにゃんにょ

ぞろぞろぞろぞろぞろぞろぞろぞろ
ぞろぞろぞろぞろぞろぞろぞろぞろ

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ひとはだれも
脇目も振らず
姫路城をめざして歩いている
これがぜんぶB−1グランプリ会場に向かっているのか・・・

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ぞろぞろぞろぞろぞろぞろぞろぞろ
ぞろぞろぞろぞろぞろぞろぞろぞろ

おそろしい人数だ
民族大移動だ・・・

ぞろぞろぞろぞろぞろぞろぞろぞろ
ぞろぞろぞろぞろぞろぞろぞろぞろ

人波をかき分けつつ会場に着くと
チケット売り場に並ぶ列に遭遇する

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そうか
まず
チケットを手に入れなければイケナイのか


行列に並んでゲット
一冊1000ヱン
100ヱン券×10枚つづりだ

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それにしても
ひとが多すぎる
親とはぐれて泣きわめいている子供がいる
現在地を携帯電話で連絡しあっているやつもいる

おっ!
いい匂いがするぞ
と思ったら

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ボクの故郷
岡山県の津山のホルモンうどんだっちゃ(仙台弁)

しかし
めあてはこんながではない(福光弁)
まずは
秋田の「男鹿しょっつる焼きそば」だっちゃ(もういちど仙台弁)

案内所で詳しく教えてもらう
聞けばぜんぜん違う場所だった
人波をかき分け秋田を目指す

あった!

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「男鹿しょっつる焼きそば」
のプラカード発見!
10分待ちらしい
他は20分とか30分とか
男鹿はあんまり人気ないのかもしれない

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最後尾に並ぶ
10分ならなんとか我慢できそうだ
iPodでロバートジョンソンを聴きながら
のんびり待つ

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だんだん順番が近づいてきた・・・
と思ったら
じつは
列はもう一周していた

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おっちゃんは
脇目も振らずしょっつる焼きそばを焼いている
麺とキャベツだけ
魚介類はあと乗せのようだ

待ち時間10分のところ
結局20分ほど並んでようやくゲット

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_u_m_u_m_u_
見た目
めちゃくちゃシンプル
量も少なめに設定してあるのか・・・

うわ!
なんじゃこりゃ!

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とつぜんなまはげ出きたら
びっくりして焼きそばひっくり返してしまうやろ


御味は
じつに潔い味であった
タイで食べたパッタイの麺を小麦のしっかりした麺にした感じ
日本地ソース学会といしてはいささか残念ではあるが
悪くない
悪くない
でももっとキャベツ入ってたらなぁ
と思う

さて
つぎは福島県へ急がねばならない
福島県双葉郡浪江町の「なみえ焼そば」だ
「焼き」のおくりがなの「き」はない

これがまた
どこにあるのかさっぱりわからない
ひとに訊ね訊ね・・・
うろうろ探しまわっていると
なんだ
こんなとこにあるでないでー(阿波弁)

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うわ
こっちは30分待ちか
さっきは10分待ちで20分待ったから
こっちはヘタすると1時間待ちか・・・

思案していると

こんなやつが現われて
食欲をそそる

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よくみると
かなり疲労困憊している様子だ
立ちっ放しでしんどいやろ
わかるよきみ

並ぼうかどうしようか迷っている間に
ひとはどんどん入国審査場に入っていく
よし
並ぼう

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まず
入国ゲートに4列になって並ぶ
ここで厳重な入国審査が行われ不審者は強制退去だ

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審査にパスしたら
入国許可証がもらえる
いわゆるパスポートである
浪江焼麺太国 太王・・・て?

並んではみたものの
男鹿しょっつる焼きそばの三倍以上の列が出来ている

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_u_m_u_m_u_
これ
今日中に食えるのか・・・

途中で
入国許可証にスタンプを押してもらう

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これで
文句なしに入国可能になるらしい
しかし
列の先頭はまったく見えない
ほんまに
今日中に食えるのか・・・

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並ぶこと数十分
ようやくゴールが見えてくる

ボクのすぐ後ろに並んでた
厚かましそうなおっさんが堂々と順番ぬかし
いつのまにかボクの前に並んでいる
マナーの悪いひとはイヤやね

ゴール前には
テレビの取材も来ていた
インタビュを受けているのは国王か

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福島県浪江町
やっぱり注目度高いねんなぁ・・・

 おっと
 こっち写さんといてや


思っていると
ボクの目の前で

 「売り切れましたー」
 「えー、そんなあほなー」

というわけで
最後の一皿は順番ぬかしのおっさんが持っていってしまった

 「だいじょうぶです、すぐに新しいのを焼いていまーす」
 「あーよかったー」
 「焼きたての方が美味しいですよー」
 「そらよかったー」

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待つ間
こんなおねえさんたちとお友達になったりして

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 「福島からきたの?」
 「はいそうでーす」
 「べっぴさんばっかりやんか」
 「あははー、なみえ焼そばに投票してくださいね」
 「あたりまえやんかそんなもん」
 「はい、焼けましたー」


10分余分に待って
焼きたてほやほやのなみえ焼そばゲットである

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たしかに
麺はびっくりするぐらい太い
ふつうのうどんと同じぐらいだ
具はモヤシとわずかな肉片(たぶん豚肉)だけ
これまたシンプルでなかなか潔い


御味の方は
麺の食感は抜群だが
ソースは平凡
もう少しスパイシーなソースにするとよくなると思う
肉も本当はもっといっぱい入っているんだろうなぁ
もちろん
グランプリの投票はなみえ焼そばだ
(結果は惜しくも第4位だったらしい)

チケットが4枚余ったので

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こんなもので帳尻を合わせたりして
とっとと会場を後にした

これは
道路を挟んだ隣の会場の様子

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静岡県の「富士宮焼きそば」に並ぶ列は
場内を5〜6周していた
待ち時間は
「並べません」
だった
つまり
もう並ぶスペースがないということだ

姫路駅に向かう
みゆき通り商店街も
ふだんは閑散としているのに

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このとおり
この日は大盛況だ
経済効果絶大のB−1グランプリだ

会場内にもあったが
駅前にも
「待ち時間一覧表」があった
刻一刻と変わる待ち時間を掲示している

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「行列制限」というのは
もう並ぶスペースがないブースだ
つまり、最後尾は1時間以上待つ計算になる
おっ
富士宮焼きそば50分になっている


二日間の総集客数51万人
姫路市の人口54万人(外国人含む)


もんじゃ岡本デザイン風
スタッフジャケット

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さて
第7回「B−1グランプリ」
来年はどこで開催されるのだろう
ボクは行かないけれど



今回出展された全国各地のB級グルメは下記のとおりである

青森県八戸市「八戸せんべい汁」
長崎県大村市「大村あま辛黒カレー」
長野県伊那市「伊那ローメン」
静岡県三島市「みしまコロッケ」
岡山県備前市「日生カキオコ」
宮崎県延岡市「延岡チキン南蛮」
愛媛県今治市「今治焼豚玉子飯」
岡山県真庭市「ひるぜん焼そば」
北海道北見市「オホーツク北見塩やきそば」
青森県十和田市「十和田バラ焼き」
神奈川県湯河原町「湯河原名物たんたんたぬきの担々やきそば」
宮城県登米市「登米・油麩丼」
三重県亀山市「亀山みそ焼きうどん」
神奈川県南足柄市「足柄まさカリー黄金(きん)のポット」
大分県日田市「日田やきそば」
岩手県久慈市「久慈まめぶ汁」
兵庫県姫路市「姫路おでん」
神奈川県厚木市「厚木シロコロ・ホルモン」
秋田県横手市「横手やきそば」
秋田県秋田市「秋田かやき」
愛知県豊川市「豊川いなり寿司」
山形県河北町「かほく冷たい肉そば」
三重県四日市市「四日市とんてき」
広島県府中市「備後府中焼き」
千葉県勝浦市「勝浦タンタンメン」
福岡県久留米市「久留米やきとり ・ダルム」
静岡県浜松市「浜松餃子」
秋田県仙北市「あいがけ神代カレー」
長野県駒ヶ根市「駒ヶ根ソースかつ丼」
京都府伏見区「伏見稲荷寿司」
高知県須崎市「鍋焼きラーメン」
静岡県富士市「富士つけナポリタン」
宮城県石巻市「石巻焼きそば」
山梨県甲府市「甲府鳥もつ煮」
大分県佐伯市「佐伯ごまだしうどん」
秋田県男鹿市「男鹿しょっつる焼きそば」
三重県津市「津ぎょうざ」
静岡県静岡市「静岡おでん」
島根県出雲市「出雲ぜんざい」
埼玉県行田市「行田ゼリーフライ」
鳥取県鳥取市「鳥取とうふちくわ膳」
青森県黒石市「黒石つゆやきそば」
群馬県太田市「上州太田焼そば」
兵庫県明石市「あかし玉子焼」
福島県浪江町「なみえ焼そば」
岐阜県郡上市「奥美濃カレーひっちゃく棒」
静岡県裾野市「モロヘイヤ入りすその水ギョーザ」
北海道富良野市「富良野オムカレー」
長崎県雲仙市「小浜ちゃんぽん」
岡山県津山市「津山ホルモンうどん」
静岡県袋井市「袋井宿たまごふわふわ」
岩手県岩手町「いわてまち焼きうどん」
岩手県北上市「北上コロッケ」
福岡県北九州市「小倉焼うどん」
静岡県富士宮市「富士宮やきそば」
岐阜県郡上市「めいほう鶏ちゃん」
秋田県由利本荘市「本荘ハムフライ」
山梨県大月市「大月おつけだんご」
岐阜県各務原市「各務原キムチ鍋」
神奈川県三浦市「三崎まぐろラーメン」
青森県青森市「青森生姜味噌おでん」
静岡県西伊豆市「西伊豆しおかつおうどん」
兵庫県高砂市「高砂にくてん」
これ以外にも
グランプリ対象外で出展しているのもたくさんあった


しかし
それにしても
これだけたくさんあるとは思いもしなかった

ところで
特筆すべき点がなにもない「尾道ラーメン」が
全国区になっているという摩訶不思議な現実を目の当たりにして
ふと思ったギモンだが
これらはみな
提供する店が町のあちこちにあって
なおかつ地元の人々に認知され、常時食されているのだろうか
穿った見方をすれば
参加団体が観光協会や商工会議所がらみの民間任意団体である
町おこしに便乗した「ゼニモーケ」のニオイがしなくもないのである
尾道を訪れるひとの多くが尾道ラーメンに期待している点を看ても
過剰な煽りは返って仇になると思う
それと
もうひとつ気になったことは
伝統的な郷土料理の多くがB級グルメ扱いで出展されていることだ
これらの料理はもっと大切にしてほしい気がした
また
その逆に
B級グルメ天国である大阪、東京、沖縄からは
一切参加がないところも興味深い
たこ焼き、もんじゃ、タコライスは皆無だった


ところで
「B-1」という言い方
自動車レースの「F1グランプリ」からきているのだと思うが
本来の「F1」はフォーミュラーワンの意味で
「1」はナンバーワンの「1」ではない
レースのカテゴリーの一つを表しているのだ
しかし
ニッポン人はこういうのに便乗してもじるのが大好きな民族で
「K-1 グランプリ」「M-1 グランプリ」「B-1 グランプリ」というふうに
いまでは
「A」から「Z」まですべてにグランプリがある
しかもアルファベット26文字では足りず
重複する場合も多い
例えば
「Z-1グランプリ」など

 絶叫映画王座決定戦
 雑巾がけレース選手権
 主婦が考える生活「雑貨」大賞
 銭形平次のパチンコ大会

かぶりまくっている・・・
こうなってしまっては
もうユーモアの欠片も感じないのである
もう
あほくさいやら
なさけないやら
こんなとき
ボクはふとニッポン人をやめたくなるのである

ああ
パプアニューギニアへでも逃げ出したい

by ikasasikuy | 2011-11-26 07:46 | めん類学 | Comments(19)
2011年 11月 25日
くらしき
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倉敷美観地区
OLYMPUS E-410



倉敷は
白壁の町並みが美しい観光都市だ
古い建物を意図的に大事に使っている
ヨーロッパの都市など
数百年も前の建築物を建て替えず今も使い続けている
勿論意図的にである
それが都市の本当の姿だ
東京や大阪も見習ってほしかった・・・と
今となっては
もうどうにもならないことだが
中之島の大阪市役所を見るたびに思う

 倉敷はクラシックな町だ・・・

むむむ
ベタ過ぎるか

いや
案外面白いかも・・・

よし
コレでいこう

 倉敷はクラシックな町だ

やっぱりあかんか


そんなわけで


    倉敷写真


      尾道写真はこちらから

by ikasasikuy | 2011-11-25 06:43 | 大衆社会学 | Comments(10)
2011年 11月 24日
オミクジストの秋
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阿智神社本殿
OLYMPUS E-410



倉敷の阿智神社へ御神籤を引きに行く


もともとは
B−1グランプリで
東北地方の焼きそばを食べに姫路へ行ったのだったが
そのついでにと
隣の県の岡山の倉敷へ立ち寄って
また
そのついでに
そのまた隣の広島県まで足を延ばした次第である
まあ
やや計画的とはいえ
ほぼ思いつきであった


 「おみくじひきます・・・」

あら?
返事がない
社務所は無人のようだ
本殿では七五三の神事が行われている
そうか
そっちの方が忙しいのか
御神籤の入った箱に
貼り紙があった

 おみくじ一回百円
 お金を入れたら
 この箱から一枚引いてください

うわ
手動式無人販売機だ
百円入れて一枚引く
本来なら
ここで
「出ませんよー」とか
「子ぇの千三百六十五番です」とか
「うっわー!スカです」とか
いろいろお決まりのセリフがあるのだが
無人販売機ではいた仕方がない

さっさと引いて
とっとと帰ることにする

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結局
第六番「吉」だった
つまり「スカ」だ
でも安産で良かった




尾道では
まずロープウェイで千光寺へ行った

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千光寺鐘楼


目が眩むほど高いところにある寺だ
さっそく
おみくじを引く

なんと
ここも手動式無人販売機だった
なんということだ
せっかく用意していたセリフが台無しじゃないか

さっさと引いて
とっとと帰ることにする

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結局
第三十七番「末吉」だった
かんぺきなスカだ
でも
オマケに弁天さんが付いていた

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純金の弁財天だ

 メッキだという指摘は特にない




その三日後
艮神社へ参詣した
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艮神社本殿


艮神社は「うしとらじんじゃ」と読む
隣町の福山市にも同じ名前の神社がある
向こうの方が大きいので本家だと思う
こっちは分家か支店か・・・
人気のない神社だ
なんとなくいやな予感がしていたが
あんのじょう
ここも手動式無人販売機だった
まあ
この規模の寺社では
巫女さん一人雇うのは難しいのかもしれない

さっさと引いて
とっとと帰ることにする

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結局
第三十九番「吉」だった


他にも何ヶ所か神社へ行ったが
御神籤はなかった
結局、倉敷・尾道と
三連敗に終わった
中日りゅうちゃんずもいいところまでいったのに
本拠地三連敗が響いた
サッカーは北朝鮮なんかに負けるし
ああ
ついてない人生だったなぁ

by ikasasikuy | 2011-11-24 06:13 | 宗教民俗学 | Comments(2)
2011年 11月 23日
尾道ビーグル
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尾道B級グルメツアー
OLYMPUS E-410



尾道と言えば
ラーメンとお好み焼きだ
それ以外にも美味いものはいっぱいあるが
とりあえずこの二つはおさえておかねばならない

 別にむりにおさえなくてもいいという指摘もある

さて
尾道ラーメンの定義は

 鶏ガラスープに炒り子出汁を加えた醤油味
 歯応えのある平打ちの細麺
 具材は叉焼、青葱、麺媽、それに豚の背脂

であるらしい

「食べログ」
というわけのわからないサイトのランキングによると
尾道ラーメンの第一位は「M」で
第二位は「S」らしい


まず
行列ができることで有名な
尾道ラーメンランキング第2位の「S」からいってみる

有名店のわりに地味な店構え
それに行列できてないし・・・
しかし
中に入ってみると狭い店内は超満員
大勢の客をさばいているのはよく肥えたおばちゃんで
中でラーメンを作っているのはおっさん
壁三面がカウンターで真ん中にテーブルが二つ
ぎゅうぎゅうに詰めると20人ぐらい入れそう
見ていると客と客がくっついて食べてる
右隣が左利きだと食べにくい
待たされるのはいやだなぁと思っているうちに
回転が速いのですぐに空席が出来る
メニューは「中華そば」「焼きそば」「雲呑」「餃子」の4種類だけ
お腹がすいていたので中華そば(550ヱン)の他に餃子も注文する
代金は先払いになっている
食い逃げするやつが多いのだろうか?
回転が速いのですぐに出来上がって運ばれてくる

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うわ
なんだこれは
丼全面にものすごい量の背脂が浮いてる
子供の頃に甲子園浜海水浴場に浮いていたコールタールを思い出す
スープを飲んでみると
う、うまい
しかし
すぐに背脂が襲いかかってくる
くちびる、舌、歯、うわあご、ノドの奥にまで絡み付いてくる
テレビのB級グルメレポーターなら
「脂っこく見えるけど意外とさっぱりしてます」
などと言うところだ
してないしてない
コテコテだ
麺媽は小さくてぐにゃぐにゃだし
それに
出汁がちょっとからいすぎる
これ
あとでのどがかわくし胸やけすると思う・・・
それに餃子は要らなかったなぁ

ーーーーーーーーーー

次に
ランキング第1位の「M」へ行く(別の日)
尾道に着いてすぐにこの店の前を通ったら
店の扉が開いて中から太った男女7〜8名が出てきた
たぶんデブのB級グルメツアーだ
すぐさま表で待っていた数人が店に入る
_u_m_u_m_u_
ここもすごい人気なんだなぁ
みんな
あのインチキくさい人気ランキングをみて来るんだろうなぁ

 オマヱも同じだろという指摘もある

たしかに・・・
この店
商店街に面してるのに
入口は狭い路地にあるというところが面白い

遅い昼
狭い路地から店に入ると
なんと客はだれもいなかった
休みか?
と思ったら
店の奥から「いらっしゃいませー」の声
なんだやってるのか
作っているのはおっさん
壁に貼られたメニューを見ると
うどんやそばもある
中華そば大(550ヱン)を注文する
他に客がいないからか
すぐに出来上がってくる

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ん?
背脂なんかどこにも浮いてないし
美味しそうに見えない
というより「不味そう」だ
濁った鶏ガラ醤油味
まずスープを飲んでみる
_u_m_u_m_u_
魚介系の出汁がよく効いてる
炒り子か・・・
「S」のようなインパクトはないが
ぜんぜんしつこくない
ボクにはちょうどいい塩梅だ
麺は平打ちの細麺で歯応えも申し分なし
麺媽がコリコリしてうまい
見た目とちがうなぁ・・・
この味ならラーメンにうるさいゾンさんも納得するだろう
しかし
これが尾道ラーメン第1位なのか・・・と思うと
期待外れ感は否めないのであった

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さて
次はお好み焼きだ

尾道のお好み焼きの特徴は
基本は広島焼きで
具材に砂ズリやイカ天を入れるところにある
それ以外にこれといった特徴はない

これも食べログのわけのわからないランキングで
堂々第1位の「M」へ行ってみる
暖簾が出ているので店は開いているのだが中は薄暗い
食べ終わった客なのか
はたまた店の従業員なのか
年寄り6〜7人が足を投げ出して談笑中
ぜんぜん商売気なし
タバコの煙は充満してるし
「老人憩いの家」か・・・
いくらなんでもこんな店では・・・
すぐに退散

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次に行ったのは
ランキング第7位の「I」
(2位から6位は場所が遠すぎるのでパス)
場所は尾道中央商店街
入口の狭い奥に細長ーい
いわゆる鰻の寝床みたいな店で
タテに長ーいL字型の鉄板カウンター
客は観光客風のおばはん2人
焼いているのは腹の出たおっさん
照明が暗いからかとても陰気な雰囲気
ボクの方をちらっと見たが
「いらっしゃい」
も言わない
なんという愛想の悪いおっさんの店だ

 「尾道焼き!」
 「ハイハイ」
 「ビール!」
 「ハイハイ」

「ハイ」は一回でいい

店のおっさんはとても草臥れている様子だ
それはまあいいとして
このお好み焼き
皿に乗って出てきた

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目の前に鉄板があるのになぜだろう・・・
みると先客のおばちゃん2人も皿で食べている
尾道ではお好み焼きは焼きながら食べるものではないのだろうか・・・
半分ぐらい食べたところですっかり冷めてきて
ぜんぜんおいしくなかったことは言うを待たない
これで830ヱンはぜんぜん納得できない
ちなみに
使用ソースは「カープソース」であった

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次は
ランキング外のお好み焼き屋「D」へ行ってみる(別の日)
人気ランキング50位にも入っていないということだが
もともとアテにならないランキングなので心配は要らない
店内はL字型の鉄板カウンター席とテーブル二つで
店内は明るい雰囲気
焼いているのはやっぱりおっさんだ
「尾道焼き」というメニューがないので
まずお好み焼きを注文して
トッピングする具をあとから追加注文するシステムだ
月島のもんじゃに似ている
そばと砂ズリとイカ天を注文したら650ヱンになった
できあがると
皿で食べるか鉄板で食べるかを聞いてくれる
もちろん天板だ

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焼き方はヘタクソだが
やっぱり鉄板で食べると味も格段に違う
それにおっさんは人相は悪いけど愛想がいいし
だんだかんだしゃべりながらビール2本飲んでしまった
なお
使用ソースは「オタフクソース」であった

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というわけで
尾道ラーメンも尾道焼きも
全国的知名度のわりにナニであることがわかった




   尾道冩眞

by ikasasikuy | 2011-11-23 06:15 | めん類学 | Comments(8)
2011年 11月 22日
かわぐちかいじ
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尾道市立美術館
OLYMPUS E-410



尾道の美術館へいった
日本画家の展示だと思って入ってみたら
それは次回で
今は
「かわぐちかいじ展」
だという

 だれそれ?

どうやら
尾道出身の漫画家らしい

館内は

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になっているので
展示内容は入場料を払って観ていただきたい(700ヱン)

美術館の外観は
表からみるとこんな感じで

c0120913_13343649.jpg


裏からみるとこんな感じだ

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表と裏がぜんぜんちがう
二重人格かもしれない

もともと漫画に興味がないので値打ちがわからない上に
言葉や文章ではうまく伝わらないと思うが
ものすごい数の原画や下絵
作業現場の様子などが展示されていて
一作の漫画を描くのに
どれほどの地道な作業を要するかがよくわかった

 漫画てたいへんなんやなぁ

ほんとうにそう思った
作者のかわぐちかいじはボクと同世代だ
つまり
もうかなり草臥れているのだ

美術館のポスターはこんな感じだ

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ついでに
おのみち歴史博物館へいった

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 おのみち歴史博物館
 OLYMPUS E-410

小さな博物館だった
美術館の十分の一もない
ここでも

「かわぐちかいじ展」

をやっていた
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内容はほぼ同じで
スケールを1/10にした感じだ
両方観る必要はないかもしれない

もちろんここも

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である

目を引いたのは
美術館にはリッケンバッカーが
博物館にはグレッチが
それぞれ一本づつ展示されていたことだ

これはたぶん
かわぐちかいじの作品
「僕はビートルズ」
に因んだものだと思う
いあや
もしかしたら
実際にかわぐちかいじはビートルズだったのかもしれない
尾道中央商店街は
朝から晩までビートルズがBGMで流れっぱなしだった

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ボクは急にリッケンバッカーが欲しくなった


博物館のポスターはこんな感じだ

c0120913_100499.jpg

町中にこのポスターが貼られていた


美術館に
休憩用のラウンジチェアが色々置いてあった
何脚か試し座りをしてみた
イームズの木の椅子に座ってみたら
「ピタッ」と体がはまった


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ボクは急にイームズの椅子が欲しくなった

 なんでもすぐに欲しがるなという指摘もある

by ikasasikuy | 2011-11-22 07:52 | 文化人類学 | Comments(6)
2011年 11月 21日
坂と階段の町
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坂道
OLYMPUS E-410



尾道の町は
坂道と階段でできている
海のすぐ後ろが山なので
わずかな平地に商店や住宅が密集しているが
寺や神社はそれらを見下ろす山の中腹にある
駅前で尾道観光マップをもらって
古刹巡りをしてみる
二十三寺、六神社を一気に巡る

下から見上げると
はるか頭上に寺の大屋根や山門、尖塔が見える
あんなところまで自分の足で上れるのだろうか・・・

上ってみた
上れた
上れたけれど
ふらふらになった


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階段
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ふらふらになりながら歩いていると
脇を
スタスタスタスタスタスタ
スタスタスタスタスタスタ
スタスタスタスタスタスタ
坂道や階段を
ものすごいスピードで上り下りしているやつがいる

 鳥だ
 飛行機だ
 いや・・坊主だ

尾道のぼんさんはみな
足腰が丈夫にちがいない


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西国寺の参道
OLYMPUS E-410



西国寺の階段を一気に上がった
死ぬかと思った
宝塚の中山寺には
エレベーターとエスカレーターがあるのに
ここらの寺や神社はサービス悪いなぁ


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天寧寺三十の塔
OLYMPUS E-410



天寧寺の三重塔の階段を
ゴミ袋をもったおばちゃんがスタスタ上っていく
おばちゃんといってもボクより若いけど


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御袖天満宮
OLYMPUS E-410



御袖神社の参道で
白人の青年に抜かれた
彼は息も切らさず階段を駆け上がっていく
狭いニッポン
そんなに急いでどこへ行く


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下り坂
OLYMPUS E-410



下りは楽だ
こんなに楽なら
人生ずっと下り坂でもいいなぁ

by ikasasikuy | 2011-11-21 06:16 | 地理学 | Comments(8)