2017年 09月 04日
出来鯊の唐揚げ
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出来鯊の唐揚げ
LUMIX DMC-TZ70




出来鯊の唐揚げは
金の草鞋を履いてでも釣って食え!
というぐらい
未成熟のハゼはうまい
これが秋になると
大きくなって頭と背骨が硬くなる
こうなるともう開いて天ぷらにするしかない
琵琶湖産の小鮎は腸を取らないぶん楽だが
出来鯊はきれいに腸を取り除くので手間暇がかかる
尾ビレと胸ビレは包丁の刃を立てて丁寧に扱く
この手間暇を惜しんではイケナイ
そんなわけで
 
 出来鯊は盆までに釣れ
 
そう思って
じつは八月半ばの曇りの日を選んで行ったのだが
かんかん照りで隠れる場所もなく
わずか一時間でギブアップ
周りの釣り人がバタバタと熱中症で倒れるのをみて
無念の撤退を余儀なくされたのだった
そうそう
あれはたしか
滋賀県立信彦根東高校が負けた日だった
暑い日だったなぁ・・・
あれから半月あまりがすぎて
てっきり、いや、めっきり涼しくなって
二時間でも
三時間でも
四時間でも
平気で釣ってられる気候になって行ってみたら
出来鯊はすでに出来過ぎていた
三桁釣って辛うじてデキハゼ十数匹・・・・
 
 


なお
本日のメインテーマ

 「鯊は蛸の足が好きか」

についてはまたあした




 
 

by ikasasikuy | 2017-09-04 20:56 | 食文化論 | Comments(0)


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