2012年 02月 16日
OLYMPUS E-410 ひとが死んだら こういうところに住み暮らすことになる ところが こんなに小さな島国のニッポンなのに 毎年々々たくさんのひとが死んでいくので もう墓石を立てる場所がなくなりつつあるらしい しかたがないので 墓はあきらめて納骨堂に入るひともいるようだ 墓が一戸建てなら 納骨堂はマンションみたいなものだ ところが どっちにしても未練たらしくてイヤだというひともいる 散骨してくれと言って死んでいくそうだ 山や海や川に遺骨をばらまくらしい 墓のない人生は「はかない人生」などと くだらないことを言って喜んでいるひともいるが まあ 散骨はホームレスみたいなものだ 樹木葬というのもある 遺体が腐葉土となって樹木を育てるのだ つまり 肥やしになるのか・・・ チベットあたりには 今も鳥葬というのがある 大型鳥類が大の苦手なボクは 鳥葬だけは御免蒙りたいと願う次第である 葬られかた "How to be buried" つまり「葬様」はひとそれぞれだ さて ボクは ど・れ・に・し・よ・う・か・な・・・ どんな葬られかたを選ぶかは個人の自由だが 条例で土葬を禁じているところ(東京、大阪など)もあるので注意が必要だ それと ハゲタカに食われたければチベットへ・・・ きれいに骨だけにしてくれる YouTubeにその一部始終の動画があるが なんともおぞましい光景だ 見るのは動画なぁ・・・ http://youtu.be/5DyW8iJKm0o
by ikasasikuy
| 2012-02-16 11:30
| 哲学
|
Comments(14)
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ladon
at 2012-02-16 11:59
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海にそのまま、掘り込んでもろうて
シャコや蝦・蟹はたまた鯛なんぞに 喰らわれて、そいつらが魚に喰われ それを、人間が喰い 糞になって・・・ 転生輪廻なるかな、なるかな!! 骨は? どっかの海賊にでも ジョリーロジャーにしてもろたら 幸せかいな・・・?
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ikasasikuy at 2012-02-16 16:45
ラドン師匠
島根県の沖合に浮かぶ隠岐の島へ魚釣りにいったとき 着いた日の夕方に 民宿の前の防波堤でちょっとルアー投げたら すぐに60cmぐらいのスズキが釣れて 晩酌の肴にちょうどええわ ゆうて宿に持って帰ったら 宿のおばはん急に怒り出しましてん なんでかきいたら 隠岐の島では スズキは土左衛門を食う魚で 昔から漁師も忌み嫌ぉて獲らんらしいんです そんな魚を家の中に持って入ってきたゆうて 気ぃも狂わんばかりに怒りますねん 場所によったら アナゴが動物の屍体を食うとか シイラはニンゲンの屍体を食うとか いろいろ言いますけど 生きてるニンゲンをかじるピラニアやら 生きてニンゲン食い殺すサメもいてんねやし ボクも 鳥みたいなもんに食われるぐらいやったら 魚介類に食われる方がよーっぽどマシやと思います えーと 何にしよかなー イカ タコ アナゴ アワビ マグロ シマエビ ヒラメ トリガイ ウニ 最後はカンピョウ巻きで〆ましょか 骨は 骨粗鬆症になりかけてるから ジョリーロジャーにはなりまへんけど
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猫宮トラオ
at 2012-02-16 18:56
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イカ殿、今晩は
人口当たりの可耕地面積の少ない日本では「代々墓」なる文化があったんですが 都市への人口集中やら「家門意識」の希薄化からかお墓も「核家族化」して来たんですね。 トラネコ個人的には誰ぞの歌の文句の通り、お墓には魂なんか入って無いと思います。 六甲の山中と大阪湾にでも散骨されてエエかと思います。 墓苑業者やら石屋さんやらは生業ですので別に批判的に思いませんが あの、墓相がどうたら言うてる自称「霊能者」 あれはいけません。言うてる本人こそ現世欲の塊りみたいなもんでして。 チベットの鳥葬。森林が少なく高地で酸素の希薄なあの国では貴重な薪を炊いても生焼けになるので大変合理的らしいですね。 更に(ウィキペディアの受売りですが)人間は生涯、多くの命を食べて来たので、せめて最期は己の肉体を他の生物に食わせて施して罪滅ぼし・・・と、これはこれで大変結構ですね。 この文化を「未開・野蛮・迷信」と言って某隣国が無理やり・・・ (以下自粛)
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ikasasikuy at 2012-02-16 19:17
ねこどの
チベットの鳥葬にはそんな理由もあったんですか 知りませなんだ 屍体に油かけてむりやり焼くより 環境保全にもヱヱわけですね なるほど なるほど ほんで 隣国がそれを野蛮・・・て 世界一野蛮な国が他国を野蛮よばわりしてはいけま・・・(以下自重)
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ゾン
at 2012-02-16 20:12
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だいぶ昔に世話になった某おばあちゃんから、この国(NZ)では遺言(will)を付くら名あかんというので弁護士のところに行って形ばかりのものを作るつもりだったのですが、決まった書式があってそこには死んだら土葬にするか、焼くか決めなさいとなっていたので焼き捨てるようにしておいたのですが、最近になって嫁さんがロシア正教は火葬を認めていないので土葬すると言い出し、それは無駄ですと言っても聞き入れてもらえません
順調に行かない事を寺の引越しといいますね 『はかいかん』さかいやて
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ikasasikuy at 2012-02-16 20:37
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ikasasikuy at 2012-02-16 20:45
のら羊大兄
大兄はロシア正教徒なんですけ? うちは どっちかゆうと ロシア正教ではなく 灘神戸生協です 都市生活生協にも入ってます 生協の場合は教徒ではなく「組合員」と呼ばれます しかし NZでは 大金持ちでのぉても 死んでからのことまで心配せんなんのですね ラグビーは強いし困った国ですねぇ ほんで 「寺の引っ越し」が なんで「はかいかん」なのか わからへんのです またヒマなときにでも説明してくださいおねがいします
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鉄の道
at 2012-02-17 06:19
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おっと、うちもずっと都市生活正教です。
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ikasasikuy at 2012-02-17 09:55
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ladon
at 2012-02-17 10:03
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のらの、代返しまっさ
ハカイカンのハカは はかどるです イカンは、行かない・進まないでおます つまり、はかどらないの事です お寺の引っ越しは お寺が引っ越しても 墓は持って行けん 持って行けても 数が多くて手間暇がかかって はかどらない事からやに推察いたしまする。 大阪人の洒落廻しの一句です 雨の日の太鼓でどんならん は、雨の日は太鼓の革が緩んで ドンと良い音が鳴らないのに かけてます お寺に関するものでは 寺行き病ちゅうのもおます 痔の事を指すのですが 痔の字をよく見てくだはい 病だれに寺でっしゃろ 痔は死ぬまで治らん 寺まで持って行かなしゃーない 病やちゅうこってす 死に至る病気もそう言えるかもしれまへんが 痔は死に至る病でもおまへんけど 死ぬまで穴(けつ)割らんと憑いてきます 付き合いの良い病ですは 御痔愛を!!
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ikasasikuy at 2012-02-17 10:15
のら羊大兄 朝はよからえらいすんません 「はかいかん」=「墓行かん」 「お寺の引っ越し」=「墓はそう簡単に移動する訳にはいかない」 う〜〜〜ん なんかスッキリせんちゅうか 譬えに無理がありすぎるっちゅうか どうもなっとくのいかん説明ですねぇ questionboxの回答には 捗らない状況を洒落て言ったとありますが いっこも洒落てませんし・・・ たぶん こんなふうでしょ 「うまくいってるかい」 「ダメだね、お寺のしっこしだよ」 「お寺のしっこし?」 「はかがいかねぇってぇことよ」 「なるほど」 これのどこが 洒落てるんでしょう え? しらんがな? まあ そうですね 江戸と上方のちがいでしょうか え? しるかい? まあ そうですね せやけど ラドン師匠もこんな言い回し使わはるんでしょうか?
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ikasasikuy at 2012-02-17 10:36
ラドン師匠
さっそくの登場痛み入りますです ほんで ええええええ! 「お寺の引っ越し」は 江戸やのぉて 上方の言い回しやったんですか し 知りませんでした せやけど 大阪やったら 「引っ越し」やのぉて 「宿替え」か「家移り」ゆうんちゃうんですか ほんで 「寺が引っ越ししても墓は持って行けん」 なるほど そらそうですねぇ 「持って行けても数が多くて捗らない」 まあ そうですね そうなんですけど 滅多に引っ越しなんかせんお寺が引っ越しをする という発想が飛躍しすぎてるように思います もっと こう なんちゅうか 日常的なことに譬えて洒落てもろたら わかりやすいんですけどね ほんで 「雨の日の太鼓」 やら 「寺行き病」 は 聞いたことありますし (使たことないけど) なかなか洒落たあるなぁと思いますです 痔はもってませんけど 痔愛いたします |
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