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2012年 01月 31日
wandering kobe 2012
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左:神戸海岸ビル、右:商船三井ビルディング
OLYMPUS E-410



六甲の山の端に雪雲がかかる寒い日
久しぶりに神戸を徘徊する

 久しぶりではないという指摘もある

神戸は地震で多くの古い建物を失ったが
生き残った建物もある
海岸通の商船三井ビルディングはむかしのままだ
左の海岸ビルも生き残ったが
屋根の上に新しいビルを載せてしまった
古い建築物を残しつつ
狭い土地を有効利用する手段なのか

しかし
美しくない
まったく美しくない
雰囲気をぶち壊している
これを設計した建築士はこれが「ステキ」と思っているのだろうか・・・


地震で倒壊してしまった建物で
その一部分だけを残しているのもある
地下鉄「みなと元町駅」だ


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地下鉄「みなと元町駅」
OLYMPUS E-410



この駅舎
一見立派な煉瓦造に見えるが
じつは外壁だけだ
壁の向こうは駐車場になっている

地震で崩壊した旧第一銀行神戸支店の
南側と西側の外壁だけを補強して昔のままに残したらしい
南西方向から見ると立派な建物に見えてしまう
こういうのを「ステキ」と言うのだ

みなと元町駅の動画を見つけた
ちらっと写っているコンビニが「am/pm」だが
いまは「ファミリーマート」になっている


メモリアルと言えば
神戸港の岸壁を
地震で崩れた状態のまま保存している公園がある


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神戸港震災メモリアルパーク
OLYMPUS E-410



液状化で地盤が沈下し
激しい揺れで岸壁がバラバラに砕けてしまった
すでに復興してその痕跡すら見せない神戸の町だが
こういうふうに
意識して地震の恐ろしさを後世に伝えているところがもある


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大きく左右に傾いた街灯が物悲しい

思い出したくない思い出だが
忘れてはいけない思い出だ



【本日の徘徊コース】
 皆様食堂
 リードマン
 淳久堂
 L.L.Bean
 神戸港
 コーナン
 湊川公園
 グリル一平


by ikasasikuy | 2012-01-31 06:14 | 大衆社会学 | Comments(6)
2012年 01月 30日
そばめし
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ときちゃん
fuji finepix z33wp



真夜中
腹が減ったときに
脳裏をよぎるモノのひとつにそばめしがある

そばめしは
神戸長田の名物だ
昔むかし
客の工員が持ち込んだ弁当の飯を
焼きそばといっしょに鉄板で焼いたのが始まりという
したがって
家でも簡単にできる
ただし
うまいそばめしを作るのは難しい

うまい店のそばめしは
うまい
そんなわけで
またときちゃんへいってきた
"Wogey"が「うまい!」と言ったときちゃんのそばめしだ
あの"Wogey"が


  "Wogey"にあのもこのもないという指摘もある

朝から何も食べてなかったので
貪るようにして食べた
ああ、うまかった
よし
またいこ

by ikasasikuy | 2012-01-30 07:57 | めん類学 | Comments(8)
2012年 01月 29日
Muddy Waters News
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"Ching Dong Stick 2012"
OLYMPUS E-410



製作が大幅に遅れているが
鋭意製作中である
現在リグ穴と目穴が開けられた状態で
作業は止まっているように見えるが
この後下地の漆を塗る予定で
三月下旬には出



ん?

by ikasasikuy | 2012-01-29 07:43 | 漁具概論 | Comments(6)
2012年 01月 28日
冬の植物誌(熊笹)
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熊笹
OLYMPUS E-410



クマザサは
熊が出るような山の中に生える笹だ
北海道の別荘地を
現地も見ずに安い値段で買ったひとが
次の夏を待って見に行くと
買った土地はすっかりクマザサに覆われていて
土地の境界もわからず
とても別荘を建てられるような場所ではなかったと言う
熊と共存できない町のニンゲンが住む場所ではないということだ
転売するにも買い手がつかず
毎年固定資産税だけを納め続けている
安い土地を買ったつもりが
結局高い買物になった
安物買いの銭失いとはこういうことだ

去年の秋
わずか三ヶ月の間に安いカーナビを2台買った
1台は1万円台後半で
もう1台は1万円を切っていた
冗談かというぐらい安かった
前者は二ヶ月、後者は二週間で壊れた
値段相応の使用期間だった
これも安物買いの銭失いの代表的な例だと思う

さて
クマザサだ
最近は庭にクマザサを植えて
葉を愛でる趣味のひとが増えているらしい
たしかに白の隈取りが入った葉は美しいけれど
たぶん
美観より手間がかからないからだと思う

クマザサのエキスを薬として売っているらしい
各種成人病に効くと言う触れ込みだが
科学的根拠はないそうだ
まあ
病は気からと言うし
溺れるものは藁をもつかむと言うし

by ikasasikuy | 2012-01-28 07:13 | 植物学 | Comments(4)
2012年 01月 27日
ヨシノソース
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ヨシノソース
OLYMPUS E-410



ヨシノソース
四国(香川県高松市仏生山)のソースだ

いままで
大勢のひとから

 「ヒシウメもヱヱけどこれもいけるで」


教えられて
何種類も試してみてきたが
いちどもヒシウメを超えるソースに出会わなかった
それを
こんどは

 「ヒシウメは好きではない」

と仰る御仁のオススメだ
したがって
申し訳ないが
まったく期待をしていない

探してみたが
近所に売っていないので
直接製造元にメールを送ると
次の日に届いた
迅速な対応だ

さっそく開栓して
テイスティングをしてみよう・・・と思ったら
なんと
ボトルを逆さまにしてもソースが出てこない
かたまっているのか?

思うと
しばらくして大きな一滴が

 ボトッ

と出てきた
なんだこれは
いままでに見たこともない

 黒い塊

これがとんかつソースなのか
ゲル状にもホドがあるぞ
ブルーベリージャムとほぼ同等の粘度だ
一滴出たあと続いて出てくるかと思ったが
ぜんぜん出てこない
ボトルを逆さまにしたまま激しく上下に振ると
ようやく

 ボトッ
 ボトッ


何滴か塊が出てきた

舐めてみる
_u_m_u_m_u_

推薦者は

「酸味と甘味のバランスがよい」


仰せだが
ボクには甘味が強い
ところが
甘味が終わりかけたところで
ピリッと辛味がくる
かなりスパイシーだ
これが甘味を消してくれる
酸味はほどよい
たしかに全体のバランスは悪くないなぁ
ところでこのヨシノソース
口の中に入ると不思議なことに
ネットリドロドロ感が消えてサラッとなる
そうそう
赤鱏を煮付けにしたときにできる「煮凝り」の食感に似ている
なるほど
これは温度差だ
冬はこんなふうにドロドロだが
夏は最初からサラッとしているのではないだろうか
そんなわけで

 金紋
 パロマ
 星トンボ

のときのような
一口目からのがっかり感はない
むしろ期待が膨らむ味だ

さらに
ヒシウメとなめ比べてみる
それぞれ二回づつ
かわりべんたんかわりべんたんになめてみる
ヒシウメと比べても旨味そのものに大きな遜色はない
_u_m_u_m_u_
こいつなかなかやるなぁ


お好み焼きを焼いて
試してみる

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  画像右下あたり・・・垂れずにこの状態でグッと踏みとどまっている


塗りにくい
いつも使っている「お好み焼き専用ハケ」では
うまく全体に伸び広がらない
スプーンの裏側を使って押し広げていく
鯖節粉と青海苔だけで食べてみる

 「うまい」

さすがは
食べ物を生業にしている男が言うだけのことはある
久しぶりに「アタリ」くじを引いた気がした
もし
ヒシウメがこの世からなくなったら
これでもいいかなという気がしている

しかし
それにしても
このソースをうまいという御仁が
なぜヒシウメタマリソースが嫌いなのだろう
まあ
味覚は千差万別だから
深く追求することでもないような気もするが・・・

by ikasasikuy | 2012-01-27 07:44 | 日本地ソース学会 | Comments(4)
2012年 01月 26日
Ching Dong Banana
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Muddy Waters "Ching Dong Banana"
Weight:31.3g, Length:100mm, Hooks:#1/0





バナナチンドンバグを合体させてみた
名付けて

 「チンドンバナナ」

なんと安直で短絡的なネーミングだ
自分でも情けなくなる

バナナチンドン
と言うひともいるが
それはちがう
チンドンバナナが正しい
モノを合体させて言うときは
後に来る方が本家だ
たとえば
「イヌワシ」は犬ではなく鷲である
「スズメバチ」は雀ではなく蜂である
「ゾウアザラシ」は象でなく海豹(あざらし)なのだ
つまり
「チンドンバナナ」は「チンドン」ではなく「バナナ」である
チンドンシステムを搭載したバナナということだ

 くだらない説明はもういいという指摘もある

たしかにくだらなかった

まあ
座興である
しかし
こういうのを作ってみたくなるのが
人情というものではないか
いわゆる

 合体の美学

である

チンドンバナナは
三つか四つ試作したと思う
結果から言うと
ぜんぶダメだった
使えなくはないけれど
動きも音も気に入らなかった
捨てようと思ったが
とりあえず最後の一個は埼玉へ送った

by ikasasikuy | 2012-01-26 07:35 | 漁具概論 | Comments(4)
2012年 01月 25日
Etta James
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Etta James



The Dreamer
"Cigarettes & Coffee"




エタジェームスが死んだ
"At Last"で全米を揺るがした
あのエタジェームスが死んだ
映画「キャディラックレコード」で
ビヨンセが熱演した
あのエタジェームスが死んだ

 エタジェームスにあのもこのもないという指摘もある

たしかに・・・

享年73歳だそうだ
もう少しで74歳の誕生日だったそうだ
そうか
もうそんなお歳だったのか
1938年1月25日ー2012年1月20日

薬物中毒
極度の肥満
アルツハイマー病
白血病
想像を絶する人生だったと思われる

2011年11月

The Dreamer

という新譜をリリースして歌手を引退した
その中の一曲
「煙草と珈琲」という曲を聴いてほしい
若い頃の迫力はないけれど
この貫禄はどうだ
この枯れた味はどうだ
6分もある長い曲を
息ひとつ乱さず歌い切るこの安定感はどうだ

そして
そのわずか2ヶ月後
2012年1月20日にエタジェームスは死んだ
病苦と闘いながら
歌姫は最後まで歌姫を全うし
またひとつ
ブルースの巨星が消えた

極めて残念である
心から冥福を祈る







The Dreamerをクリックすると
全曲30秒づつ試聴できる


by ikasasikuy | 2012-01-25 09:58 | 民族音楽 | Comments(14)
2012年 01月 24日
ALWAYS 三丁目の夕日 '64
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「ALWAYS 三丁目の夕日 '64」を観た
西岸良平の漫画「夕焼けの詩」の実写映画版である
今回の「・・・'64」は三作目になる
第一作(2005年公開)も
第二作(2007年公開)も劇場へ観に行ったので
今回も観なければいけないような気がして観に行ってきた

第一作は昭和33年が舞台だった
東京タワーが完成した年だ
今回はその6年後の昭和39年の話
東海道新幹線が開通し
東京でオリンピックが開催された年だ
東京オリンピックのとき
ボクは12歳(小学校6年)だった
ああ
なつかしいなぁ・・・
学校に1台しかないテレビを
ぎゅうぎゅう詰めの図書室で2クラスでみた
シロクロの小さなテレビを100人ぐらいで見るので
なにをやっているのかさっぱりわからなかった
どんな種目だったかもおぼえていない
おぼえてないけど
なつかしいなぁ・・・

三丁目の夕日シリーズ
たぶん今回が最終章だと思う(思いたい)
といいながら
何年かしてまた第四作が作られるかもしれない
なにしろ
映画は一度当たればいくらでも続編が出る
性懲りもなければ
節操もないのである
恥も外聞もなく「つづき」を作る
あの
勝新太郎、田宮二郎の名コンビの「悪名」も
第二作目で準主役のモートルの貞(田宮二郎)が殺され
ここで完結していたはずだ
ところが
ファンの要望に応えて第三作を作ってしまった
つまり
一回殺されたモートルの貞(田宮二郎)が
弟の清次に化けて甦るという無理な設定である
タイトルも
二作目の「続悪名」まではよかったが
三作目以降は
「新悪名」
「続・新悪名」
「第三の悪名」
「悪名市場」
「悪名波止場」
「悪名一番」
「悪名太鼓」
「悪名幟」
「悪名無敵」
「悪名桜」
「悪名一代」
「悪名十八番」
「悪名一番勝負」
「悪名縄張荒らし」

もうタイトルなんかもうどうでもいい状態だ
それに
内容もすっかりマンネリ化して
どれを観てもまるで同じような話になっている

  一応ぜんぶ観たけど

田宮二郎が死んで
勝新太郎も死んで
やっとこのシリーズも終わったと思ったら
2001年には的場浩二と東幹久で復活だ
しかも
「河内」と「八尾」のイントネーションがむちゃくちゃだ
いったいどこの地方の話だろうと思った
「河内」「八尾」が出てくるたびにさぶいぼ(鳥肌)がたった

悪名はまだかわいいほうで
「男はつらいよ」は48作も続いた
信じられないぐらいのロングセラーだ
主役の渥美清が死んだので
しかたなく打ち切りになったが
もし
渥美清が長生きしていたら
60作でも70作でも作ったにちがいない
しかし
これも映画が始まる前のテレビドラマでは
寅さんは沖縄でハブに噛まれて死んだはずだ
しかし
ファンの要望であっさり生き返った
まったく不思議な世界だ
この手法(やり口)は
ドイルのシャーロックホームズからずっと続いている

古今東西、映画人の体質は変わらない
一度爆発的にヒットするとついつい人気にすがって連作を作りたがる
だんだんピンボケになっていくのに気付きつつもついつい「つづき」を作ってしまう
観客も最初の感動を引きずったままついつい連作に飛びつく
面白くなくなってきたことに気付きつつもついつい変な期待をしてしまう
こうしてニッポンの映画は衰退していくのである
ダメぢゃん!


  ニッポンの映画人たちよ
  もうそろそろ続編をやめよう!

by ikasasikuy | 2012-01-24 09:07 | 大衆芸能総論 | Comments(11)
2012年 01月 23日
Like A Muddy




  マディーウォーターズ
  1915年ミシシッピ州に生まれる
  本名マッキンリーモーガンフィールド
  サンハウスやロバートジョンソンに憧れてブルースを始める
  1948年 "I Can't Be Satisfied" で一躍スターダムにのしあがる
  50年代のエレクトリックバンドブルース(シカゴブルース)の大立者となる
  ストーンズやクラプトンに影響を与える
  1983年イリノイ州で死ぬ
  享年68歳

    大立者=大物、主役、中心人物

  ナベちゃんが作ってくれたボトルネックで
  マディを演ってみる
  彼のギターには
  面白くて素敵なアイデアが詰っている
  しかし
  いくらマディを真似ても
  マディにはなれない
  黄色人種だからだ
  ニッポン人や中国人や朝鮮人やモンゴル人は
  (特にモンゴル人は相撲が強いけれど)
  どうやったって
  マディーウォーターズにはなれない
  もちろん
  黄色人種だけでなく
  それは白人も同じことだ
  ジョニーウィンターも
  キースリチャーズも
  エリッククラプトンも
  みな同じだ
  つまり
  ボクはマディにはなれないが
  クラプトンにはなれるということだ

    ちがうという意見もある

by ikasasikuy | 2012-01-23 06:24 | 民族音楽 | Comments(8)
2012年 01月 22日
ヘルメスソース
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ヘルメスとんかつソース
OLYMPUS E-410




関西地ソースの中でも
最も高級感溢れるラベルデザイン

 ヘルメスソース

である
関西ではかなり人気が高いと聞く

さっそく開栓して舐めてみる・・・
爽やかな酸味
円やかな甘味
なるほど
評判が高いのもうなずける
しかし
どこか重い
言葉では表しにくいが
敢えて言うなら
穀物の重さを感じる

 コクモツ・・・?

どういうことかというと
むかしながらのお家カレーのように
カレールーに小麦粉を混ぜてとろみを付けたような・・・
そんな「穀物感」だ
味をおぼえているうちに
ヒシウメタマリソースを舐め比べてみる

はっきりと違いがわかる
ヒシウメの方は軽くて口溶けがいい
サラリとしているのだ
どちらを好むかはひとそれぞれだ


コナモンに使ってみる・・・
お好み焼きばっかりもなんなので
たこ焼きを焼いてみる
大阪ではどこの家庭でもたこ焼き鍋があって
それも一つだけではなく二つや三つは必ずある
わが家は「電気式」と「都市ガス式」と「たこ焼き専用鍋」の三種類だ
最近は電気式24連発機で焼くことが多い


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たこ焼き



タコは勿論明石のタコを使う
夏に釣ったタコをたこ焼き用に冷凍保存している
タコやイカは冷凍による劣化が少ないので
ほぼ一年中冷凍ストックがある


外側がカリッと
中はトロッと
絶妙の焼き加減に焼けたたこ焼きに
ヘルメスとんかつソースを塗って食べてみた
_u_m_u_m_u_
悪くない
ソースだけを舐めたときの重さも感じない
たこ焼き特有のトロリとした食感がカバーしてくれているのだろう
しかし
その後でヒシウメで食べてみたら・・・

まあ
好みだからなぁ

by ikasasikuy | 2012-01-22 07:25 | 日本地ソース学会 | Comments(12)