2008年 03月 13日
めばる釣り
朝も早よから
明石へメバルを釣りに行く

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海峡にいずる朝日(目のいい人には明石海峡大橋が見える)
Fuji FinePix F30


久しぶりの船釣りである
朝のうちは波も少々あって
乗物酔いの世界チャンピョンの血が騒ぐ
しかし
日が昇るにつれ
おだやかな明石海峡となる
「春の海ひねもすのたりのたりかな」
与謝蕪村

メバル凪ぎという
メバルは凪いだときによく釣れる
うむむ
爆釣のにおいがぷんぷんするぞ

いっしょに行ったのは
ワールドクラスのあほなひとだ

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なにがそんなにうれしいのだろう


年を重ねるほどに磨きがかかってきている
まったく見事だ
天才的なあほだ
尊敬すべきあほだ
ヱンドレス森下に言わせると
「あほゆうもんがあほや」
らしい

なんと
ヱンドレスは今日が今年の初釣りだという
おいおい
もう三月だぞ
「何をやっていたのだ」
と聞くと
冬の間はカヱルといっしょに冬眠していたそうな
ミミズに起こされて目を覚ましたらしい
啓蟄か?
まったく信じ難い
しかし
こんなことでいちいち驚いていては
こっちの身が持たない

というボクも
あんまりヱラソなことは言えないのである
なにしろ
今年はまだ
ハリセンボン1匹
ボラ3匹(ひっかけ)
カワムツ1匹(赤ちゃん)
ガシラ2匹(小学生)
しか釣っていないのだ
まったく誇らしいほどの貧果だ

さて
我らが釣り船は
貨物船が沈没した大橋より東へは行かず
もっぱら鹿の瀬周辺を釣り流す
結果から言うと
さっぱり釣れなかった
尺メバルが爆釣・・・のはずが
七〜八寸のメバルが少し
ああ
とっても哀れな釣果だ

こんなことなら
冬眠してたらよかったと
人生幸朗のようにボヤきまくるヱンドレス森下であった

船頭は
釣れなかった釣り客に
「好きなだけ持って帰って」

刈りたての若布を振る舞った

めばる釣り_c0120913_174772.jpg
22.2cmと24.6cmの今夜の生け贄(鱗及び内蔵処理済み)
来月のメバル釣り大会なら上位入賞まちがいなしだが


よし
こいつら
清蒸魚にしてくれようぞ



 メバル釣り
  釣れる釣れぬは
   芸者のときよ
    若布もらって
     クーラー満タン

           どろ


by ikasasikuy | 2008-03-13 17:48 | 釣魚小全 | Comments(2)
Commented by jじねん親方くん at 2008-03-14 00:08 x
清蒸魚ですか
こないだ作るの、トンと忘れてましただ...

しかし、メバル
こないだも凪いでいたのにでんでんでした

 メバルは凪
と、違うのでわないのでしょうか?

う~む、
釣りとはわからんことばっかです

あぁ、
清蒸魚作るのに
もっかい行かないと...
Commented by ikasasikuy at 2008-03-14 11:46
じねん親方くんさん

作るの忘れてました
ほんで
もっかい行く?
それはただ釣りに行きたいからだけではないかと・・・
え?
ばれた?
そうでしょ
そうでしょ

ところで
「メバルは煮付けが一番うまい」
というのはよく聞きます
たしかにうまいです
大好きです
しかし
「蒸す」という料理法は
味は淡白ですが
旨味が逃げずにぎっしり詰まっていて
これまたうまいんです

いろんな魚を
焼いたり
炙ったり
炒めたり
揚げたり
茹でたり
煮たり
炊いたり
蒸したり
〆たり
干したり
料理て複雑で面白いですね
ボクは食てるだけでじゅうぶん楽しいですが


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