2011年 08月 08日
週刊アクアリウムニウス 11.8
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週刊アクアリウムニュース8月号表紙
OLYMPUS E-410



さて
今月も週刊アクアリウムニュースだ

 週刊なのに「8月号」とはどーよという指摘もある

まあ
気にするようなことではない
モンダイは内容だ


ミナミヌマエビの子供の冩眞撮影に成功した
この水槽内で生まれた蝦の子供だ
かなり"pinboke"だが
まあ
素人だし
こんなもんだ
滅多に出てこないので
死んでしまったのかと思っていると
突然数匹まとまって
チョロチョロとウイローモスのジャングルの中から出てくる
小さい上に動きが速いので
なかなかシャッターチャンスがない
このときも
数秒後にはもう姿を消していた


ニッポンバラタナゴもなかなかじっとしていない魚で
常に動き回っている
ヱサを入れてやっても貪欲に食いつかず
沈んでしまったヱサを啄むようにゆっくり食う
大きさは
♂が4cmぐらい
♀が3cmぐらい
もうこれ以上大きくはならないかもしれない
去年の暮れに熊本県から赤ちゃん状態でここへ来たので
もう八ヶ月になる
梅雨頃にいちど産卵管が伸びかけた♀がいたので
産卵をするかもしれないと大きな溝貝を一匹入れているが
今のところその気配はない
いま
2cm未満のニッポンバラタナゴの仔魚を40〜50匹注文している
盆の頃に到着する予定だ


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ミナミヌマエビ / 岡本メダカ
ニッポンバラタナゴ / カワムツ
OLYMPUS E-410



メダカは全部で100匹以上になった
元祖「アンギラス岡本メダカ」は♀が二匹死んだあと
七月の末には♂一匹が死んで
いよいよ残りは♂一匹だけになった
そこで
第二世代のアンギラス岡本メダカ(約40匹)と同居させたところ
なんと
なんと
なんと
数日後
第二世代のアンギラス岡本メダカの♀二匹が卵を付けていた!
さっそく採卵して別の水槽に移したが
父親が誰なのかは分らない
第一世代の最後のアンギラス♂なのか
それとも第二世代の中の若い♂なのか・・・
それに
第一世代と第二世代を同居させてみて分ったことだが
第一世代(K子園浜でもろたやつ)は全部黒メダカだったが
生まれた子(第二世代)は緋目高と青メダカが半々なのだ
これはいったいどういうことだろう
隔世遺伝?
さて
第三世代はどんな色のメダカだろう
もしうまく受精していれば来週か再来週には生まれるはずだ


カワムツは12匹いて水温が33℃を越えても元気だ
60cm水槽内(水面近く)を勢いよく群れて泳ぎ回っている
ヱサもよくねだるのでついつい多くやりすぎてやや肥満気味だ
春に釣って持ち帰ったたときの二倍の大きさになっている
大きくなっても愛嬌があって可愛いのだが
一つ困ったことがある
蝦を入れても貝を入れてもすぐに食べてしまうことだ
これでは水草に苔が付着して光合成ができなくなって枯れてしまう
(すでに枯れ始めている)
そこで
カワムツ、ムギツク、アブラボテを釣った場所へ運んで再放流した(エビクール大活躍)
そんなわけで
3号水槽に南沼蝦約40匹と貝四種だけになった
(モノアラガイ、ヒラマキガイ、イシマキガイ、ドブガイ)
水草はバコバモンニエリとウイローモス
ここに日本薔薇鱮を入れる予定だ




日本産淡水魚を飼い始めて
それぞれの魚の困る習性を記す

 カワムツ→エビと貝を食う
 オイカワ→水槽のふたの隙間から飛び出して干物になる
 ムギツク→メダカを食う(たぶん蝦も食う)
 メダカ→自分の子を食う
 モロコ→すぐ弱る
 アブラボテ♂→縄張りを作り他のタナゴ類を攻撃する
 シロヒレタビラ♂→縄張りを作り他の鱮類を攻撃する
 フナ→暴れて水草を抜く
 ドブガイ→移動して底砂を掘り起こし水草を抜く
 サカマキガイ(モノアラガイ)→スイレンの葉を食う

今後の参考にしたい


以上
週刊アクアリウムニュースだ

 なんだニュースってこんなことかという声もある

まあ
こんなことだけど
なにか

by ikasasikuy | 2011-08-08 06:49 | アクアリウム | Comments(17)
Commented by とど at 2011-08-09 00:09 x
やぁ~可愛いですね~。私も小魚を飼おうか思案中なんです。
やっぱり魚は愛でるものですよねぇ~。
Commented by ikasasikuy at 2011-08-09 01:01
とどさん
30cm水槽と
外掛け式フィルターと
エアポンプと
底砂利などなどがセットになってるやつ
数千円で売ってます
あとは
金魚でも目高でも
自分で釣った小魚でも
ただし
鯰や雷魚や鯉や大口黒鱒などは
すぐに大きくなって手に負えなくなります
それと
小さくても魚食性の強いのはしんどいです
ブルーギルとかオヤニラミとか
まあ
目高かなぁ・・・楽なんは
すぐ殖えて困るかもしれへんけど

Commented by とど at 2011-08-09 13:04 x
いや実は、青野ダムで釣ったバスを持ち帰って家で飼ってた事が
あるんです。
まだ外来魚の移動が禁止されてなかった時代の話ですよ。
トーナメンターとは逆に、小さいバスが釣れる度に入れ替え、
一番小さいのを持ち帰りました。多分、10cm程でしょうか?
(ちなみにルアーで釣った一番小さいバスは、加古川の野池で
クランクで釣った6cm程のバスです。ルアーより小さかった。)

「バース君」と名付けられたこのバスは1年と経たずに30cmを
越え、60cm水槽では狭過ぎるので青野ダムへリリースする事に
なりました。(言っときますが、阪神ファンじゃありません)
その後、熱帯魚やオヤニラミ、カマツカ等も飼ってたのですが、
あまり長生きさせられなかったですね。

子供が神戸の頃からメダカを飼ってますが、世代交代しながらも
長続きしてます。
そんなに真剣じゃないようなので、確かに楽なんでしょうね。

昔からの夢ですが、実はヒラメを飼ってみたかったりします。
そんな人居ないだろ~と思うでしょうが、磯原に行った時に
「知人にヒラメを飼ってる人が居る」と聞いた事があります。
場所的に可能な環境ではありますね。
Commented by ikasasikuy at 2011-08-09 15:53
なんや
とどさんいろいろ飼ぉた経験あるんですね
釈迦に説法でした
ボクは
三十年前に
神戸の山の中で小さい青鰓魚を毛鉤で15匹ぐらい釣って持ち帰って飼ぉたことあります
最初はみな小さかったのに
半月もしたら1匹だけ大きいのが居るんです
倍近くあるんです
それが他の青鰓魚を虐めるので池に放したんです
そしたら
また半月後に1匹だけ大きいのが居るんです
それもまた池に放したら
また半月後に1匹だけ大きいのが
これを何回か繰り返して
最後は1匹になりました
以後
青鰓魚は飼ってません

高校のとき
友だちが熱帯魚を飼ぉてて
真似して飼ぉたことあります
アストロノータスオセレータス(オスカー)を二匹飼いました
あっというまに水槽とおなじ大きさになりました(45cm)
毎日金魚を5匹づつ食うので
ボクは貧乏になりました

ヒラメ
キロ四千円の高級魚ですね
近所の寿司屋のおっさん(茅渟釣師)が
店の水槽でヒラメ飼ぉてました
飼ぉてるゆうても
すぐに料理して店で出すので
行くたびにちがうヒラメになってました
水槽で長い間飼うと味が落ちるゆうてましたよ

食べるんちゃいましたね
Commented by ゾン at 2011-08-09 23:03 x
イカさん。
上記に書いてある
2種類の水草は
水温33℃でも溶けたり、枯れたり
しないんですか?
Commented by ikasasikuy at 2011-08-10 00:22
ゾンさん
ウイローモスは32℃ぐらいから少し枯れますが
夜は30℃以下になるので回復します
バコバモンニエリは大丈夫です
ウイローモスは
去年の秋に800円でひとにぎり買ぉたんですけど
冬から春にかけて大増殖して
30倍ぐらいに殖えました
枯れた葉を切り取ったらまた緑の新葉が出てきます
経済的且つ美しい水草です
睡蓮鉢の睡蓮は数千円もしたのに
モノアラガイにぜんぶ食われてしまいました
布袋は30℃を超えると枯れて腐ってきます
Commented by ゾン at 2011-08-10 12:46 x
で、この2種類の水草は
低水温には何度くらいまで
耐えるんですか?
Commented by おおはし at 2011-08-10 19:13 x
週間アクアリウムニュース楽しみにしています。
熱帯魚系ですが、淡水カレイ淡水ヒラメ(ヒラメ系&シタビラメ系)
なんかだと飼いやすそうですね・・・ちょっと違いますか、、、

>ゾンさん
はじめまして。突然横からすみません。
水草ですが、フサモなら37度でもフサフサしてますし
冬になると枯れたようになりますが、氷が張っても
翌年にはまたフサフサ伸びてきます。
アナカリス(オオカナダモ)みたいにやみくもに増えませんし
カボンバ(金魚藻)より繊細な見た目美しい日本の水草です。
Commented by ikasasikuy at 2011-08-10 20:38
おおはしさん

ありがとうございます
「週刊」ですけど月一です
せめて
月二をめざします
ほんで
淡水ヒラメというと
アマゾンか東南アジア?
ほんで
こないだ青鰓魚釣りに行った池(青鰓池)で
フサモをたくさん見ました
めちゃくちゃ綺麗な藻ですねぇ
一本抜いて帰ろうかと思たぐらいです
あれ
アナカリスみたいに
茎の途中で切り取っても
そこからまた根を張るでしょうか
Commented by ikasasikuy at 2011-08-10 21:43
ゾンさん
低水温はよぉわかりません
うちはけっこう寒冷地なので
冬期はヒーター入れてるんです
18℃ぐらいに設定してます
玄関の水槽はふゆでも13℃ぐらいあるし
こんど
青鰓池にフサモとりにいきましょか
Commented by ゾン at 2011-08-11 09:04 x
はじめまして、おおはしさん。

フサモ1度買ってきます。
今日は子供とプール行って
ラーメン食べて、その帰りに買ってきます。

ありがとうございました。
Commented by アンギラス岡本 at 2011-08-15 22:39 x
お初に参入します。佐々木さんのブログいつも楽しく拝見してます。メダカ大事に飼ってもらって嬉しい限りであります。我が家では青メダカ、白メダカも飼ってますが稚魚の時期一緒にしたことあるぐらいで親に成ってからは別々にしてますがどうしてかな?
Commented by ikasasikuy at 2011-08-16 07:35
アンギラス岡本さん
よくお越し下さいました

_u_m_u_m_u_
そうですか
それは不思議です
去年の秋に岡本さんにもろた目高は
ほかの目高とはいっしょにせず
ずっとオカモト目高だけで飼ってました
(いっしょに入れてたムギツクにだいぶ食われてしまいましたが)
ほんで
卵を着けるたびに
卵だけまた別の水槽に移して
孵化して大きくなったんですが
「赤」と「白」ばっかりで「黒」がいません
ほんで
今年の冬に布袋葵を買ぉたとき
オマケで黒目高が5匹ほどついてきたんですが
これが背中がほんまに真っ黒で
オカモト目高の第一世代と比べるとかなり黒の濃さがちがいました
オカモト目高はどっちかゆうと「茶色」っぽいです
元々DNAに色んな色の血が混ざってて
隔世遺伝したり突然変異したりするのでしょうか
Commented by アンギラス岡本 at 2011-08-16 11:23 x
ひょっとしたら以前近くでメダカを繁殖させてる人に白メダカの稚魚をわけてもらった時青や黒も混ざってたので雑種のメダカに成っちまったのかな?我が家の初代は池ですくってきたメダカでその後分けてもらったメダカそれぞれ子供が増え続け発砲スチロールの容器に一緒にしてしまったから交雑が進んでしまった可能性がありますね。
Commented by ikasasikuy at 2011-08-16 12:34
おそらくそのセンでしょう
それ以外に考えにくいです
せやけど
6割ぐらいが緋目高なんです
白や青は少ないです
やっぱり「不思議」ですねぇ
ほんで
今日もアンギラス岡本目高の第二世代の♀から卵を15粒ほど採集して
別の水槽の水草に付着させました
この作業
もう4〜5回目なんですが
まだ
一匹も孵化しません
未受精で白く濁って行くばかりです
受精しない理由を考えているのですが
おなじ家系で交配が続いているせいかも知れません
あんまり卵が孵らんようなら
こんどいっぺん
別の目高(緋か青)と交配してみようかと考えてます
Commented by おおはし at 2011-08-17 16:13 x
遅い返事ですみませんです。
淡水ヒラメ・カレイ・シタビラメ
こんな感じのがありました↓
http://www.geocities.co.jp/AnimalPark-Shiro/4418/site1/kareiindex.html

フサモは適当にちぎったのでも浮かせておけば根が
出ますので根が増えてきたらその部分を埋めてやれば
定着しますよ。


Commented by ikasasikuy at 2011-08-17 17:31
おおはしさん

魚は
人間が意識するほど
海水と淡水を意識してないみたいですね
ほんで
フサモ
やっぱり根が出るんですか
こんど
むしってきます


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