カテゴリ:カレーうどん改メ( 69 )

2016年 03月 17日
コロッケカレーうどん
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コロッケカレーうどん
LUMIX DMC-TZ70




東京の「富士そば」には
コロッケそば(410ヱン)はあるがカレーそばはない
逢坂の「都そば」には
カレーうどん(480ヱン)はあるがコロッケうどんはない
帯に短し襷に長しだ
そこで
ふたつを合体させた

 コロッケカレーうどん

勿論
うどんだけではなく
そばバージョンもある

そもそも
「富士そば」とか「都そば」とか
あんなものはそばでもなければうどんでもないというひとも大勢いるけれど・・
そういうひとにはそういうひとの人生がある
ボクやケネスケくんとは無関係だ



 【材料】

   うどん:共生食品 冷凍生うどん
    だし:かつお節+いりこ+昆布
   カレー:S&B食品 赤缶
   とろみ:水溶き片栗粉
  コロッケ:水野屋 ビーフコロッケ
   その他:水菜



 ニッポン中のどこのカレーうどんよりカレーが控えめで
 ニッポン中のどこのカレーうどんよりだしが効いていて
 ニッポン中のどこのカレーうどんよりとろみがまろやか

これ
ほんまにうまいねんで

うそじゃありゃせん
ほんまじゃ






 
 

by ikasasikuy | 2016-03-17 07:23 | カレーうどん改メ | Comments(10)
2015年 04月 03日
ワンダリンオーサカ2
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あさひカレー天ぷらうどん
LUMIX DMC-TZ30




朝飯を食わずに家を出て
昼をだいぶ過ぎた
腹がヘリコプターだ
さて
何を食うか
イマのオレはナニを食いたいのか・・・

もしかして
今日は寿司かなぁ・・・と
数ある回る寿司を尻目にころし
回らない寿司屋へ
カウンターには客が一人だけ
おぉ
ラッキー
空いている
座ろうとしたところへさして
板前が
「申しわけありません、昼の部は終了しました」
という
えぇぇぇ!
まだ2時前じゃないか
ラストオーダー10分オーバーらしい
それなら暖簾を仕舞っておけ
寿司屋のくせに昼の部なんてナマイキだぞ
それに
そっちは昼の部かもしれないけど
こっちは朝めしなんだぞ

あゝ
やっぱり今日は
串カツでビールだったな
でも新世界まで行く体力はない
ここはウラナンバの串カツ屋でお茶を濁そう

店に入ると
おぉぉ
なんじゃこりゃー
カウンター席は若い婦女子で鈴なりじゃないか
黄色すぎる嬌声が店内に響き渡っている
しかも明らかに支那語だ
まるで電線に停まったスズメが合唱しているようだ
だめだ
こういうのは超苦手だ
おしぼりを出しかけた店員に
ごめんまたこんどにするわと店を出た

あゝ
ますます腹がヘリコプター
よしっ
こうなったらしかたがない

 堺筋を越えよう

この一線を超えなければ始まらない
この苦境を打開するには
堺筋を越えるしかない
そんなわけで
ひさしぶりに

 あさひのカレー天ぷらうどん

昼のピークをすぎて客はボクを含めて三人だけ
ここは昼の部などという無粋なものはない
大将も女将さんも元気だ
三人で支那人の悪口を言い合ってる間に
カレー天ぷらうどんはできてきた
おぉぉ

 色といい
 ツヤといい
 かおりといい

これはたまらぬ
まず出汁をひとくちすする
うっ、うまい!
やっぱり堺筋を越えてきてよかった

というわけで
ひさしぶりのノンアルコールオーサカであった



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鍋田尚男ガラス展





そうそう
今日は昼飯がメインではない
高島屋で開催中の鍋田尚男ガラス展がメインイベントだったことを付け加えておく
あやうく孤独のグルメになってしまうところだったな

by ikasasikuy | 2015-04-03 08:12 | カレーうどん改メ | Comments(6)
2013年 10月 01日
海老天カレーうどん
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海老天カレーうどん
LUMIX DMC-TZ30




涼しくなってきたらカレーうどんだ
屋号を見てそれとわかるチェーン店ではあるが
表の品書きに

 海老天カレーうどん

とあるのが気に入った
そうか
岡山でもカレーうどんに海老天を乗せるのか
と思うと
平蔵は少しく「うれしく」なった
上本町6丁目の福一屋で
はじめて海老天の乗ったカレーうどんを食べて以来
カレーうどん+海老天=世界一
と思い続けている平蔵である
チェーン店だけではなく
表町の小さな店でも海老天カレーうどんがある
たしかにこれは平蔵ならずとも
カレーうどんファンならだれもが少しく「うれしく」なる


まず出汁をひとくち
_u_m_u_m_u_
ややカレーが勝っているが仄かなイリコ出汁も香る
トロミのつけ具合もしつこくなくワルクナイ
岡山県にしては上出来だ

次に麺を啜ってみる
おぉ
これは好い
讃岐うどんではあるが
予想に反してきれいさっぱりコシが抜けている
(茹で上げてから時間が経っているのかもしれないけれど)
やや大阪うどんのテーストを感じる
カレー出汁によくからむ
しかも
無料で麺を1.5玉にしてくれるサービス付きだ
もちろん1.5玉にしてもらったことは言うを待たない

それにこの海老天
小ぶりだが味はなかなか好い
もしかすると黒門市場横のあさひより・・・美味いかも
(これはあさひの親父には内緒である)
できたら二〜三本乗せてほしかった

ただし
残念なことがある
タマネギとニンジンだ
これは要らないのである
カレーライスじゃないんだから・・・
カレーうどんは青ネギだけでいいのだ

 杵屋(美味の小路)
 海老天カレーうどん・・・880ヱン

小腹が空いていた平蔵は
満足げな表情を浮かべつつ店を出たのであった











  お知らせ
  関西で五指に入るうまい餃子の店、久寿川の「東海楼」が閉店


by ikasasikuy | 2013-10-01 07:41 | カレーうどん改メ | Comments(8)
2013年 07月 02日
豊橋カレーうどん
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東京庵 ときわ支店
LUMIX DMC-TZ30




豊橋で
遅い昼飯を食べようと商店街を歩いていたら
「カレーうどん」のノボリを出している蕎麦屋を発見
蕎麦屋ならカレーそばじゃないのか?
でもちょうどうどんが食べたかった
さっそく入ってカレーうどんを注文すると
店のおねえさんが

 「普通のカレーうどんでいいですか」

と訊く

 「カレーうどんに普通とか普通でないとかあるんですか」
 「普通のカレーうどんと豊橋カレーうどんがあります」
 「トヨハシカレーウドン・・・?」
 「いろんなものが入ってるんです」
 「イロンナモノ・・・?」
 「食べてみてのお楽しみです・・・うふ、うふ」

うむむ
なんのこっちゃ抹茶に紅茶
カレーうどんはシンプル・イズ・ベストだ
イロンナモノを入れちゃイケナイのだ
でも面白そうなので豊橋カレーうどんにした

待つこと10分
豊橋カレーうどんが運ばれてきた


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豊橋カレーうどん



うわっ
なんだこりゃ
えらいゴテゴテしているぞ
うずらのゆで卵が二つも入っている
糸切り赤唐辛子に肉と野菜がたっぷりだ
こんなにぎやかなカレーうどんは初めてである
まるで長崎ちゃんぽんだなぁ・・・

テーブルには
豊橋カレーうどんの解説と食べ方が書かれた札があった
最初からかき混ぜてはイケナイ・・・とある


出汁をすすってみた
うむ・・・辛い
ピリ辛だ
香辛料が効きすぎている
麺をすすってみた
うわっ
大阪のうどんよりコシが抜けている

 ぐにゃぐにゃやん
 ぐにゃぐにゃやん

豊橋のうどんは
製麺所の麺ではなく
すべての店が自家製麺を使っているそうだ
ぐにゃぐにゃだがこの麺はイケる
カレーうどんにピッタシの麺だ
(讃岐派のゾンさんは機嫌が悪くなると思うが)
これで
出汁がピリ辛でなかったらなぁ・・・
いかにも残念だ

うどんが大方なくなると
うわっ
なんだこりゃ
ご飯が出てきた
とろろご飯だ
説明書をみると
レンゲを使ってご飯をかき混ぜる・・・とある


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ひとくち食べてみる
おぉ
なんということだ
急に味が変わった
ピリ辛だった出汁が一気にまろやかになっている
とろろごはんのせいだ
うどんのときはダメだったのに・・・
_u_m_u_m_u_
これはイケる
カレー丼というより
カレーおじやのようだ
なかなかうまいじゃないか
スルスルとのどを通る
まさに飲み物だ
これならカレーうどん改方の密偵尾木造も納得するにちがいない

店のおねえさんによると
豊橋のうどん屋、そば屋では
どこの店でも豊橋カレーうどんが食べられるそうだ
店によって味もトッピングもちがうが
作り方などの基本ルールは決まっているらしい
帰りに詳しく書かれたパンフレットをくれた
それによると
豊橋カレーうどんを出す店は50店舗以上あるようだ
_u_m_u_m_u_
全部回るのにひと月はかかるなぁ・・・

豊橋カレーうどんが
町おこしの一環であることは小学生にもわかる
始まりは2009年らしい
歴史は極めて浅い
ワールドカップ1回分の歴史しかないのだ
したがってまだまだこれから進化する可能性を秘めている
ただし
モンダイは
これをカレーうどんと認めるか否か
である

 認めたいが
 認めがたい

というのが平蔵の意見であった

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バックで流れている歌がぜんぜんオススメではないが
豊鉄のトラムや渥美線も映っているし
豊橋カレーうどんの実態がよくわかる動画だ
平蔵が食べた店(東京庵ときわ店)も出てくるぞ





それにしてもサイテーな歌だなぁ・・・

豊橋へ行くことはもう二度とないと思うが
でももしまた豊橋へ行くことがあったらまた食べようと思う
でももう二度と行くことはないと思う

 どないやねんという声もある

by ikasasikuy | 2013-07-02 07:22 | カレーうどん改メ | Comments(12)
2013年 03月 31日
続々 ぶれーど・う
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ぶれーど・う
LUMIX DMC-TZ30



ぶれーど・うへ行った
先月から通算三回目である
そろそろ店の人もボクの顔をおぼえてくれるころだろう

今日は長谷寺駅からタクシーで行った
日の丸交通の301号車だ

「どこまで行きましょ」
「出雲」
「出雲のどこへ」
「バス停」
「うどん屋のとこですか」
「そうそう、そのうどん屋へ行きたいんです」
「あそこのうどんうまいですよ」
「知ってるんですか」
「はい、それにごっつ安いんですわ」


しゃべってる間に到着
長谷寺駅からぶれーど・うまで2メーターだった(2mではない)
歩くと20分ぐらいかかる
手前の朝倉駅からも20分ぐらいかかる
つまり
駅と駅のちょうど真ん中らへんという
めちゃくちゃ中途半端で不便な位置にぶれーど・うはあるのだ
歩いて歩けない距離ではないが
耳成山単独無酸素登頂の直後なのでちょっと楽する


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カレーうどんにおあげさんを二種類乗せてもらう
甘く炊いたおあげさんと細く刻んだおあげさん
京都のうどん屋でよくある
「甘ぎつねかれーうどん」と
「きざみカレーうどん」を合体させた超豪華カレーうどんだ


そうそう
関西人はあげに「お」と「さん」を付ける
とうふは「お」しかつけないが
あげは別格なのである
豆や芋に「お」と「さん」を付ける場合もある
関東では味噌汁をおみおつけと「御」を三つも付けるが「さん」は付けない
食べ物に対する考え方が東西でちがうのだろう


おあげさんが甘い
カレーうどんに乗せても甘いぐらいだから
きつねうどんはめちゃくちゃ甘いだろうなと想像する
店主に
「甘すぎますよ」
と言うと
なぜゆえに
こんなに甘いおあげさんになってしまったのか
その経緯を詳しく話してくれた
なるほど
なるほど
そうだったのか・・・
それなら仕方ないなぁ・・・

納得する

ひきつづき
「ひやあつ」を食べた
いつもカレーうどんしか食べないので
へんなやつだと思われてもいけないし・・・

さて
ひやあつというのが
どんなうどんかということだが
知らない人も多いと思うので説明しておく
つまり
出汁は熱いが麺は冷たくしめてある・・・という
わけのわからないうどんなのだ
最近
大阪の讃岐系のうどん屋でちょいちょい見かけるメニューなので
恐いもの見たさで食べてみたのである

 _u_m_u_m_u_

うどんが冷たいのでせっかくの熱い出汁が生ぬるくなっている
しかも
せっかく冷水でしめた冷たいうどんが熱い出汁のせいで生ぬるくなっている
ということは
どういうことかというと
全体に生ぬるいかけうどんになっているということだ
出前の兄ちゃんが道をまちがえて15分ぐらい遅れて持ってきたようなうどんなのだ
しかし
このうどん
讃岐出身のぽーる61番弟子なら

 「うまいっス〜!」

と言いながらむさぼり食うだろう
きっとそうに違いない
ところで
「ひやあつ」がアリなら
その逆があってもいいのではないだろうか
よく冷やした出汁に
茹で立て熱々のうどん・・・
実際にそういううどんがあるのかどうかは知らないが
もしあるとしたら

 あつひや

である
原理的にはひやあつと同じ結果になる気がする

そんなわけで
二度とひやあつは食べないことに決めた
それに
うどんを二杯食べたせいで満腹になってしまい
カレーうどんの出汁が最後まで飲み干せなくなってしまった
これは一生の不覚である
本末転倒だ
やっぱりうどんはカレーうどん一杯を大切に食べなければイケナイ

深く反省する平蔵であった
でも
ぽーる61番弟子と三田の丸亀製麺にいったとき
たしか彼は二杯食べてたなぁ
しかも
一杯のボクより先に食べ終わってた
きっと内蔵や脳の構造が一般人とはちがううのだろうなぁ・・・


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さて
いま話題沸騰中の
ぶれーど・うの店主はいったい誰なのか?
であるが

上の七コマ冩眞の
左列の一番下と右列の真ん中を見ていただきたい
いずれも店主の似顔絵である
この店の客の似顔絵屋さんが描いた絵だ
どちらもよく似ている
ボクには右列の方がクリソツに見えるが
本人は左列のがソックリだと言う
気持ちはわからなくはない

これを見て

 あーっ!
 あのひとだったのかっ!

と思った人もいるだろう
ちょっとヒントが優しすぎたかな・・・
あはは
あはは

by ikasasikuy | 2013-03-31 07:04 | カレーうどん改メ | Comments(23)
2013年 03月 02日
続・ぶれーど・う
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ぶれーど・う
LUMIX DMC-TZ30




ラドン師匠とぶれーど・うへ行く
ボクは今月二回目だ
前日に雨が降ったので
例によってぶれーど・うの大駐車場は泥沼化していた
もともと底なし沼だった土地を駐車場にしたので
雨が降るとひどいことになる
毎年雨期には通りがかったバッファローの群れの何頭かが犠牲になっている
車高の低いボクのポルシェ(660cc)ではとても無理だ
そんなわけで
今日はラドン師匠のランボルギーニカウンタック(やっぱり660cc)できた

クルマから降りて店に向かおうとすると
後ろで
「うっわ〜」
という師匠の叫び声
見ると師匠の片足が底なし沼にはまっている
沼の上に敷いてあった転落防止板のおかげでなんとか命はとりとめたが
いやいや
危険が危なかった

店に入ると
おや?
前の店とどこかが違う・・・
ずいぶん広くなっているではないか
たった二週間のあいだに建て増ししたのか
席数も増えているし
_u_m_u_m_u_
福屋工務店より仕事がはやい・・・

さて
うどんである
今日はカレーうどんライト肉のせをオーダーする
カレー粉を溶いた和風だしをゆで上がったうどんにかけるだけ
つまり
カレー出汁でうどんを煮込んだりはしないらしい
もちろんとろみなし
待つこと十分弱
きた


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カレーうどんライト肉のせ



香りの立ち方は
前回のキーマカレーのせカレーうどんと同じだ
しかし
出汁をひとくちなめてみると
キーマカレーのせカレーうどんのときの数倍
口の中でカツオがしっかりと仁王立ちしているのがわかる
尾びれをピーンと突っ張って
反っくり返るようにカツオが立っている
もちろん胸びれは胸の前で腕組みしている
ちょっとヱラソなポーズだ
通常のカレーうどんの手順を二つほど省略している
あれこれと手をかけるより手を抜いた方がより際立つということもあるのだなぁ・・・
まさに「手打ち手抜きうどん」である
みごとな印度と邪馬台国の異文化コミュニケーションであった

ラドン師匠は
カロリーがあーだこーだと言いつつ
肉うどんに野菜天追加バージョンで逝かれておられた



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完食



さて
前にも
このぶれーど・うが有名なのは店主が有名な人だからだと言ったが
冒頭写真に写っているのがその店主である

 顔がよくわからないという指摘もある

そうだ
下を向いているスキに隠し撮りしたのだ
それに簡単に顔を見せるわけにはいかない
じょじょに輪郭を見せていく
いわゆる
「小出し作戦」
である
したがって
全容が明らかになるのはまだまだ先のことだ
ただし
今日は大きなヒントになる画像をお見せしよう
店主手書きの店のメニューだ


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特にこのだし巻きのタッチ・・・
巻き焼き卵の側面のこの表現力・・・
そして手書き文字に見え隠れする「侘」「寂」・・・
これを見て
思わずひざをたたいた人もいるだろう
そうだ
知る人ぞ知る(知らない人は知らない)
日本を代表するグラフィックデザイナーのあの人である


さてさて
二月晦日とはいえ
店の中も
店の外も
すっかり春の一日で
カレーうどんを食べ終えると
ボクの背中はちょっと汗ばんで持統天皇であった

 春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣干すてふ 天香久山

by ikasasikuy | 2013-03-02 07:10 | カレーうどん改メ | Comments(32)
2013年 02月 18日
ぶれーど・う
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大和川上流部(奈良県桜井市出雲)
Panasonic DMC-TZ30




長谷寺参詣の帰り
「ぶれーど・う」へ行った
説明するまでもないが
知る人ぞ知るうどん屋だ
有名店だが行くのは初めてである
なにしろ宝塚からはとても行きにくい場所にあるのだ
どれぐらい行きにくい場所にあるかということをわかりやすく説明すると
よく食べに行く逆瀬川駅前のうどん屋「大和」の行きやすさが「100」とすると
ぶれーど・うの行きやすさは「0.1」ぐらいだ
つまり
大和に1000回行く間にぶれーど・うに1回行く計算だ

 余計わかりにくいと言う指摘もある

とりあえず上の写真を見てもらうとわかるように
ものすごい田舎である
大和川の上流域というロケーションだ
少し下流でナマズが釣れるらしい
こんなところにその店はある
国道165号線沿いで「出雲」バス停のすぐ横とはいえ
バスの時刻表を見ると一時間に一本未満だ
11時台と13時台はバスがない
勿論タクシーなどまったく走ってない・・・
というふうに
人里離れたうどん屋なのだ

さて
こんな辺鄙なところにあるこの店がなぜ有名店かというと
店主が知る人ぞ知る有名なひとだからである
でも
ここではページ数の関係上
店主がどういう人かについては割愛する
それより
モンダイはうどんである
うどんがうまいかどうかということに全神経を集中させなければイケナイ

カレーうどんを注文する
ややして
調理場からカレーのいい香りが漂う
待つこと十分ちょい
出てきた


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キーマカレーのせカレーうどん
Panasonic DMC-TZ30



カレーうどんの上にカレーが乗っている
キーマカレーのせカレーうどん
AQ値があがりそうだ
軽くかき回してスープを飲んでみた
おぉ
これはイケる
上本町6丁目の福◯屋を軽く超えている
カレー出汁は
辛すぎず甘すぎず
上品すぎず下品すぎず
とろみはほとんどついていない
出汁の奥からイリコが顔をのぞかせている
さらにその奥にカツオブシもちゃんと正座している
つまり
カツオがおっちんしているのである
これは本当はきいてはイケナイことだが
店主に
「出汁はどうなってるの」
ときいてみた
企業秘密だと言うのかと思ったら
あっさりと
「昆布も使てまっせ」
と言う
なんと贅沢な
カツオ、イリコ、コンブ
トリプルダッシングぢゃないか・・・

麺はと言うと
箸で軽く持ち上げただけで
腰がありつつも
剛麺ではないことがわかる
一口すすってみた
_u_m_u_m_u_
絶妙だ
太さも硬さもちょうどいい
南久宝寺の「一心」の太い方の麺に近い気がする
もちっとしているのに歯切れがいい食感は岸和田の「茂凡」の水うどんにも似ている


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あっというまに完食
これで500ヱンだという
それに
雨が降ると半額になることもあるらしい
なんということだ
ちょっと安すぎないか
慈善事業なのだろうか・・・
ただし
駐車場は泥沼の中にあって
雨の日は泥濘んで出られないかもしれない
ボクのポルシェ(660cc)は駐車場に入れたくないなぁ
ラドン奥村師匠を誘って師匠のクルマで行こう
うん
そうしよう


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美しい古民家/めしべらの表札
ミサイル発射台/鯰と鮎の棲む川



店を出るとまた歩きである
今度は西方向に歩く
目指すは近鉄「大和朝倉」駅
歩いてみると長谷寺駅から店までより距離がある気がする
国道を逸れると旧道だ
一気に江戸時代にタイムスリップする
しゃもじの表札の家や北朝鮮のミサイルの発射台もある
なかなかステキな散歩道だ
この道を「大和朝倉街道」と命名した

 勝手に名前を付けるなという指摘もある

街道沿いの景色を楽しみながら20分ほど歩くと駅に着いた
クルマでは絶対に味わえない風景だ
でも
今度はクルマにしよう

by ikasasikuy | 2013-02-18 07:36 | カレーうどん改メ | Comments(26)
2012年 12月 30日
室町通四条西入ル
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室町通四条西入ル「萬福」
OLYMPUS E-410 with Zuiko D25mm F2.8



四条通といえば
京都でも指折りの目抜き通りだが
その中にあって群を抜いて古ぼけた店がこの「萬福」である

場所は
室町通四条西入ル鶏鉾町
店の構えも内装も
なにもかもが昭和三十年代のままの大衆食堂である
観光客が立ち寄る虞れはまずないと看てよい
清潔感を求める向きには向かないが
こういう垢染みた店に安らぎを覚える向きに向く

店のウリは
看板にある通り
昔懐かしい「中華そば」である
一人居た先客は中華そばを食べていた
後から来た客も迷ったすえ結局中華そばだった
客はいずれもボクと同年代のオッサンで
もう何十年も昔ながらの中華そばを食べ続けているのだろう
彼らの身体を形成している骨や肉や血や脂は
すべてここの中華そばで作られていると言っても過言ではない

 不健康な身体だという指摘もある

たしかに・・・
しかし
じつはこの店
知る人ぞ知るカレーうどんの名店でもあるのだ
もちろん平蔵はカレーうどん改め方長官ゆえ
中華そばなどには目も呉れず
カレーうどんを食べたことは言うを待たない


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萬福のカレーうどん 600ヱン



萬福のカレーうどん

 適度なとろみ
 京都らしいうす味
 仄かなカレーの香り
 まったくコシのない麺

どれをとっても非の打ち所がない・・・と
平蔵も納得の一鉢であった


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カレーうどんの歴史は100年以上前にさかのぼる
1904年(明治37年)のこと
東京は早稲田の「三朝庵」が発祥とされる
平蔵の父親は明治36年生まれなので
カレーうどんより一年先輩になる

当時のカレーうどんがどんなものだったか
今となっては知る由もないが
たぶん
この店のカレーうどんのようなものだったのではなかったかと思う

by ikasasikuy | 2012-12-30 07:30 | カレーうどん改メ | Comments(17)
2012年 12月 13日
まる
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まるのカレーうどん
OLYMPUS E-410 with Zuiko D25mm F2.8



話はあっちゃこっちゃするが
まるのカレーうどんを食べた
「まる」というのはめし屋の屋号だ
このカレーうどん
とんかつとサラダとご飯が付いて800ヱン
とてもリーズナブルなお値段である
しかも
ラドン師匠にごちそうになったので
ロハである
この前も森ノ宮で油そばをごちそうになって
ずっとごちそうになりっぱなしな今日この頃である
コンナコトデイイノダロウカ
イイノカモシレナイ

うどんが硬めでややルゥ系だ
(ルゥ系=汁のとろみが強くのど越しが悪い)
しかも
かつおの香りが薄い
と書くと
まったくダメなカレーうどんのようだが
味は悪くないし
麺も入れ歯ででもないかぎり普通に噛み切ることができる
(噛み切れないうどんもこの世には存在するので注意が必要だ)

店のウリは「カレーうどん」らしいので
きっと自信があるのだろう
たしかに
神戸ならかなり上位に食い込めるし
三田なら文句なしのダントツだ
しかし
カレーうどん激戦区の大阪では
「並」と言わざるを得ない・・・
というのが
カレーうどん改方長官長谷川平蔵の看たてである


そうそう
ラドン師匠にはごちそうになったうえに
京都土産までいただいた
コンナコトデイイノダロウカ
イイノカモシレナイ


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京都水族館特製フィギュアコレクション第6番「オヤニラミ」
OLYMPUS E-410 with Zuiko D25mm F2.8



付いていたカタログによると
全部で9種類あるが
そのうちの4種類がオオサンショウウオである
それにナゴヤダルマガエル、ハモ、アカアマダイ、ゲンゴロウ
それにこのオヤニラミだ
選考基準がよくわからない
両生類に力を入れているのだろうか
とにかくものすごくマニアックなラインナップである

なるほど
ボクもひとつ選ぶなら九分九厘オヤニラミだ
あとの一厘は・・・ナゴヤダルマガエル・かな


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オヤニラミ
OLYMPUS E-420 with Zuiko 35mm F3.5 Macro



マクロレンズで撮ると
とてもリアルだ
特にビリケンアイが素晴らしい

それにしても
魚より両生類のほうが多いというのも面白いし
水生昆虫が混ざっているのもすばらしい
京都水族館
なかなかやるじゃないか
なんとか年内に行ってみようと思う


さらに
ベルギー土産までいただいた
チョコレート葉巻だ
いただきっぱなしのもらいっぱなしだ
コンナコトデイイノダロウカ
イイノカモシレナイ


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ベルギー製チョコレート葉巻
OLYMPUS E-410 with Zuiko D25mm F2.8



煙草を吸わなくなって二年近くになる
禁煙はむずかしいと思ったが
意外と簡単だった
病院の「禁煙外来」など必要ない
いまはぜんぜん吸いたいと思わなくなった
しかし
それでも愛煙家のひとと飲むと
ついつい

 「そのタバコちょっと見せて」

と言って
一本吸ってみる

とたんにむかしの記憶が蘇る

またすぐ忘れてしまう

この秋
けんちゃんと旧吉野川でバス釣りをしたとき
けんちゃんの友達がボートに忘れていったタバコを二人で吸った
二人とも煙草はやめているが
こっそり吸った
まるで不良中学生みたいだ
それでもやっぱり
次の日になると脳内からニコチンは消えている


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ふたを開けると
強烈なチョコレートの香り
思わず一本食べたくなる・・・





   今日は字数が多かったので
   ゾンさんが熱を出していないか心配だ



by ikasasikuy | 2012-12-13 07:14 | カレーうどん改メ | Comments(14)
2012年 11月 06日
南国土佐のカレーうどん
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源水うどん
OLYMPUS E-410 with Zuiko D25mm F2.8



土佐を発つ日のこと
平蔵は高知城を訊ねた帰り道
うどん屋に立ち寄った
連日のかつお攻めで
少々食傷気味であった
体中がかつお臭くなっているような気がした
そこで
カレーうどんでも・・・

城下にある「源水」という店に入った

店には年増の女中が二人も居るのに
自己配膳制になっていた
これは讃岐を始め四国ではごくふつうの光景らしい
しかたなく盆をとり
注文所に並ぶ平蔵であった

まもなくして
平蔵の順番がきた

 「何にいたしましょう」
 「カレーうどんをたのむ」
 「大、中、小と御座います」
 「小にしてくれ」
 「かしこまりました」
 「あ、それからな、海老の天ぷらを乗せてくれ」
 「自己配膳制になっております、そちらでお好きな天ぷらをお取り下さい」
 「さようか・・・」
 
トッピングも自分でせねばならぬのか・・・
小皿に海老の天ぷらを取ると
ややしてカレーうどんが出てきた
平蔵は瞠目した


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南国土佐のカレーうどん



なんだこれは・・・
うどんにカレールゥがかかっているだけではないか

四国と言えば讃岐うどんである
関西にもチェーン店を展開している丸亀製麺のカレーうどんでさえ
ちゃんと和風出汁の効いたカレー出汁がかかっているというのに
これはいったいなんとしたことだ
うどんの汁がまるでないではないか
素波解知か・・・

それにしても
いまどきは高速道路のサービスエリアでもこんなことはない
例えば舞鶴自動車道の西紀サービスエリア上りのカレーうどんでも
かけうどんの上からカレーライス用のカレールゥをかけているので
かき混ぜて食べると和風出汁が効いてそれなりにイケルのだ

 「もしやして土佐の民はカレーうどんがどんなものか知らぬのかも知れぬな・・・」


ぼやきつつ
しぶしぶ食べてみた
鰹節の風味も昆布の風味も香ってこない・・・
のであった
ところがこのカレー
なかなかうまいのである
しっかり煮込まれた牛すじがゴロゴロ入っていて
カレーうどんとしてはまったくナニだが

 「悪くはない」

のであった
霜月に入った途端
冷え込みが厳しくなったが
この一杯で身も心も温まったか
すっかり機嫌をなおした平蔵であった

by ikasasikuy | 2012-11-06 07:55 | カレーうどん改メ | Comments(14)