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2013年 03月 31日
続々 ぶれーど・う
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ぶれーど・う
LUMIX DMC-TZ30



ぶれーど・うへ行った
先月から通算三回目である
そろそろ店の人もボクの顔をおぼえてくれるころだろう

今日は長谷寺駅からタクシーで行った
日の丸交通の301号車だ

「どこまで行きましょ」
「出雲」
「出雲のどこへ」
「バス停」
「うどん屋のとこですか」
「そうそう、そのうどん屋へ行きたいんです」
「あそこのうどんうまいですよ」
「知ってるんですか」
「はい、それにごっつ安いんですわ」


しゃべってる間に到着
長谷寺駅からぶれーど・うまで2メーターだった(2mではない)
歩くと20分ぐらいかかる
手前の朝倉駅からも20分ぐらいかかる
つまり
駅と駅のちょうど真ん中らへんという
めちゃくちゃ中途半端で不便な位置にぶれーど・うはあるのだ
歩いて歩けない距離ではないが
耳成山単独無酸素登頂の直後なのでちょっと楽する


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カレーうどんにおあげさんを二種類乗せてもらう
甘く炊いたおあげさんと細く刻んだおあげさん
京都のうどん屋でよくある
「甘ぎつねかれーうどん」と
「きざみカレーうどん」を合体させた超豪華カレーうどんだ


そうそう
関西人はあげに「お」と「さん」を付ける
とうふは「お」しかつけないが
あげは別格なのである
豆や芋に「お」と「さん」を付ける場合もある
関東では味噌汁をおみおつけと「御」を三つも付けるが「さん」は付けない
食べ物に対する考え方が東西でちがうのだろう


おあげさんが甘い
カレーうどんに乗せても甘いぐらいだから
きつねうどんはめちゃくちゃ甘いだろうなと想像する
店主に
「甘すぎますよ」
と言うと
なぜゆえに
こんなに甘いおあげさんになってしまったのか
その経緯を詳しく話してくれた
なるほど
なるほど
そうだったのか・・・
それなら仕方ないなぁ・・・

納得する

ひきつづき
「ひやあつ」を食べた
いつもカレーうどんしか食べないので
へんなやつだと思われてもいけないし・・・

さて
ひやあつというのが
どんなうどんかということだが
知らない人も多いと思うので説明しておく
つまり
出汁は熱いが麺は冷たくしめてある・・・という
わけのわからないうどんなのだ
最近
大阪の讃岐系のうどん屋でちょいちょい見かけるメニューなので
恐いもの見たさで食べてみたのである

 _u_m_u_m_u_

うどんが冷たいのでせっかくの熱い出汁が生ぬるくなっている
しかも
せっかく冷水でしめた冷たいうどんが熱い出汁のせいで生ぬるくなっている
ということは
どういうことかというと
全体に生ぬるいかけうどんになっているということだ
出前の兄ちゃんが道をまちがえて15分ぐらい遅れて持ってきたようなうどんなのだ
しかし
このうどん
讃岐出身のぽーる61番弟子なら

 「うまいっス〜!」

と言いながらむさぼり食うだろう
きっとそうに違いない
ところで
「ひやあつ」がアリなら
その逆があってもいいのではないだろうか
よく冷やした出汁に
茹で立て熱々のうどん・・・
実際にそういううどんがあるのかどうかは知らないが
もしあるとしたら

 あつひや

である
原理的にはひやあつと同じ結果になる気がする

そんなわけで
二度とひやあつは食べないことに決めた
それに
うどんを二杯食べたせいで満腹になってしまい
カレーうどんの出汁が最後まで飲み干せなくなってしまった
これは一生の不覚である
本末転倒だ
やっぱりうどんはカレーうどん一杯を大切に食べなければイケナイ

深く反省する平蔵であった
でも
ぽーる61番弟子と三田の丸亀製麺にいったとき
たしか彼は二杯食べてたなぁ
しかも
一杯のボクより先に食べ終わってた
きっと内蔵や脳の構造が一般人とはちがううのだろうなぁ・・・


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さて
いま話題沸騰中の
ぶれーど・うの店主はいったい誰なのか?
であるが

上の七コマ冩眞の
左列の一番下と右列の真ん中を見ていただきたい
いずれも店主の似顔絵である
この店の客の似顔絵屋さんが描いた絵だ
どちらもよく似ている
ボクには右列の方がクリソツに見えるが
本人は左列のがソックリだと言う
気持ちはわからなくはない

これを見て

 あーっ!
 あのひとだったのかっ!

と思った人もいるだろう
ちょっとヒントが優しすぎたかな・・・
あはは
あはは

by ikasasikuy | 2013-03-31 07:04 | カレーうどん改メ | Comments(23)
2013年 03月 30日
耳成山
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耳成山
LUMIX DMC-TZ30




2013年3月29日
耳成山単独無酸素登頂に挑む

耳成山は
大和三山のひとつで
最も北に位置する平たい円錐形の美しい山である
標高139.7m
チョモランマ、K2、アイガー北壁などと並んで
世界中の登山家のあこがれになっている

 うそをつくなという指摘もある

地図で見ると
山はほぼ正円で登山口は全部で四ヶ所あるが
最も多くの登山家がスタート地点に選ぶという耳成山公園上の登山口を選ぶ


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耳成山地図



耳成山公園のサクラは五分咲きで
花見客もちらほら
その耳成山公園の近くに登山口があることは
前回の調査で判明していた
地図で確認すると
登山道はひらがなの「の」の字のカタチをしている
つまり
のの字の書き終わりから登り始め
のの字の書き始めが八合目
最終ベースキャンプの耳成山口神社である
そうか
頂上付近に神社があるのか・・・


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登り始めてすぐ
前を歩く小学生の女の子とトモダチになる

「おっちゃんテレビにでてるひとちゃう?」
「なにそれ?」
「テレビにでてるんみたで」
「テレビなんか出てへんで」
「ほんま?」
「ほんまや」
「にてるなぁ」
「だれににてるん?」
「なまえしらんけど」

Wエンジンのチャンカワイとまちがえているのだろうか・・・

「いつも耳成山登ってるん?」
「うん、えさやりにきてんねん」
「えさ?」
「うん、いつもお腹空かせてんねん」

少女たちは
耳成山に住むミミナシヤマネコにえさをやりにきているらしい
手にえさの入った紙袋を下げている

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 ヤマネコが潜む洞穴

しばらく行くと
洞穴から突然ヤマネコが飛び出してきた
少女の手からからえさをもらうと
脱猫のごとく山の奥に走り去った
写真を撮る暇もない

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大きなのの字を描きながら
螺旋状に緩やかに登っていく
途中、大勢の登山家たちとすれ違った
ほとんどの人がすれちがうとき「こんにちわん」と声をかけていく
まるでハイキングのようだ・・・

 ハイキングじゃないかという指摘もある

歩くこと20分
ようやく最終ベースキャンプの耳成山口神社が見えてきた
小さな祠があるだけと思っていたら
立派な本殿のある神社だった
ただし
おみくじはない


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耳成山口神社



週に一度は必ずお参りに来るというおばあさん
毎日ここまで上ってくるというおじいさんは突然腕立て伏せを始めた
境内でカンフーのような体操をするぼばあさんもいた
初対面でもすぐトモダチになるようだ

箒で境内の掃除をしているおじいさんはなぜか身体が捩じれている
神社の関係者だろうか
参拝客はみなそのおじいさんに挨拶をしている

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とりあえずお賽銭を十万円あげて
「ガシラがぎょうさん釣れますように・・・」
と祈願した

さて
いよいよミミナシピークへのアタックだ
山頂へ至る登山道は明らかに今までより険しい
急坂なうえ岩盤がむき出しになっていて滑りやすい
多くの登山家がここで遭難したにちがいない
登り始めると
上からおじいさん二人とおばあさん一人が下りてきた
息を切らしている

「暑い〜」

先頭のおじいさんを見ると
汗ボトボトだ
なぜかダウンジャケットを着ている
脱げばいいのに・・・

「こんにちわ」
「こん、にちわ」
「この先が山頂ですか」
「そうです、すぐ先、です、100m、ちょっと、です」

息が切れ切れだ
だいじょうぶか・・・

アタックを開始する
5分も経たないうちに頂上に着いた
なんだそれは・・・
おじいさんが三人
頂上でへたりこんでいる
見るとその近くに三角点がある


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耳成山三角点



頂上まで来ても
木々の隙間からわずかに下界が望めるが
見晴らしはまったく悪い
三角点の写真を撮っていると
おじいさんのひとりが近寄ってきた
あごの白髭が見事だ
板垣退助かと思った

「それは三角点です」
「そうですか」
「そうです、遠いところから来られたですか」
「宝塚です」
「近くですね」
「まあそうですかね」
「畝傍山はこの方向です」
「見えませんね」
「見えないんです、香具山はこっちです」
「見えませんね」
「見えないんです、橿原市もちょっと考えてもらわんと困ります」
「そうですか」
「そうです、税金の使い方をまちがっています」
「そうですか」
「そうです、これからどちらへ」
「桜井へうどんを食べに」
「桜井はそうめんでしょ」
「いえ、うどんなんです」
「・・・」
「・・・」

話が続かなくなったので下山することにした

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 三等三角点

三角点は一等から五等まであって
耳成山は三等である
つまり
海苔の詰め合わせか
ビール券10枚だ

 商店街の福引きではないという指摘もある

さて
下山道は
カタカナの「ノ」の字のような道を下るコースにした
これは神社の参道になっていてほぼ直線である
「の」の字の登山コースに比べると五分の一ぐらいの距離と思われる
したがって
下りは楽だが上りが極めてきつい
そうじをしているおじいさんに挨拶をして参道を下り始めると
下からさっきの少女たちが上がってきた

「おっちゃん、頂上までいったん?」
「いったで」
「ネコいてへんかった?」
「頂上にはいてへんかったけど神社におった」
「それどんなネコ?」
「白ぉてふわふわっとしたラムタラぐらいある大きいネコやった」
「らむたらて」
「うちのネコや」
「それ神社のどこにいてたん?」
「石段のとこに座ってたわ」
「おっちゃんありがとう」

そう言うと
少女たちは急な参道を一気に駆け上がっていった
子供は元気でいいなぁ
皇潤やサントリーのグルコサミンを飲まなくても
ヒアルロン酸やコラーゲンがたくさんあるのだろうなぁ・・・


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急坂な参道の入口



下り始めて5分弱
ふもとの神社参道入口の鳥居が見えてきた
ああ
しんどかった
でも無事生還できてよかった

今月は天保山につづき二度目の登山である
気分はすっかり登山家だ

by ikasasikuy | 2013-03-30 10:11 | 地理学 | Comments(22)
2013年 03月 29日
かきしぶ
帆布を柿渋で染めたシブい鞄を二つ買った
長年使い込んだような風合が面白い


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ひとつは
小さなショルダーバッグ
「ちょいとマチアルキ用」だ(18×26×11cm)

コンパートメントは4つで
小さなポケットが全部で7つついている
コンパクトなのであまりたくさん収納できないが
必要最小限のものは入る
(必要最小限といっても本当は不要なものばかりだが)

  たとえば
 
    ・
    ・
    ・
    ・

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右上から

 文庫本
 マネークリップ
 コインケース
 運転免許証
 カードケース
 携帯電話
 マチアルキカメラ
 ハナブヱ
 ミンティア
 メモ用紙
 パスケース
 筆入れ
 巾着袋

これだけ入ればじゅうぶんである


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ベロの裏が青海波文様になっている
どことなく品がなくていい感じだ



もうひとつは
ちょいと大きめのビジネスバッグ(28×41×11cm)
地味なデザインがステキだ
手提げだがショルダーに掛ける
ただし
ビジネスマンではないので
「ちょいと旅行用」に使う


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先月奈良に行ったときに使ってみた
使い心地は非常によろしい
MacBook Airの13インチが余裕で収まる
しかし
パソコンを入れると重くなって肩が凝るので入れたくない

何を入れるのかというと
オーガナイザーやちょっとした着替え、折り畳み傘
旅の途中に読む本や雑誌、おにぎり、お茶などを入れる
まだ一度しか使ってないが
長く使えそうな気がする
気がするだけだ



むかし
長兄が趣味で投網を作っていた
腐食しないように編み上がった網を柿渋の汁に浸ける
その汁の臭いこと・・・
しかし
乾燥するとそんなに臭わない
柿渋に浸けた投網は丈夫で
魚のヌルが付いたまま放置しても腐らない・・・らしい
でも
魚のヌルがつくとやっぱり臭い






      くれあーれきき

by ikasasikuy | 2013-03-29 07:54 | 意匠 | Comments(12)
2013年 03月 28日
かんな
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OLYMPUS E-410




この鉋
買って二十年ほどになる
買った当座は面白がって毎日削ったが
忙しくなってやめていた
去年あたりからまた削っている
忙しくなくなったということだろうか

考えると面倒だが
やってみると案外そうでもない
ひとつの儀式だと思えば苦にならない
それに
味のチガイが目に見えてわかるのが面白い


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うどん出汁用雌節の粗削り



鰹節の削り方は
押すか
引くかである
押す方がやりやすい人は押せばいいし
引く方がやりやすい人は引けばいい
ただし
手に持つ部分と
削る方向を間違えてはイケナイ
手に持つのは尾で
削る方向は腹から頭に向けてだ
それさえ憶えておけば小学生でも削れる

薄く上手に削るには
鉋の刃の出し入れが重要だ
出しすぎてもうまく削れないし
引っ込めすぎてもうまく削れない
鉋台の頭と尻を木槌で叩いて調整する
頭を叩けば刃が引っ込み
尻を叩けば刃が出る
刃は0.2mm以上出してはイケナイ

それでもうまく削れないときは
裏技がある
鰹節の削る面を塗れ布巾で湿らせる
あるいは鰹節を直火にあてず暖める
鰹節が少し軟らかくなると削りやすくなる

それでもうまく削れないなら
鰹節屋で削ったものを買ってくればいい

by ikasasikuy | 2013-03-28 07:44 | 食文化論 | Comments(18)
2013年 03月 27日
944
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994上空
LUMIX DMC-TZ30




沖縄から神戸へ帰る飛行機
ちょうど徳島市の上空で目が覚めた
窓の下をのぞいてみると
おわっ!
944だっ!
あわててカメラを出してきて寝ぼけまなこで撮った一枚
撮影者の目は寝ぼけていても
カメラの眼はちゃんとしているのだなぁ・・・
徳島空港が見える
六価クロムの工場の敷地広いなぁ

 こんな高いとこから見てんと
 下に降りてはよ釣りしたいなぁ・・・

10秒もしないまに
944は視界から消えた
鳴門海峡大橋が見え始めると
ベルト着用サインが出て
すべての電子機器の使用が禁止になった
ボクはカメラの電源を切った


家に帰ってから
撮った写真を現像してみた

 銀塩写真ではないという指摘もある

_u_m_u_m_u_
なかなか上手に撮れている
ちょっと拡大してみよう・・・



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応神町


イマギレのスロープが見える
北島応神橋のたもとのローソンも見える
旧吉と今切の分岐のとこにアイスクリン屋も見える

あ!
高徳線を走ってるのはタラコだ・・・

あ!
あんなとこに
けんちゃんの家があるでないで・・・




     那覇ー神戸  ANA 434便 K-13



by ikasasikuy | 2013-03-27 07:45 | 地理学 | Comments(16)
2013年 03月 26日
すーまぬめぇ
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すーまぬめぇ
LUMIX DMC-TZ30



 いつまで沖縄そばだという指摘もあるが
 これが最後である
 誠に申し訳なく思うが
 もうしばらく辛抱していただきたい
 (だれに気兼ねしているのだという疑問もある)


そば処「すーまぬめぇ」
いま那覇ですごい人気の店らしい
行列必至と聞いていたので
昼の時間を大きく外していった
それでも
ほぼ満席だった
ここも民家を改装した店舗だが
前出の百美に比べると息苦しくなる狭さだ
座敷席はびっしり
客と客がひざを突き合わせて
小さなテーブルの上でそばを食っている
まるで寺の小坊主が和尚に急き立てられながら飯を食っているように見える


 祇園に「山ふく」という茶屋がある
 昼は観光客相手におばんざいの膳を出している
 京都の祇園であるからして内容以上にそこそこいいお値段である
 しかし少々高くても女性観光客は大挙してやってくる
 したがっていまは完全予約制になっている
 ウリは町屋造りのお茶屋のお座敷でおっちんしていただくお昼ご飯である
 京野菜の炊き合わせ、豆腐料理、豆ごはんなどどれも実にうまい
 店の客は八割方が若い女性で
 そのまた八割方がブーツを履いてこられる
 京都の冬は寒いので部屋も閉め切られて軽く暖房も効いている
 狭い部屋で客はぎゅうぎゅう詰めになっている
 充満するブーツ脱ぎたての足のにおいで
 せっかくの料理の味も香りも・・・


さて
すーまぬめぇである
庭のテーブル席もほぼ満席
ところが幸いにも
庭の一段高い奥の四人掛けテーブルがひとつだけ空いていた
ここは靴を脱がなくてもいい
そこに座らせてもらう
メニューを見ると
スペシャルそばというのがある
アシテビチ、本ソーキ、三枚肉がそれぞれ入っている
この一杯で店の実力も知れると思う
しかし
それにしても
この繁盛ぶりは尋常ではない
何年か前に行った「首里そば」を思い出す
グルメ雑誌に載ったり
ネット上のランキングに掲載されると
あっというまにこういうことになるのだなぁ・・・
まあ
すんなり座れたからいいけれど
ボクのすぐ後に来た4人組のおねえさんたちや
何組かの若いカップルは空腹を抱えて順番待ちだ
さらに5〜6人連れの腹の出た中年おやじグループがその後方に・・・
ボクは若い女の子とだったら相席でもかまわないけれど
ここはそういうシステムではないようだ
三種の豚が入ったスペシャルそばを注文する


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スペシャルそば(足テビチ、三枚肉、ソーキ)



出汁は
一般的な豚骨と昆布とカツオのブレンドのようだ
カツオはやや控えめである
ただし
豚骨特有のくどさはなく醤油の味がしっかりしている
具は
足テビチは並の上
三枚肉は並
ソーキは並の上の上といったところか
刻みネギのほかに針生姜をぱらりとやっている
これはなかなかいいアイデアだ
ほかにフーチバー(おきなわよもぎ)が小鉢で供される
麺は
宮古そば系の細麺で角のあるやや剛麺である
茹でたあと少し時間が経っている気がする
次から次へと来る客に対応するためだとしたら
残念なことである

総合すると
ごく平均的なOQ値となるが

 沖縄の木造古民家
 靴を脱いで座れる座敷
 極彩色の花が咲き乱れる手入れの行き届いた庭
 

那覇で一番人気のこの店は
観光客へのアピールに余念がない
それに
屋号の「すーまぬめぇ」だが
すーまとは潮間(しおま)という人の苗字らしい
「ぬ」は「の」で「めぇ」は「前」だ
つまり「潮間さんの前」という意味らしい
これも観光客がこういう屋号に弱いことを計算してのネーミングだろう
いや
じつに見事である
まったく非の打ち所がない


 スペシャルそば 650ヱン(OQ=165)

by ikasasikuy | 2013-03-26 07:16 | めん類学 | Comments(21)
2013年 03月 25日
三丁目そば
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三丁目そば
LUMIX DMC-TZ30



播州ラーメンから
また沖縄そばに戻ってきた
ぼちぼち沖縄ネタも終わりだ
もう少しの我慢・・・


久茂地3丁目にあるので

 三丁目そば

らしい
なんと安直なネーミングだ
ニッポン中のどこにでもありそうな屋号だが
じつはここにしかない

テーブル席はない
調理場に向かって数人
壁に向かって数人が座れるカウンターのみ
10人ぐらいで満席になる
満席になると店の外にも仮設カウンターがある
チープな佇まいながら清潔感がある

オールセルフサービス
自動券売機でチケットを買う
最安値メニューは軟骨ソーキそばで380ヱン
いわゆる本ソーキそばはこの店にはない
一番値段の高い三丁目そば(軟骨ソーキ、三枚肉、野菜)にする
ちょっと強面のおばちゃんにチケットを渡すと
「麺はどうします」ときかれた
つまり「生めん」か「ふつうめん」かを選ぶのである
値段はいっしょなので生めんにする
「生めんは6分かかりますよ」
時間はいくらでもある
注文したものの
生めんとはどういう状態の麺なのかがわからない
ききたくてもおばちゃんが強面できけない


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スープを飲んでみた
おっ!
カツオが前に出ている
・・・うまい
それに昆布も飲み終わった後にふわっと現れる(あさひの大将の受け売り)

麺が「生めん」というだけあってなかなか歯応えがいい
やや細目の与那原そば風ちぢれ麺だが
もちもち感があってなかなかいい
ただし
これのどこが生めんなのかはわからない
ききたくてもおばちゃんが強面でとてもきけない


軟骨ソーキと三枚肉は並と見た
特筆は野菜だ
キャベツ、タマネギ、ニンジン、モヤシを茹でただけだが
これが出汁にあう
互いの甘味を引き出している
今度くるときはゆで野菜そばかな
(軟骨ソーキそばが380ヱンでゆで野菜そばが530ヱンというのも変な気がするが)
国際通り国際旅行社南角を入って徒歩1分30秒
ちょっと目からうろこの三丁目そばであった


 三丁目そば 650ヱン(OQ=260)

by ikasasikuy | 2013-03-25 07:43 | めん類学 | Comments(10)
2013年 03月 24日
大橋中華そば
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大橋
LUMIX DMC-TZ30



JR加古川線滝野駅前
立派な店構えの支那そば屋である

メニューは

 「中華そば」

だけ
この潔さに感服する
餃子だとか
焼売だとか
鶏の唐揚げだとか
じゃらじゃらしたサイドメニューは一切ない
ホンモノのラーメン屋はこうでなくてはイケナイ

ただし「ごはん」はある
ごはんはサイドメニューでなはい
ラーメンに唯一認められた「副食」なのだ

中華そばは
「ふつう」と「濃い口」の二種類だ
しかし
播州ラーメンはもともと濃い口なので
ここはとりあえず
「ふつう」
をオーダー


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大橋中華そば



びっくりするぐらい小さな丼で出てきた
ふた昔ぐらい前の屋台の支那そばはみなこんな丼だった
今はもうニッポンのラーメン業界ではこのサイズの鉢はどこも使っていない
しかし
丼は小さいが中身はしっかり入っている
麺もスープもたっぷりだ
シナチクではなくモヤシが入っているのは播州ラーメンの特徴である
残念ながらナルトはない

スープを飲んでみた
あら?
思いのほか甘くない
ものすごく甘いと踏んでいたので
舌が身構えていたのだ
じっくり味わうと・・・
やっぱり甘い
でも甘くなければ播州ラーメンではないので
これはこれでいいのだ
それよりこのスープ
脂っこいなぁ
一口めで口の中に油膜が張った

麺をすすってみた
コシはない
昔懐かしい支那そばの麺だ
スープを吸ってドテッと重くなっている
麺をしばらくスープで煮込んで味をなじませているのだろう
昔ながらの支那そば屋が使う手法だ
今風ではないがどこか郷愁を誘う懐かしい食感である
画像では太麺に見えるがこれは丼が小さいせいだ
ちょうどいい太さ(中細麺)である

モヤシは半生でいい食感だ
葱も新鮮で丁寧に刻まれている
焼豚は思い切りタコ糸で縛られていたような感じで
これまたなかなかいい歯応えだ
独自の味をしっかりと守り続けていることが随所に感じられる
久しぶりに気骨あふれるラーメン屋に出会った


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麺と具は完食したが
スープは最後まで飲めなかった
残念ながら油が・・・

 ヱンドレス森下、ゾンビ正人、ぽーる61番弟子あたりなら
 まずまちがいなく一滴残らず完飲すると思われる



  中華そば 630ヱン

by ikasasikuy | 2013-03-24 07:07 | めん類学 | Comments(18)
2013年 03月 23日
あんまり温いので
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山国南橋
LUMIX DMC-TZ30



昨日
あんまり温いので
何か釣れるような予感がした
予感がしただけだ
しかし
ボクの予感はよく当たる
もしかしたら超能力があるのかも知れない

 妄想僻があることはたしかだという指摘もある

西の方で女神が手を振るのが見える
四国や九州では西すぎるので
とりあえず東播へ行った
東播は東じゃないかと思う人があるかも知れないが
うちから見たら東播は西なのだ



とりあえず
むかし大きなバスを釣った池へ行った


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福の神が住む池の土手の土筆と仏の座



もんじゃ岡本氏にもらったウッドマスキージッターバグで
ゴォジュアップを釣ったあの池だ
そうか
あれからもう8年になるのか
光陰矢の如しだなぁ・・・
もしかしたらまたゴォジュアップが釣れるかも知れない
しかし
まだシーズン始めだし
いきなりでっかいのを釣るとあとがしんどいので
小物釣師らしく小さいバスを狙った
小さいプラグを投げた
でも
小さいプラグに大きなバスが出ることもなくはない
期待に胸が膨らむ・・・



次にブルーギル釣りに行った
ここは「青鰓池」と呼んでいる池だ


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青鰓池
LUMIX DMC-TZ30



夏に行けば「もういい」というぐらい釣れる
いきなりでっかいのを釣るとあとがしんどいので
小物師らしく小さいギルを狙った
小さいフライを投げた
でも
小さいフライに大きなギルが出ることもなくはない
期待に胸が膨らむ・・・



土手や畔に春の花がいっぱい咲いていた
タンポポ、ホトケノザ、イヌノフグリ、ナズナ・・・e.t.c.
写真をたくさん撮ったが
どれもピントが甘い
甘すぎる
糖度30を超えている

 サトウニシキか

こんど行くときは
必ず一眼レフとマクロレンズを持っていこう
絶対にそうしよう
忘れなければ・・・



  結論
   地上はもう春だが
   池中はまだ冬だった

by ikasasikuy | 2013-03-23 06:37 | 釣魚小全 | Comments(4)
2013年 03月 22日
どんどんなくなる
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つぎ来たときあるだろうか・・・この建物
LUMIX DMC-TZ30




釣具を買おうと糸満のマンモス漁具へ行くと
なかった
行き過ぎたかと後戻りしたがない
同じ場所を三回通ってやっと気がついた
閉店していたのだ
店舗跡はがらんどうになっていて
「貸店舗」の小さな張り紙
なんでもそろう大きな釣具店だったのになぁ・・・

それに
マンモス漁具の近くで
糸満へ行くたびに食べた沖縄そば屋の「りん山」も
閉店していた
ここのそばうまかったのになぁ・・・
バイクで行ったとき
雨に降られてずぶぬれで店に飛び込んだら
カッパ脱ぐの手伝ってくれた店のおねえさん
美人だったなぁ・・・

そのあと
糸満の東端にある大度海岸で釣りをした
前に泊まったシーマというホテルの白い建物を目印に行ったけど
あとでわかったことだが
二日前に閉館していたのである
わずか二日前だ
いいホテルだったのになぁ・・・
美味しい料理とすてきなマダム
ああ
残念だなぁ・・・
え?
どっちが?
料理?

 マダム・・・かなぁ

じつはきのう
まさかと思ったが
マダムからコメントをいただいた
HOTEL CIMAはなくなってしまうけれど
とてもうれしかった

by ikasasikuy | 2013-03-22 07:33 | 大衆社会学 | Comments(11)