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2013年 06月 30日
GRAND FRONT OSAKA
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GRAND FRONT OSAKA
LUMIX DMC-TZ30




GRAND FRONT OSAKA

JR大阪駅の北側
いつからか
このあたりを「うめきた」というらしい
ウメダのキタで「うめきた」・・・
なるほど
でも
「うめにし」も
「うめひがし」もなければ
「うめみなみ」もないというのに
なんでいきなり「うめきた」なのだろう・・・と
古い人間は思ってしまう
まあ
どうでもいいか

この大型商業施設
できてまだ二ヶ月である
それでも
ふた月も経てば
もうそろそろ
もうぼちぼち
ほとぼりも冷めている頃だろうと
行ってみたらとんでもなかった
大阪のひとが
全員ここに集まっているのじゃないかというぐらい
ひと・ひと・ひと・ひと・ひと・・・
ひとはなぜゆえに
こんなにも無機質で
こんなにも冷ややかで
こんなにもキラキラした場所が好きなのだろう・・・
そして
こんなにもひとが溢れているのに
まったくひとの温もりを感じないのはなぜだろう・・・
ここに三十分いると十三へ行きたくなるのはなぜだろう・・・



そのグランフロント大阪の中に
仙台で一番うまい牛タン屋が出店していると聞いて
日頃たいへんお世話になってるゾンさんを誘って食べに行ってきた

くだんの牛タン屋は南タワーの七階にあった
夕刻
少し早めの時間に行ったが
テーブル席は満席で店の外で空き待ちをする客も・・・
オッサン二人は席などどこでもいいので空いてるカウンター席に直行
特切り厚焼きを注文してビールを飲みながら待つこと十分
出てきた


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特切り厚焼き



これだ
一日限定10食
特切り厚焼きである
いわゆる芯タン(舌の付け根の芯の部分)だ
食べてみた
月初めに仙台で食べたときと
色も
艶も
味も
香りも同じだが
ふたつちがうところがある
まず
付け合わせの漬物が胡瓜ではなく白菜だ
なぜ仙台では胡瓜なのに大阪では白菜なのか
季節的にも胡瓜だし
牛タンにはやっぱり胡瓜だろう
それよりモンダイは
同じ特切り厚焼きなのに仙台で食べたのより薄いことだ
たしかに
ほかの客が食べている牛タンの二倍ぐらいぶ厚いけど
なべちゃんに連れていってもらったときは三倍ぐらいぶ厚かった
少しく残念である
でも
うまかった
ゾンさんは牛タンはド素人なので
何を食べてもうまいと言うと思うけれど
やっぱり「うまい」と言っていた


グランフロント大阪がオープンして
人の流れが変わった
特に「あたらしもんがり」の大阪人はこういうのに弱い
少なくとも
京都や神戸の人はそこまでミーハーではない(と思う、、、思いたい)
ただしここはぜんぜん若者向ではない
もう少し大人で
もう少しお金持ってる層が狙いのようだ
なにしろ若い子がはしゃげる場所がなさすぎる

阪急の東側
HEP FIVEの周辺は今も若者があふれてる
若い子にはここらへんが一番落ち着くのだろう
したがって
オッサンがぶらぶら歩く場所ではない
圧倒的な違和感を感じる
大急ぎで通り過ぎる
南側の通りをまたいでお初天神通りに入ると
オッサンたちは急に元気になる
ろうにゃくにゃんにょ
それぞれ自分たちの居心地のいい町や通りがあるのだなぁ

ハイボールを飲みに
スタンディングスタイルのオーセンティックなバーへ行く
いつもの笑顔に迎えられる
バーテンダーの親子がカウンターに入るほのぼのとしたバーだ
じゅんぺいさんは相変わらずオトコマエだ
今日は珍しくお母さんともたくさんしゃべった
いつもやさしいきれいなお母さんだ
ここ
ほんとに落ち着く
ギンギンに冷えたハイボールを三杯づつ飲んで店を出る

次に
ニッポンで一番ギネスがうまいバーへ行く
ニッポンで一番・・・
そんな店があるのか?
あるのだ

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         天下無敵のカツサンド

ギネスもうまいけれど
ここのカツサンドがとびきりうまい
ギネスに合う
ただしマスターが阪神タイガースファンなので
中日ファンのボクはあんまり野球の話はしないようにしている
それなのにマスターが耳元で
「今日、山井がノーヒットノーランやりよりましたで」

ちゃんと気配りしてくれるのがうれしい
おかわりにタラモアデューを一杯づつ飲んで店を出る

おなかもけっこう大きいが
やっぱり〆はカレーうどんだ


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かき揚げカレーうどん



ここのカレーうどん
たぶん大阪で一番うまい
大阪で一番うまいということは
とりもなおさずニッポンで一番うまいということになる

 え?
 ちょっと待て?
 一番は日本橋の「あさひ」じゃないのか?

_u_m_u_m_u_
たしかにそれはそうだが
ここのカレーうどんも負けず劣らずうまいのだ
とりあえず「双璧」ということにしておこう

それなのにゾンさんは
細いうどんが気にいらなかったようで

 「これやったら逆瀬川の大和のほうがええわ」

などと
とんちんかんなことを言う
まあ
味覚は千差万別なので
なんと言おうとぜんぜんかまわないけれど

 「もう二度と連れてったらへんわい・・・」


いうような
おなじみのキタ方面徘徊定番コースであった

by ikasasikuy | 2013-06-30 07:20 | 食文化論 | Comments(20)
2013年 06月 29日
TRAM TOYOHASHI
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豊橋鉄道東田本線(札木〜市役所前の直角カーブ)
LUMIX DMC-TZ30




豊橋でトラムに乗った
豊橋へ行ったついでにトラムに乗ったのではなく
トラムに乗るためにわざわざ豊橋へ立ち寄ったのである

タコイストは
ときにオミクジストであり
またあるときはトラミストでもあるのだ
いつか
「蛸と御神籤と路面電車」
というタイトルの小説を書こうと思う
直木賞ぐらいなら取れるんじゃないか・・・

 はったおっそという声もある

それなら
芥川賞でもかまわない

かつて全国各地にあった路面電車は
クルマ社会が到来し都市交通が過密になると
交通妨害だという声に追いやられて次々と姿を消していった


 過去に存在した路面電車の運営事業者(開業〜廃止)

  旭川市 - 旭川電気軌道(1920〜1973)
  札幌市 - 札幌温泉電気軌道(1928〜1933)▲
  登別市 - 登別温泉軌道(1915〜1933)▲
  七飯町 - 大沼電鉄(1924〜1952)▲
  花巻市 - 花巻電鉄(1915〜1972)
  松島町 - 松島電車(1922〜1944)▲
  秋田市 - 秋田市交通局(1889〜1966)
  仙台市 - 仙台市交通局(1926〜1976)
  仙台市 - 仙南交通秋保電鉄線(1925〜1961)
  福島市、伊達市 - 福島交通(1908〜1971)
  那須塩原市 - 塩原電車(1912〜1936)▲
  前橋市、高崎市、渋川市、伊香保町 - 東武鉄道(1910〜1968)
  渋川市、中之条町 - 東京電燈吾妻軌道線(1912〜1934)▲
  本庄市 - 本庄電気軌道(1915〜1933)▲
  日光市 - 東武鉄道(1910〜1068)
  水戸市 - 茨城交通(1922〜1966)
  土浦市 - 常南電気鉄道(1926〜1938)▲
  大宮市、川越市 - 西武鉄道(1904〜1941)
  成田市 - 成宗電気軌道(1910〜1944)
  東京都 - 東京急行電鉄玉川線(1907〜1969)
  東京都 - 西武鉄道杉並線(1921〜1963)
  八王子市 - 武蔵中央電気鉄道(1929〜1939)▲
  川崎市 - 川崎市交通局(1944〜1969)▲
  川崎市、横浜市 - 海岸電気軌道(1925〜1937)▲
  横浜市 - 横浜市交通局(1904〜1946)
  小田原市 - 箱根登山鉄道(1888〜1956)
  新潟市 - 新潟交通(1933〜1999)
  甲府市 - 山梨交通(1930〜1962)
  松本市 - 松本電気鉄道(1924〜1964)
  上田市、青木村 - 上田温泉電軌(1921〜1941)▲
  三島市、沼津市 - 伊豆箱根鉄道(1906〜1963)
  静岡市 - 静岡鉄道(1922〜1962)
  袋井市、森町 - 静岡鉄道(1902〜1962)
  豊川市 - 名古屋鉄道(1945〜?)
  岡崎市 - 名古屋鉄道(1912〜1962)
  名古屋市 - 名古屋市交通局(1898〜1974)
  一宮市 - 名古屋鉄道(1910〜1965)
  岐阜市、関市、美濃市 - 名古屋鉄道(1911〜2005)
  恵那市 - 岩村電気軌道(1906〜1935)▲
  金沢市 - 北陸鉄道(1919〜1967)
  桑名市 - 桑名電軌(1927〜1944)▲
  伊勢市 - 三重交通(1906〜1962)
  京都市 - 京都市交通局(1895〜1978)
  大阪市、堺市、守口市 - 大阪市交通局(1903〜1969)
  大阪市 - 阪急電鉄(1910〜1949)
  大阪市・堺市 - 南海電気鉄道(1914〜1980)
  和歌山市、海南市 - 南海電気鉄道(1914〜1980)
  大阪市、尼崎市、西宮市、芦屋市、神戸市 - 阪神電気鉄道(1926〜1975)
  神戸市 - 神戸市交通局(1910〜1971)
  姫路市、たつの市 - 播電鉄道(1909〜1934)▲
  米子市 - 米子電車軌道(1923〜1938)▲
  呉市 - 呉市交通局(1909〜1967)
  岩国市 - 岩国電気軌道(1909〜1929)▲
  下関市 - 山陽電気軌道(1923〜1971)
  高松市 - 高松琴平電気鉄道(1917〜1957)
  坂出市、丸亀市、善通寺市、琴平町 - 琴平参宮電鉄(1911〜1963)
  北九州市 - 西日本鉄道(1906〜2000)
  北九州市 - 門司築港(1920〜1960)
  北九州市 - 北九州市交通局(1936〜1975)
  福岡市 - 西日本鉄道(1910〜1979)
  大牟田市 - 西日本鉄道(1922〜1954)
  久留米市 - 西日本鉄道福島線(1913〜1958)
  久留米市 - 筑後軌道(1904〜1929)▲
  佐賀市 - 佐賀電気軌道(1913〜1937)▲
  嬉野市 - 肥前電気鉄道(1904〜1931)▲
  別府市、大分市 - 大分交通(1900〜1972)
  那覇市 - 沖縄電気(1914〜1933)▲

なんと
これだけの路線が消えていったのである
少し前まではあなたの町にも路面電車が走っていたのだ

しかし
開業から廃線に至るまでの期間の短いことに驚く
せっかく線路を敷設して電車を走らせても
開業後わずか30年以内に廃線になった路線が実に多い(▲印)
鉄道事業者の時代予見能力の欠如としか思えない早いつぶれ方だ
当時、路面電車を計画した人はアホが多かったのだろうなぁ・・・

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豊橋鉄道株式会社(これは賢い鉄道事業者だ)
東田本線
東田は「あずまだ」と読む

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豊橋駅前を出るとすぐに緩やかに左折する
終点の運動公園前に着くまでに3回直角に曲がった
電停の数は全部で14
井原で運動公園行きと赤岩口行きに別れるので
正しくは2路線ということになる
営業距離約5km
小さな町のちょうどいいサイズのトラムだ
まさに「市民の足」と言える
こういう路面電車がどこの町にも走っていたらいいなと思う

冒頭写真の赤いトラム
運転しているのは若くて美しい女性だった
さらに
運動公園まで行った帰りに豊橋公園まで乗ったが
その車両の運転士も別の若くて美しい女性だった
絶対ということは絶対にないけれど
絶対に豊鉄はいい会社だと思う

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豊橋公園前電停で降りたあと
安久美神戸神明社(あくみかんべしんめいしゃ)へ参拝した


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安久美神戸神明社本殿



 お賽銭を拾萬円も奮発し
 「日間賀島で蛸が釣れますように」
 と祈願した
 で
 おみくじである
 前回は酒田で大吉を引き当て
 おかげで八郎潟のフナを釣ることができた
 さて
 今回は・・・

 おみくじを引こうとすると
 水色の袴をはいた禰宜さんが
 お札やおみくじの箱を片づけている

 「おみくじ引きたいんですけど」
 「すみません、閉店です」
 「そこをなんとか」
 「もう売り上げ集計にかかってますので」
 「そんなこと言わずに一本だけ」
 「無理です」
 「遠くからきたんです、宝塚です、おねがいします」
 「宝塚ですか・・・」
 「宝塚です」
 「仕方ないですねぇ、じゃあ一本だけですよ」
 「すびばせんね」

ということで
なんとかおみくじを引くことができた

おぉぉ!
 
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第四番 大吉だ!
大当たりだ!
二回連続大吉だ!
今年三回目の大吉だ
これで日間賀島のタコはまちがいなし・・・
(結果は日間賀ダコ2ハイキャッチ)
あはは
あはは
大吉率も久しぶりに二割を超えて
.204
・・・と、振り返ると
社務所の窓には既にカーテンが引かれていた
店じまい早いなぁ・・・
 
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今また
路面電車復活の兆しがある
LRTを検討している都市が増えてきているらしい
新しい町造りだそうだ
一度見捨てたモノの良さを見直したのか
市民は排気ガスに塗れた町にうんざりしているのかもしれない

オランダにはグローニンゲンという自転車以外は立ち入れない町がある
ある若者がそのことを公約にして市長選挙に出馬し当選して実現したらしい
オランダはえらい国だ
サッカーも強いしいい国だ
そういうことを実行できる町はニッポンにはない
地方の中小都市では財政的に無理だ
その前にまずそんな勇気のある市町村長がいない

まず大阪と京都が手本を示さねばならない
大阪の地下鉄は
地中を縦横無尽に走らせたものだから
あとからできた路線はものすごく深い
しまいに地球の裏側に出てしまいそうな勢いだ
地下鉄はすべて地上に引き上げなければイケナイ
でも
今の大阪市の長では100%不可能である
どうしてあんなアタマとセイカクが悪くてクチとシリの軽い
厚顔無恥かつ軽薄短小な男が
弁護士や政治家になれたのだろう
不思議だ
京都の町から排気ガスを出す乗り物を排除して
路面電車と三輪車と乳母車と祇園祭の山鉾だけを通行可とすれば
京都は昔のように美しい町になると思う
(自転車は暴走するやつがいるので乗り入れ禁止)
もちろんフランスのLRTのように架線なしのトラムなので山鉾もスイスイだ
でも
和服を着て気取っているようなおっさんが市長では100%実現不可能だ

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2013年現在
存在するのは19路線(鉄道法や軌道法に関係なく)のみとなっている
そのうちの17路線に乗った
さて
いよいよ
トラム全国制覇まであと2路線である

 札幌(札幌市交通局)
 函館(函館市企業局交通部)2004年3月
 東京(東京都交通局)2012年3月
 鎌倉、藤沢(江ノ島電鉄)2012年12月
 豊橋(豊橋鉄道)2013年6月
 富山(富山地方鉄道)2012年6月
 富山(富山ライトレール)2012年6月
 高岡(万葉線高岡軌道線)2012年6月
 福井(福井鉄道・福武線)2012年6月
 大津(京阪電気鉄道)2012年6月
 京都(京福電気鉄道)2005年12月
 大阪、堺(阪堺電気軌道)2006年2月
 岡山(岡山電気軌道)
 広島(広島電鉄)2009年9月
 松山(伊予鉄道)2013年4月
 高知(土佐電気鉄道)2012年10月
 長崎(長崎電気軌道)2009年9月
 熊本(熊本市交通局)2010年11月
 鹿児島(鹿児島市交通局)2008年3月

  赤字は未乗車路線
  岡山はいつでもいけそうだが
  モンダイは札幌だ・・・


    なお
    ここでいうトラムとは
    鉄道法や軌道法等とは関係なく
    一般道路をクルマやヒトといっしょに走る路線を有する電車(列車)のことである

  

by ikasasikuy | 2013-06-29 07:25 | トラム総論 | Comments(10)
2013年 06月 28日
あぁ栄冠はやっぱりキミには輝かない
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雨が降っても嬉しそうなぽーる61番弟子
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雨のクラシコ
明石海峡タコバトル「第4戦」である
ここまでの対戦成績は
イカザスの2勝1敗
ここでイカザスが勝てば
ほぼ勝利を手中に収めることになる
しかし
負けると一気に並ばれて
覇権の行方はまったくわからなくなってしまう
つまり
この第4戦は
絶対ということは絶対にないけど絶対に負けられない重要な戦いなのである

この日は
対戦相手のヱンドレス森下のほかにも
多数のオープン参加者がいた
タコ名人のマスター
タコのほりべ
タコプロのタカヤマ
それに
タコ初心者のよこちん
タコ新参者のぽーる

初心者と新参者には
少々厳しい天候と潮回りであるが
両者とも悪戦苦闘の末初タコをモノにすることができた
よかった


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悪天候の中タコを仕留めてホッとするよこちん



ヱンドレス森下に聞くと
初心者のよこちんは前回不発に終わったらしい
たぶん底取りがうまくいってなかったにちがいない
船タコは底取りがすべてだ
今回は底の取りやすい竿を使ったのでうまくいったようだ
よかった


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人生初タコに思わず笑みが漏れるぽーる
(釣る前からずっと漏れっぱなしだという指摘もある)



新参者のぽーる61番弟子は
遠路はるばるやってきたのだから
なにがなんでもタコを釣らねばならない
ところが
顔を見るとニコニコと嬉しそうにしている
ぜんぜん気合いが入っていないじゃないか
しかし
これはヘラヘラしているのではなく
ぽーる61番弟子はもともとこういう男なのである
唯我独尊、天衣無縫、傍若無人、焼肉定食・・である
(ゾンビ正人に少し、いやよく似ている)

おマツリを多発させながらもなんとか複数匹のタコをキャッチした
よかった

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さて
本題のクラシコだが
この日のヱンドレス森下はまったく覇気がなかった
4−4のタイスコアまではよかったが
その後じょじょに差がつき始めると
気力が萎え始め
雨にぬれて震えている捨て犬のようだった
雨合羽を着ているが
ぜんぜん防水効果がないらしい
たぶんヤスモンの合羽を着ているのだろう
背中もお腹もお尻も足も
ずぶぬれになって

 「サブイ〜」

を連発していた
しかも
ヤスモンのスピニングリールに巻いている糸は八年前のヒネモノのPEで
しょっちゅう高切れする
アワセ切れでタコ2ハイは損をしている

ところが
そのヒネモノのPEで
こんな巨ダコを釣り上げた・・・


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2.1キロを釣り上げて自慢気なヱンドレス森下(後ろで笑てるのはタコのほりべ)



さすがは不死烏(不死鳥ではない)ヱンドレス森下だ
このときはなぜかヒネ糸は切れなかった
2.1kg・・・自己最高記録らしい
このサイズは年に1パイ釣れるか釣れないかだ

ただし
ヱンドレス森下が元気だったのはこのときだけで
あとはほぼ沈黙
イカザスとの差は最後まで縮まらなかった

これでイカザスの3勝1敗となり
ヱンドレス森下の逆転優勝の可能性はかなり難しくなったと言える



 【結果】

    イカザス 12ー8 ヱンドレス




 【オープン参加者】

    タコ名人のマスター・・・8
    タコのほりべ・・・8
    タコプロのタカヤマ・・・8
    タコ初心者のよこちん・・・3
    タコ新参者のぽーる・・・3




それにしても
雨に打たれっぱなしで
ほんまに寒かったなぁ・・・




   
         五月雨を 集めて寒し 明石浦


by ikasasikuy | 2013-06-28 07:11 | 釣魚小全 | Comments(6)
2013年 06月 27日
日間賀島
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日間賀島(西港)
LUMIX DMC-TZ30




日間賀島(ひまかじま)へ行った
タコ釣りだ

 ヒマかという声もある

たしかに・・・ヒマだが
日間賀島はニッポンで唯一「タコの島」を名乗る島である
明石浦のタコ釣師のボクは
一度はここを訪れてタコを釣らねばイケナイ
それが宿世というものである

日間賀島へ行くきっかけになったのは
五年前に読んだマザーフードマガジンだ
「旬がまるごと」の七月号
この本で初めて日間賀島のことを知った


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日間賀島でタコを釣ろうと思ってから既に五年が過ぎていた
なぜ五年も過ぎてしまったかというと
じつは日間賀島へ行こうと思ったことをすっかり忘れていたのだ
なにしろ昨日のことさえしっかり憶えていないぐらいだから
五年経つといろんなことを忘れるのだ
ところが
過日、笑福亭鶴瓶が日間賀島を訪ねているテレビを見て
急に思い出した

イツイクノ・・・イマデショ
今行かないときっとまたすぐに忘れてしまうと思った



そんなわけで
2013年6月24日
豊橋から電車とバスを乗り継いで伊良湖岬まで行き
さらに連絡船に乗って日間賀島へ渡った・・・
朝8時前に豊橋を出発して日間賀島に着いたのは昼だった
4時間以上かかった
大阪から香港へ行くのと同じぐらいだ
豊橋を出たときは鉛色の梅雨空だったが
日間賀島に着くと真夏の青空が広がっていた


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豊橋ー田原ー伊良湖ー日間賀島(4時間もかかるとは思えない距離)



さて
タコ釣りだ
夕方には知多半島の河和(こうわ)へ向かう船に乗るので
実釣時間は4時間余りだ
あまりのんびりしていられない
さっそく釣り始める

ところが
港の外向きは思いのほか根が荒く
ヤマシタのビニールガニを乗せたテンヤを次々とロストした
六つ持っていったテンヤを
開始一時間半で四つなくしてしまった
しかも
ビニールガニはもう品切れだ

 投げてずる引きすると100%根がかりする
 足下に真っすぐ落としてリフト&フォールを繰り返す
 場所を変えるときは巻き上げて落とし直す
 決して歩きながら引きずってはイケナイ
 すぐに根にかかってしまう

とりあえず
ビニールガニの代わりのヱサを調達だ
ワームを投げて小魚を狙う


おっ!
きた!

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1匹目はヘンなカタチのカワハギだ
帰ってから図鑑で見るとアミメハギというのに似ている
しかし
自信がないのでまたおおはしさんに見てもらおう
とりあえず
小さすぎてテンヤに乗せられないので
リリース


おっ!
またきた!

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2匹目は
タケノコメバル・・・と思ったら
ソイだ
ムラソイかクロソイか・・・
クロソイ特有の涙骨の突起がない
ムラソイだ
17〜18cmぐらいの唐揚げサイズ
アタマを落とせばテンヤに乗せられないこともないが
やっぱりヱサには少し大きすぎる
リリース


おっ!
またまたきた!

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3匹目はアナハゼだ
14〜5cmぐらい
テンヤにぴったりのサイズだ
よしっ
気の毒だがタコのいけにえになってもらう
ごめんね
ごめんね〜
(by U字工事)

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波止の外は根がかりがひどいので
漁港の中をやる
狙うのは足下のみ
投げて引くと港内でもすぐ根がかりする

テンヤを

 持ち上げる・・・持ち上がる
 持ち上げる・・・持ち上がる
 持ち上げる・・・持ち上がる
 持ち上げる・・・持ち上がらない

きた!
タコだ!
プライムゲート(5本継ぎバス用パックロッド)で渾身のアワセ!
乗った!
重い!
キロいったか・・・
いや
そうでもないか
しかしとりあえずタコだ
まちがいなく日間賀島のタコだ


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初日間賀ダコ



上がってきたのは600g前後の中ダコだった
それにしても
この竿、胴が軟らかすぎる
これでは本当にキロオーバーがきたらやられてしまうかもしれない
こんど丘ダコ専用のストロングバットパックロッドを作ろう

このサイズなら
足を薄切りにして刺身といきたいところだが
リリース

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タコをリリースするのは生まれて初めてだ
なんという気持ちのいいリリースだろう
タコはゆっくりと海中に消えていった

まだ時間はたっぷりある
よし
もう1パイ釣るぞ


テンヤを

 持ち上げる・・・持ち上がる
 持ち上げる・・・持ち上がる
 持ち上げる・・・持ち上がる
 持ち上げる・・・持ち上がらない

またきた!
タコだ!
思い切りアワセをくれる
乗った!
重い!
めちゃくちゃ重い!
こどは本当に2キロ級だ!
ん?
あら?
あららら・・・
根だ
根がかりだ
テンヤをロストする

残るテンヤはひとつだけになってしまった
しかし
ぜんぜん焦りはない
すでに
日間賀ダコを1パイ釣りあげているのだ
気持ちにゆとりがある
余裕のよっちゃんだ
ふたたび
ワームでテンヤに乗せるヱサを釣る

おっ!
きた!

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今度はメバルだ
15cm・・・
テンヤにちょうどいいサイズだ
気の毒だがタコのいけにえになってもらう
ごめんね
ごめんね〜
(by U字工事)
頭と尻尾を逆に付けてみる

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テンヤを

 持ち上げる・・・持ち上がる
 持ち上げる・・・持ち上がる
 持ち上げる・・・持ち上がる
 持ち上げる・・・持ち上がらない

きた!
タコだ!
まちがいない!
大きくアワセを入れる
乗った!
やった!


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2ハイめの日間賀ダコ



こんどは少し小ぶりだ
400g前後か
脚をぶつ切りにしてたこ焼きにいいサイズだが


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もちろん気持ちよくリリース


時計を見るとまだあと1時間以上あったが
もうじゅうぶんだ
竿を畳む
土産物屋でたこせんべいを買って
港の食堂でトンカツでビールを飲みながら
河和行きの船を待った
海を渡る風が心地よい


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日間賀島西港タコモニュメント



ああ
面白い島だった
もう来ることはないけれど
また来たいと思った

 意味がわからないという指摘もある




   オマケ・・・

    日間賀島のタコハウス


by ikasasikuy | 2013-06-27 07:14 | 釣魚小全 | Comments(12)
2013年 06月 26日
越中五箇山
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合掌の里
LUMIX DMC-TZ30




毎年高齢(恒例)
福福釣り大会である
今年は四十周年記念大会だ
四十年前に二十歳だった若者は今年還暦だ
還暦だったひとは百歳である
この大会
まだ一度も優勝したことがない
百歳になるまでに
大きな虹鱒を釣っていっぺんぐらい優勝しなきゃな・・・

福福大会には前夜祭がある
前夜祭とは
読んで字のごとく
前の夜に行うお祭りのことだ
五箇山のお祭りだから
山の幸が並び
当然酒も出る
出れば当然飲むし
飲めばやっぱり酔うし・・・
困ったものである

 困らなくてもいいという指摘もある

酔い方にもいろいろあって
ほろ酔いからどろ酔いまで人それぞれである
そうそう
石崎のけんちゃんは
どの時点で酔い
どの時点で覚醒しているのかがわからない
もしかしたら
いや
たぶん
年がら年中ニュートラルゾーンを漂っているのだろうなぁ
気持ち良さそうだなぁ
いいなぁ


目を覚まそうと思ったが
なぜか目が覚めなかった
ヨコヤマになんども起こされて
そのたびに目を覚ましたが
そのたびにまた寝てしまった
七回起こされて
七回起きたが
八回寝た
つまり

 七起き八転び

である
ヨコヤマは起こすのをあきらめて釣りに行ったようだ
そんなわけで
更に三時間寝た
もう一生寝なくていいというぐらいよく寝た
四十年のうち三十年ぐらいこの大会に参加しているが
こんなことは初めてだ
朝起きられなかったことなど一度もなかった
これからもこの大会に参加するつもりだが
これからはこんなことがないように
がんばろうと思う
でも
これからもちょいちょいこんなことがあるだろうなという予感がする


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外は明るいが中は薄暗い合掌造り



少しかび臭い布団から頭を出すと
外はもう夜が明けているという証拠に
障子窓からは柔らかい光が漏れていた
しかし
合掌造りは窓が小さいので暗い
まだ五時頃かと時計を見ると
もう七時だった
格子窓の写真を一枚撮って布団から出た

ヨコヤマが釣りから帰ってきた
「どないやった」ときくと
「どないもこないも」という
「さっぱりか」ときくと
「さっぱりわやや」という

することがないので朝飯を食べた
朝飯前ということばがあるが
朝飯前は寝ていただけだ
お腹が空いるはずはないはずなのに
ご飯をお代わりした
お腹がいっぱいになった
お腹がいっぱいになると眠くなる
布団が敷きっぱなしだったのでまた寝た

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 平成25年度 1日惰眠承認証

しばらくしてまたヨコヤマに起こされた
ぼちぼち表彰式が始まるらしい
九時半になっていた
よく寝た
睡魔に取り憑かれているのだろうか
こんなに寝たのは二十年ぶりぐらいだ
頭がぼんやりしている
寝過ぎて脳が腐ってしまったのかもしれない

 もともと腐っているという意見もある

たしかに・・・
でもこれは腐敗しているわけではない
腐っているようにみえるけれど
発酵しているだけなのだ
つまり
納豆やキムチやくさやと同じだ
チーズや鮒ずしや臭豆腐と同じだ
すこし臭いと思う


そのあと五箇山から
イルカの「きときとライナー」という黄色いバスで
名古屋へ向かった
行程2時間20分のうち2時間ぐらい寝た
つまり
まばたきをしたら名古屋だった
もうこれで今月は一睡もしなくていい
おかげで
脳味噌はちょっと臭いが絶好調だ

by ikasasikuy | 2013-06-26 07:15 | 釣魚小全 | Comments(8)
2013年 06月 25日
うどんの思い出
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生醤油饂飩




亡父は
実はうどんが好きだった
しかしそのことをだれにも言わなかった

ボクが子供のころは近所に蕎麦屋というものがなかった
あるのは商店街にうどん屋が数軒とあとは支那そば屋ぐらいだった
母とボクは「お富さん」のうどんが大好きでよく食べに行った
父は外食を好まなかった

なるお市場の奥にうどん屋があった
うどん屋といってもうどん玉の販売をかねた製麺所である
家でうどんというと必ずここのうどん玉を買っていた
屋号が思い出せない
あたまに「ゆ」が付いたと思うが
どうしても思い出せない・・・

まだ夜も明けきらない早朝
父は眠っているボクをたたき起こした
小銭を持たされ
うどんを買いに行かされるのである
この世で起きているのはボクと父のほかには
豆腐屋と牛乳屋と新聞配達とそのうどん屋ぐらいだった
ボクはこの時間の外が大好きだった
空はまだ薄暗く空気が新しかった
うどん屋の引き戸は閉まっていたが
ドンドンドンとたたくと
くぐり戸が開いてうどん屋のおばあさんが出てくる

 「おはよごだまつ〜」
 「おはようさん、はよからおつかいか」
 「うん」
 「なん玉や」
 「ろくたま〜」
 「ちょっと待っとりや」

しばらくすると
まだ湯気の立っているうどんの包みを手渡してくれた

 「熱いで、気ぃつけや」
 「うん」

うどんを抱きかかえるように家に帰ると
父は丼鉢にうどん玉を放り込み
上から醤油をどどっとかけると一気にかっ込んだ
いつも立て続けに二玉食べた
二玉めを半分残して

 「食うか」

とボクに食べさせた
うどんは温かくてコシがあってモチモチしていた
丼の底に醤油が溜まっていてからかったがうまかった

残りの四玉は
昼に父と母と兄とボクの四人で食べる昼餉だった
昼になるとうどんのコシはすっかり失われて
いつものゆるいうどんになっていた
父は食べながら必ず「まずい」といった
だいたい何を食べてもめったに「うまい」と言わないひとだった
それでも
鯨の尾の身の刺身と
冬に田舎から送ってくる豆もちと
川で釣ってきたハヱジャコを自分で炊いた甘露煮だけは
うまいうまいと言って食べていた


家は商売をしていたので
昼は麺類で手早く済ませることが多かった
冬は温いうどんで夏は冷やしそう麺か冷や麦だった
そう麺が茹で上がると
父はどんなに忙しくても仕事の手を止めて
慌てふためきながらそう麺を貪った
母はいつも「のどつまるで」と言って笑っていた
思えば
父はうどんやそう麺そのものが好きなのではなく
麺のコシが好きだったのだ
どうしても仕事の手が放せなくてそう麺が伸びてしまうと
父は「いらん」と言って食べなかった

若い頃
岡山から大阪に出てきた父は
讃岐うどんを知らなかったと思う
もし知っていたら西宮ではなく讃岐に住んだだろう・・・

by ikasasikuy | 2013-06-25 07:37 | めん類学 | Comments(15)
2013年 06月 24日
鳥海山
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鳥海山
LUMIX DMC-TZ30





羽越本線で酒田から秋田へ向かう途中
右手に高い山が見えた
六月だというのに
山頂付近には雪が残っていて
とても勇壮な姿だった
さっそくスマホのマップでケンサクしたら

 鳥海山

という山だった
東北地方で二番目に高い山だそうだ
山形県と秋田県にまたがっている
別名「出羽富士」だが
秋田県側では「秋田富士」と呼ぶ
それなら山形県側も負けずに「山形富士」と呼べばいいのに・・・

 標高 2,236m

うちの近所の六甲山(931m)の倍以上だ
海からすぐのところに聳えているのでよけいに高く見える

 六甲山も海からすぐだという指摘もある

この山
活火山だそうだ
活火山ということは
いつでも好きなときに噴火していいということだ
記録では
1801年の大噴火で8人死んだらしい
1801年は享和元年
江戸時代のど真ん中だ
喜多川歌麿(48)、葛飾北斎(41)、十返舎一九(36)が活躍していた時代だ
伊能忠敬(56)や間宮林蔵(26)が日本中を歩いていた頃だ
相撲取りなら雷電為右衛門(34)である
遠山金四郎はまだ8歳だった
安藤広重などわずか4歳だ

最後の噴火は1971年
けっこう最近じゃないか
うむむ
噴火したらどうしよう・・・

もちろん初めて鳥海山を見るのだが
なんとなく
名前に聞き覚えがある

 ちょうかいさん・・・

うむ
なぜだろう
たしかによくきく名前だ
たぶん有名な山なのだろうなぁ


家に帰ってから気がついた
鳥海山は毎日使っている水だった


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毎日使っているといっても
コーヒーを淹れるときと
ごはんを炊くときにしか使わないけど

 ケチかよという指摘もある

だって・・・

 だってもあさってもあるかという声もある

なにしろ
6本入り一箱1200ヱンもするし
ゾンさんが毎日飲んでる焼酎より高いし



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酒田発14時45分秋田行いなほ5号の車窓


by ikasasikuy | 2013-06-24 07:10 | 地理学 | Comments(6)
2013年 06月 23日
@ngling net
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@ngling netの表紙絵を更新した
長らく沖縄で釣ったハナミノカサゴを貼っていたが
それ以来の更新である
当初は毎月更新の予定だったが
近ごろは年に数回しか更新していない
理由は

 "ZUBORA"


関西では「ずぼらをかます」という言い方をする
つまり横着をするということである
人間
横着になったら潮時かも知れない


表紙の魚はもちろん八郎潟のマブナである
派手さはないけれど

 色といい
 艶といい
 形といい

とても美しい魚である
釣り人の心の琴線に触れる美しさだ

写真を眺めながら
シモリ浮子が手前に走ったときのことや
竿を伸されそうになったことなどを思い出している
たったそれだけのことでうまい酒が飲める
釣りをしない人にはわからない釣り人の特権である

by ikasasikuy | 2013-06-23 07:27 | 魚類学 | Comments(4)
2013年 06月 22日
あぎだべん
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公務員住宅のゴミステーション
Panasonic DMC-TZ30




山形も訛りがきつかったが
秋田も負けず劣らずきつかった


秋田に着いてすぐ
翌日のフナ釣りに使う赤虫を買いに
ホテルから歩いていける釣具屋へ行った

 「赤虫ください」
 「ゑ×▲ጺアンガムスァᕠᗢ%ↀ∆▼♂ゐ먈♪〜」
 「・・・?」
 「ゑ▲アンガムスァᕠᗢ%!∆♂ↀ∆▼ゐ먈♪〜」
 「・・・??」

店のおじさんはボクより少し先輩のようで
訛りがきつい上に早口だ
何を言ってるのかぜんぜんわからない
なんども聞き直した

 「ワンスモア」
 「わんこそば?」

まるで外国人としゃべっているみたいだった
赤虫のことを
「アンガムス」
と言っているようだ
しばらくして
「ワリドモォアンガムスァオイデネッスァ」
つまり
「すみません、赤虫は置いてないんです」
と言っているらしいことがわかった
(ここまででかなりの時間を要している)
それなら
ミミズはあるかときくと

 「ጺ#▼◎&キんズゑᗢ%ゔᗧ억∆♂♪ヶ〜?」

また早口で何だかわからないことを言っている
さっぱりわからないが
語尾が少し上がっている
どうやら疑問詞のような響きだ
しばらくして
身振り手振りから
何を釣るのかときいていることが判明した
(ここに至るまで相当時間を要している)
八郎潟でコブナを釣ると言うと

 「한ズロⓅ⃤※コブナゑ%선〶⬛寏ᗢ%ゔᗧ❷⿷우ヤマメゑቈ〒기〠♪ヶ〜?」

また早口だ
しかもこんどはセンテンスが長い
うむむ
さっぱりわがんね・・・
こっちまで訛ってくる
すると
ボクを冷蔵庫の前へ引っ張っでいって
冷蔵庫の中からミミズを出して見せてくれた
なるほど
なるほど
そういうことか
コブナを釣る細いミミズは品切れで
ヤマメ用の太いミミズしかないがそれでもいいかときいているのだ
オーケー
オーケー
やっとわかった
それでもいいから売ってくれというと
ようやくおじさんはホッとしたような笑顔になった

そういえば
ホーチミンのレストランで
注文がぜんぜん通じないウエイトレスに
メモ紙に料理の絵を描いて見せると
ようやくわかったようで一瞬ホッとしたような笑顔になった
それと同じ笑顔だった
そうか
釣具屋のおじさんから見れば
ボクは完全に外国人なのだなぁ・・・


昔々
うちに秋田出身の大工が下宿していたことがあった
最初はなにをしゃべってるのさっぱりわからなかったなぁ・・・

by ikasasikuy | 2013-06-22 07:16 | 大衆社会学 | Comments(4)
2013年 06月 21日
あきたびじん
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あきたびじん
LUMIX DMC-TZ30




日本三大うどんがあるように
日本三大びじんというのがある

 秋田美人
 京美人
 博多美人

らしい
(博多美人の代わりに加賀美人を含める説もある)

しかし
実際に日本全国(青森、岩手を除く)を徘徊し
この目でたしかめた事実とは若干の食い違いがある
そこで
どうでもいいこととは思うが
とりあえずここに私見を記しておく

----------------------------------

秋田美人については
まさにその通りであると思う
なんの異存もない
上のポスターのような
やや彫りの深い西洋人タイプの美人が多い
いやむしろ
そういうタイプの美人だらけだった
過日
初めて秋田を訪れた
着いたその日からもう兵庫県には帰りたくないと思った
なお
このポスターは
秋田市民俗芸能伝承館を訪ねたときに見つけたものである
受付の女性に
「これはあなたですか」
と言うと
すごく嬉しそうだった
「人生って嬉しいものですね」
という歌の文句が頭に浮かんだ

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残る二つのうちの一つは
薩摩美人だと思う
天文館のあたりを歩いていると
(少しく酔っていたことを割り引いても)
来る人来る人みなきれいな人ばっかりだった
初めて鹿児島を訪れたボクは
その日から鹿児島に住みたいと思った
中には一人ぐらい例外がいても良さそうに思うが
十人が十人
百人が百人
千人が千人
万人が万人
すべからく美人だった
美人率なんと99.9%である
ソニー損保自動車保険の顧客満足度を軽く上回っている
しかしなぜゆえこんなに美人ばっかりなのだろう・・・
「人生って不思議なものですね」
という歌の文句が頭に浮かんだ

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最後の一つは
新潟美人である
新潟県はちょっと立ち寄った程度なので詳しいことは知らない
それでも
高校のときの英語の先生を筆頭に
新潟出身の女性はことごとく美人である
秋田美人もそうだったが
色白で端正で知的な面立ちの女性が多い
秋田美人が洋風なのに比べて
新潟美人は和風である
たとえば大阪や神戸で
あるいは京都市内で
これは本当にきれいな人だなという女性に
「どちらのご出身ですか」
と訊いてみるといい
80%以上の確率で新潟県出身と言うはずだ
嫁をもらうなら新潟出身の女性に限ると思った
少し強引な気がしないでもないが
「人はかわいい、かわいいものですね」
という歌の文句が頭に浮かんだ

なお
新潟県については
いずれそのうちゆっくり徘徊して検証する予定だ

 それにしても
 山形ではまったくぜんぜんナニだったのに
 秋田に入ったとたん美人だらけだった
 これはいったいどういうことだろう
 「人生って不思議なものですね」
 という歌の文句が頭に浮かんだ

  (山形の女性がこれを見ていないことを祈る)

by ikasasikuy | 2013-06-21 07:04 | 大衆社会学 | Comments(11)