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2015年 10月 31日
大濠公園
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大濠公園
LUMIX DMC-TZ70




遅い朝
大濠公園へ行った
ギルピクでギルを釣るのだ
ギルピクはギル専用のピクニックで
マクピクより一回り小さいピクニックだ
しかし
30分やってもノーバイトだった

池の管理をしているという作業服姿のおじさんがきて
「水温が下がってきたからトップじゃ厳しいよ」
という
知ったふうな口を利くじゃないか
そんなことは百も承知だ
大きなお世話というものだ
バスもライギョもナマズもギルも
トップウォータープラグで釣ってナンボの魚だ
意地でもトップで釣るぞ



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この池は基本的に釣り禁止だが
4ヶ所だけ釣りをしてもよいエリアを設けてある
大阪市やそこいらの地方自治体なら
事故があったときの責任逃れに全面釣り禁止にしてしまうところだが
その点、福岡市はちがう
これこそ多様性のある行政だ
博多んもんの奥ゆかしさと心意気を感じる

ここで釣りをするのはこれが3回目だ
バスを釣ったこともある
でも
それは初夏の頃だった
晩秋ではない
だいいち
魚の姿が見えない

ところが
釣り禁止ヱリアをのぞくと
ギルがいっぱい群れているのが見える
ギルも安全地帯がどこなのか心得ているようだ
小さいけれどバスの姿も見える
あゝ
あそこに投げたら出るだろうな・・・
でも
いい歳をした大人が
釣り禁止ヱリアで釣りはできない

このまま坊主で帰るのか
いや
恥を忍んででも一匹釣ろう
なりふり構わず一匹釣ろう

ここで
能古島ではぜんぜん役に立たなかったけれど
姪浜の池田釣具で買ったハリス付き袖鉤4号が初めて役に立つ
スクリューテールグラブのテールだけをチョン掛けにして
いわゆるひとつのノーシンカーワームだ
思いっきり遠投してもせいぜい4〜5mしか飛ばない
しかし
これなら水面ではないけれど
ほぼ水面で釣りができるじゃないか・・

さっきまで
「意地でもトップで釣るぞ」
と豪語した舌の根も乾かぬうちにこの為体だ

しばらくすると
石の下や藻の隙間に潜んでいたギルが次から次へとアタックしてきた
おぉぉ
出てきた出てきた
おぉぉ
ガンガンくるぢゃん

 さっきまでの苦労はなんだったんだ

というぐらい
面白いように釣れすぎるので
すぐに面白くなくなってしまった



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ぎるぎるぎる




人生は苦難の連続だが
それを厭い楽して実を得たとしても
それは決して徳にはならないということである

いくら簡単に釣れるからといって
ワームのシッポに宗旨換えするなんて・・・
あゝ
言語道断だ
ボクはどうしようもない暗愚者だ
悔やんでも
悔やんでも
悔やみ切れぬ・・・




  でも釣れてよかった ♪


 【本日の釣果】
  ブルーギル・・・12


by ikasasikuy | 2015-10-31 07:30 | 釣魚小全 | Comments(6)
2015年 10月 30日
リサ・ラーソン
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リサ・ラーソン展ポスター




天神の三越で
リサ・ラーソン展をやっていた
前からいちど見てみたかった
ラッキーだ
入場料800萬ヱン
リサの作品はどれもこれも
優しさに溢れていてすばらしい
特に動物を主題にした作品が面白い
中でも一番好きな作品は

 猫

である


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こういう可愛らしい猫も可愛らしいけれど
ボクはシュールな表情の猫が好きだ
だいいち
ホンモノの猫はこんなに優しそうじゃない
もっと深い憂いを含んだちょっと恐い顔つきをしているのだ


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ちょっと不機嫌そうで
ちょっと怒っているような
そうそう
福岡市動物園のツシマヤマネコのような・・・


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ミュージアムショップで
リサ・ラーソンの猫を一匹飼った
買ったと言ってもA6サイズの小さなノートだが


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最近
A6サイズのノートにハマっている

by ikasasikuy | 2015-10-30 07:33 | 美術工芸 | Comments(4)
2015年 10月 29日
能古島
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能古島
LUMIX DMC-TZ70




能古島(Nokonoshima)へ渡った
能古島は博多湾に浮かぶ周囲12キロの小さな島だ
昔は「残島」「能許島」「能挙島」「乃古島」と書かれていたが
大東亜戦争敗戦後から「能古島」と書くようになったらしい
姪浜(Meinohama)からフェリーで10分
都会の喧騒とは無縁の長閑な島にワープできる

振り返るとさっきまで居た大都会福岡が見える
クモヒトツナイ青天なのに
支那国からやってきたPM2.5のせいで
町は牛乳瓶の底のように霞んでしまっている
晴れているのに太陽が見えない
上海で見た空と同じだ
天気予報の最後に
よく晴れて洗濯日和だが
洗濯物は部屋干しがいいと言っていた



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早い朝
姪浜にある池田釣具店に行った
店は開いていたが商品がほとんどない

 「ヱサありますか」
 「どんなヱサ」
 「アオムシ」
 「虫ヱサは置いやないちゃ、オキアミならあっけんばってん」
 「ハリはありますか」
 「どんなハリ」
 「袖か狐」
 「しょこんあっけんけんじぇんぶたい」
 「えええ、これだけですか」
 「うん、もう店ばやめるとよ、あーたのけつん客かもしれんちゃ」

ボクが最後の客か・・・
とりあえず冷凍のサシアミと
昨日買えなかったハリを数袋買った
ハリはぜんぶあわせて100ヱンにしてくれた
でも
使えるかなこのハリ



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池田釣具から川沿いに歩くと姪浜漁港に着く
川の河口付近は小さな漁船の係留場所になっている
たぶん河川法違反だと思う・・・
でも
生活感がある
こういう風景は好きだ


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小さな魚市場があった
卸売り市場だ
これからセリがはじまるのか


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魚がきれいに並べられている
勝手に中に入って写真を撮ったが
だれも気にも留めてない様子だ


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福岡市営渡船のり場に着いた
渡船といってもけっこう立派なフェリーだ
大きな待合所がある
切符を買う


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往復460ヱン
つまり船賃は230ヱンということだ
安い
安すぎる
赤字じゃないのか福岡市
ランドセルを背負った子供も乗っていた
わざわざ能古島にある小学校に通っているようだ


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能古島



出港してジャスト10分で着いた
朝のラッシュ時だからかけっこう乗ってる
クルマ2台
バイク1台
自転車3台
ひと20人ぐらいが能古島に降り立った
半分以上が観光客のようだ


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降りた乗客はそれぞれ散り散りばらばらに消えていったが
ボクはだけ港に残ってコモノ釣りだ



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クロ



クロが釣れた
池田釣具のおっちゃんが
「能古島ならクロのよぅ釣れるちゃ」
と言っていたとおり
グレの魚影が濃かった
買ったハリス付き袖鉤の0.8号ハリスは劣化していて
コッパグレがきても切れた
使い物にならなかった
それに鉤の軸が細過ぎて
フグのペンチマウスで一撃だ
そこでロケットジグヘッドを直結して
それにワームとオキアミを抱き合わせにして釣った


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コッパクロも多かった
ジグヘッドの鉤が大き過ぎるのか
10バイトで1キャッチぐらいの割合で釣れる


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コモンフグ



コモンフグが釣れた
能古島もコモンフグが多い
はっきりしたアタリはグレで
モゾモゾピリピリはたいがいフグだ


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クサフグ



クサフグが釣れた
ここでもやっぱりコモンフグとクサフグが混生(植物用語)している
同じ場所で交互に釣れる


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チャリコ



チャリコが釣れた
能古島のチャリコは唐津のチャリコより色が薄かった
筋肉質の体型で美味そうだ
80cmになったらもういちど釣れてくれるように頼んでリリースした


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名前は知らない魚



チャリコを釣ったあと
こんな魚が釣れた
初めてみる魚だ
なんだろう
きれいな魚だ


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名前の知らない魚



体型はフエダイだ
クロホシフエダイに似ている気がする
もしかして
ニセクロホシフエダイの幼魚?
それなら何度も釣っているけれど・・・
こんどおおはしさんがきたら見てもらおう


3時間だけ釣りをして
納棺・・否、納竿



 【本日の釣果】
  グレ・・・23
  コモンフグ・・・8
  クサフグ・・・2
  カワハギ・・・1
  マダイ・・・1
  ヨコスジフエダイかも・・・1
 -----------------------------------------------
  6魚種 36匹


おおはしさんの見立てでは
ヨコスジフエダイではないか・・・ということだ



ひるめしは


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船着き場の前のみなと屋という食堂で
能古島名物「のこうどん」を食べた
もしかしたら
これを食べるのが能古島へきた主たる目的かもしれない

のこうどんは細うどんで
コシの抜けた「はかたうどん」とちがってコシがある
ただし
讃岐うどんほどのコシはない
じゃ、どんなコシか・・・
むりやり言うと稲庭うどんに近いコシだ
のこうどんを頼むと
なぜか刺身の三種盛り(カンパチ、タイ、ケンサキイカ)がセットで付いてくる
ビールを飲まざるを得ない
刺身なら酒々という手もあったな・・・
のこうどんは
なかなか良いうどんだった

でもボクは
コシ抜けの博多うろんがいい

by ikasasikuy | 2015-10-29 07:06 | 釣魚小全 | Comments(8)
2015年 10月 28日
Karatsu Zakki
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唐津神社
LUMIX DMC-TZ30



釣りをする前に
唐津神社へ参詣した
唐津神社は大きな神社だった


「佐賀県でもガシラが釣れますように・・」



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釣れなかった



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おみくじを引いた



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スカだった


第十九番 末吉
あゝ
ついてない人生だったなぁ・・・


PM2.5が目に沁みる




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唐津市近代図書館




駅の南に堂々たる建築物発見
なんだろう
図書館だった
これだけ立派な建物なのに
タツキンのときみたいに心に響かない
なぜだろう・・・
理由は平成4年の建築だからだ
風格がない
こういう建物は長い年月風雨に曝されてやっと味が出るのだ
平成4年じゃとてもダメだ
できることなら大正4年
否、せめて昭和4年ぐらいなら少しは響いたはずだ
それでも
この図書館の歴史をたどると1910年(明治43年)開館とある
ボクのおかんと同じ年だ
ロバートジョンソンより一年先輩だ
その後、移転と建て替えを何度も繰り返し名称を変えつつ現在に至る
しかし
美術館なら「近代」と付くところは全国各地にあるが
図書館で「近代」は珍しい
たぶん世界中でもここだけだと思う



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唐津城

スマホのカメラで撮った唐津城



河口を見下ろす城といえば
大分県杵築市の八坂川河口にある杵築城を思い出す
でも杵築城よりこっちの方がはるかにカッコイイ
麺道家のじゅんたさんも「カッケー」と言っておられた
ただし
ハゼに関して言えば
杵築城下の方がよく釣れる
特に河口右岸にある納屋漁港はハゼの宝庫だった
しかし
いずれにしろ河口に城があれば
ハゼはまちがいなく釣れるということだ



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松浦川




アマゾン川を見たことはないが
アマゾン川の河口のようだ
見たこともないのに「ようだ」はオカシイという指摘もある
でも
それぐらい広いということが言いたかった
たぶんこの川を泳いで渡った者は居まい
渡り切るまでに
ピラルクーやピライーバ
それに人食いワニに食われてしまうにちがいない



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唐津の商店街




唐津の商店街
こじんまりした商店が軒を連ねている
店はどこの町にもあるような店ばかりだ
花屋、肉屋、魚屋、八百屋、電気屋、乾物屋、美容室
どの店も小奇麗にしている
看板もカッケー木の一枚板で統一している
なかなか居心地の良い商店街である
ところが
観光客も多いと思うが昼間開いている飲食店が少ない
喫茶店を見つけるのに苦労した



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川島豆腐店




普通の豆腐屋ではないようだ
ざる豆腐を使ったコース料理が食べられるらしい
昼間やってる数少ない飲食店のひとつだ
営業時間は8時、10時、12時の3回
12時はわかるが
8時とか10時にコース料理て・・・
それに12時の客が帰ると早々に店を閉めてしまうらしい
ものすごく独善的な経営だ
この店
ざる豆腐発祥の店・・らしい

 ほんまか・・

だいたい自分で「元祖」を名乗ったり
「発祥の店」という看板を掲げるのはいかにも怪しい
ちなみに
明石の玉子焼き店「よこ井」(昭和二十八年創業)は
看板も何も掲げていないけれど「玉子焼き発祥の店」でまちがいない
ところが道向うの「本家きむらや」が
こともあろうか発祥の店を名乗っているという(看板は掲げてない)
そこで
何年か前にゾンさんと
「よこ井」と「本家きむらや」をハシゴ玉子焼きしたことがある
どっちがホンモノかを検証する一大プロジェクトだ

どっちがうまかったかというと
どっちもうまかった
元祖であろうが発祥の店であろうが
食べ物屋はうまいかまずいかふたつにひとつだ
うまけりゃそれでよし
元祖も発祥の店もないということがわかった

この豆腐屋
元祖や発祥の店をウリにするところをみると
味に自信がないにちがいない



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ナポレオンのオムライス




カレーを食べようと入った店で
メニューをみると「カレーライス」がない
その代わりにというように「ドライカレー」があった

 「ドライカレーとあとでコーヒー」
 「あ、ドライカレーできないんです」
 「えええ〜〜〜」
 「申し訳ありません」
 「ほな、オムライスは」
 「できます」
 「じゃ、オムライス」
 「はい」
 「このチキンライてなんです」
 「チキンライスです」
 「スが抜けてますよ」
 「あ、申し訳ありません」

大丈夫かなこの店
かなり使い込まれたメニューブック
もう何年も「チキンライ」で営業しているのか・・

オムライスがでてきた
オムライスが好きなひとが好きなタイプのオムライスだ
味が濃い
でも美味い
オムライスを食べ終わるとコーヒーが出てきた
ナポレオンスペシャルブレンド
めちゃくちゃ美味い

ナポレオンは店の屋号だ
なぜかトーストとアイスクリームも出てきた
頼んだ記憶がない
いや、無意識のうちに注文したのかもしれない
最近は10分前の記憶がけっこう怪しい
言った尻から言ったことを忘れることもよくある

 「あ、これはサービスです、よかったらどうぞ」

やっぱり頼んでなかった
でも
オムライスがかなりボリュームあったのに
トーストとアイスクリームはもう入らないと思う・・

 入った

きれいに平らげて
メニューをもういちど見た
あ、ドライカレーあるぢゃん



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福岡空港発西唐津行き




レッドヘッドの電車だ
擬似餌の世界では定番カラーだが
電車では珍しい
福岡空港と唐津を乗り換えなしで結んでいる

 大阪から福岡まで1時間10分
 福岡から唐津まで1時間20分

距離が短い方が時間がかかるのだなぁ・・
こんど唐津に来るときは
呼子でケンサキイカだ




      話が長かったのでたぶんゾンさんは途中で一回寝たと思う

by ikasasikuy | 2015-10-28 08:23 | 宗教民俗学 | Comments(6)
2015年 10月 27日
Modern Architecture Extant in Karatsu
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旧唐津銀行本店
LUMIX DMC-TZ30



ひと目見てタツキンとわかる建物が唐津にもある
旧唐津銀行本店
それもそのはずだ
辰野金吾は肥前国唐津藩(現在の佐賀県唐津市)の出身だ
嘉永七年(1854年)
唐津藩の下級役人の次男として生まれた
したがって
タツキン建築が唐津にあって何の不思議もない
むしろ小樽や盛岡にあることが不思議だ



 建築物:旧唐津銀行本店
 建築年:1912年(明治45年)
 設計者:辰野金吾、田中実
 構 造:煉瓦造二階建
 建築地:唐津市本町1513番地15



建物は平成9年まで銀行として使われ
その後唐津市に寄贈された
現在は内部を見学用に解放していて
受付にきれいなおねえさんが二人も配備されている



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平成になるまで使われていたわりに
家具調度はそのまま美しく保存されていた
唐津人の民度の高さが窺える
大坂人も見習うべきだ
館内には辰野金吾の生首も曝されていた

 胸像だという指摘もある



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クモヒトツナイ青天に煉瓦建築が映える
もしかしたら
唐津へ来た主たる目的は

 これではないのかというギワクもある

しかし
コモノ釣師の看板を掲げている以上
嘘でも「釣りのついでだ」と言わざるを得ぬ
大人は本音と建前を上手に使い分けねばならぬのだ






  追伸
  受付のきれいなおねえさんは
  二人とも二十代前半で笑顔が素敵で
  ほんとうにきれいなおねえさんなので念のため

by ikasasikuy | 2015-10-27 07:56 | 文化人類学 | Comments(7)
2015年 10月 26日
肥前国唐津のコモノ釣り(2/2)
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肥前鯊(手測り20cmちょい)
LUMIX DMC-TZ30




ホテルのバイキングとちがって
小さな旅館の朝ごはんは格別である
焼魚が美味い
味噌汁が美味い
久しぶりに
朝ごはんをしっかり食べた
ちょっとしっかり食べすぎた気もする
年老いた母のような宿の女将がごはんをつけてくれる
ボクの母にしては着物が似合いすぎるし上品すぎるけれど・・・

宿を出ると
すっかり陽が高く昇っていた
食べすぎではち切れそうなお腹をさすりながら
さて
松浦川河口のハゼ釣りである
ポイントは舞鶴橋東詰めの「b地点」
干底で足場が高い
これから上げ潮にかけて爆釣の気配がする

15〜16cmのハゼを数匹釣った後
突然竿ごと引ったくるような強烈なアタリ
ハネかと思ったら
なんと
ハゼだった
手測り20cmちょい
今回の釣行中最大のハゼだった
唐津のハゼはめちゃくちゃ力が強い



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朝靄にかすむ高木旅館




釣った場所は
宿から30mぐらいのところだ
このポイントで粘れば
もっと大きのが釣れそうな気がしたが
思っていたよりハゼの魚影は薄い
それに根が荒いので鉤をずいぶんなくした
5〜10投に1回ぐらいの割りで根がかりする
0.8号のフロロカーボンハリスは一発で切れてしまう
これじゃ松浦川に鉤をまいているようなものだ
江戸川放水路みたいな手漕ぎの貸しボートがあれば釣り易いのになぁ

舞鶴橋の上からもやってみたが
ここも釣れるもののやっぱり根がかりも多い
それに足場が思い切り高いので
釣り上げる途中にバラシも多かった
橋を渡って対岸の「c地点」へ移動する



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ガッチョ




「c地点」も根がかりはあるが
「b地点」や橋の上より若干マシだ

小刻みなアタリでガッチョが釣れた
うむむ
手がねちゃねちゃになった
でも
うれしい
鉤を外すとき
エラの棘を指に突き立てて抵抗する
うむむ
めちゃくちゃ痛い
けど
かわいい



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シロギス




ブルブルブルと小気味よいアタリでキスが釣れた
ガッチョよりはるかにはっきりしたアタリで引きも強い
天ぷらにしたら絶対に美味いサイズだ
シロギスは3種類あって
小さいほうから順に

 からあげサイズ
 天ぷらサイズ
 刺身サイズ

25cm超級の刺身サイズはめったに釣れない
だいたい20cm前後の天ぷらサイズが多い
からあげサイズは基本リリースだが
このサイズばっかりのときは持って帰って
頭と腸を落として唐揚げにする
小さいキスは骨も美味いのだ



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左:クサフグ、右:コモンフグ




ここでは同じ場所でクサフグとコモンフグが釣れた
いままでコモンフグとクサフグは棲み分けていると思っていたが
そうではないようだ
出雲国でもそうだったが
唐津でもフグは仲良く共存している
アブラボテみたいな醜い縄張り争いはないのかもしれない



 【本日の釣果】
  ハゼ・・・11
  クサフグ・・・3
  コモンフグ・・・1
  ガッチョ・・・1
  キス・・・4
 --------------------------------
  5魚種 20匹



3時間やって20匹はコモノ師としては少々物足りない
数が出ない原因は川底が粗く釣りにくかったこと
ハリのロストがなければもっと釣れたと思う


もうちょっと釣りたかったが
根がかりで鉤をすべて使い尽くしてしまったところで納棺・・否、納竿
それにカメラが壊れた(画面右1/4が写らへん)し
名残惜しいがハリとカメラを買いに博多へ戻ることにした



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【about LUMIX DMC-TZ30】

 突然画面の右1/4に黒い影が写りこむようになった
 レンズをのぞくと黒い薄い幕のようなものが ↓ レンズにへばりついていた

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 振っても
 叩いても
 蹴飛ばしても
 この黒い影はへばりついたままだ
 カメラの設定を4320×3240にしているので
 黒い影が写る部分をトリミングすれば
 ブログ用の800×600ぐらいなら
 こんなふうに ↓ 使えなくはない

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 (建物は屋号が漢字一文字の唐津で一番ズイマーな焼き肉屋)

 しかし
 こんな使い方はとても不快だ
 LUMIX DMC-TZ30
 2013年の1月ごろに買ったと思う
 もう2年9ヶ月も使ったのでじゅうぶん元は取れているし
 引退だ
 買い替えだ
 そういえば
 トッテナム戦からリヴァプールの監督が
 ブレンダンジョーンズからユルゲンクロップに変わっていたなぁ・・・

by ikasasikuy | 2015-10-26 07:09 | 釣魚小全 | Comments(8)
2015年 10月 25日
肥前国唐津のコモノ釣り(1/2)
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松浦川河口を見下ろす唐津城
SONY ERICSSON IS12S




唐津に着いた日の午後と翌朝
釣りをした
地図を見ると
唐津の町は玄界灘に面して唐津湾の湾奥にあって
きわめて風光明媚なところだ
松浦川という大きな川が唐津湾に注いでいる
アマゾン川かと思うぐらい広い河口だ
ハゼ釣り名人のピケさんなら
きっとこういうロケーションに狙いを定めるはずだ
そこでボクもハゼを中心にコモノを釣ってみようという寸法だ

河口右岸に漁港がある
まずはここから釣り開始


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コモンフグ
LUMIX DMC-TZ30



コモンフグがきた
まるで宝石を鏤めたようなきれいな模様だ
こんなに美しいのに
多くの釣り人からきらわれている
美しさの分からない無粋な釣り人だ
きらわれるだけならまだいい
虐げられているフグもいる
理不尽な話だ


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チャリコ



チャリコがきた
マダイだ
きれいな魚体だ
丸々と太っている
出雲国のマダイは色が黒く痩せてるのが多かったが
ここのマダイは色つやもいいし
パンパンに肥えている
いいものを食べている証拠だ


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ハゼ



ハゼがきた
狙い通りの展開だ
サイズは16〜17cmだが
これもよく太っている
いいものを食べている証拠だ

 天高く鯊肥ゆる秋

ほんとうに良い天気だ
先週からずっとこんな天気だ
日向にいると汗ばむぐらい暑い
冬の装束を持ってきたが要らなかった


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ガッチョ



ガッチョがきた
ヌメリゴチだ
これが釣れるとうれしいけれど
手がネチャネチャになる
少々洗ったぐらいではヌルヌルは取れない
水バケツとタオル必携

 見て面白い
 釣って楽しい
 食べて美味しい

三拍子そろっている


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ウロハゼ



ウロハゼがきた
まずまずのサイズだ
引き味は同寸のハゼの1.5倍
カワアナゴ級のパワーがある
あまり群れないのか
単発的に釣れることが多い
いちど
ムコンで入れ食いになったことはあるが
普段はめったに釣れない


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イシモチ



イシモチがきた

 にべもない


ニベかと思ったらイシモチだった
シログチというひともある
関西では単にグチというひとが多い
しかし
ニベとイシモチのちがいがわかるひとは皆無に近い
ほとんどのひとが同じ魚の別名だと思っているが
じつはちがう種類の魚なのだ
ボクはこれはイシモチだと思っている
でもちがうかもしれない


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モチヱバ



モチヱバがきた
ヒイラギだ
おもしろい顔の魚で大好きだが
触るとガッチョ並に手がネチャネチャになる
これを釣るときも水バケツ&タオル必携だ
釣り上げると
イシモチ同様ググググと鳴く
かわいい


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クサフグ



クサフグがきた
コモンフグかと思ったが
ここもコモンフグとクサフグが混生している
(混生は植物の場合に使う言葉だが)
見分け方は
目の下にも斑紋があるのがコモンフグ
クサフグは目の下に斑紋がない


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グレ



グレがきた
クチブトグレだ
九州ではクロという
たしかに黒いけれどただの黒ではない
青緑がかった黒だ
見れば見るほど美しい
それに円らな目が黒真珠のように輝いている
それに小さくても引き味は抜群
同寸のギルの1.9倍は引く



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松浦川河口付近図




初日の午後は「a」の漁港を釣った
舞鶴橋のたもとの高木旅館に泊まって
翌朝「b」と「c」をやった



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宿の窓から見る松浦川




久しぶりに畳の上で寝た
ニッポン人だということを思い出した




 【本日の釣果】
  コモンフグ・・・2
  マダイ・・・1
  ハゼ・・・12
  ガッチョ・・・2
  ウロハゼ・・・2
  イシモチ・・・2
  モチヱバ・・・2
  クサフグ・・・2
  クチブトグレ・・・1
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  9魚種 26匹




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日が暮れると川の上に半分欠けた月が昇った
SONY ERICSSON IS12S




そんなわけで
話がなごなったので
この続きはまた明日の心だ

by ikasasikuy | 2015-10-25 07:25 | 釣魚小全 | Comments(6)
2015年 10月 24日
肥前国唐津
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唐津焼珈琲茶碗
LUMIX DMC-TZ70




住んでるところより西で
佐賀県だけがまだ行ったことがなかった
福岡や長崎は何度も行ってるのに
なぜだろう・・
たぶん
おそらく
佐賀には面白いものがなにもないだろうと高を括っていたからだと思う
でもサガせばきっとなにか面白いものがあるにちがいない
そう思うと
召される前に是非とも行くべきだと思うに至った
福岡から一番近い唐津に行くことにした
とりあえず
コモノ釣りが表向きの理由だ
他にも唐津にある辰野金吾も見ておきたかった
それについでのようで申しわけないけれど唐津焼も買おう・・・

唐津焼の珈琲茶碗を買った
実に地味な珈琲茶碗だ
松円寺窯・大石正峰というひとの作らしい

佐賀には有名な有田焼がある
むかしハウステンボスで有田焼の珈琲茶碗を買った
そのときは有田は長崎県だと思っていたのだ
佐賀県だった
ものごとをよく知らなかった頃だ

 いまもよく知らないという指摘もある

たしかに・・
でも唐津へ行ったら唐津焼だ
それに有田焼は磁器で唐津焼は陶器だ
磁器と陶器がどうちがうかは各自で調べてほしい

帰ってきてすぐコーヒーを淹れて飲んでいる
イッタラで飲むよりうまい気がする
気がするだけだ
そんなわけで
遊び過ぎて疲労が疲れ果てているので
主たる目的の「肥前国唐津のコモノ釣り」の話はまた明日の心だ

by ikasasikuy | 2015-10-24 07:46 | 美術工芸 | Comments(4)
2015年 10月 23日
VANGUARD
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TOP WATER JUNKY "VANGUARD"
LUMIX DMC-GM1 with Zuiko 35mm F3.5(MF)




トップウォータージャンキーの中のトップウォータージャンキー
いわゆる定番中の定番

 ヴァンガード

である
であるが
すこしちがう
なにがちがうか?
手にした瞬間にわかる



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"VANGUARD"
LUMIX DMC-GM1 with Zuiko 35mm F3.5(MF)




太さだ
明らかに太い
どれぐらい太いのか
気になるのでノギスで測ってみた

 旧ヴァンガード・・・直径24mm
 新ヴァンガード・・・直径25mm

なんだ
たった1mmしかちがわないのか
それでも
手にした瞬間に
「あら?」と思う
人間の手の感覚というのは思いのほか敏感だ



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VANGUARD & AMBASSADEUR
LUMIX DMC-TZ30




はたして
デブになったヴァンガードで
バスを釣る日が来るのだろうか

by ikasasikuy | 2015-10-23 07:59 | 漁具概論 | Comments(5)
2015年 10月 22日
いも
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姉からのメール
LUMIX DMC-TZ30




  段ボールの便せんに
  心温まる添え書き
  いつもいつも
  ありがたいことである
  なんのお礼もできなく恐縮至極である



                     いも
                     たいへんおいしゅうございました

                                   弟より










 いただいた四種類の芋は・・

  大野芋(オオノイモ)
  黒茎(クロジク)
  赤芽(アカメ)
  八頭(ヤツガシラ)

 大野芋は身の締まりがよく粘りがあって親芋も子芋もめちゃくちゃうまい
 黒茎は葉茎が黒く小振りでやや淡泊な粉質で甘みがあってめちゃくちゃうまい
 赤芽はあっさりしていて粘りが少なく甘みがあってほくほくしてめちゃくちゃうまい
 八頭はゴツゴツしていて身が締まり粘りが少なく煮るとほくほくしてめちゃくちゃうまい

それぞれが
それぞれに
うまい


by ikasasikuy | 2015-10-22 07:58 | 食文化論 | Comments(4)