2013年 07月 23日
新・小物釣師の戯言
新・小物釣師の戯言_c0120913_11293689.jpg
レンズキャップ級
LUMIX DMC-TZ30




青鰓魚(ブルーギル)
やんごとなきお方がニッポンにお持ち帰りになられた外来魚である
どういうやんごとなきお方かというと
害魚論者も思わず口を噤むという
そういうお方である
それで
どういうお魚かというと
マブナ師なら優しくリリースしてもらえるけれど
へら師に釣られたら最後、土手に叩きつけられて殺されてしまう
そういうお魚である

--------------------------------------------------

「鮒に始まり鮒に終わる」
ということわざがある
これを
「マブナにはじまりヘラブナにおわる」
とした解説をちょいちょいみる
その理由を
マブナは簡単でアホでも釣れるが
ヘラブナはウデが良くなければ釣れないし
保険をかけておかないとイケナイような高級竿を使うので
釣りが上達したら最後はヘラブナ釣りをするのだ
としている
まちがっている
正しくは
「マブナにはじまりマブナにおわる」
である
このことわざは
釣りの成熟度について言っているのではない
ひとの処世術について述べているのだ
つまり
物事はすべて常に原点に戻れ
ひとは常に初心に帰れ
ということを言っているのである
それにしても
「マブナにはじまりヘラブナにおわる」
などとは
いずれ横柄で傲慢なへら師が考えついたことだとは思うが
あたかもヘラブナ釣りが最高の釣りであるかのような奢った言様で反吐が出そうになる

--------------------------------------------------

冒頭のブルーギル

 色といい
 艶といい
 形といい

とても美しい
差し詰めアメリカあたりでは
「ブルーギルに始まりブルーギルの終わる」
というのだろうか

by ikasasikuy | 2013-07-23 07:28 | 釣り文化総論 | Comments(4)
Commented by ladon at 2013-07-23 09:56 x
おはよごだます
実にそうでありますな!!
エンさんみたいに落ちてる木端で手長エ蝦・・・
心底楽しんではるやないですか
それが、原点ですやろ
道具や腕前の能書き捲し立ててのアホンダラ奴等
心卑しき面々・・・
釣りビジョンの無料放送を偶々みたら
そんな輩ばっかりで、人品骨格下下の下の下・・・
アバレル系の人間ちゃうかてなもんも・・・
エンさんのアフリカ系の御尊顔が
カイラシく見えまする
Commented by ladon at 2013-07-23 10:30 x
ギルに始まり・・・
て言うか如何かしりませんが
Every Jack has his jill(gill)
男ちゅうもんは、誰かしら女を持っている
て、【破鍋に綴蓋】て比喩がありますし
Loded to gills で
グデングデンに酔っ払うです
Commented by ikasasikuy at 2013-07-23 10:59
ladon師匠
おはよごだます

アユ師
ヘラ師
タナゴ師
チヌ師
石物師
バスのトーナメンター
西洋式毛鈎釣りの脂ビレ崇拝者
etc, etc
一つのモノに固執する余り
まわりが見えなくなっているのでありましょう
釣りビジョンにお出になられておられる「売名希望」の方々
おおむね人品よろしからぬひとばかりでありますが
見ようによっては気の毒なひとたちでもあります
ちゃんと往生できますよう
お祈りいたします
なまんだぶ
なまんだぶ
なまんだぶ
Commented by ikasasikuy at 2013-07-23 10:59
ladon師匠
おはよごだます
ギルに始まり・・・とは言わへんと思います
ほんで
Every Jack has his Jill
われ鍋にとじ蓋
なるほど
Jackは太郎で
Jillは花子ですね
TomとJerryではないんですね


<< 銀鯰      LOOPY LOOPER >>