2010年 07月 21日
真夏日
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東の空
OLYMPUS E-410



長い梅雨が明けて
鉛色の空が晴れて
ここ数日
美しい青空が広がっている

ニッポンの空が
こんなに青いということを忘れていた
ああ
青い
青い
空が青い
思わず拳を握りしめたくなるほど
青い
真っ白な千切れ雲が
青い空で踊っている


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西の空
OLYMPUS E-410



宝塚の気温が34℃まで上がった
今年の最高気温だ

 真夏日だ

25℃以上の日を夏日
30℃以上の日を真夏日と呼ぶらしい
35℃以上になると猛暑日というそうな
それならば
40℃以上の日はなんというのだろう

 酷暑日?
 獄暑日?
 死暑日?

過去の日本の最高気温は40.9℃だそうだ
3年前の8月に埼玉県と岐阜県で記録されている


タイ国ナコンサワン市で
気温40℃を超える日に釣りをしたことがある
ナマズを釣っていると
目の前の景色がスーッと白くなった
意識がもうろうとなって
ひざがガクガクと崩れて
バタッと倒れた

 いよいよお迎えが来たのかと思った

消え入りつつある意識と
わずかに残る体力とで
匍匐前進をしながら木陰まで這った
木陰で腹這いになったまま
吐いては水を飲み
水を飲んでは吐いた
忘れようとしても忘れられない思い出だ

トラックの荷台に載せられて
這々の体で宿へ戻り
バスタブに水を貯めて首まで浸かった
その後
クーラーの効いた部屋で2時間寝たら元に戻った
すっかり元気になった
元気になると急に食欲が出て
夕暮れの市街地まで晩メシを食いにいった
豚足ライスとビアチャンがうまかった
ついさっき
あっちの世界へ召されようとしていた人間とは
到底思えぬ食いっぷりであった



  【教訓その1】
    気温が40℃を超える死暑日に
    日向でナマズ釣りをしてはイケナイ


by ikasasikuy | 2010-07-21 15:28 | 気象学


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