2010年 10月 28日
読書週間
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表紙絶妙・数行厭本
OLYMPUS E-410



ちょっとまえ
暇つぶしに読もうと買った本だ
なにしろ
表紙がこれである
思わず飛びついてしまうじゃないか

 きっと面白い本にちがいない・・・


ところが
数頁も繰らずうちに

 がっかりした

これ
江戸時代の釣りの話かと思ったら
日本経済新聞に連載された釣りコラムだった
しかも
話のくだらなさ
文章のつまらなさに
辟易とした

 _u_m_u_m_u_

なるほど
こうゆうふうに書けば
毎週々々七年間も
経済新聞の夕刊に連載してもらえるのか

 ああ、あほらし

しばらく打棄っておいたが
勿体ないので
捨てる前にもういちど読んでみようと
適当な頁を開いてみたが
数行で厭になった

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昨日から読書週間である
本を読まない国民が増えているらしい
理由は簡単だ
面白くない本が増えているからだ
面白い本があれば
だれだって読むに決まっている

ボクは
中学一年のときに
一冊の面白い本にあたったおかげで
いまも「読書習慣」だ

その本と言うのは
ここだけのハナシだが
A書房の

 「少◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯」


その後
A書房を卒業したボクは
S元社の文庫本を買い漁り
S元社の社員の懐を温めつつ
現在に至る


面白くない本を読むのに費やした時間ほど無駄なものはない
その無駄をなくすためにも

 「本は表紙で選んではイケナイ」

と思う
秋の夕暮れ

by ikasasikuy | 2010-10-28 09:55 | 文学


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